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はてなキーワード: 1970年代とは

2025-03-03

SNSレシピを公開し、広告収入などで生計を立てるというのが現代料理研究家としての1つの生き方となっていて、多くの人がレシピ投稿している。

そういう時代からこそ、他の人が私が投稿したあとに似たようなレシピ投稿しているということが少なくないらしい。SNSでこういう愚痴を数回見た。人気レシピ宿命とも言えそうだ。

料理著作権はないから、何も言えないけれど、モヤモヤするという思いを抱えている人は多いようだ。

でも、そういう当の本人レシピですらも昔のレシピ本にすでに似たようなものが紹介されている。

SNSで人気となったレシピと似たような料理1970年代レシピ本に書かれていたのを見つけた時は驚いた。人の味覚もアイデア時代で大して変化がないのだなと思う。

レシピを公開している以上、人が似たようなレシピ投稿したのを見つけた時、もやもやするという感情から逃れることができない人も少なくないのだろうし、人気のレシピの伝播及び拡散されるにおよびもやもや感情じわじわ拡散しているのかもしれない。

Aさんのレシピを参考にしたBさんですらもCさんにレシピを参考にされたことでもやもやするというように。同じようなのがCさんDさんと続くのだ。

料理生計を立てるのも大変だなと思いつつ、料理生計を立ててはいるがレシピ投稿をしているわけではない人もいるらしい。こういうポジションのほうが感情的には楽なのかもしれない。

2025-03-02

anond:20250302183107

要約

この投稿では、アメリカウクライナを見捨てることの影響について論じられている。

1. ブダペスト覚書の意義

 1994年ウクライナが核を放棄した代わりに、米英露が独立主権尊重すると約束したが、ロシア侵略アメリカ支援の不確実性によって、その信頼が揺らいでいる。

2. ウクライナ支援の削減がもたらす影響

 アメリカウクライナを見捨てると、

 - ロシア勝利プーチン領土拡大が加速し、東欧諸国が次の標的になる。

 - 核不拡散体制崩壊 → 核を手放したウクライナ侵略されたことで、北朝鮮イランなどが「核を持つべき」と確信する。

 - 同盟国の信頼喪失NATO諸国台湾が「アメリカ約束を守らない」と疑い、自衛のために動く。

 - 国際秩序崩壊専制主義の台頭、西側の弱体化、ドル基軸体制への不信が進む。

3. 歴史の教訓

 チェコスロバキア1938年)、ベトナム1970年代)、アフガニスタン2021年)の例を挙げ、アメリカ撤退するたびに敵対勢力増長し、より大きな戦争が起こったと主張。

4. 結論

 ウクライナを見捨てることは「短期的な平和」を得るが、「長期的な混乱と戦争」を招く。自由主義国際秩序終焉につながる可能性があり、独裁者に譲歩することはさらなる戦争を呼ぶ。


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主張の妥当

筆者の主張は、論理的には一貫性があり、歴史的な事例とも整合する部分が多い。特に以下の点は妥当性が高い。

1. ブダペスト覚書と核不拡散関係

 ウクライナが核を放棄した結果、安全保障されなかったことは事実であり、今後、他国が「核を手放すと危険」と考える可能性は高い。特に北朝鮮イランのような国が「核こそが安全保障の鍵」と結論づけるのは現実的懸念だ。

2. ロシア領土的野心

 ロシアウクライナ勝利すれば、モルドババルト三国などに圧力を強める可能性は十分ある。プーチンは「ロシア帝国の復活」を掲げており、侵略正当化歴史的な前例クリミア併合など)を利用してきた。

3. アメリカ撤退同盟国の不安

 アフガニスタン撤退後、台湾日本でも「アメリカは本当に守ってくれるのか」という議論が起きた。NATO諸国も「アメリカ頼みでは危険」と考え、独自防衛力強化を進める可能性がある。

4. 歴史の教訓

 1938年ミュンヘン会談ナチスへの譲歩)、1970年代ベトナム戦争終結共産圏の拡大)、2021年アフガニスタン撤退タリバン復権)は、確かに「譲歩によって敵が増長した」例として使える。筆者の指摘は歴史的な事実と一致している。


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主張の限界

ただし、以下の点については、やや過剰な懸念単純化が含まれている。

1. アメリカの「見捨てる」可能

 トランプ政権ウクライナ支援を削減する可能性はあるが、完全に見捨てるとは限らない。軍事支援を減らしても、外交経済支援継続する可能性もある。共和党内でも意見が分かれており、一部は「ロシアを利する行為」だと反発している。

2. ロシアの次の侵略可能

 ロシアバルト三国ポーランド軍事侵攻するリスクはあるが、NATO加盟国への攻撃は**NATO第5条(集団防衛)**を発動させ、米欧の軍事介入を招くため、リスクが高すぎる。ウクライナとは状況が異なる。

3. ドル基軸体制崩壊

 アメリカの影響力が低下する可能性はあるが、ドル基軸通貨短期間で崩壊する可能性は低い。中国ロシア代替システムを構築しようとしても、信頼性流動性の面でドルの優位性は依然として強い。


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総合評価

筆者の主張は概ね合理的であり、特に核不拡散ロシア拡張主義アメリカ同盟国への影響については妥当性が高い。しかし、アメリカが完全にウクライナを見捨てる可能性や、NATO諸国への即時的な侵攻、ドル基軸体制崩壊についてはやや誇張がある。

