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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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2009年の流行語大賞は、「政権交代」でした。
日本にとって 歴史的な年となりました。

民主党が、与党第一党として 政権をとって
まだ、3か月弱ですから、
あまり大きな変化を望むべきではないと思っています。
国民全体も まだまだ大目に見ているようですが、
こんな短い間に 鳩山総理は、
いろいろとぶれていると言われています。

中でも 沖縄の普天間基地移設については、
未だに 結論どころか、提案もない。
もちろん、元々は、自民党政権時代の密約だちか、
何だとかの未解決事案なのであって
民主党が、最初から関わっていたものではありません。

ただ、政権を取るとは、すべてをご破算にしてもいいということではなく、
政権が代わっても 国民が困らないということ、
むしろ、国民生活が良くなるということが、なければならない。

さらに 外交問題は、一歩間違えれば、国を危機に陥らせることにもなる。
優柔不断なままではいけない。

マニュフェストについても
多くの国民が、全部の実行にはこだわらないとしているのだから
本当に必要で 緊急性のあるものから実施するべきで
あれもこれも実施するために
赤字国債を大量に発行したり、
一部の増税をしたりしてまで 無理に実施するべきではなかろう。

たとえば、ガソリンの暫定税率は廃止するが、
それとほぼ同じ税を 別名をつけて課税したのでは、何も良くならない。
税の使途を変更したことだけである。

多くの問題点はあるにせよ、
新年には、もっとリーダーシップをもって
政権にあたってもらいたいものです。

お金は、生きたお金として使うこと
ばらまきは、死に金となる

お金が無ければ、知恵を出す。
こらは、鉄則です。

来年になれば、国民の目は、今よりも厳しくなることを
肝に銘じて下さい。

テーマ : 民主党・鳩山政権 - ジャンル : 政治・経済

小沢氏の横暴

本日(15日)、中国の習国家副主席と天皇陛下の特例会見が行われた。
ニュースでも ご存知の通り、
天皇陛下の会見申し入れは、1か月前と前政権が決めていた。
この1カ月ルールを破っての会見設定だった。

もちろん、宮内庁は難色を示したが、
官邸からの度重なる要請に折れた形だ。

天皇の政治利用だ!ということになるかどうかは、別として
小沢幹事長が、日本国憲法を盾にに取って
「天皇の国事行為は、内閣の助言と承認で行われるのであって
体調が優れなければ、他の重要度の低い行事を減らせばよい」と発言した。

ちょっと待て!である。
習副主席と面会することは、天皇陛下の国事行為にあたるのか。
また、高齢の陛下の健康に配慮してのルールであることを考えれば、
自分たちにとって大切なことを優先しろ という論理は、暴挙としか思えない。
我々民主党には(私小沢には)、天皇をも動かせる力があるのだということを
中国に示したかったのではないか。
小沢氏が、600人もの中国訪問団を率いて 訪中させてもらったお礼だと言われているが、
まんざら外れでもあるまい。

根本的に 小沢氏は、民主党の幹事長であって
内閣の人ではない。
現政権は、3党による連立政権であって
民主党一党だけのものでもない。
国の外交や 政策などに あそこまで発言力を持たせていいのか!
さらに 地方からの要望は、国会議員にではなく、
民主党本部でまとめるという。
これぞ、小沢氏の絶対権力の誇示である。
こんなことを認めていいのか!

これでは、鳩山総理は、ただの風見鶏で 実質小沢政権だと言われても仕方ないだろう。

鳩山総理、
ちゃんと リーダーシップを取って下さい。
小沢さんは、ただの幹事長ですから 党運営だけをお願いします
と言って下さい。
このままでは、国民は、あなたにそっぽを向きますよ!
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テーマ : 民主独裁政権 - ジャンル : 政治・経済

湯崎広島県知事は、県職員の給与カットを2010年度は、中止し、
元の給与に戻すことを表明した。
表向きは、職員の生活の保障と 士気を上げるためと言っているが、
先の県知事選挙で 連合や組合系の支持を受けて当選したため、
配慮したというのが、大かたの見方である。

