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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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民主惨敗

衆議院選挙から 1週間が経とうとしている。

事前の調査通り、民主党の惨敗、自民党の圧勝となった。
しかし、中身を見ると
最低の投票率、比例での自民党の得票は、惨敗した前回とほぼ同じ。

第3極の動きを封じるためか、野田総理の突然の解散宣言。
多くの国民は、解散よりも政治を前に進めることを望み、
こんな年末の忙しい時期での選挙への反発ももっていたのではないか。

小選挙区では、選択肢がなく、
消極的な選択をした有権者も多かったことだろう。

選挙の準備期間が短かったため、
一番盤石な組織をもっていた自民党が、もっとも有利だったと言える。

日本を取り戻す
のではなく、政権を取り戻したかったのだろう。

とは言え、自民党の圧勝により、
株価は上昇し、円安も進んでいる。
経済が動き始めている。

自民党政権の方が安定していると思われてるようだ。
国民の多くは、経済の立て直しと 雇用の安定を望んでいる。

圧勝したとは言え、数の力で何もかも押し切ろうとしたら、
今度こそ、自民党には、鉄槌が下る。

前回の記事にも書いたが、
低い投票率の中にある無効票の中に
民意があることにも目を向けるねきだ。

参議院選挙までに ネット投票が出来るようにしたいということだが、
それなら 投票用紙を変更して
最高裁の国民審査のように
当選させたくない人に×を書く方式にしたらどうだろう。
その方が、民意がよく分かるのではないか。

自民党の憲法改正や、維新の会の首長と国会議員の兼務の法案など
許されるべきでない。

憲法改正のハードルを下げたり、
地方政治を国会の片手間にやられたのではたまらない。

維新の会が目指す地方分権が果たされれば、
首長が国会議員を兼務する意味などなかろう。

議員定数の削減も声高に言われるが、
単純に人口割りなどされると
過疎地や中山間地などの人口の少ない、
高齢者の多い税収の少ない地域が切り捨てられることになる。
むしろ、声の大きな大都会の議員を減らし、
声の小さな地域の議員を増やすべきだ。

大都会だけが日本ではない。
山や里を守らなければ、土砂崩れや美しい水が枯渇する。
平野部の生活は、山や里に守られていることを
忘れてはならない。

自民党は、勝って兜の緒を締めないと
この反動は、近い将来に訪れるかも知れない。

テーマ : 衆議院解散・総選挙 - ジャンル : 政治・経済

衆議院選挙の投票日まで あと1週間となった。

駆け込みで多くの政党が、出来ては解散、統合し、
政党と言えるものだけで 11もある。

多くのマスコミが、今度も選挙の争点を
原発政策とTPPだけかのような取り上げ方をしている。

それに呼応して 各政党も「脱原発」「卒原発」「フェードアウト」などと
街頭でも叫んでいる。

どれを見ても 原発推進を言っているところはなく、
徐々に原発は、無くそうという点では、あまり違いはない。
原発ゼロの時期が、今すぐなのか、
30年代なのか、というくらいの違いで、
国民全体も代替えエネルギーに移行すべきだと思っている。

そう考えると 原発政策の差異は多少あっても 争点にはなり得ないように思う。
隠れ蓑になって あまり取り上げられないが、
圧勝と言われている自民党の安倍総裁は、
憲法の改正を声高に叫んでいる。

圧勝すれば、数の論理で新憲法の制定をしかねない。
今の日本国憲法には、色んな意見があるが、
しっかりと憲法を学べば、アメリカから押し付けられたとはいえ、
世界に誇れる人権尊重、平和を謳った憲法である。

利益誘導に暇のない自民党を中心にして 新憲法などを作ったら
平和で 平等な憲法など作るとは思えない。
時代に合わない部分や、あいまいな表現などの修正や変更はあってもいいが、
より崇高な新憲法を作れる能力が、今の政治家にあるとは思えない。

どの党が与党になっても
忘れて欲しくないのは、
政党のすべての公約(政策)を支持して投票しているわけではない。
これはいいが、これは違うと思っても
トータルでこの党かな?くらいの票なのである。
政権を取れば、何をしてもいいわけではない。

少数の意見にも 反対意見にも 真摯に検挙に耳を傾け、
声なき声、小さな声にどれだけ応えられるかも
政治の大切な役割であることを
肝に銘じてもらいたい。

正直なところどの候補者にも
どの政党にも投票したくない国民も多い。
投票率と有効投票数の間に多くな差があれば、
それは、現状への不満の票であることを しっかりと受け止めて欲しい。

そして、有権者の皆さんは、
投票したくない人ばかりでも
投票には行きましょう!

テーマ : 衆議院解散・総選挙 - ジャンル : 政治・経済

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