したがって、この投稿ウクライナ支援重要性を示す有力な議論ではあるが、過度に悲観的な側面も含んでいると評価できる。

ブダペスト覚書のパラドックス

アメリカウクライナを見捨てたらどうなるか?そんな考えすら恐ろしいが、トランプ政権姿勢を見ていると可能性はゼロじゃない。自国第一主義を掲げるトランプが「感謝しろ」と言うとき、その裏には「これ以上の支援はしない」という暗示がある。

この問題根底にあるのがブダペスト覚書だ。1994年に締結されたこの覚書は、ウクライナ世界第3位の核保有国としての地位放棄する代わりに、アメリカイギリスロシアウクライナの「独立主権既存国境尊重する」と約束したものだ。この覚書があったからこそ、ウクライナ安心して核兵器ロシアに引き渡した。

ブダペスト覚書は単なる外交文書ではない。それは核不拡散体制の根幹を支える信頼の証だった。「核を放棄すれば安全保障される」という約束がなければ、各国は競って核武装する道を選ぶだろう。

もしアメリカウクライナへの支援を大幅に削減したり、プーチンの条件で和平を強制したりするなら、その影響は単に一国だけの問題ではすまない。世界秩序全体を揺るがす連鎖反応が起きるだろう。

まず直接的には、ロシア勝利することでプーチンの野望が肯定される。「力こそ正義」という原始的国際関係観が21世紀に復活することになる。ロシア領土的野心はウクライナで止まらず、モルドババルト三国さらにはポーランドなどの旧ソ連圏・東欧諸国へと拡大する可能性がある。

次に核不拡散体制崩壊する。ウクライナの事例は「ブダペスト覚書のパラドックス」とも呼べるものだ。核を放棄して国際的約束を信じた国が、最終的に侵略され、約束した国々から十分な保護を受けられないという皮肉北朝鮮イランのような国々は「見ろ、核を手放せば滅びる」と確信するだろう。

ウクライナ外相のドミトロ・クレバFOXニュースで「当時もしアメリカが、ロシアとともにウクライナ核兵器を奪わなかったら、より賢明な決定を下すことができただろう」と述べたことは重い。核抑止力の現実を痛感する発言だ。

さら同盟国の信頼が崩壊する。NATO加盟国は「アメリカブダペスト覚書すら守れないなら、NATO第5条も守れるのか」と疑心暗鬼になるだろう。台湾も自らの立場不安視し、中国との関係を見直すかもしれない。結果として、アメリカ主導の同盟システム全体が機能不全に陥る危険性がある。

こうした信頼崩壊経済安全保障にも波及する。ドルを基軸とする国際金融システムから離脱模索する国が増え、ロシア中国が主導する国際秩序への移行が加速するだろう。

何より深刻なのは専制主義の台頭だ。プーチン勝利世界中の独裁者勇気づける。「民主主義は弱い」「西側は衰退している」というナラティブが強化され、権威主義体制国際的にも国内的にも正当化される。結果として民主主義諸国孤立し、弱体化する。

歴史は繰り返す1930年代チェコスロバキア放棄1970年代ベトナム撤退2021年アフガニスタン撤退、そして今、ウクライナ。その度にアメリカ威信は低下し、敵対勢力は大胆になってきた。

結局のところ、ウクライナを見捨てることは短期的な「平和」と引き換えに、長期的な混乱と戦争リスクを高めることになる。それは単なる地政学的な後退ではなく、第二次世界大戦後に築かれた自由主義国際秩序終焉意味するかもしれない。1938年ミュンヘン会談の教訓を忘れてはならない。独裁者に譲歩すれば、より大きな要求が続く。そして最終的には、避けられたはずの戦争がより大きな規模で起こることになるのだ。

ブダペスト覚書を守れなかった失敗は、もはや取り返しがつかないかもしれない。でも少なくとも、その教訓から学ぶことはできる。

2025-03-01

終身雇用が当たり前だった時代ってそもそも存在するのか?

終身雇用って本当にあったのか?

