■ FW長沢駿やMF倉田へのブーイング前回のエントリーで記述したとおり、J1の33節のG大阪 vs 札幌戦(@吹田スタジアム)の後に行われたG大阪のホーム最終戦のセレモニー(「黄金の脚賞」の授賞式)のときにG大阪のサポーターからFW長沢駿ならびにMF倉田に対してブーイングの声が巻き起こったことに関しては否定的に考えざる得ない。ケガがちで、かつ、高年俸と思われるMFアデミウソンに対してブーイングが起こるのとは次元が異なる話である。
FW長沢駿もMF倉田も主力選手である。後半戦のパフォーマンスは期待以下だったと思うがこの2人がいなかったらもっと悲惨な状況になっていたはずである。「33節を終えた時点で10位というサポーターの期待を裏切るシーズンになった責任がこの2人には全くない。」とは到底言えないがどう考えてもFW長沢駿やMF倉田は今シーズンのG大阪の主力の中で数少ない及第点以上のパフォーマンスを見せた選手である。
ブーイングをしたサポーターは少数ではなかったので「多くのコアサポーターの総意」と考えざる得ないが評価基準が今一つ見えてこない点はモヤっとする。どんなにきれいごとを言っても「愛のあるブーイングか?否か?」、「叱咤激励のブーイングだったのか?否か?」はある程度以上の年齢の人であれば簡単に見極めることが出来る。2人に対するブーイングはポジティブな意味を持つブーイングには思えない。