サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

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　2025/01/13 　【J2：順位予想】 2025年の順位予想バトルの参加者・募集中 (参加者数：56名)
　2025/01/14 　【J3：順位予想】 2025年の順位予想バトルの参加者・募集中 (参加者数：10名)

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【冬の移籍市場】 12段階のプレーヤー別の補強評価 (栃木SC編) (2019年-2020年) | | |　

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GK 大野哲煥 (ジェフ千葉→栃木SC)　・・・　C+

→　城西国際大出身。2016年に千葉に加入すると2018年にJ2デビューを果たした。この年の千葉はGKロドリゲスとGK佐藤優の2人が激しいポジション争いを繰り広げたが途中で第3キーパーだったGK大野にチャンスが回って来た。J2で9試合に出場しているが186センチというサイズの割には動ける選手で守備範囲は広い。正キーパーのGKユ・ヒョンが契約満了になったのでレギュラー奪取の大きなチャンスと言える。

DF 高杉亮太 (V・ファーレン長崎→栃木SC)　・・・　C+

→　2006年に関東2部リーグに所属していた時期の町田に加入。2007年～2012年までは愛媛FC、2013年～2019年までは長崎でプレーした。キャリアのほとんどがJ2になるが2018年にJ1を経験した。J2通算では295試合に出場しているがこれは歴代48位タイになる。182センチの長身で統率力があってフィードも出来る。残留が決まったDF田代雅などとのポジション争いになるだろう。イケメンとしても知られている。

MF 佐藤祥 (ザスパクサツ群馬→栃木SC)　・・・　B-

→　千葉の下部組織出身。千葉では出場機会に恵まれなかった。2016年～2018年までJ2の水戸でプレーしたが2016年は35試合、2017年は39試合に出場した。昨オフに群馬に完全移籍すると新天地では主力として活躍した。ボール奪取力が高くて中盤を引き締めることが出来る。ボールハンターとしての能力はJ3の中ではトップクラスだった。課題は攻撃面になる。ハードな守備が出来るので出場機会はありそうだ。

FW 韓勇太 (鹿児島ユナイテッド→栃木SC)　・・・　A-

→　大卒で松本山雅に加入したが1年目から鹿児島に期限付き移籍となった。開幕スタメンをゲットして記念すべきクラブのJ2初ゴールをマークした。失速した時期もあったが1年目からJ2で35試合で11ゴール。結果を残した。182センチとサイズに恵まれており、身体的なパワーを持っている。器用さや柔軟性にはやや欠けるがCFとしてのポテンシャルは高い。身体を張れる選手なので栃木SCはいい補強が出来た。

MF エスクデロ競飛王 (京都サンガ→栃木SC)　・・・　B-

→　2016年は38試合で5ゴール11アシストを記録。攻撃の中心として大活躍したが2017年以降は低調。2019年も12試合の出場にとどまった。コンディションが整わずに出場機会は限られたがキープ力があって攻撃の中心になれる選手である。栃木SCにはいないタイプの選手なので上手くハマって主力に定着する可能性もあるが守備力などがネックになって全く活躍できない可能性もある。そのどちらかだろう。

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MF 枝村匠馬 (栃木SC→藤枝MYFC)　・・・　C+

→　2018年は福岡、2019年は栃木SCでプレーした。2018年は26試合、2019年は28試合。栃木SCでは秋以降はボランチの主軸として活躍。「奇跡の逆転残留」にも貢献した。契約満了になったが早々に移籍先が決まった。藤枝MYFCは「3-3-2-2」あるいは「3-3-2-1-1」を採用しており、インサイドハーフで起用される可能性が高い。技術が高くて周りを使うのが巧み。同年代の選手が多いのですぐに馴染めるだろう。

MF ヘニキ (栃木SC→レノファ山口)　・・・　A-

→　秋以降はフォワードの位置で起用されて躍動。栃木SCの「J2残留」の立役者になったことは記憶に新しいが山口への移籍を選択した。主力の流出が続いていた山口にとっては久しぶりのポジティブなニュースになる。ボランチが本職になるがCBでもプレー可能。新天地の山口でフォワードで起用される可能性はゼロに近いと思うが空中戦の強さはJ2屈指である。山口はピッチ上で闘える選手の獲得に成功した。

MF 川田拳登 (栃木SC→長野パルセイロ)　・・・　C+

→　大宮ユース出身。2016年にトップ昇格を果たした。2017年の前半戦は群馬でプレーしたが秋になってから栃木SCに期限付き移籍先が切り替わった。栃木SCでは2年半ほどプレーしたことになる。2017年は11試合、2018年は27試合、2019年は22試合に出場している。もともとのポジションはフォワードになるが栃木SCでは右SB/WBでプレーする機会が多かった。長野に育成型期限付き移籍することになった。

DF 森下怜哉 (栃木SC→松本山雅)　・・・　B+

→　長きに渡って守備の要として活躍してきたDF飯田真が契約満了でチームを離れた。松本山雅も大改革の時期を迎えているがレギュラー候補の1人としてDF森下怜の獲得に成功した。180センチなのでサイズには恵まれていないが安定感があって実践的な選手である。右足のキックの精度が高いので攻撃の起点にもなれる。C大阪U-23で守備の要として活躍していた選手なのでJリーグでの経験値は豊富である。

MF 浜下瑛 (栃木SC→徳島ヴォルティス)　・・・　C+

→　2018年に栃木SCに加入。2018年は30試合で2ゴール1アシスト、2019年は33試合で1ゴール4アシストという成績だった。運動量が多くてボールを受ける技術が高いので攻撃を活性化させることが出来るが身体的なパワーが不足しているのでなかなかシュートが決まらない。WBの位置でも起用されたが点が取れないとアタッカーとしての価値はなかなか上がらない。徳島では2列目とWBの両方で試されるだろう。

DF 藤原広太朗 (栃木SC→鹿児島ユナイテッド)　・・・　D+

→　2013年～2018年までは徳島でプレー。主に右SBで活躍した。昨オフに栃木SCに移籍してキャプテンを任されるなど大きな期待を受けたが本職ではないCBで起用されたのは気の毒だった。176センチとサイズのある選手ではないのでCBをうまくこなすのは難しかった。J3の鹿児島に期限付き移籍となったが鹿児島はSBの人材は豊富。つなぐサッカーに適した選手ではないことを考えると補強の意図は分かりにくい。