終身雇用っていうと、「昔は一つの会社で定年まで働くのが普通だった」みたいに言われるよな。

でも、実際のところ、それが当たり前だった時代なんて本当にあったのか?って話になる。

全員がそうだったわけじゃないし、けっこう例外も多かったんだよな。

終身雇用っぽかったのは大企業正社員

高度経済成長期(1950年代1970年代)あたりは、日本企業がどんどん成長してた時期だった。

大企業社員大事にしてたし、会社のために働けば一生面倒を見てもらえるみたいな雰囲気があった。

それに、労働組合も強くて、簡単にはクビにできなかったのも大きい。

から大企業正社員特に男性)は終身雇用っぽい環境で働けた。

でも、中小企業非正規には関係なかった

大企業はともかく、中小企業経営が厳しくなったら普通リストラもあったし、終身雇用なんて夢のまた夢だった。

女性結婚出産したら辞めるのが普通だったし、そもそも長く働くことを前提にしてない会社も多かった。

それに、昔からパートアルバイト契約社員みたいな非正規雇用の人たちはいたし、彼らには終身雇用なんて関係ない話だった。

クビにしないけど辞めさせる方法はあった

「昔はクビにならなかった」っていうのも、ちょっと違う。

かに会社社員簡単には解雇しなかったのは事実だけど、その代わりに「肩たたき」みたいな方法があった。

例えば、関連会社に出向させてそのままフェードアウトさせたり、めちゃくちゃ暇な部署に異動させて「辞めたい」って思わせたりするやつな。

から終身雇用って言っても、全員がハッピーに定年まで働けたわけじゃないんだよな。

結局、終身雇用が「当たり前」だったわけじゃない

終身雇用があったのは事実だけど、それは大企業正社員特に男性)に限られた話。

中小企業女性非正規雇用の人たちにとっては、むしろ当たり前じゃなかった。

結局、「終身雇用普通だった時代」っていうのは、大企業で働いてた一部の人たちの話が美化されて伝わってるだけってことだな。

2025-02-17

氷河期世代による一斉生活保護申請運動が全国で始まる

日本社会に大きな波紋を投げかけている「氷河期世代」による一斉生活保護申請運動が全国で始まった。

この運動は、長年にわたる経済的困窮と社会保障制度の不備に抗議するもので、特に1970年代から1980年代まれの「氷河期世代」が中心となって展開している。

 

氷河期世代は、就職氷河期と呼ばれた1990年代から2000年代にかけて、新卒での就職が極めて困難だった世代だ。

非正規雇用低賃金労働余儀なくされ、年金や貯蓄も十分に準備できないまま高齢期を迎える人が多い。

近年では、定年退職後の生活保障が不十分なことから生活保護に頼らざるを得ない状況が増加している。

 

運動の発端は、東京都内活動する支援団体が呼びかけた「生活保護申請デー」だった。

これに賛同した全国の氷河期世代が一斉に役所を訪れ、生活保護申請を行った。

申請者の中には、「働きたくても働く場がない」「年金だけでは生活できない」と訴える声が多く聞かれた。

 

政府はこれに対し、緊急の対策会議を開催。生活保護申請の増加による財政負担や、社会保障制度見直しについて議論を始めた。

しかし、氷河期世代の不満は根深く、一部の自治体では申請処理が追いつかない状況も発生している。

 

専門家からは、「氷河期世代問題は単なる経済的問題ではなく、社会全体の構造的な課題だ」との指摘も出ている。

今後、政府がどのような対策を打ち出すかが注目されるが、運動の広がりはまだ収まる気配を見せていない。

2025-02-09

最近AIから教えてもらった、「知らなかった知識

双子セックスは、1970年代ゲイで有名な文化

 双子セックスというだけでスーパーマニアックなのに、それがゲイ文化では流行りまくってたということらしい。

  

コロンブスの500年前に、ヨーロッパ人(ヴァイキング)はアメリカに行ってた

ヴィンランド・サガ』ってアニメネタらしいが、1970年くらいにランス・オ・メドーって遺跡アメリカで見つかって、これが確定したらしい。

anond:20250209173411

アメリカイギリス比較すると、どちらも英語圏であり、高度な教育機関を持つIT先進国ですが、IT分野での影響力には大きな差がありますアメリカIT分野で圧倒的に強い理由を、イギリス比較しながら考えてみましょう。

1. 市場規模の違い

アメリカイギリスの約5倍の人口を持ち、国内だけで大規模な市場が成り立ちます。これにより、IT企業初期段階から大規模な顧客基盤を獲得でき、成長しやすです。

一方、イギリス市場は小さく、スタートアップ早い段階で国外市場EUアメリカ)に進出しなければならないため、成長のハードルが高くなります

2. ベンチャーキャピタルVC)の規模と投資文化

アメリカ
イギリス

結果として、アメリカではベンチャー企業が爆発的に成長しやす環境が整っているのに対し、イギリスでは起業ハードルが高く、IT企業大規模化しにくい

3. 移民政策人材確保

アメリカ
イギリス

結果として、アメリカには世界中の優秀な技術者起業家が集まりイギリス人材確保で不利になっている。

4. 政府軍事技術関係

アメリカ
イギリス

結果として、アメリカ国家規模での研究開発がIT分野の発展を後押ししており、イギリスはこの点で遅れを取っている。

5. 先行者利益エコシステム

アメリカ
イギリス

結果として、アメリカITエコシステム長年の積み重ねによって強固になり、競争力が維持されているイギリスはこのエコシステムを持たないため、後発の企業が成長しにくい。

結論:なぜアメリカが圧倒的に強いのか?

アメリカは「市場規模」「投資環境」「移民政策」「政府支援」「エコシステム」のすべてが揃っているため、IT分野で圧倒的な強さを誇る。

一方、イギリス金融業が強いものの、

市場が小さい

投資文化リスク回避的

人材流入アメリカより少ない

政府IT支援アメリカほど大規模でない

ITエコシステムが未成熟

という要因からIT分野でアメリカに大きく遅れを取っている。

今後の展望

このように、アメリカIT産業の圧倒的な強さは長期的な蓄積の結果であり、イギリスを含む他国が追いつくのは容易ではありません。

2025-02-08

anond:20250206191930

時代の差もあるだろうが、地域の差がもっとかいのよ

地方公立

私立優位な東京 vs 公立優位な地方、という大きな括りの下で、地方公立は少なくとも3つの類型に分かれる

1. 県庁所在地等の主要地域にある公立

2. 周辺地域にある公立

3. さらに辺縁の過疎地域にある公立

人数的に一番多いのは1で、ブコメ等で「地方公立はまともやで」のようなことを言ってる人はおそらくここの出身者。ここが荒れてたのは1970年代あたりの全国的な低治安時代まで

