はてなキーワード: ネタとは
今確認すると、動画消しまくってコメント禁止で上げ直してるんだよな…
散々ナカイドらをコメント禁止の件で煽ってたレイアはそんなことしねーよ
荒れたコメントすらネタになるんで、とか言って一切コメント削除しないし何なら動画にしてたキャラだったのにな
今のアカウント動かしてる誰か、よっぽどレイアの事を分かってないか、逆にレイアがやんねーだろって事を敢えてやってるアンチが動かしてんだろってレベル
どっち側で擦れば金になるかくらい分かるからな
商魂の怪物とまで呼ばれるぐらい金にはうるさいYoutuberだったからこそ
ゆっくり動画とかいう隙間産業で年収1300万とかやってたんだろうし
嘘増で1000ブクマ超えした者だけがなろうに投稿して良い 1000より下の者は..
これはネタで言ってるんだろうけど、嘘松の上手さが作家としての資質の証明みたいに思ってそうな人はマジでいるからね。
・早朝に一部の動画が復活。現存する動画は83本。堀口動画は591本あったが全て削除済。非公開化ではなく完全削除なので二度と復活しない。
・コメント欄が閉じられコメント不可に。なお過去レイアはコメント欄を閉じるYouTuberを煽り倒していた。
・メンバーシップ動画、ライブアーカイブ、コミュニティ投稿を全て削除。
・メンバー動画が1本もなく説明もない。メンシ加入者は詐欺られたようなもの。(なおそういう不義理な事はしないキャラで売っていた)
・noteも削除していた。
まあこれだけ見ても、少なくとも2021年から約4年活動していたゆっくり時事系Youtuberとしての赤木レイアは「死んだ」と思う。
中の人は知らんけど、少なくとも月100万以上の収益があるチャンネル運営を急に説明無く逃亡する様な形で捨てざるをえない「何らかの事態」が発生したのだろう。
どこの誰が自称復活動画を制作したのか、今誰がチャンネルを運営しているのか、まるで分からないが
(本人の自称だが『灰豚』なる暇空アンチ系アカウントが「レイアから管理権限を譲渡された」と言っているらしいけど)
本人がゆっくり動画とかいう代物で月100万稼げる状態にまで成長させたチャンネルを、なんだと思ってるんだろうな?
メンタル不調で休んでたにしても、これまでと動画との向き合い方違いすぎてて、連続性が無さすぎる。
復活動画だけど、メンタル復活しました→暇空尊師尊師!ビチビチ!
って、そうはならんやろ……
頑張って成りすましても隠し切れぬ、復活動画から滲み出ている暇空への強烈な憎悪。
あそこまで許さんぞ暇空って認知になる理由は無いんだよな、ファンから認知されているレイア(本物)なら。
メンシプ放置して無言で失踪した言い訳もそこそこに、その手のネタではしゃぐキャラでも無かったんだよな。
そもそも長期失踪で騒がれたのも、コンスタンスに活動しメンシプも運営、活動の報告もちゃんとする人が
ある日突然何も無しに無言でネットから消えたのが原因なのだが。
そもそも2021年からチャンネルやってる時事系だし、所謂暇空界隈の人間でも無い人。
レイアからしたら暇空周りなんて所詮メシの種の一つなんだから、敵とか味方にするメリットが無い。
所謂アンチ界隈にフルコミットした所で、今までの時事系よりは明らかにお金にならないし、既存客が離れるデメリットすらある。
敵味方以前に、金にならない様なネタはやらんだろうなってのが、従来のレイア評なんよね。
仮にアンチに転向したとしたら、そうなる経緯から界隈全体の動向まで、一日3本は動画上げて稼ぎまくるのがレイア(の中の人)って認識なのよ。
信者かアンチかしかない人達には、そういうとこわからんのだろうな、って思うけど。
さすがに「死んでる」とか「◯されてる」ってのは、陰謀論だと思う。
しかし少なくとも、本人とは思えない程クオリティ低いし今までのテンプレ動画とも異なる動画が本人名義で出てきたって事は
アカウントを何らかの事情で譲渡したか、乗っ取られたか、投稿は本人だが「こういう動画を出せ」と強要される立場なのか(これなら本人作でもテンプレグチャグチャでクオリティ低いのも納得?)
所謂儲かるチャンネル(だった)且つメンシプ周りはそれなりの金が発生してるので、事件性すら感じるが、本名すら明かしてない人間がよー分からん事態になっても
事件にすらならない(出来ない)のが現代日本の限界なんだよな。
仮に最悪の事態が起こっててたとしても、アカウント情報持ってれば「ボク、本人デース、生キテマース」って適当にやった後、怪しまれながらも適当にフェードアウトすれば、それで終わりだもんな。
なんかやっぱりすげーモヤモヤする。
増田でそういうの見てたけど、
言うてみんなネタで言うてるんでしょ。
あいつらなんやかんやで同じ反応しかしないからすぐ飽きるやん。
と思ってたんだけど、
X見てたらChatGPTしか勝たんとか、恋人はもうChatGPTでいいとか、
毎日のChatGPTとのイチャラブトークを晒し続けてる垢とか
俺の想像してるよりもだいぶChatGPTとのコミュニケーションにハマってる人多くてびっくりしたわ。
みんなそんな疲れてるんか?
