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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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自民党の総裁選は、9人もの立候補者が出ていたが、
2回目の決戦投票で、大方の予想を覆して
石破氏が、高市氏を逆転して、当選した。

党内野党と言われる石破氏。
まさかの総裁ではあるが、5回目の挑戦で、
これが最後とも言っていた。

思い切り右寄りの高市氏では、国民の支持は期待出来ず、
外交にも支障が出ると、多くの自民党議員が判断したのか。

今まで、時の政権を批判したり、正論を口にしてきた石破氏。
しかし、選挙では、組織や古いしがらみに頼るしかない。
組閣人事でも、早速、党内融和を図ろうとしたのが裏目に出る。

高市氏も小林氏も党の役職を固辞。
小泉氏、加藤氏、林氏は、人事を受け入れた。
菅氏を副総裁に。

適材適所と言いながら、色々と気を使っているようだ。

野党からも言われているように、
まだ、総理としての指名を受ける前に
衆議院の解散に言及するのは、いただけない。

新しい内閣の方針や政策などを国民に示し、
野党とも論戦をし、その上で解散して、国民の信を問うのではないのか。
組閣だけして、この人事でいいですか?みたいな総選挙はおかしくないか。

結局、責任あるトップになると、
無責任な正論だけを言うことも出来ないし、
自分の筋だけを通すことも出来ないのだろう。
少し、がっかりしている人もいるのではないか。

そんな状況で、一番輝いているのが、
石破氏の妻、佳子さんだ。
飾らず、可愛く、素直で、聡明な女性だ。
この人なら、ファーストレディでも恥ずかしくないなと思う。

今までの総理夫人の中でもトップクラスではなかろうか。

総理指名は、今からで、石破内閣の成立もこれからだ。
どれくらい続くか、見ものではある。
自民党総裁選に先立ち、立憲民主党の党首が決まった。

野田佳彦元総理だ。

私は、立憲民主党の支持者でもサポーターでもないが、
民主党が悲願の政権交代を果たし、
これから多くの改革を進めようという時に
安倍氏の口車に乗って、衆議院を解散して、
惨敗の果て、政権を失い、多くの有望な仲間がバラバラになって、
民主党を分裂、解党に追いやった張本人を
また、党首に選ぶとは、呆れ果てる。

いわば、戦犯である。
しかも、自民党のコバンザメである日本維新の会との連携を口にする。
今度は、立憲民主党を潰すつもりか。

もし、蓮舫氏が、この夏の東京都知事選に離党して立候補していなかったら、
彼女が党首に選ばれた可能性もあった。

戦犯に自分たちの行く末を本当に任せられると思っているのだろうか。

安定感と言われるが、安定などないだろう。
挑戦していくしかないのだから。

一方で、自民党総裁選はどうだろう。

ルール違反と叩かれ始めた高市氏。
8月20日には、金をかけない総裁選を目指すと逢沢選挙管理委員長が宣言しているにも関わらず、
自身のリーフレットを全国の30万人以上の党員に送ったという。

高市氏側は、8月以前から準備を進め、業者に配送を委託していたため、
遅れて9月に届いた例があるかも知れないが、ルール違反ではないという。

しかし、定期的にこのようなリーフレットを発送していたわけでもなく、
しかも、自分の選挙区だけならまだしも、全国30万人だ。
間違いなく、確信犯だ。

まず、その数に驚く。
印刷して、郵送なりするとして、
ざっと、数千万円かかる。
この費用は、一体どこから出ているのだろう。
政治活動費?
党からの資金?

保守の代表みたいに思われたい高市氏は、
そのやり方も古い保守党のやり方なのだろう。

自民党の総裁も誰がなるのか。
選挙の顔を選ぶのか、
日本の顔を選ぶのか。
金で動く人の集まりというイメージは払拭した方がいいと思うが…
異常気象と言われて久しいが、
今年も9月半ばだというのに、猛暑日が続く。
突然の天気急変や、局地的な豪雨や竜巻。
今までとは、違う気象状況が毎年だ。

異常気象の最大の原因が、CO2の排出量の増大や環境破壊による地球の温暖化、
それによる気流の変化や大幅な蛇行。

このままではいけないと
1995年、国際社会が国連気候変動枠組条約の中で
気候変動問題に取り組もうとCOPで目標設定などをしてきたが、
地球の温暖化は進み続け、今や沸騰化と言われる事態となった。