3はそもそも1学年で1クラス作れない程の小規模校なので学校全体が仲良くならざるを得ず、あまり荒れようがない

問題は2で、1で暴力等の不祥事をやっちまった教員能力不足の教員左遷先になるせいで教員の質が低くなりがち。生徒が荒れても対処できず、むしろ教員が率先して問題を起こすまであり1990年代まで荒れてた

はてなユーザーボリューム層は1980年前後の生まれから、1の出身者と2の出身者の間で「地方公立」の認識真逆になっていて話がすれ違いやす

東京公立

東京公立」は状況が少し違い、主に「マンモス校」「それ以外」で荒れ方が分かれる

マンモス校子供が多すぎて目が届きにくいのもあるが、単純にクラス数が多いので確率論的に校内のどこかで学級崩壊が起きやすい。1クラス崩壊すると別クラスにどんどん伝染していく事もあり、今でも荒れた学校が多い。百合子なんとかしろ

クラス数の少ない非マンモス校はたまに荒れても対処できるのであまり荒れてない

なお、私立も荒れるときは荒れるが、私立マンモス校ではないし、特定の生徒が酷い場合は退学カードを切れるので相対的にはやっぱり最も荒れてない。ただ、荒れてはないが定常的にギスギスして雰囲気が悪いというような問題ありがちなので、私立を選ぶなら校風の差に細心の注意を払うべき

まとめると、



※以上は私が見聞きできた範囲の話なので、見落としやバイアスはもちろんあると思います

2025-02-03

anond:20250203130345

二酸化炭素による地球温暖化説は1950年代には既に広まっていました。

たとえば1956年映画『空の大怪獣ラドン』の劇中でも地球温暖化への言及があります

その後、1960年代になると逆に地球寒冷化説が広まりましたが、1970年代には再び地球温暖化説が唱えられるようになりました。

国際地球観測年であった1957年(昭和32年)、大気中のCO2濃度の定期的な測定が世界で初めてハワイ・マウナロア観測所で開始された。

このようなモニタリング結果の蓄積等を背景として、1970年代の終わり頃から地球温暖化に関する科学者の報告が活発に行われはじめた。

https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h09/10290.html

たとえばガンダム放送一年前、1978年刊行された『文明とは何か』では、

アメリカ気候学者ミッチェル博士が全世界的な規模で統計した大規模な調査結果によると、一九四〇年ころから最近三十年くらいは全地球的な気温は、確実に寒冷化している。

さて、これに対して現在のように石油その他の燃料を大量に消費し続けて、全世界炭酸ガスが増加すると、炭酸ガス太陽の放射エネルギーを捕捉し、その温室作用が嵩じて、その影響のために、地球大気温度は相当に上昇するはずだとする学者も相当ある。(中略)ここ三十年位さきまでと限定すれば、前述の如く地球温暖化の傾向をもっているとする学者が、圧倒的に多くなってきた。

と書かれており、当時の認識がよくうかがえます

ですからガンダム放映当時にはまだ地球温暖化という概念がなかった、という主張は誤りと言えます

2025-01-29

県知事選挙関連記事の事前差止

最高裁判例をロールしていたところ、いわゆる北方ジャーナル事件の全文に接した

疑問点が色々あったのメモしてみる(カッコ内は感想

事件1970年代北海道県知事候補予定者(旭川市長)が2万部超の雑誌悪口雑言を書かれ公表前に記事差止めを求めて勝訴したもの

雑誌最高裁法廷まで争った

事前記事差止検閲ではないのか?
差止基準曖昧なのでは?
言論を萎縮させるのでは?
公表前の記事内容漏洩は、違法行為によるものでは?
  • 前審が違法ではないと判断した(どのように?)
候補者提出資料だけで決めるのは不公平では?

言論が明らかに虚偽、悪意が明らな場合は事前差止もできるというが旭川市特別対応判例に見えた

70年代富良野スキーワールドカップがあり80年代は「北の国から」のドラマ話題になった

約90年末旭川オリンピックは実現しなかったが、大規模不動産案件があったと思われるので全体的にはその影響による判例に思えた

付録

「誰それは逮捕予定がある」など本人にも確認できない虚偽か分からない言論場合自殺者を生じさせ取り返しがつかない(斎藤元彦追及活動も萎縮しかねない)損害が起きていても、事後規制不可能というのは、不公平

おそらくこの判例も知っている立花のブレーンの狡猾さが分かるが、国家権力情報を裝うのは違法ではないのか

2025-01-28

八潮の陥没事故現場なんだが

埼玉県八潮道路が大きく陥没して3トントラックが転落する事故が発生した。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250128/k10014705621000.html

 

現場はここ。

https://maps.app.goo.gl/eCE2cJhPJ3T2BFMS6

浄水場通りと県道54号線の交点。

 

実はここ、結構新しい道路なのだ。この交差点西側1970年代末に開通、東側1990年代末の開通だ。

という事は地下埋設物もそれくらいなのでそこまで古くない。

 

NHK空撮動画をよく見ると幾つかの点に気付く。

まず最初に、穴が垂直である事。土が垂直に崩壊するなんてあり得ない。

そしてよく見ると横に線が見える。そして灰色。これってコンクリートではないか

 

もう一つは穴が丸いだけじゃなくて、一か所直線になっている。ダイエーロゴを楕円にしたみたいな形だ。不自然である

舗装中央線で区切って半分ずつ工事することが多いから切れ目が出来る。その為に直線部分が出来た、と考える事はできる。でも不自然な点でもある。

なんか構造物があるのでは?

