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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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日本音楽著作権協会(JASRAC)が、早ければ来年1月1日から
音楽教室にも著作権料の支払いを求めるということを発表。
これに対して、音楽教室側が、JASRACを提訴。

音楽関係者からも批判の声が上がっている。

宇多田ヒカルは、著作
権料なんてどうでもいいから、自由に楽曲を使って欲しいとコメント。
それ以外にも多くの作曲者が、営利目的の演奏会などと教室の練習用とは区別すべきとしている。

著作権とは、無体の財産権のことであり、
小説や詩、絵画など個人の創造による知的財産権である。
作曲者、作詞者の権利を守るため、日本音楽著作権協会(JASRAC)が
1939年に設立された。

知的財産権は、作成者の大切な権利であり、保護されるべきである。

しかし、特に音楽著作権については、
その徴収方法などにもこれまでも批判の声はあった。

私は、飲食店を経営しているが、
カラオケや有線などの設置をすると、すぐにJASRACがやってくる。
業界がそういうネットワークを結んでいるんだろう。

本来は、1曲1曲に対して、いくらと支払われるべき著作権料だが、
実際は、その客席数や床面積に合わせた月額料金が設定される。

集められた料金から、
演奏された楽曲にその比率によって分配される。
もちろん、協会がいくらか、手数料を引いて。

演奏会や放送で使用された場合は、1曲事に徴収される。

音楽教室での楽曲使用は、公に向けて演奏するものではなく、
音楽に親しもうとする子供や生徒さんにとって、多くの楽曲に触れ合える場ではないのか。
発表会での使用には、すでに著作権料を払っているというのだからそれでいいではないか。

JASRACがお金の徴収にばかり固執すると
本来、音楽に親しみ、業界の発展に寄与するということに逆行しはしないか。

今は、JASRACに反発して、あのエイベックスが、イーライセンスという著作権管理の会社を立ち上げている。

作曲者からも疑問の声が上がるJASRACの姿勢。
もっと、自由でもいいのでは

今後の行方に注目したい。
15日未明、政府与党は、中間報告という委員会採決を飛ばして
衆議院での採決を強行して、「テロ等準備罪」を成立させた。

中間報告とは何か

審議中の法案に対して、委員長らに本会議での報告を求めることで
報告後は、委員会での採決を省略して本会議で採決することが出来る
というものだ。

しかし、それは、重要法案で成立を急ぐ場合など
特例のようなもので、臓器移植法のように成立を急ぐ場合や
委員長が野党で成立が難しい場合などに、最後の手段で使う禁じ手とされている。

今回は、委員長は与党だし、急いで成立させなければいけないような法案でもない。
国連からも基本的人権の侵害への懸念が示されているのに
これを感情的に反論し、
その成立を強固に進めた。

夜中に採決しなければいけないほどの法案なのか。
十分な審議は尽くされたのか。
ころころと見解が変わる状況で十分と言えるのか。

組織犯罪に対する法律であるから、
個人での自爆テロには対応出来ない。
冗談半分でも、誰かを襲う話題を数人でしていることを
捜査対象にされることもあり得る。

一般市民は対象ではない
というが、テロリストは一般市民のふりをしているだろうし、
一般市民が、テロリストになっていくこともある。
何をもって一般市民と言えるのか。

まだ、行動を起こす前に捜査対象とし、逮捕することも出来るわけで、
その内心や表現の自由を規制されかねないなど
多くの問題点が指摘されているのに
丁寧な説明もされずに、強行採決に出た。

まさに、議会制民主主義の崩壊だ。
すでに我々の民主主義は、現政権によって奪われてしまったのだ。

加計学園問題を早く終わらせたい
都議選への影響を最小限にしたい
そんな思いが透けて見える今回の暴挙。

我々に出来ることは、そうはさせないという継続的な追及と
都議選では、都民の皆さんに民主主義を取り戻す行動をしていただくことだ。

国連からの指摘も無視し、こんな強行採決をし、
国際社会からも、民主国家でないと笑われていることに
裸の王様は気づかないのか!
9日、松野文部科学大臣は、
加計学園の獣医学部新設について
「総理のご意向」などと書かれた文書について
再調査をすると発表。

