トランプ氏が、アメリカ大統領に返り咲いて1か月余り。
やはりと言うか、なんでと言うか、
やりたい放題な印象だ。
めちゃくちゃな人物だけに、何をやらかすか分からない不安と、
もしかしたら、思わぬ行動が、世界情勢に明かりを灯すかも?と思わせるところもあったが、
ロシアのウクライナ侵攻の停戦交渉は、
プーチンのみと交渉するかのような態度で、ウクライナのゼレンスキー大統領を
独裁者だなどと批判し、ロシア優位に進めそうだ。
ロシアのプーチン大統領は、国際裁判所から逮捕状が出されている人物だが、
トランプ大統領と会談し、停戦に応じれば、
国際的には、自由の身と認められたかのようになってしまうのではないか。
ロシアが仕掛けた戦争で、どれほどウクライナの人々が、
被害を受け、辛く、苦しい生活を強いられていることか。
支援に対する見返りがないと、損得話しかしないトランプ大統領。
全てが、取引だ。
関税問題もその一つで、多くの輸入品に25%の関税をかけるという。
一部は、この4月から実施されるという。
日本に対しても同じだ。
カナダやメキシコなどは、アメリカからの輸入品に同じ関税で対抗すると表明。
金出さないとひどい目に遭わすぞ!と言っているやくざのようだ。
パリ協定やWHOからの離脱など、国際社会でリーダーとしてリスペクトされていたものさえ、
投げ捨て、アメリカファーストだけに動く。
まるで、トランプマフィアだ。
今まで、アメリカが、国際社会において、
発展途上国や、新興国に対して、援助をし、支えてきたのに
それらを、見返りがないと手放すことは、
アメリカが尊敬されなくなるばかりでなく、
その地位を中国に奪われ、気づけば、中国がトップに立つことを意味する。
トランプが、最も許せない状況が起こるのではないか。
アメリカ合衆国は、お金も世界一出してきたが、
世界一尊敬され、頼れる国だった。
政府の面々を見てもどうしようもない連中、まさにトランプマフィアによって、
アメリカ合衆国は、建国以来、もっとも嫌われる国へとなりそうだ。
ガザ地区をリゾート開発するとか、グリーンランドを買い占めるとか、
パナマ運河を止めるとか、
とても人格者の発言とは思えない。
こうなることはある程度分かっていたのに、アメリカ人は、この人を選んでしまった。
世界で最も民主国家だと思われていた国が、一部の富裕層や、過激なマフィアに占領された。
世界中が、トランプの顔色を伺うような情けないことはやめて欲しい。
アメリカ人の魂は何処へ