AI秘書みたいにカロリー管理と筋トレ管理は任せるにはもう問題ないけど
ChatGPTってコミュニケーション相手として満足できる水準全く満たしてないと感じてたから
もうChatGPTでいい!って言いきれる人がいるの普通に驚いた。
これAI絵師の釣り投稿だと思ってネタにしてたらバリバリ同ジャンルの絵師で支離滅裂なお気持ちDM来て横転。
第五人格界隈に居た頃から香ばしい人だったので納得しかないけど、ここまで悩んだ割に今も転生先で同じことやってるのは何でなんですかね(呆れ)
https://3rd.charlie-intelligence.com/posts/56788562
「中学生の頃からバッハが好きで、その中でもチェンバロの音色が特に好き。
それ以来基本はバロック音楽かロック(笑)(いわゆるネオクラシカルヘビーメタル)しか聴かず、ピアノよりチェンバロが欲しく「チェンバロって普通に売ってるんですか」と楽器店で尋ねたことがある(笑)。売ってなかった(笑)。
習ったわけでもなく、インプロバイズで楽器(弦も鍵盤も)を弾いても勝手にバロッキーなメロディが出てくるというくらい私にとって自然な旋律で相性が良い。
たまに行くお寿司屋さんは、いつもバッハを中心としたバロック音楽が流れていて居心地が良く、淡々と握られ淡々と目の前に差し出されるお寿司カウンターにとても合う。
シャンパンは一種類しかないお店なので毎回同じものを飲んでいるが、もし自分で選ぶならいわゆるパーティーシャンパンよりも泡が繊細なものが良い。
で、そのお店で珍しくベートーベンが流れていた。
派手な交響曲ではなく協奏曲だったので、食事を邪魔しない程度に大人しいが、ベートーベンなので展開は劇的。
すると味覚まで変わり、よりドラマティックな味わいが恋しくなるので面白い。
五感は全て連動していて、脳がそれらの知覚を統合し、カクテル化され“認知”が生じる。
結局ベートーベンの協奏曲と最も美しいマリアージュを奏でたのは初鰹(かつお)だった(笑)。
カツオと言えば大衆的だが、味的に決して簡単な魚ではない。癖が強いので手強い。
ネタの上に僅かに添えてあったおろしショウガとポン酢(?)の絶妙なハーモニーが、一つ間違えばすぐにでも発狂しそうなベートーベンに似ている気がした笑)。紙一重的な。
一方バッハはどうだろうか。
Partita No.2 IV. Gigue(ハーン女史)あたりで酢締めのコハダを3貫くらい連続で食べれば、感覚が研ぎ澄まされ知覚過敏(笑)になるか、ゲシュタルト崩壊を起こすかのどちらかかなというこれまた極限系の味わい(笑)。
いずれにせよ6声のリチェルカーレの旋律が精確に聴き取れるようになる(笑)。
コハダも安い魚だが、なかなか大変らしい。
技術だけでもダメ、知識だけでもダメ、感性だけでもダメ。全てが融合・統合され完成品として表現できた時に秀作・傑作が生まれ、食に関しては味だけでなく、空間もカトラリーも、音楽も合わせて楽しみたいところが、なかなか全部が揃っているお店がない。
今川氏真、まさかの池袋降臨!?~公家趣味が抹茶の苦みに溺れる~
時は令和、空前の抹茶スイーツブームも落ち着き、ほうじ茶とか玄米茶とか、渋めのお茶系スイーツがチラホラ出てきた20XX年。そんな中、池袋のサンシャインシティに、マジで時代錯誤な貴公子が現れたんだって!平安貴族みたいな烏帽子…じゃないけど、なんかこう、雅な雰囲気の帽子かぶって、優雅な着物みたいなの着てるお方。「え?コスプレ?何のキャラ?」ってみんなが遠巻きにしながらも、そのナルシストっぽいオーラに若干引いてたらしい。
え?マジで?あの桶狭間の戦いで織田信長にボロ負けした挙句、蹴鞠に明け暮れた残念大名!?って歴史に詳しいギャルたちがスマホでそっと検索し始めた瞬間、その優雅(笑)なお方、もとい氏真様は、あたりをキョロキョロしながら呟いた。「ここは…駿府ではないのか…?ずいぶんと騒がしい場所になったものよのう。」って、マジで世間知らず感ハンパない!「イタすぎ!」ってみんな心の中で盛大にディスってたらしい。
そんな氏真様に、恐る恐る話しかけたのは、池袋でアニメグッズ爆買いしてた量産型ギャル、アヤ。「あの…もしかして、迷子ですか?」「…迷子、と申すか…見慣れぬものばかりで、少々困惑しておる。」って、マジで上から目線!アヤ、そのナルシストっぷりに若干イラつきつつ、「別に。アンタ、なんかウザいんだけど。」って塩対応かましたんだけど、氏真様、全く気にしてない様子。「ふむ、そなたのような可愛らしい娘が、このような騒がしい場所にいるとは、世も末よのう。」って、マジでキモい!
次の日、アヤに半ば強引に連れられて(アヤもネタにしたかったらしい)、氏真様は初めて現代のスイーツを体験!キラキラしたケーキとか、カラフルなアイスとか、マジで興味なさそう。「ふむ、見た目は華やかだが…果たして味はどうなのだろうか。」って、評論家気取り!でもね、氏真様が唯一興味を示したのは、抹茶パフェのお店。「…抹茶…とは、高貴な香りがいたしますな。試してみましょうぞ。」って、やっとまともなものに興味持った!
でね、ある日、アヤが氏真様を連れて入った抹茶カフェで、氏真様、衝撃的な勘違いをしたの!メニューに「お茶パフェ」って書いてあるのを見て、「ほう、抹茶だけでなく、様々なお茶を使ったパフェがあるとは!さすが令和の世よのう!」って、勝手に勘違い!店員さんが「抹茶パフェですね?」って確認したのに、「いやいや、ここは『お茶パフェ』と書いてあるではないか!余は、全てのお茶の味を堪能したいのだ!」って、マジでめんどくさい客!
