もうすぐ、2019年も終わる。
今年を表す一字に 「令」が選ばれた。
私は、「棄」が相応しいと思う。
「すてる」という意味だ。
今の安倍政権は、不都合な物は、すべて廃棄している。
「桜を見る会」の参加者名簿は、公文書にあたらないなどと言って、
公開請求後すぐに廃棄している。
PCのデータ復元も出来ないと突っぱねる。
何かある度に
「丁寧な説明をする」
と言いながら、一度も丁寧な説明は行われない。
それを象徴するのが、
閣僚の辞任が相次いだが、それぞれ疑惑について説明をしていない。
河井夫妻については、未だに姿を現さず、
しかるべき時に説明したいと言いながら、
年を越そうとしている。
しかるべき時とはいつなのか。
この夫妻の選挙に関わる疑惑も
以前から言われていたことではあるが、
衆議院選挙で党本部に擁立されて形であったのに
今、党から見捨てられた形だ。
切り棄てられたのだ。
今の安倍政権は、とにかく切り棄てる。
県民に寄り添うと言いながら、沖縄県民の心に寄り添う姿勢はない。
消費増税で苦しくなる低所得者へのプレミアム商品券も
市役所などに申請に行けない人や
購入資金自体がない人は、切り棄てだ。
やってやってるだろ!と言わんばかりだ。
安倍長期政権で、日本は、戦争の出来る国へと変貌している。
戦争の放棄が、放棄されている。
平和憲法さえ、放棄しようとしている。
国民の安全や安心など、アメリカファーストの安倍晋三には片隅にもないのか。
国民をも棄てる政権
そろそろその恐ろしさに気づくべきではないか。
間もなく2020年を迎える。
オリンピックに浮かれていると
更に恐ろしい事態に進むのではないかと危惧する。
自衛艦が、中東へと旅立った。