オケラ(朮)
カセンソウの咲き具合もチェックしておきたかったので回り道してみたら、思わぬところでオケラが咲いていました。
ほとんど道に転がり出るかというくらいの勢いで伸びていて、砂埃をかぶっているようです。
全国的には特に珍しい植物ではないのかもしれませんが、狭山丘陵では滅多に見かけません。
昨年咲いていた場所と、この写真を撮った場所の2ヶ所で見たのみです。
もっとも、花が似ているコウヤボウキと思いこんで見逃している可能性もありますが・・
なお、昨年咲いていた場所にもありましたが、こちらは蕾のままでした。
開花にはもう少し時間がかかりそうです。
たいして標高差もないのに、尾根の上と下で少し開花時期が違うようです。
【写真】
オケラ(朮) キク科
魚の骨のような苞葉でオケラと分かります。
コウヤボウキ(落葉低木)と似ていますが別属で、こちらは多年草です。
京都・八坂神社で正月に行われる白朮祭(をけらさい)で鉋屑に混ぜて燃やすのがこのオケラだそうです。
カメラ機種名Canon EOS 40D
撮影日時2010/10/10 13:54:29
Tv1/40
Av7.1
ISO感度400
レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM
今日は思いのほか天候が早く回復しました。
さすがは晴れの特異日というべきか、午前中から期待はずれ(?)の青空です。
天気が悪いと高をくくって電器屋巡りの予定にしていたんですが早々に切り上げて狭山丘陵に行ってきました。
さすがに雨上がりとあって花のコンディションはいまひとつのものもありました。
ま~どうにか押さえておきたかった花は見つけることができてよかったです。
半日得をしたような気分です。