で、出てきたのは、抹茶アイス、抹茶クリーム、抹茶ゼリー…と、見事に抹茶づくしのパフェ。「…これは…抹茶ばかりではないか!『お茶パフェ』とは、一体どういうことだ!余は、もっとこう、ほうじ茶とか、玄米茶とか、色々なお茶のハーモニーを期待しておったのに!」って、マジで的外れなクレーム!店員さんも「え?お茶パフェって、普通抹茶パフェのことなんですけど…」って、困惑顔!
そこから、氏真様の勘違いから始まった、お茶パフェ(自称)での天下取り計画がスタート!まずは、SNSで「#今川氏真のお茶道」ってハッシュタグ作って、毎日自分が考案した(と勘違いしている)お茶パフェの画像をアップし始めたんだって。でもね、全部抹茶パフェだから、フォロワーからは「ただの抹茶パフェじゃん」「何が違うの?」ってツッコミの嵐!
「余が考案した、深みのあるお茶の味わい…しかと味わうがよい!」(←ただの抹茶パフェ)
「様々な茶葉の個性が、この一杯に凝縮されておるのだ!」(←ただの抹茶パフェ)
SNSは氏真様の勘違い投稿で微妙な空気に!しかも、氏真様、抹茶パフェしか作れないくせに、「もっとこう、煎茶の爽やかさを活かしたパフェとか、番茶の香ばしさを加えたパフェとか、色々試してみるべきではないか!」って、謎の上から目線でフォロワーにアドバイス!「お前が作れよ!」って総ツッコミされてたらしい。
で、ついに!氏真様は、池袋のサンシャインシティの片隅に、自分のプロデュースするお茶パフェ専門店(自称)「UJIMASA'S TEA PARFAIT - 雅 - 」をオープンさせちゃったの!お店の内装も、雅な…というよりは、ただの和風喫茶店みたいな雰囲気。メニューも、全部抹茶パフェなのに、「こだわりのお茶パフェ」「特選お茶パフェ」「究極のお茶パフェ」とか、名前だけ無駄に豪華!
オープン初日から、案の定客足はまばら。「なんか、ただの抹茶パフェなのに、値段だけ高い」「店主のナルシスト感がヤバい」「『お茶パフェ』って何?」って、散々な評価!でね、一口食べたら、やっぱりただの抹茶パフェだから、「普通に美味しいけど、別に特別じゃない」「期待外れ」って、リピーターはほとんどいなかったらしい。
しかもね、氏真様、客に「もっと色々なお茶を使ったパフェを作るべきだ!」ってアドバイスされても、「ふむ、そなたの意見も参考にしよう…(全く聞く気なし)」って感じで、全く新しいメニューを開発する気がない!完全に自分の勘違いに気づいてない、ただの痛い人!
テレビや雑誌の取材も、最初は物珍しさで少し来たけど、「ただの勘違いナルシスト店主の店」ってバレて、すぐに全く来なくなった!「令和の今川氏真(笑)」とか、ネットで盛大にネタにされて、完全に黒歴史化!
でさ、最終的にどうなったかって?もちろん!「UJIMASA'S TEA PARFAIT - 雅 - 」は、開店から半年も経たずにあっさり閉店!氏真様は、「この世の人間には、余の芸術的なお茶パフェの真の価値が分からぬのだ!」って、最後まで自分の勘違いに気づかず、どこかに消えていったらしい…。
あの時、池袋の街で優雅(笑)に佇んでいた残念大名が、令和の時代に盛大に勘違いしたまま、誰にも理解されないお茶パフェ(ただの抹茶パフェ)で天下を取ろうとして、見事に失敗したなんて、マジで笑えるけどちょっとかわいそう!まさに、公家趣味が抹茶の苦みに完全に飲み込まれた瞬間!
アヤは、「マジであのナルシスト、ウケるんだけど!やっぱり歴史上の残念な人は、転生しても残念なんだね!」って、SNSで盛大にネタにして、プチバズりしてたらしいよ。
氏真様は今頃、どこかで「いつかきっと、余の真の『お茶パフェ』が理解される日が来るであろう…」って、まだ夢見てるのかもね!
こうして、今川氏真は、令和の日本で、盛大な勘違いとナルシストっぷりを炸裂させ、誰にも理解されないお茶パフェ(ただの抹茶パフェ)で天下を取ろうとして、見事に玉砕!めでたしめでたし…じゃないけど、マジで笑える残念な物語、完全燃焼したわ!お茶パフェ(笑)、マジでビミョー!