 

そこで古い航空写真を調べてみた。すると1979年撮影された写真に注目すべき箇所がある。

https://imgur.com/a/h6uENQY

 

真ん中が今回の事故現場だ。交差点工事中で道路西側だけしか出来ていない。

拡大するとなにか構造物があるのが判るだろうか?

そして現在地図と比べてみると、トラックが転落した穴と重なるのだ。

構造物北辺の直線は穴の中に見える垂直壁と重なる。あの壁はこの構造物の壁だ。

 

ではこれは何か。恐らく地下貯水池ではないかと思われる。この辺りは元は水郷で、江戸時代に整備されるまで川はいくつにも分かれて出鱈目に流れぐっちゃぐちゃだった所だ。因みに整備される前は利根川入間川の水が流れていた。今から考えると意味不明な川の流れだ。

要するにかなり出水やす地域だ。もとは辺り一帯田んぼだった。田んぼ幾らかの貯水力がある。そこが開発されたら洪水リスクが上がってしまう。

から調節池を交差点地下に置いて豪雨時のバッファにしたんじゃないかと。

 

そういう訳で、どうやら今回の事故はこの調節池の天蓋板が割れしまったのではないかと考える。

一般的には陥没穴は地下水路の破損で地下の砂が流されて重さに耐えきれなくなった上の部分が落ちるという形で出来る事が多いが、今回の場合イレギュラーだと思われるよ。

2025-01-18

anond:20250118114947

フィリピンのTFRは、1人の女性が平均して6人を出産していた1970年代から継続して低下傾向にあり、1993年から2022年にかけて半減した。また、2017~2022年の減少率は過去最大だった(添付資料図参照)。フィリピン人口開発委員会は、TFRの低下について、政府人口経済社会開発に関する政策にとって前進であると同時に、フィリピン人の家族計画が向上しつつあるとの見解を示した。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/11/70ed3313ec07b566.html

へぇ・・・

まり未婚率は改善し、出生率が減少している状態らしいね

こんな例持ってきて何が言えるんだろうね

2025-01-16

急に1970年代とか80年代に行きたくならない?

懐かしさとは違うんだよなあ

なんだろうこの行かなきゃって感じ

2025-01-11

anond:20250111000313

1980年代に既に東京居酒屋でよく食べたの『ばくだん』

パフェの下のフレーク→1970年代には既にコーンフレークが底に入ってた

anond:20250111000313

1980年代に既に東京居酒屋でよく食べたの『ばくだん』

パフェの下のフレーク→1970年代には既にコーンフレークが底に入ってた

2025-01-02

年賀状の数は1960年代レベルまで「戻った」

多かったのは1970年代2000年代まで

ただの昭和平成文化であった

まり大正まれ世代そもそも年賀状をあまり送っていない

結局送ってたのは団塊の世代前後

2024-11-27

四半世紀前には既にインターネットがある

今、2024年、25年前は1999年

みんながインターネット買ったのはいつ?

俺のうちにインターネットが来たのは1998年かな。ちょうどウインドウズ95から98にアップデートする時だった。

 

っていうかさ。

恐怖の大王7月に来てから25年経ってるのヤバくない?

 

インターネットが無い時代っておばあちゃん江戸時代に生まれたの?」みたいに言う孫とか既にいると思う。

わかる?

1999年の25年前は1974年だってこと。

1970年代って俺らからしたら戦時中と大差ない感覚だった。

それと同じ。

 

まりね。インターネットって

2024-11-20

日本理工系分野進学率は、1970年代比較して下落していて、ドイツの半分くらいの割合だという。

理系分野を促進していけば、社会はマシになるか?

少なくとも研究開発力はアップし、イノベーションが生まれやす環境は生まれるのかもしれない

2024-11-17

マイナンバー保険証によせて

マイナンバー保険証の期日も迫ってきたところで、医療事務ちょっとだけわかる増田保険請求についてつらつら書いてみる。

登録制

病院にかかると患者は一部の負担金だけを払い、残りは保険から病院に直接支払われる。

というのが皆さんご存じの保険医療で、どこの病院でもそんなものと思っているけど、実は保険医療登録された医療機関登録された医師歯科医師薬剤師によってしか行うことができない。

登録なので、登録自体比較簡単に行うことができるが、逆に言うと登録抹消も医師免許取り消しなんかに比べ簡単に行われる。

国民皆保険体制下で医師登録抹消されれば、もうまともな病院で働くことは出来ないし、医療機関登録抹消されれば、もう廃業しかない。

やばい医師があちこち病院不正を行うことと、やばい医療機関医師使い捨てにして不正を行うことの両方に網がかけられているわけだ。

レセコン

保険医療機関診療した費用のうち、患者自費負担分を除いて保険者(保険会社の公的なやつ)に請求する。この請求レセプトという。

このレセプトを処理するコンピューターを略してレセコンである

医療事務入力する端末に対してサーバー保険者のサーバーに対してクライアント。日々入力されたものを月一のバッチ処理保険者へ送る。

保険医療制度は膨大で複雑である。使える薬だけでも1万5千種以上、それぞれに使える病気・処方できる量・価格が決まっている。当然検査や手術などもそうだ。費用負担割合一定ではなく、老人・結核難病など負担割合が変わり、乳幼児一人親家庭など自治体によって補助が変わるものもある。これらは定期的に更新される。

