12日、安倍総理は、フィリピンに対して、5年間で1兆円の経済協力を約束した。
安倍さんは、海外に行っては、経済援助などの約束をしてくる。
その規模は、1年3か月で52兆5400億円にも上る。
その主なものを挙げると
ミャンマーに 9000億円の免除と910億円のODA
中東、北アフリカ地域に 2160億円の支援
シリアの女性支援 3000億円のODA
ASEANに 5年間で2兆円のODA
モザンビークに 700億円のODA
アメリカのリニア構想に 500億円の融資
インドに 2000億円の円借款
バングラデシュに 6000億円の支援
ウクライナに 1500億円の経済支援
などなど
挙げればきりがない。
外ずらの良さは、歴代総理では、一番だろう。
一方で、国内では、経済格差が広がり、
非正規雇用や失業者も増え、生活苦にあえぐ人は増加している。
介護職や保育士の低賃金なども問題となっている。
昨年、消費税の増税を見送ったために社会保障費が不足しているとして
今年は、年金の受給額が初めて減額される。
国内では、ほんのわずかの手当しかしないが、
海外には大判振る舞いだ。
しかし、安倍さん。
それは、あなたのポケットマネーではない。
我々国民の血税だ。
あなたに預けて、好きにお使いなさいと言ったことはない。
国内の施策や事業に使うならまだしも、
海外でのあなたの評判を上げるために使われたのではたまったものではない。
これだけ多額のばらまきを総理大臣が勝手に決めていいものなのか。
国会は、意義を申さないのか。
我々国民の意思はどこにも反映されないのか。
今や国民一人800万円以上の借金を抱える借金大国日本。
それが、飢え死にする仲間を無視して
海外へ大金をばらまき続ける。
こんな政治を許していていいのか。
安倍政権は、大金のばらまき以外の外交政策を全く持っていない。
国内では、貧困層が増加し、奨学金破産や
高齢者の貧困、母子家庭、父子家庭の貧困。
今後増え続ける老々介護の問題など、50兆円までかけなくても解決できる問題もある。
年収200万円にも届かない人々の声に耳を傾ける気はないのか。
そんな安倍さんの総裁任期を伸ばそうという自民党の方々も
国民目線は持っていないのだろうか。
年金の減額、医療費の負担増など
庶民の多くは悪政にあえぐ。
少子化対策や、女性が働きやすい環境作りなどに力を入れなければ、
この国は、やがて亡びる。
今さえ良ければの政治家はいらない。
トランプ氏、プーチン氏、そして安倍氏。
独裁的なところは同じだ。