https://lscharlie.exblog.jp/31824635/
「結果はFSIQ 156(標準偏差15)。読むのが面倒くさい人向けに予め(笑)。
2015年に人生初の知能検査WAIS-III(Ver.3)を受けた。今回は2018年から日本でも運用開始となった新しいバージョンWAIS-IV(Ver.4)の性能(?)を確認したく受けてみた。
※ちなみに本家アメリカでは児童向けのWISC-V(Ver.5)が出ているらしい。ということは成人向けのWAIS-Vもアメリカではそろそろだろう。周回遅れの日本。
※読み方はウェイス・フォー。
グーグル検索でサクッと出てきたところは私には遠く(4km以上(笑))、近場の心療内科や公認心理師(臨床心理士)オフィスなど10軒ほど問い合わせ、WAIS-IVを実施しているところを探した。「WAIS-IIIでしたら」と言うところばかりで、最新版の導入があまり進んでない様子。
前回同様、心身共に健康な私は問い合わせの段階で予め「自費(自由診療)で」と申し出た。
/*
「WAIS-IV」と検索すると真っ先に飛び込んでくる文字が「医科診療報酬点数: 450点 (根拠 D283-3)」で、仮に健康保険適用だと医院に入るのは4,500円であり、2時間ほど趣味に付き合わせるわけにはいかず自費(自由診療)で。場所代もあり医院と折半だとして、病院勤務の公認心理師の時給は1,000円くらいか。歯医者と一緒で保険適用診療は儲からないようにできている。余計なお世話だが。
今回は他の心理検査は省略してWAIS-IVのみ。心理検査(エゴグラムなど)4〜5種込みで36,000円(自由診療)ほどだった2015年とそれほど変わらず、問い合わせたところはWAIS-IV単体検査で27,500円〜43,000円(税込)だった。検査報告書は別途5,000円前後取るところが多くソレを含んだ金額(いずれも自由診療の場合)。
※神奈川県で1万円台後半、首都圏の外では1万円台前半という医院・心理オフィスも見かけた。
2015年と同じく、問い合わせ段階で「1ヶ月以上お待ちいただく場合があります」というところもあったが、今回も申込から一週間以内で受けられた。精神科医に用がナイと早いのだろう。
検査は臨床心理士(民間資格)かつ公認心理師(国家資格)の女性と個室で約1時間半。休憩なし(こちらが希望しなかった)。
結果は全IQ(FSIQ)156(95%信頼区間で149〜159)。
WAIS-IIIでは156までらしいが、WAIS-IVは160まで測定できるそう。実社会における知能格差を踏まえてのことだろうか。IQブームで被験者が増え十分なサンプルが得られたのかもしれない。
フリン効果を考慮すると、全体(世間)が底上げされることで相対的に自分の優位性が下がり、最新バージョンでは低く出ると予想されるがそうはならなかった。考えられるのは下記の通り。
(1)5年前のWAIS-IIIの時は時間を測っていることを途中まで知らず臨床心理士の女性を笑わせることに専念していた(笑)ため、(WAIS-IIIの)スコアが低く出た。
(2)各検査の内容は一通り入れ替わったそうだが、前回検査イメージ(流れ)を知ったため精神的な余裕が生まれ集中できた。
(3)私が時代に適した(または進んだ)頭を持っていて、バージョンが新しくなったことでより高い精度で測定できた。
(4)同年代と比べて経年劣化(笑)が遅いため、偏差値(DIQ)化すると優位性が増した。
(1)は十分にあり得る。当時ブログネタのために(笑)メンサの試験と併せて思いつきで受けに行ったから、時間を測定するなどの知識が何もなく、ずっと冗談を言い続けていて、臨床心理士の女性が噴き出してペンを落としたくらい(笑)。それを拾おうとした時に「時間を測っているので」と言われて知った。だから前半の検査項目の値が低く出た可能性が十二分にある。今回は検査中は黙って集中した。
(2)は初回と比べると遙かに緊張も少ない。医院だと問い合わせただけでも「WAISを受ける(受けさせられる?)=何か問題がある」という前提なんだろうなという空気感が漂い、健常者にとってはアウェー感がかなりある。見方を変えると通院している人は場慣れしていて“ホーム”として挑めるんじゃないだろうか。また「流れ」を知っているか否かは大きい。ボクシングなら蹴ってこない前提で戦えるし、キックボクシングなら寝技はない前提で戦えるが、「ルールなし」だとどう構えていいのワカラナイのと同じで、イメージを掴んでいるだけでも有利に働く。疲れがまるで違う。
(3)かれこれ20年ちょっとプログラマーをやっていて、25年もITビジネスに携わっているから、頭の使い方は他の現代人と比べてもそれなりに進んでいるだろう。検査内容が時代に追いついてきた可能性がある。だとすれば次バージョンではもっと高く出るかもと期待できる。
(4)同年代偏差値から算出されるため、他の人達より老化(機能低下)が遅ければそれだけ高く出る。しかし「2015年にWAIS-IIIを受けました」と伝えたところ、標準化する際の年代(すなわちサンプル集団)が当時と同じ層に収まっているらしく、一般的には加齢に伴う認知機能の低下によって、今回の方が低く出るはずだから1〜3の可能性が高い。
検査が終わった直後「多分151以上でしょう。正式な結果とレポートは1週間ほどで」と言われ解散。レポートを受け取り記載されている用語(資料1、資料2[WISC-IV]、資料3[WISC-IV]、資料4[WISC-IV]、資料5[WISC-IV]を参照)を調べてまとめたのが下記。数値は私の結果。
類似:15
単語:18
知識:19
理解*:19
積木模様:18
パズル:18
バランス*:18
絵の完成*:18
数唱:19
語音整列*:19
▼処理速度(PSI):149
記号探し:18
符号:19
絵の抹消*:17
「*」印5項目(語音整列、バランス、理解、絵の末梢、絵の完成)は「補助検査」と呼ばれ、これは直接は知能指数の算出には使われないらしい。せっかくなので全部受けた。
※料金が異なるかもしれないので、15検査受けたい人は予め「全15検査を」と伝えた方がイイ。