あれだけ、菅官房長官が、調査の必要なしと言い張り、
文科省の判断だと、文科省のせいにしていたのに
ここにきて一転、再調査を行うという。

前事務次官の前川氏の発言から、
前川氏の個人的な資質を攻撃するかのような発言を繰り返し、
文科省内部からも文書の存在を認める声が多くなり、
さらに、来月の都議選も控え、
これ以上はもたないと見たのだろう。

今更感は、否めない上、第三者は入れずに調査をするという。
前回は、わずか半日で文書の存在は確認出来なかったとし、
それ以上に調査の必要はないとしてきた。
今回もよく聞けば、「再調査」ではなく、
「追加調査」と言っている。
前回よりも調査対象を広げるというのだ。

誰が、どんな風に調べるのかが分からない。
「なかった」とはせず、文書自体は確認出来ないが、あったようである。
くらいにするのか。
結論をズルズルと伸ばして、国会の会期末で時間切れとするつもりか。

この問題の本質を忘れてはいけない。
森友学園では、我々国民の財産である国有地がなぜ、格安で払い下げられたのか
ということであり、
加計学園問題は、すでに充足している獣医師を増やすべく、
50年も新設をさせなかった新学部が、なぜ新設され、
加計学園ありきで進んだのではないかという疑問だ。
ここにも多額の税金が投入されることになる。

少子化でただでさえ、大学運営は厳しくなる中、
新たな学部の新設に文科省が慎重であることは十分に理解出来る。
それでも国家戦略特区という奥の手を使ってでも加計学園に獣医学部を新設する本当の意味は何なのか。

我々国民に納得出来るように説明責任を果たすべきだ。

前川氏が、
「われわれ公務員は、全体の奉仕者であって、
一部の者の下僕になってしまってはいけない」
と言っていた。
その通りである。
だから、「歪められた」と発言しているのだ。

安倍総理もバカではない。
加計学園でなんとかしろ
みたいな直接的なことを言ってはいないだろう。
どうみても、これは加計学園でいけと言われていると捉えて
忖度されたことかも知れない。

それは、アメリカで前FBI長官が、トランプ大統領から
直接的に捜査を止めろとは言われていないものの圧力を受けたと感じたと言っているのと同じだ。

例の文書の存在を認めて、だからと言って直接圧力をかけてはいない。
と言い張ることも出来た。
しかし、ここまできて、仕方なく、調査すると言われても
何か後ろめたかったのだろうと思うし、
文科省内部に圧力をかけるだけではないかと案じられる。

政治主導で今や官僚の人事も内閣府(=官邸)が握っている。
官邸と言いながら、菅官房長官がすべてを握っているのだ。
文科省がと逃げていたが、
文科省で決められることでもない。

安倍総理は、「徹底的に調査するように指示をした」
と言っているが、
どう誤魔化すかは、すでにつじつま合わせを終えているのだろうか。

それにしても
これだけの騒動になって、果たして加計学園に
教師陣が集まるのか、さらに学生が集まるのだろうか。
これだけの騒動にならなくても定員160人は、天文学的とも言われている。

文書が、メールがに終始するのではなく、
なぜ、こんな国政がまかり通っているのかを追求してもらいたい。

第一次安倍内閣は、安倍さんが過敏性腸症候群で体調不良で退陣した。
その安倍さんが、なぜこんなに自信をつけ、
我が天下としているのか。
そこを見なければいけない。
大きな後ろ盾があるからこそだ。

それは、あの日本一の右派団体「日本会議」だ。
籠池さんも加計さんもみんな関係者であることを忘れてはいけない。

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