車の排ガス規制や化石燃料による発電の見直しなど
先進国を中心に取り組むも、年々状況は悪化しているようだ。

日本では、電気自動車だ、太陽光発電の普及だと言っているのだが、
果たして、それは環境問題の解決策なのか。

電気自動車は、二酸化炭素を排出しないかも知れないが、
生産過程では、多くのエネルギーを必要とし、
二酸化炭素を排出してはいないか。

再生可能エネルギーの急先鋒である太陽光発電も
その生産では、多くのエネルギーを必要とする上、
国土の狭い日本の空き地や山林を壊してまで多くのソーラーパネルが設置されている現状は、
自然破壊ではないのか。
緑を伐採することで、光合成による二酸化炭素の浄化が出来ず、
山の地盤のバランスが崩れ、土砂災害が起きやすくもなる。

ソーラーパネルの設置が始まったのは、2010年頃で、
出始めに設置されたパネルは、あと5年~10年で廃棄の時期に入る。
パネル設置には、補助金を出したり、義務化したりする自治体もあるが、
実は、この期限のあるパネルの処分には、特に規定がなかった。
やっと、リサイクルの義務化が決まるようだ。

欧州では、10年以上も前から、リサイクルの義務化、法制化がされている。

現行のソーラーパネルは、ガラスやアルミだけでなく、
鉛やカドミウムなどの有害物質が含まれている。
もちろん、廃棄するには、産業廃棄物となり、一般ごみには出せない。

リサイクルしない場合、埋め立てゴミになるわけだが、導入の際にそこは決めないというのはいかにも乱暴だ。

数年前に、大雨が降って、河川敷近くに設置されていたソーラーパネルが大量に流されたことあったが、
ほとんどニュースにならなかった。
ガラスは割れ、部品が川の中に散らばったかと思うと
恐ろしいことだが、国策に竿させないのか、ほとんど報じられない。

多くの耕作放棄地や廃業したゴルフ場など
山の斜面に所狭しと設置されたソーラーパネルを見ると、
豪雨で突然山が崩れたら、このパネルは、下流の川や集落に流されてしまうと不安になる。
大量の有害物質が流れ、有機廃棄物の山となる。
更なる環境破壊だ。

設置業者や設置者にリサイクル義務化することは必須だ。
ソーラーパネルの反射光で、大気温が高くなっていることも問題だ。
再生可能エネルギーとして、太陽光発電が一番だと本当に言えるのか。

世界各地で干ばつや、豪雨、熱波などなど
異常気象が、年々広がっている。

これは、地球の悲鳴か、それとも最終警告か


齋藤元彦兵庫県知事は、県職員からの内部告発から、
「おねだり知事」
「パワハラ知事」
などと呼ばれ、百条委員会にかけられてもなお、
A局長の処分は妥当であり、適正に対処したと言っている。

百条委員会では、
「ネギはもらったのか」
「かには食べたのか」
など、本質とははずれた質問が多いが、
それにも淡々と答える齋藤知事。

そもそもなぜここに至ったかと言えば、
A局長の告発を、嘘八百の誹謗中傷だと会見で語り、
公益通報者として保護することもなく、懲戒処分を行い、
その結果、このA氏が自死してしまった。

何度もこのブログで書いているように、
自殺した人を正当化し、正義とすることには、否定的な私だが、
多くの職員の思いを何とか代弁しようとしたA氏を、
嘘八百と切り捨て、公務員失格だとして、処分した。
パワハラだと言われることにも
多少強く言ったとしても、それは必要な指導だったと語る。

職員アンケートからも
夜中や休日にメールなどが届いたり、暴君ぶりが伺われる。

例えば、食品などの産物を
「是非、知事食べてみてください」
と渡されることもあるだろうし、
「こんな靴履いてみたい」
ということもあるだろう。
どこの知事でも首長でも、お土産をもらうことや、届け物をもらうことは、
ある意味普通だろう。
そこまで言われるのは、知事が、職員から人望がなく、
嫌われているということではないだろうか。

普通の神経の人なら、とっくに辞めているだろう。

なぜ、辞めないのか。
副知事が一緒に辞めようと進言しても耳を貸さなかったという。

東大を出て、官僚になり、各地方に出向し、
最後は、大阪府で課長を務め、維新の会の推薦を受けて、兵庫県知事に。
ここで、こんなことで辞めたら後がない。
もう一度、政治家となる道ももうないだろう。
だから、任期満了までは辞めたくないのか。
辞めないことで自分を正当化したいのか。

齋藤知事問題が、維新の会にも影響を与え始め、辞職を促すという。
県議会もほぼ全会一致で、辞職要求する。

齋藤知事自身は、自分は何も悪くないという思いなのだろうか。
公益通報者を保護せずに、処分を急いだことや優勝パレードの不正問題など
違法性がある事案をもっと追及して欲しい。

政治家としても、一人の人間としても
格好悪いですよ。
往生際が悪いのは

もう、時すでに遅しだが…

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