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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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都知事辞任

東京都の猪瀬都知事が、辞意を表明した。

11月、徳洲会の公職選挙法違反からの大きな流れだった。
徳洲会の問題は、職員に選挙運動をさせて
その報酬を賞与などの形で支払っていたというものだった。
それだけで終わるはずはないと思っていたが、
本当の目的は、これだったのか。

5000万円の融資の目的はなんだったのか。
多分ではあるが、
石原前都知事と徳田寅雄氏に面会し、
出馬を伝えた時、
「よかったら、金を都合しましょう」とでも言われたのだろう。
猪瀬氏が、貸して欲しいと言ったものではないだろう。

都議会の総務委員会で
「どこで電話を受けたのか」とか、
「どのカバンにどうやって入れたのか」などと
本質からはどうでもいいことを追求しているのは、
まるで大人のいじめのようで、見苦しく、
何ともレベルの低い都議会だと思わずにはいられなかった。

猪瀬氏だけでなく、多くの議員は、
その選挙資金を十分に用意出来るわけではない。
国会議員や地方の首長などは、多額の選挙資金を必要とする。

今回のようなことは、どこにもあるようなことなのではないか。
5000万円という金額は、法外だが、
100万円や1000万円くらいを用立ててもらっている話は聞く。
当然、寄付という形でももらった側には、
負い目があろう。
利害関係がないはずがない。
同じように追求されたら困る政治家は、たくさんいるはずだ。

今回も東電病院の売却を進め、
徳洲会の参入に力を注ぐという意思が働いていたのかどうかが、
一番の問題なのだ。
それは、紛れもなく、収賄事件になるからだ。

就任からたった1年での辞任。
オリンピックの招致に成功し、
その途中では最愛の奥様を亡くし、
傷心の中で都政の再生に尽力はされたのだろう。

最後に「アマチュアだった」と言われたのは、
上手くごまかしてすり抜けられるプロの政治家ではなかったということだろう。

すでに、都知事候補について色々と憶測が飛ぶ。
元オリンピック選手がいいとか、女性がいいとか、
どれもピンとくる候補ではない。

東京は、日本の首都であり、
世界に誇る国際都市である。
その代表である都知事は、
総理大臣に次ぐ、日本の顔であり、絶対的な権力者でもある。

我々は、東京都民ではないので、1票も投じられないが、
都民の有権者には、
日本を代表する知事として
恥ずかしくない品格と知性と
決断力のある知事を選んで頂きたい。

テーマ : 政治・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

軽自動車の自動車税の増税が、本決まりとなった。

軽自動車は、過疎地や交通弱者や
セカンドカーとして 通勤や買い物の足として
今や必要不可欠となっている。

スズキの会長が、
「大金持ちは、軽自動車など買わない。低所得者にとって
なくてはならないものだ。」
と言われていたが、その通りだ。

普通車は持てないが、軽自動車なら持てる。
その理由は、価格が安い、税金が安い、燃費が良い、
狭い道や狭い敷地でも大丈夫など様々だが、
あの小さな車体に日本の高い技術のすべてが組み込まれていると言っても過言ではない。

消費税の増税に伴って 新車の購入が減少することを危惧して
自動車取得税を減税した穴埋めに
軽自動車の自動車税を1.5倍にするということで合意した。

自動車取得税は、購入時のみであるが、
自動車税は、毎年のことであり、
これを未納では、車検が受けられない。
だから、嫌でも払うことになる。

もっとも、取りやすいところから取ってしまおうということだ。
消費税も否応なく、取られてしまうわけで
年収の低い人やわずかな年金で暮らしている家庭、
子供の多い家庭などが、もっとも負担率が高くなるわけだ。

弱い者から取るのが取り易いし、恨まれても体制に影響はないと思っているのだろう。
消費税の増税は、日常の生活を圧迫する。

すでに公共交通の運賃や電気、ガスなどの料金の値上げが決定し、
食料品や生活必需品もたんに3%の上乗せではすまないだろう。
外食産業も運送業も
郵便料金もすべて値上がりしてしまう。