「類似」だけ低いのは多分私がスロースターターだから(笑)。最初の検査項目で、自分で「もうちょっとスマートな表現がありそうだが」と思いながら答えていた。最近は書いて説明することが多いことも影響している(多分)。
WAIS-IVから「言語性知能(VIQ)と動作性知能(PIQ)の区分けがなくなる」とはどこかで読んで知っていたが、
[VCI(言語理解)]+[WMI(作動記憶)]=[VIQ(言語性知能)](聴覚入力)
[PRI(知覚統合)]+[PSI(処理速度)]=[PIQ(動作性知能)](視覚入力)
※上記()内がWAIS-IIIでの呼称。今思うと「知覚統合」は大袈裟で、視覚入力しか測定していない。IVでは「知覚推理」という名称になった。割と良く「空間認識」とか「地図を読む力」といった例えが出てくるのに、なぜ素直に「視覚推理」にしないのか。
しかし分析の際の仕分けが変わったようで、これまでは上記の言語性知能/動作性知能に分けて分析していたところを、
[VCI(言語理解)]+[PRI(知覚推理)]=[GAI(一般知的能力指標)]
[WMI(作動記憶)]+[PSI(処理速度)]=[CPI(認知熟達度指標)]
と見るようだ。
※CPI(認知熟達度指標)は、「成人検査では現時点で研究段階」とのことで数値は算出されないそう。WISC-IVにはあるらしい。
検査方式が大きく変わったわけでもなく分析方法がより詳細になったっぽい。
分析の仕方が変わろうと、私みたいにバラツキのないタイプは分析しようがない。検査項目毎に差があって初めて何に強い・弱いなどの適性が出たり、或いは「発達障害の疑いあり」等と判定されるのだから。
GAI(一般知的能力指標)は知識と思考力(もちろん机上の)、CPI(認知熟達度指標)は実生活で問われる能力と言える。実績(実務)よりカタログスペックにこだわる人はGAIを好みそうな印象があり、「GAIが高いのに実社会で上手く行かない」という場合にCPIを見れば原因が解るといったより実質的な評価が可能になったように思える。
PRIとPSIはCambridge Brain Sciencesのスコア通りな印象。内容は全然違うが、テキパキ度が問われる。サラリーマン社会では最も見た目の印象に関わるところ。時間を測っているものばかりなので、喋ったり冗談を言ったり手を休めていると当然に低く出る。
一方、VCIは知識問題なので、偶然知っている内容が出題されれば高く出るという他の資格試験などと似た性質のもの。WAIS-IIIの時は日本文化に関わる内容が多く出題された記憶がある(私の苦手分野)が、IVは私が良く知る内容ばかりだった。
細かく見ていくと、「類似」は読解力・理解力につながり、「理解」は言葉通りの検査で異議はないが、「単語」と「知識」は“教養”と言えば教養、しかし私はこれらを「知能検査」に含めることに懐疑的な立場であり「長期記憶を問うている」程度に受け止めている。全くもって生得的な知能とは関係ない気がする。それに2020年現在、もっと知ってた方がいい知識は山ほどある。例えば「bit」と「byte」は現代社会において極めて優先度の高い単位だが、他の単位が問われた。冒頭に書いた周回遅れが原因なら(日米差は10年)、2010年頃の偏差値として受け止めるべきか。
WMI(いわゆるワーキングメモリー)は算数と暗唱(数唱)で、私の場合数唱はもともと良いんだが算数は運(笑)。今回の内容自体は即答できる簡単なものだった。
※それでもWAIS-IIIから5年経って加齢に反して向上していることを考えると、サプリ効果ではないかと個人的に思っている。
結局のところ言語性知能とは結晶性知能と呼ばれることもあるように、努力(反復学習)の成果(特に学校時代の)であり(私の場合大人になってから覚えたものばかりだが(笑))、生得的な賢さとは結びつかない。私はまるで努力型ではないので、算数(暗算)などは平均的なビジネスマンと比べて決して速くないんだが、ウェクスラーの場合文章問題を耳で聞いて暗算で答えるので、日頃人の話を何度も聞き直すような人(聴覚入力の機能性が低い人)や、メモが必要な人(ワーキングメモリーの機能性が低い人)は、学校のテストのように紙に書かれた問題の暗算が得意でも上手く行かない可能性があり、相対的に私はよく機能しているという結果なのだろうと理解している。日常生活・業務により近い検査と言える。
※ちなみに遺伝子検査では私の海馬(=記憶力を司る)は小さい傾向と出ている。MRIの画像が3年分あるのでいつか脳科学者に見てもらいたい。一方、計算は速い傾向と出ているが、算数も数学も苦手。多分性格の問題(笑)。処理速度も一部速い傾向と出ていて、これは自分で納得している。スロースターターだが(これも性格の問題)エンジンがかかると処理はかなり速い方で仕事量は非常に多い。
私にとって最も集中力を必要としたのは語音整列でかなり脳に負荷がかかった。10年に1回というくらいの本気を出してみたが、補助検査なのでFSIQの算出には使われないらしい(笑)。
私が受けたところは、検査まで、検査時、検査後の対応も非常に良かった。自費(先方にとって実入りが良い)かつ何かの疑いがあるわけではないので、そもそも“患者”ではなくただの“客”だからというのもあるだろう。
以下はいくつか感じた点をまとめてみた。
その1:ウェクスラー知能検査は常識的なことしか問われないので、小さい頃から発達障害等の疑いで何度も知能検査を受けている人や、ギフテッド・英才教育という名の下に検査に最適化された問題をこなしかつ検査を頻繁に受けている人などは内容を覚えてしまうから、各バージョン最初の1回目のスコアしかあてにならない。特にWAIS-IIIで言う言語性知能(WAIS-IVでは言語理解)の下位検査は記憶力の良い人なら1回で暗記できるものなので、インターネット上で「言語性知能が高く動作性知能が低い」(その差が大きい)という結果をよく見かけるのも、これが原因の1つかもしれない。診断のためだとしても複数回検査しているうちに、暗記によって言語性下位検査のスコアが高くなり、“慣れ”効果は多少あっても暗記できるものではない動作性との差が開き、ますます発達障害判定される可能性が高まるんじゃないかと人ごとながら感じた。