また、病院会計待ちでイライラした人もいるかもしれないが、これらは可能な限り速く正確に入力されなければならない。病院ごとに採用医薬品は異なり(大規模病院で1000種ぐらい)ショートカット記号割り当て、約束処方、Do処方などカスタマイズの限りを尽くすことになる。ベテラン新人医療事務で100倍くらい(は言い過ぎか)処理速度が変わる。ITにつよいはてなー諸氏はもうワクワクしてきたのではないか

レセコンの歴史は古い。古くは1970年代初頭から導入が始まったと言われ、増田が入職した2000年初頭には、Cobolを使うサーバーで巨大な磁気保存装置ぶんぶん回り懐かしい穴あき用紙を使う高速プリンターが毎月段ボール何箱ものレセプト(保管用)を吐き出していた。大規模な医療機関ほど人件費から導入の圧力は強く、保険請求周りの電子化の進展はかなり速かった(一方、零細診療所は設備投資が重く今だ紙である)。

返戻

保険請求はだいたい3ヶ月くらいで支払われるが、支払われないこともある。これこれの理由で支払えません、と戻ってくるそのことを返戻(へんれい)という。

不正請求600万件!!とか盛り上がってるその600万件は返戻のことである。なお、この不正は、違法意味するのではなく、コンピューター用語で使われる不整合くらいの意味である

内訳は圧倒的に保険番号の間違いが多い。なぜかというと世の中には種々の都合で保険が変わる人がいるが、病気手続きを待ってくれないので、前の保険証病院にかかることになるからだ。結果として、そんな加入者いないよという返戻が来るので、患者さんに新しい保険証確認して請求しなおすことになる。マイナ保険証でこの手間がなくなるのだが、正直なところ、毎月の定型事務作業なので大した手間ではないのに対し、マイナ保険証周りの患者対応相手人間なのでそれなりの手間である。読み取り機など設備投資も、前述のレセコンとは全く別建ての話となる。患者対応から残業や種々のコスト病院経営悪化し、それを救済するためにあちこち数字をいじって、まわりまわって医療費増ということになりかねない。

閑話休題医師権限は強いので、医療必要となれば何でもできる。電カルがエラー吐こうが無視すれば何でもできる。結果として返戻をもらう。

病院が原因の返戻というのはとても痛い。本屋万引き一件の損害を取り戻すためには大量に売らないといけないのと同じで、利益率が極薄の病院返戻を食らうと経営に大きなダメージがある。

病院長は毎月青筋を立てながら返戻率とにらめっこして、やらかし医師シバキ上げることになる。

湿布の出し過ぎなどなら実際には金額的に大したことはないのだが、最近怖いのは抗体医薬品など超高価な抗がん剤だ。超高価だから保険でも使用できるがんの種類は厳格に制限されている。しかし、ほかに手立てがなくて小さな子供が「ママ死なないで」って縋り付いてたりして… それで一線を越えてしまい、その上効いてしまい「先生は命の恩人です」みたいになってしまったら… 病院の存続にかかわることになる。

指導

保険医療機関保険から指導を受けることになる。

指導には集団指導個別指導がある。

集団指導は、毎年行われるもので、制度の新設や変更の説明や、返戻となりやすものの注意など、運転免許更新講習をイメージしていただくとそんな感じである

個別指導は、監査である

個別指導が当たるのは、新設された病院、大規模病院、しばらく当たってない病院、それと怪しいことをした病院である

個別指導に当たると、ある一定期間のカルテなど全資料を持って出頭するように命じられる。そのうえで、保険者があらかじめリストアップしてきた怪しい処方について片っ端から問い詰められることになる。

この時の基準は明確なものだけではなく、医療の進展により諸説出てきたものや、場合によっては指導員(偉い医師)の個人的判断にもよる。

指摘を受けたものに対し、カルテなどを示し、医療的に必要ものであったことをその場で即答しなければいけない。奇跡が起きれば、問題なしということで支払いされる。だいたいは、医療的に間違いとまでは言えないけれど、保険診療の枠内ではないと言われて返戻となる(大ダメージ)。舐めた対応をとると、最悪保険医療機関登録取り消しで廃業である即死)。

個別指導に当たると、事務長が禿げあがるとか入院するとか言われる極めてストレスフルな行事である

そのため、普通病院患者によるものも含め不正に対して見た目よりかなり敏感である(片言の外国人日本人保険証を出したりしたら即通報)。

いかがでしたか

2024-11-07

あげまん」って伊丹十三造語だよな?