借金だらけの広島県の財政再建を掲げながら、
最も負担な人件費の支出を増加させるという政策は、
どうにも理解し難い。
政治家として 何の実績も経験もない新知事は、
民間の手法や感覚を取り入れたいと言っていたが、
留まることを知らない不況で 県民の多くが、
派遣切りやリストラで 職や収入を失い、
賃金カットやボーナス大幅カットの中で苦しんでいる。

そんな時 公務員は、カットを止めます など
庶民感情としては、受け入れられない。

そこに さらに便乗しようとしているのが、
県議会の議員たちだ。
10年前から カットを続けている議員報酬を元に戻そうというのだ。
これによる議員報酬のプラス額は、
年間約9億円余りとなる。

県議会議員の報酬カットをしているのは、全国で28道府県となっている。
税収の大幅な落ち込みが予想され、
財政悪化をたどっている県政に
知事や県議会が、自らの懐のことしか考えずに 負担をかけようとするその神経が分からない。

新知事は、今まで藤田元県知事が、抑えてきた懸案について
前向きな姿勢を示しているが、
耳障りのいいことばかりを言って 人気取りをするのは、いかがなものか。
耳障りのいいことは、大概お金がかかるのである。

まずは、県の財政の健全化に努めてもらいたいと思って投票した県民の心を思い出して頂きたい。
民間人を 首長に推す時、庶民感覚と民間の手法で
無駄を洗い出し、大ナタを振るってくれることを期待しているのだ。

たとえば、橋下大阪府知事も まずは、人件費のカットに着手し、
無駄と思われる箱ものに大ナタを振るい、
職員には、「破産企業の社員と同じだ」と言って 甘えは許されないことを言い放った。

広島県も大阪府に負けない破産団体なのだ。
調子に乗っている場合ではない。
もっと 引き締めて県政に臨んでいただきたい。
問題は、山積なのである。

県議の皆さんにも 仕事らしい仕事もせずに
報酬を増やすことばかり考えてもらっては、県民は、納得しない。

危機感の無さに あきれ返るばかりだ。

テーマ : 政治・地方自治・選挙 - ジャンル : 政治・経済

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昨日のテレビ番組の特集で 自民党政権が、高速道路の週末1000円を実施したことの影響を検証していた。
週末ETC割引と言われるものだが、
多くの業界が、そのあおりを受けた。

中でも フェリー会社への影響は、大打撃を与えている。
今日までに 4社が倒産あるいは、解散し、5航路が廃止された。

ここ中国地方は、瀬戸内海に多くの航路があった。
四国に渡るのも 九州に行くのも
フェリーで行ったものだ。
四国へ瀬戸大橋やしまなみ海道などができて
その頃から 航路の数は徐々に減ってきてはいた。
それでも 長距離トラックや バスなどが、
フェリーを利用し、その間は、ゆっくりと体を休めることができた。
関西から九州までの航路もあった。
それらが、次々と姿を消していく。

さらに 現民主党政権は、高速道路の無料化を掲げている。
すべてを 無料化することで
こうしたフェリーや渡船を利用していた島の人たちが足を失い、
航空機、鉄道、バスなどの経営をも圧迫することになる。

1面だけを見て 安ければいいだろう などという政策は間違っている。
経営が苦しくなれば、失業者が増える。
生活が成り立たない人が多くなれば、結果として
社会保障費が増大する。
航空運賃やJRの運賃などが、値上げされると
車を運転できない人たちにしわ寄せがいく。
全体にとって ベターであるかどうかを見極めることが、
政治には求められるのではなかろうか。

子供手当にしても 母子加算の復活にしても
利益を受ける人は喜ぶかもしれないが、
何かの税率を上げたり、控除項目を減らすなど
利益を受けない人たちにそのしわ寄せがいくことになりはしないか。

収入の少ない人や 働けない人などが、
本当の意味で 負担のみを負わされることがあってはならない。

鳩山首相も 聞こえのいいことばかり言わず、
もっと、全体を見てもらいたい。

テーマ : 政治・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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