その2:行列推理の問題のうち1問だけ、間違いなくこれが正答と思われる選択肢に色違いがあり、色覚異常の私には識別が難しかった。どうみても答えではない選択肢が何色だろうと構わないが、正答に色違いを設ける場合は赤、青、黄、黒といった間違えようのない色にしてもらいたい。色覚異常が多い白人圏で製作されている割には意外。
その3:凸凹がないのでプロファイリングしようがないのかもしれない。検査報告書は2015年のWAIS-IIIの時と同じく、読んでる方が顔が赤くなる(笑)くらい褒めちぎられていた(とても丁寧でA4数ページ)。しかしこういう横一直線のバランス型は本当に珍しいらしく、一見「特徴がない」印象だが、見方を変えると出現率的には非常に個性的ということになる。矛盾しているようだが統計学的にはそうなる。
そんな感じ。
普段全く不安要素や問題を感じていなくても、経営者や管理職層は一度受けてみることをオススメする。人を雇うまたは採用・管理する際、自分と比べてどういうタイプの人を“優秀”と感じているか(その反対も)を知ることで、自分は“人材”によって何を補おうとしているのか(または相手に何を要求しているのか)が解るから。自己分析。
病院ではいちばん面白くないかもしれない凸凹がない人は、多分器用なバランス型を好むだろうと思う。欠けているものを補おうとするよりも、バランスを崩すことで生じる補填コストがリスクとなるから。
といった特性が見えてくる。
というわけで次に私が受けるのは、日本でWAIS-Vの運用が始まった時。7-10年後くらいだろうか。
https://lscharlie.exblog.jp/24430958/
ウェクスラー成人知能検査、その名も「WAIS-III」を受けてみた。
全額負担で。
大人になって試験という試験は、車の免許とメンサとコレくらいだ。
いや、コレは検査か。メンサとケンサを受けたことになる(どうでもいいか)。
証明書による入会判定について
https://mensa.jp/certification.html
JAPAN MENSAはWAIS-IIIの証明書を提出することで、条件を満たせば試験を受けずに入会できる。
私のWAIS-IIIの結果はIQ 140(=全検査値、標準偏差15)
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よく見かける「IQ 162をマーク!nn才の子供がアインシュタインやホーキング博士を超えメンサ入り!」というニュースは、私が見る限り全て標準偏差24値なので(メンサをIQ 148以上と表現している場合間違いない)、それを真に受けるならば私も超えているし、記事になっている人達よりも2〜3高い。が、そんなにゴロゴロとアインシュタインを超えるはずがないので、何かおかしいと読み解くところから始まる。そのくらいマスメディアというのは専門知識も持ち合わせていないし分析能力もない(ことが多い)。ちなみにニュース記事の英語原文にはちゃんと説明が書かれていることもあるので、日本のメディアか翻訳者が疎いだけかもしれない。
もし当時アインシュタインが知能検査を受けていたら、標準偏差15値で160はあったんじゃなかろうか。受けた記録はないそうだ。
ジョディ・フォスターのIQ 132は標準偏差15値かと思われる。でなければメンサに入れないので。
言語性、動作性に限らず、下位項目全てにおいて130を超えているので、メンサはどっちで入会しても良かったということ。
※保険適用なしでWAIS-IIIを受けるとメンサ試験料の3倍以上かかるから、真っ直ぐメンサ試験に直行した方がお得(?)。※実際は1万円ちょっとのよう。私はついでにアレもコレも受けたので高くなった。
IQ分布では250人に1人だから0.4%、世界的に140からを天才と位置づけているそうだから、ギリギリ仲間入りした。
「滑り込みの天才」とか、「駆け込み乗車の天才」とか名前付けたら売れますか?的な。一瞬、滑り込みや駆け込みが巧いのかと思う。
で、スティーブ・ジョブズがIQ 140らしい。
なんか申し訳ない。
晴れて私は天才になった。
例えばソムリエ試験の合格通知が来たその日から人はソムリエになる。
でも試験日当日には既に合格するレベルに達していたのだから、この人がソムリエになったのは試験日当日じゃないか(事象の発生)と考える。
※例えば、オリンピックで100メートル走り、9秒00を出してから世界新記録と金メダルが確定するまでのタイムラグのようなもの。
更には、試験前日は余裕で勉強もせず、いつもどおりの生活を送っていた人は、試験の前々日にソムリエ相当になっていたことになる。
もっと言うと、合格するだろう軌道に乗った時点で、その人はソムリエになることがほぼ決まっていたと言える。
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http://karapaia.livedoor.biz/archives/52152799.html
メンサは9位、「マスターソムリエ資格認定試験」は1位だ(笑)。ソムリエにとっての最初の難関は受験料8万円ではなかろうか(笑)。
量子論の入門で必ず出てくる。
観測するまでは確定されず、考えられる可能性を元にした2つ以上の世界が同時に存在するというパラレル・ワールドの理論。
そして光は、過去に遡って結果を書き換えたりする(過去に影響を与えているように見える)。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2000S_Q2A120C1000000/
ソムリエ試験当日、合格する行動(筆記や実技、全てにおいて)を取った人は、例え採点前でも合格が決定しているが、採点後に合格が確定していても、本人は通知を受け取っていないため、「不合格」かもしれないと心配したりする。
更には合格通知が郵送されても、受領していない限り本人にとっては合格という事実が確定しない。
もし、一緒に受けた友人宅に先に通知が届き、Facebookにでも「合格した」と近況報告を載せようものなら、まだ通知が届かず近況報告できない片割れに対し、「不合格なんじゃないか」論が密かに噴出する。本人自身も含めて。
一週間も通知が届かないと、仕舞いには「本当に受けたの?」疑惑さえ出てくる(笑)。