Wikipediaにも何やらそれっぽい語源説が書かれてるけど、1990年伊丹十三映画あげまん』以前に「あげまん」なんて言葉はなかったよな。

男にツキをもたらす女、古来人々はそれをアゲマンの女と呼びならわしてきた・・・

なんて、いかにも昔からある言葉のように演出したら、みんながそれを信じちゃったってことだろう。

ただし、同じ意味言葉として「福マン」というのはあって、これは1970年代ごろから使われていたようだ。

1970年雑誌小説宝石』に掲載された伏見太郎『男が知りたいズバリ女の感度めぐり 男よ、おかめを探せ』に「福マン」の解説があるのが、調べたかぎりでは最も古いか

男子の「運」というものは、ほとんどの場合、それを齎らす女性によってつけられるものなのである。斯く申せば、諸君は、ではそうしたツキを齎らす女性とは、いかなる女性であるか、大いに知りたいと思われるであろう。私はこんなところで、決して諸君に気をもたしたりはしない。ズバリ言おう。それは「福門」を有する女性なのである

筆者註 モンは往々マンと訛る。従って福モンは福マンと読み、かつ解すべきである

「解すべき」というのは、つまり「門というのは女性器のことだと解すべきだ」という意図だろう。

この筆者は、おかめ顔(お多福)で体毛(陰毛)が薄い女性こそが「福マンである、としており、逆に濃い陰毛を持った女性は「厄マン」だと述べている。

その前年1969年の『週刊サンケイ』では「福マン」ならぬ「運マン・貧マン」が紹介されている。

男どもは世にこの貧マンのあるのを、意外と知らないで、ただひたすらミミズ千匹、タワラ締めなどを求め、めぐりあっては随喜の涙を流し、かくて、ろくでもない運命をつかんでしまう。

当然、この反対に運マンがある。これは、接触すると、とにかくよくなっちゃうのである。ある男がいた。これが、女が見てもうらやむほどの、ものすごい美人結婚した。しばらくすると仕事が順調に伸びだし、たちまちにして、その世界でひとかどの人物になってしまった。

概念自体は「福マン」あるいは「あげまん」と同じようだし、またミミズ千匹だのタワラ締めだのと明らかに女性器を意識して名付けられてもいる。

また1970年野坂昭如好色覚え帳』には「福チン」が登場する。

「そりゃ、きっとその先生が福チンなんだなあ、福チンが勝ったにちがいねえや」という、福チンとはなんぞや、庄助考えこんでいると、「福の神のオチンチンですよ、定奴の貧乏おそそと、勝負して福チンがやっつけちまったんだねえ、だから定奴にも運が向いてきたんですなあ、あれだけの先生なら福チン持ってて不思議はないやね」

「おそそ」は女性器のことなので、「貧乏おそそ」は「厄マン」的なものだろう。

さら1972年オール讀物』の永六輔『妻を考える』では、

世に「福マン」「福チン」「損マン」「損チン」と呼ばれるモノがある。

などとして「福・損」「マン・チン」の組み合わせを取り揃えている。

あげまん」については「女性器のことではなく『間』が転訛したんだ」といった説明もされるが、こうして見るとやはり女性器のことだと考えるべきなのだろう。

そして伊丹十三は、こうした「福マン」「厄マン」的なものから着想を得つつ、元のイメージから切り離すためにちょっと字面を変えて「あげまん」としたんだろうな。

追記

申し訳ない。

1980年刊の『或る馬賊芸者・伝 : 「小野ツル女」聞き書より』にて「上げマン」「下げマン」を確認した。

特に奴(やっこ)が生きてきた芸妓世界では、ことが多過ぎた。貧乏性で相手を必ず破滅へと落し入れる女、何人もの男の命を奪い取る女、逆に男を出世させる女など…。上げマンとか下げマンという言葉も残されている。

というわけで「上げマン」「下げマン」は伊丹十三造語ではないし、もとは花柳界隠語だったことも確実のようだ。

伊丹十三にあらぬ疑いをかけてしまたことを陳謝する。

anond:20241107104248

いっぱいあるとわかんなくなるよね

でもわかるようにかんたんにするとまちがっちゃうからがんばろうね

実物的要因

戦争産業構造破壊により、供給需要を大幅に下回ることによって発生するインフレーション第二次大戦終戦後の日本では、1945年の水準からみて1949年までに約70倍(約6900 %)というハイパーインフレーション[注釈 1] となった[13]。

また、ジンバブエでは、政策により白人農家国外に追い出され農業構造破壊されたところに旱魃が追い討ちをかけたことにより極度の物不足が発生、最終的に2億3000万%という超ハイパーインフレーションとなった[14]。

需要[編集]

需要側に原因があるインフレーションで、需要超過インフレーション需要牽引型インフレーションディマンドプル・インフレーション、demand-pull inflation)とも呼ばれる。需要の増大(需要曲線の上方シフト)により、価格が高くても購買意欲が衰えないので物価は上昇する。この場合供給曲線が垂直である(すなわち価格の変動によって供給量が変化しない)場合を除いて景気はよくなる。

1973年から1975年にかけての日本インフレ要因は、オイルショックに注目が集まるが、変動相場制移行直前の短資流入による過剰流動性、「列島改造ブーム」による過剰な建設需要も大きな要因である[要出典]。

供給[編集]

供給曲線の上方シフトに原因があるインフレで、原価上昇インフレーションコストプッシュ・インフレーション、cost-push inflation)とも呼ばれる。多くの場合、景気が悪化スタグフレーションか、それに近い状態になる。通常為替レートが下落すると、輸入物価が上昇してインフレを引き起こすと同時に、企業が抱える外貨建て債務返済負担が膨らむ[15]。

原価上昇は総供給上方シフトするので、実質GDPは減少する[16]。一方で、需要超過は総需要が上にシフトするので、実質GDPは増加する[16]。つまり、実質GDPの動きで原価上昇か需要超過かは判別できる[16]。景気の過熱によって物価が上昇しているのかどうかを判断するには、消費者物価指数ではなくGDPデフレーターを見なければならない[17]。

