14位:大宮アルディージャ 14勝17敗3分け 勝ち点「45」 45得点 48失点
→ 7月10日(水)に行われた15節を終えた時点での成績は11勝1敗3分けで勝ち点「36」。2位の広島に「5差」を付けて首位を走っていた。Jリーグの無敗記録も更新して「盤石」と思われていたが、その後、8連敗。24節の横浜FM戦で連敗を「8」でストップさせたが、次の25節からシーズン2度目となる8連敗。結局、この17試合で1勝16敗。前半戦で作った莫大な貯金があったのでJ1に残留することができたが、シーズンの序盤に快進撃を見せて期待が高まっていたので、何とも言えないシーズンになってしまった。
20節でC大阪にホームで0対3で敗れた後、ベルデニック監督を解任したが、悪い流れを食い止めることはできなかった。むしろ、事態は悪化した印象で、「ベルデニック監督を解任するという判断はどうだったのか?」と責められても仕方がない。そして、「一部の選手やコーチがベルデニック監督に反発してクーデター的なことを起こした。」と言われているが、そういう報道が流れるとクラブの印象は悪くなる。サポーターにとっては、天国から地獄に突き落とされるような大変なシーズンになってしまった。
昨シーズンの終盤から続いた「無敗記録」を更新している時期は、攻守ともに組織化されており、外国人選手と日本人選手もしっかりと噛み合っていて、新加入のDF高橋祥などもチームにフィットしていて、隙が無かった。どこが相手でも、ホームでもアウェーでも関係なく、勝ち点を積み上げたが、ちょっとしたことでチームの歯車というのは狂ってしまう。プロのクラブというのは、ギリギリのところで成り立っていて、少しでもチーム内に揉め事があるとこういうことになってしまうという典型例となった。
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◆ まとめ #665 【J1】 クラブ別総括 (大宮・柏・FC東京編) (2013/12/18)
→ J1のクラブ別総括の3回目は、大宮・柏・FC東京の3チームを取り上げました。昨シーズンから続いていた「連続無敗試合」の新記録を作った大宮は、間違いなく、前半戦のJリーグの主役を張ったチームと言えますが、後半戦に大速して、結局は、例年通りの順位(14位)になりました。Jリーグ史に残るジェットコースターに乗っているような浮き沈みの激しいシーズンになってしまいました。
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