そういったある特定の要素によって、事実を事実として確定させられないと困るので、多くの試験はホームページに合格者受験番号を掲載したりするなど2種以上の通知手段を採用している。
パールハーバー前の宣戦布告も、2つ以上の手段によって伝送されていれば、少なからずどちらかを持ってルーズベルト大統領の手に渡ったのではなかろうか。
それは置いといて、正直に自己開示すると、検査日の数日前、お馴染みのロンドン3丁目(笑)に「測定上限値の161かエラーを出す」と宣言したので(笑)、何ともネタがないままに終わってしまったことが若干不満なのであります。
いや、彼女よりも低いことは(初めから)自分でわかっているので、150を超えないことは何年も前に確定していたことに目を向けるべきですな。
というわけで、資格とか試験というのは、ある事柄を確定させるための return (enter) キーだ。文字は打ち終わってるんだが的な。
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Wechsler Adult Intelligence Scale-Third Edition
16才以上を対象とした世界標準の知能検査。アメリカでは既にIV(フォー)が出ているが、日本ではまだ見かけない様子。最高値161(成人は156)まで測定でき、それ以上は「161以上」と表現される。標準偏差は15。
よって161を超える数値の自己申告については、民間のオリジナル知能検査である可能性や、標準偏差24(Cattell scale)で算出されている可能性、子供の時に受けた昔の精神年齢から算出するタイプの数値である可能性もある。
※精神年齢算出型は、実際に解けた問題数ではなく、この年齢でこれだけ解けたら「n才相当」と算出するため、年齢が下がれば下がる程161以上が出る可能性がある。現在の成人知能検査においてはほとんど使われない。
※精神年齢から算出する田中ビネー知能検査Vは今でも現役のようだ。13才までを対象としていて、年齢によっては平均が119と高い。標準偏差は16。
成人知能検査は2〜3時間を要し、人によっては2日間に分割される。
海外のメンサは、テストの合否と併せてIQが通知される。大人はIQ 161まで、子供はIQ 162まで。
WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。_f0337316_18524285.jpg
メンサは本当に「行列推理得意集団」「パズル得意集団」なのか、或いは、本当に人口の上位2%のIQの持ち主が集まる高知能集団なのか。巷では数年来のこの議論に対し、自分で検証した方がが手っ取り早いでしょという結論に達した。
その前に、事実こそに答えがあるという観点から、何で議論ばっかり見かけて、誰も立証・検証しようとしないのだろうと疑問に思った。
わかった。
私は前後のカウンセリングやその他の検査も受けたので36,000円(保険適用なしの全額負担)かかった。
※「保険適用なら3,000円程です」と最初に言われた。3割負担なのに計算が合わない気もするが(笑)、「できる検査は全部」と言った結果追加されたんだろう。
それがまた所得分布に比例し、結局のところ統計は大凡正しいことがうかがえる。
私のような検証マニアは、極めて希かつ貴重な(アピール)存在であることを念のためここに記したい。
オンラインIQテストと比べて、2回以上やってみたり、解答を検索したりもできないし、写真撮ったりして問題を持ち帰ってゆっくり解いてそれが外部に漏れたりしないという点から信頼性が高い。
その昔、テレビなどで「精神病院」と呼ばれていた場所で、今では精神科、心療内科と分かれ、より来院しやすいよう配慮されている。
院内では決して名前が呼ばれず、内容などが読み上げられるようなこともないし、明細にも細かな内容を書かないという徹底ぶり。多分家族にも見られたくないという人も多いのだろう。
また受付から呼びかけるのではなく、そばにやってきて小声で話してくれる。
すんません、こんな男のために15歩ほどご足労をおかけして。
病院というのは、何かしら自覚症状があったり、他人から見た疑い、明らかな疾患があったり(物理的、生物学的、行動的)、結果として治療が必要と判断されない限り、保険は適用されない。
私の趣味の知能検査に国民が納めた健康保険料を割り当ててもらうのも気が引けるので、自ら全額負担を名乗り出た。
が、そういう来院は初めてだそうで、「何でもいいので、お悩みのことはありませんか?」と聞かれ「悩みがないことが悩みだとか、自分が悩んでることに気づかないことが悩みだとかダメですか?」と言うと、しばらく悩まれて、「ではもしカウンセリングや知能検査の結果、治療の必要性が認められた場合は保険適用しますね」と言われた。
結果、全額負担。
せっかく心療内科まで来たんだから、知能検査とは別に精神面も見てもらおうとカウンセリングやテストを受けたが、結論的に「何か特殊な訓練を受けましたか?」と聞かれた。
いわゆる軍人や特殊部隊などの養成訓練に参加したことがあるかという話だった。
ナイ。
メンタル面に微塵の不安要素(例えば鬱とか)もないらしく、いわゆる「問題なし」と判定されるラインから大幅に「なし」の方向に傾いているという。
朝までさんざんお酒飲んで血液検査に行っても、肝数値がお酒飲まない女性よりも低い(元々男性の方が高い)と言われるソレと同じですな。
※今まで見たことがない結果らしく、それはそれでマイノリティだから、普通か異常かで言えば異常に分類される恐れがある(笑)。
自分でわかってるから、下手な芝居をせずに、全額自己負担を名乗り出たのであります。
初日はとりあえず先生のカウンセリングで、その場で知能検査は受けられないことがわかった。
待ち時間など含め3時間ほどかかるということで、「いつでもいいです〜、急ぎませんし。ブログのネタ用なので」と言ったところ、「現在1ヶ月ほどお待ちいただいておりまして、全体の検査には3ヶ月ほどかかります」と言われた。
「はい〜、ただの趣味なので1年かかってもかまいません。ブログのアップが延びるだけですから」と伝えた。
多分相当後回しになるだろうなと思っていたところ、受付で「明後日どうっすか」的な急展開。