原価インフレーションコストインフレーション

賃金材料等の高騰によって発生する。原油価格の高騰によるインフレーション消費増税によるスタグフレーション典型的な例である

構造インフレーション

産業によって成長に格差がある場合生産性の低い産業物価が高くなり発生する。例えば効率の良い製造業生産性が上がり賃金が上昇したとする。これに影響を受けてサービス業生産性向上以上に賃金が上昇するとサービス料を上げざるを得なくなるため、インフレーションを招く。

輸出インフレーション

輸出の増大により発生する。企業製品を輸出に振り向けたことにより、国内市場向けの供給量が結果的に減って発生する。幕末期に生糸などの輸出が急増し、インフレーションが発生している。このパターン乗数効果で総需要が増大しているため、需要インフレの側面もある。

輸入インフレーション

他国の輸入を通じて国外インフレーション国内に影響し発生する。例えば穀物を輸入していた国が、輸出元の国の内需が増加したり輸出元が他の需要国へ輸出を振り分けた場合などに穀物の輸入が減少し、穀物価格が上昇するといった具合である。実際に中国穀物輸入国に転じた際、トウモロコシ市場価格急騰が起きたことがある。

キャッチアップインフレーション

賃金物価統制を行っている体制が、市場経済に移行する際に発生することが多い。米国および日本1970年代にかけて発生した。欧州では冷戦終結および欧州中央銀行ECB)拡大による東欧諸国自由主義諸国への経済統合により、低賃金諸国での賃金サービス価格の上昇によるキャッチアップインフレが発生している[18]。

貨幣的要因[編集]

貨幣供給量が増えることによって発生する。貨幣供給増加は、他のあらゆる財・サービスに対する貨幣の相対価値を低下させるが、これはインフレーションのものであるさらに、貨幣供給増加は貨幣に対する債券の相対価値を高めることになり名目金利を低下させる。このため通常は投資が増大し、需要増大をもたらす。そのプロセスが最終的に、需要インフレ帰結することでもインフレーションに結びつく。公開市場操作などの中央銀行による通常の貨幣供給調節以外に、貨幣供給が増える特段の理由がある場合には、「財政インフレ」「信用インフレ」「為替インフレ」などと呼んで区分けることもある。

財政インフレーション

政府の発行した公債中央銀行が引き受けること(財政ファイナンス、マネタイゼーション)により、貨幣供給が増加して発生するインフレーション[19]。金融政策を経由した効果に加えて、財政政策による有効需要創出効果によって需要インフレも発生する。

信用インフレーション

市中銀行が貸付や信用保証を増加させることによって信用貨幣供給量が増大することから発生するインフレーション

為替インフレーション

外国為替市場を経由して通貨が大量に供給されることで発生するインフレーション戦前の金解禁における「為替インフレーション論争」を特に指す場合もある[20][21][22][23]。なお、当時は固定相場制であり、現在の変動相場制とは、外国為替市場の動きが貨幣供給量に与える影響が異なることに留意必要である

2024-11-03

映画感想悪魔と夜ふかし」

多少のネタバレがあるかもしれない。

楽しめたけど、なんかスッキリしねぇな、と言った感じ。

よくわからん部分がいくつかあって解説をしてもらわないと困るというか。

結局、ジャックは誰かと何かを契約したのか?何を差し出したんだ?

金持ちクラブ?と悪魔崇拝関係は?

あと、気のせいかもしれないけど、一番最初配給会社?のロゴっぽい演出がなかったか

Since 20XXって未来会社のようだったけど、実際にある会社だろうか。

もっといろんなゲストがわちゃわちゃ出てくるのかと思ってたけど、わりと少人数だったのが少し残念。

オカルト懐疑派おじさんにあからさまなインチキをつるし上げるような見せ場を作ってあげて欲しかった。

中島らもの「ガダラの豚」を思い出すなぁ。そういえば。

テルミンって昔流行ったんだなぁ。実物観たことないけど。

あの頃(1970年代?)は生演奏が主流だったんだろうか。今でもそうなのかもしれんが、テレビをあまり見てないのでわからない。

映画の観客も完全に催眠術にかかる」という前提の演出は初めて観たので新鮮だった。

悪魔憑きの女の子が、不気味さと可愛さが丁度良かった。エクソシスト女の子といい勝負をしていると思う。ちゃんと観たことないけど。

ジェーンだっけ、女の人。本書いたり、女の子治療したり、悪魔をそれなりにコントロールしたり、何者なんだよ。超心理学凄すぎでは。

あと関係ないけど、予告の動物界とニコラス・ケイジのヤツが面白そうだったのでまた近々観に行きたいと思う。

2024-10-31

最近の若者は「無気力無責任・無感動」である1970年代

1950年代まれ世代、つまり今の60代から70代は「しらけ世代」と言われた。

戦後に産まれた彼らは1970年代若者世代として世代論に組み込まれていく間、戦中世から常に厳しい非難を浴びてきた。

しらけ世代」という名前の通り彼らはしらけた世代とされ、「三無主義」が主流だと言われた。

「三無主義」とは「無気力無責任・無感動」の3つの無が重なった主義であるとされ、1980年代に移行するにつれて「無感動・無作法」あるいは「無知・無法」も加えて五無主義とも言われた。

一体どうして若者がこうなってしまったのか? その理由は当時流行していた「インベーダーゲーム」によって若者ゲームのように人を殺せるようになったからだとか、戦争に行っていない人間は人として正常に育たないからとも言われたという。

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