国民民主党が、この選挙で大きく主張しているのが、
103万円の壁を178万円に引き上げ、手取りを増やすということだ。
103万円を超えると所得税が課税されるため、
多くのパートさんが、年末近くなると、
就労控えをしてしまうという問題だ。
103万円の壁を引き上げることよりも、
私は、撤廃すべきだと思っている。
178万円に上げたところで、
一方で最低賃金を1500円まで上げようという動きもあり、
また、就労制限することになる。
そうではなくて、
賃金収入のある人は、すべからく税金を負担すべきだ。
ただし、その分年収に応じて税率を今よりも細分化する。
(実際は、年収ではなく、課税所得額)
たとえば、200万円以下は、5%
200~500万円は、8%
500~1200万円は、10%
1200~5000万円以上は、20%
などなど
所得税、住民税、そして、社会保険料を給与等の所得がある人は、
皆負担すべきだ。
働き控えすることは、雇用者側には迷惑であり、
他を雇う必要が出る。
スキルとキャリアのある従業員は貴重だし、
年収の壁がなければ、賃金アップも可能だ。
年収の壁があることが、
非正規労働者や女性の地位や収入の向上を妨げていると思う。
しっかり働いて、相応の収入を得る。
将来に備えて、厚生年金にも加入し、健康保険料も払い、
税金を納め、賃金アップも喜んで受け入れられるようにすることが一番ではないか。
178万円にしろ、壁は壁で、
基礎控除額が引き上げられ、多くの人の手取りが増えると主張しているが、
年収が多い人ほど恩恵がある形だ。
なので、年収が上がるにつれ、細かく税率を変え、
年収が高い人ほど税率が高くする。
もっと、広く、大きな見方をしてもらいたいものだ。
103万円の壁は、撤廃すべき!
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