医師が診て、急いだ方が良さそうな顔をしていただろうか、私は(笑)。
「3時間ほどかかるので、分割しますか」と聞かれ、「13時間は余裕で集中できます」と応えると、明後日で確定した。
当日。
「気象予報士さんですね?」
「いえ、臨床心理士です」
一瞬笑みを浮かべそうになったが、受付の人といい先生といい、皆神妙な面持ちで真剣に向き合って話をするので、多分場所柄、笑ったりしてはいけないのだろう。私の場合笑ってくれないと辛いのだが。
「では、始めますね」
「お綺麗ですね」
3秒くらいポカンと見つめられた。
「もし実際より低い数値が出たり、何か治療が必要になったら、貴女のせいですよ053.gif」と言ってみたらやっと笑顔を見せてくれた。
恋の病に陥ったら治療を頼むぜベイビー的な。
IQ 140だとそんなこと言うのか!と決定付けないでほしいのであります。
念のため確認した。
「ちなみにこの知能検査、最高値はどのくらいですか?」「161まで測定できて、それ以上は161以上という表現になります」
なるほど。噂どおりだ。
「じゃ、161出しますね」
※2018年02月17日:成人知能検査の上限は156のようです。読み替えてください。
結果は宣言を大きく下回ってIQ 140(全検査値=FIQ)。
知能検査自体は2時間くらいだっただろうか。カウンセリングやメンタルテスト数種類が30分くらい。後は待ち時間の方が長く感じた。合計約3時間。
検査中、予報士の女性がペンを落としたので、それを拾ってあげようと机の下に潜り込んだところ「時間を計っていますので、お気遣いなく集中してください」と言われたので、「いや、綺麗な脚を眺めるチャンスに一瞬で気づいた点も記録していただきたいんですが」と言うと、真剣に笑ってくれた(笑)。
結果報告書にも書かれていた。
「常に周囲に気を配り、楽しませようという余裕、ゆとりが見られた。かといって試験内容が簡単で退屈だという様子もなく、むしろ楽しさが思考を促しているようにも見られた」だそう。ラブレターみたいなことが沢山書いてあった(笑)。
言語性(VIQ)と動作性(PIQ)はほぼ均一で、おもしろいのは、動作性カテゴリの行列(推理)と言語性カテゴリの算数は2段低かった。
本番に強い私は、これでも「算数」は予想外のできだった。本当は2桁の足し算でも大変なのでもう2段更に低くてもいいくらい。余裕で小学生に負ける自信があるし047.gif
そして一番意外だったのは言語性カテゴリの「数唱」が一番高い(笑)。
例えば「58126947」と口頭で伝えられ、それを復唱したり、逆さまから言うテスト。いわゆる短期記憶だ。まだ昔の能力が残っていた。
「貴女の声がステキなので、何桁でも覚えられます。このまま続けませんか」と真顔で言ってみたら、予報士さんの声がうわずっていた。
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ちなみに赤坂時代、私が偶然外で見かけた10桁の数字を覚えていたので、ある女性スタッフに「10桁って何の数字ですかね」と話したところ「牛の個体番号じゃないですか?」と言われ、確かに鉄板焼きで食べる時に見せられたソレだった。「一回だけ言うので覚えられますか?」と口頭で伝えたところ、半年経ってもその女性は覚えていた。牛の個体番号って気づく点も鋭いし、こうした試験には出なくても特殊な才能を持っている人は世の中にたくさんいる。見いだされていないだけだ。
私の適当な計算では、私の行列推理能力は、メンサ合格ライン+1くらいのところに留まっている気がし(これだけで算出すると多分だが標準偏差15でIQ 132くらい)、メンサの「行列推理得意集団説」の足を引っ張っている可能性が高い。
知能検査項目を列挙すると↓こんな風に分類されている。
言語性尺度(VIQ、Verbal Comprehension)
単語(Vocabulary)
類似(Similarities)***
知識(Information)
分類なし
理解(Comprehension)***
算数(Arithmetic)
数唱(Digit Span)
語音(Letter-Number Sequencing)
分類なし
配列(Picture Arrangement)
知覚統合(PO、Perceptual Organization)
完成(Picture Completion)***
積木(Block Design)***
行列(Matrix Reasoning)
処理速度(PS、Processing Speed)
符号(Digit Symbol-Coding)***
記号(Symbol Search)
分類なし
組合(Object Assembly、組み合わせであって管理組合とか労働組合とかじゃない)
私を担当してくれた臨床心理士さんの話によると、言語性IQは主に聴覚、動作性IQは主に視覚からの情報処理が影響するとのことだった。
私の場合「僅かながら聴覚優位っぽい印象がある」と言われた。お見事。
自分では聴覚にしか頼っていないと感じていたが優位なのは間違いない。その理由として「色が見えません。色覚異常、いわゆる色盲です。」が挙げられる。
こういった傾向から、本を読むにしても声を出して読んだ方が覚える人、目で追った方が確実な人とわかれるのだろう。
が、私は本は全く読まないし、声を出して読むことはまずない。
※本を読まないのはよくないらしいので、この2ヶ月程は頑張って読むように心がけている。
内容は中学校の社会の教科書レベルなので、義務教育以上の学力で対応できるが、あまり意味はなさそうな気がした。
大人になると忘れて、習ったばかり若者の方が正確に答えられる場合もあるし、更に大人になれば教養として学び直し、より詳しい知識を持っていたりする。
知識をどれだけ測定したところで、相手が外国人だとまた必要な知識も異なるし、あくまで義務教育レベルの情報を記憶していられるかという測定のように感じた(長期記憶)。
前述の「数唱」も同じで、これが英語だったとすると、読んで記憶できても、(私の場合)口頭だと覚えづらい。
一方で、小さい頃から海外を周り、日本語と英語、現地語など数カ国語を使いこなす人で、日本を長く離れていたがために、つい混乱してしまった場合などは、数値が低く出るだろう。