さらに、医療費や介護の負担なども増えるようだ。
まさに弱者いじめである。

社会保障にあたる年金や生活保護、
障害者の保障などは、すべて引き下げられる。

軽減税率も消費税10%導入時には、間に合わないなどと言っているが、
ならば、間に合うまで10%導入を伸ばせばいいではないか。

減税には、難色を示して先延ばしだが、
増税は、とにかく早い。

本来、政治とは、
困っている人や個人でどうにもならないことに力を入れるべきだ。
困っている人や頑張れない人や自治体を
どう助けていくかに知恵を使うべきであって
人の財布ばかりをあてにするのは、
政治とは言えないのではないか。

政治家を「先生」などと上げ奉っているうちに
勘違い政治屋ばかりを作ってしまったのか。

官僚も地に落ちているのか。

賢者を待っていては、間に合わない。
力や金のない人々が、死んでいってしまう。

こんな政治をいつまでも許していてはいけない!

テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

参議院でも自民党は、強行採決し、「特定秘密保護法案」を成立させた。
もはや一党独裁状態だ。

連立を組む公明党や修正協議に応じた維新の会やみんなの党も
共犯だ。

そもそも国政選挙の公約にもなく、
安倍総理の所信表明でも語られなかったこの法案の成立を
なぜそこまで急ぐのか。

それは、アメリカとの約束のためだろう。
日米での集団的自衛権の行使のために
特定秘密の保護を求められているためだ。

集団的自衛権などというが、現実は、軍事行為のことであって
密約のようなものが表に出ないと信用出来ないよーということだろう。

公務員への制約が主だというが、
たとえば、マスコミだけでなく、国会議員が、
情報を得ようとしても
「特定秘密ですから」と拒否される可能性がある。

安倍総理が、急きょ発言した監視機関についても
その構成が、官僚や与党中心では、
十分な監視は出来ないし、政権や官僚の都合のいいように出来てしまうのだ。

民主国家においては、国民に情報は出来るだけ公開することは、
当然のことだ。
それを逆行させることは、
戦争に突き進んだ戦前の政治を思わせる。

国民ではなく、アメリカ政府の方を向いている自民党。
今に始まったことではないが、
今回選挙で大勝したのは、
経済の再生に期待した国民が多かったからだ。

数という大きな力を与えられたから何をしてもいいのではない。
だからこそ謙虚でなければならない。

急いで成立させて むこう3年間は選挙がないと踏んで
その間に国民の反対の声も消えるだろうと思っている。

国民を馬鹿にしているのだ。
だめなものはダメと言い続けること。
この暴挙を許さないという姿勢。
運動を継続させ、どんな選挙でも意思表示を続けることだ。

地方の自民党員から何も声が上がらないのをみても
みんな同罪だ。

法律が施行されるまでには、あと1年。
施行されても廃止させることは出来る。
日本の民主主義を守るというだけでなく、
軍事行動をさせないためにも
子供たちに平和な未来を約束するために

声を上げ続けよう!
戦いは終わらない!

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自民党の石破氏が自身のブログで
国会の周辺で「特定秘密保護法案反対」のデモ行為を
その大音量がテロと同じと発言した。

出てしまったな~
数の力を手にするとこんなにも傲慢になるのか

60年代の安保に対する学生運動などに比べたら
穏便なデモなのに、
自分たちにとって耳障りなことを言うと「テロだ」というのだ。
住民が、その音量が大きくてうるさいというのなら
それは、当然のご指摘だろう。
しかし、政治家は、市民、国民の声を真摯に聞くべきで
そもそもこのデモ行為の発生源は自らにあるのだから
国民の声を聴き、デモという集団行動を起こさなくても
話し合いでできる社会を作るべきだろう。

慌てて、中身もよく分からない法案を無理やり通そうとしている方が
国民に対するテロのようだ。

政府や国会に対して物申すと
許さんと言っているようで
これでは、一党独裁の中国や北朝鮮と変わらない。
日本の民主主義はどこへ行ったのか。

恐ろしい国になってきた。

テーマ : 自民党 - ジャンル : 政治・経済

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