10月15日、第50回衆議院選挙が告示された。
秋祭りや秋のイベントで賑わうこの時期に、選挙カーが、大音量で走り回る。
各党首は、それぞれの主張を繰り広げる。
石破総裁は、
「日本創生」
「日本を取り戻す」
と言っているが、創生したいのは、自民党。
取り戻したいのは、自民党の支持だろう。
一方の野党も
「裏金が」
「裏金議員が」
とか声高に言うが、
政権交代を果たせば、どんな日本に出来るのか、
どんな風に暮らしを守ってくれるのかが、
まるで見えてこない。
耳障りの良いことを言う政党もあるが、
その財源は示さない。
選挙の時だけ、耳障りの良いことを言って、
その後は、知らん顔はいつものことだ。
自民党は、裏金疑惑の議員の公認を見送ったり、
比例での復活を認めない。
しかし、その基準は曖昧で、どうも安倍派潰しとしか見えない。
今回の選挙は、衆議院議員の定数10増10減(変わらないが)で
選挙区の区割りが大きく変わる地区もある。
私の選挙区もそうで、選挙区が相当広くなり、
選挙活動も大変だろうと思う。
2人の自民党立候補者がいいるので、
1人が小選挙区で、もう1人は、比例の1番手になっている。
他は、日本維新の会が1人。
立候補は、この2人だ。
どちらにも入れたくない。
どうすればいいのか。
選挙に行かないというのは、悔しいではないか。
亡くなった私の母は、女性がまだ参政権がなかった頃を知っているので、
「貧乏人でも金持ちでも、男でも女でも、平等に与えられた1票を無駄にしてはいけない」
と言って、どの選挙にも必ず行っていた。
そして、投票したい立候補者がいない時は、
「へのへのもへじ」と書いていたそうだ。
無効票ではあるが、投票率には反映される。
投票したい人がいないのだという意志表示でもある。
今回、私はそうしよう。
比例にはいずれかの党名を書く。
そもそも小選挙区と比例の並立制という今の選挙制度にはあまり賛成出来ない。
特に、小選挙区で落選していても、比例名簿で復活当選出来るというのは、
本当に正しいのだろうか。
政党名で投票したが、その人を推したわけではない。
小選挙区で否定されたのに、復活という制度には疑問だ。
選挙活動費が抑えられるとか、少数政党にもチャンスがあるとか言っているが、
本当にそうなっているのか、検証して欲しい。
27日が投票日だが、期日前投票で
是非とも、国民に平等に与えられた投票権を行使して、
政党や立候補者が、選挙中に言っていたことを
どれだけ実効するのかを、しっかりと見よう。
国民の目が光っているぞ!
と
総選挙も中盤戦、各党ともに街頭演説形アピールをしていますが、与党も野党もどうも訴えている内容が「バカの一つ覚え」でしかないんだよね。
自民党は「日本を取り戻す」で野党は「裏金隠し解散だ」がほとんどだから、他に訴えるものはないのかと言いたくなるし、ただでさえ国会議員に対する信用が低い日本、これでは信用回復など無理です。
投票率が低いのも政治に対する関心が低く、かつ政治家のレベルが低いからそうなっているんじゃないかと思うし、どうせ変わらないからなんてつまんないことを言って投票に行かないのは無責任を通り越してます。こういう事態を見て私は「正当な理由がなく選挙に行かなかった者は罰を受けるべきだ」って思いますが(半年から1年の拘禁刑及び罰金10万円)。
与野党ともバカの一つ覚え丸出しなことを訴えないで、多様なことを言うべきです。国民より自分たちしか見ない政治では政治の劣化を招く上に国民の政治離れを助長して社会というより国家がダメになる一方だと痛感しではどうですかと言いたくもなります。