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はてなキーワード: 浮気者とは

2025-12-08

Xでポリアモリートレンド入りしてて思い出した

昔付き合ってた人がそういって自分以外にも恋人作ってたな

若かったしすげー好きで別れたくなかったから頑張って2年くらい付き合ったけど、やっぱり理解できなくて結局別れた

てか他の恋人ができると露骨にこっちに冷たくなってたか自称ポリアモリー浮気者だったのかもしれん

知らんけど

2025-09-30

愉快な真実

anond:20250929195234

2025-09-29

嫌な真実

・断られてもグイグイ行くような男のほうが遺伝子を残せる

相手意志など無視して無理やり手籠めにした男の方が遺伝子が残せる

・そういう男の遺伝子を受け入れた女の方が、結果的自分遺伝子を残せる

暴力的他人支配する男の方が遺伝子を残せる

浮気者の男の方が遺伝子を残せる

・女は浮気者遺伝子を残しつつ、誠実な男に貢がせるのが一番効率が良い

 

倫理的なことって遺伝戦略的正当化されてるよね

同時に非倫理的な人を叩いて「自分は誠実だ」と周りにアピールした方が戦略的には正解というのも嫌な真実

 

正直者はバカを見る、不届き者はバレたら痛い目を見る

そもそもこんなゲームをさせられているのが嫌

2025-05-05

「メロい」を必死正当化する女ヲタどもって

からの望まぬ好意も性加害になり得る事を認識できてないように思うわ

自分推し原作モテるキャラ

複数の女キャラからストーカーじみた好意を寄せられてる

本人には全くその気がなくて本命ひとすじなんだけど

その気がない相手勝手にお似合いだと決め付けられたり

浮気者だのロリコンみたいなレッテル貼りをされて非常に頭に来てるんだけど

男女逆の場合と比べてその加害性が認識されてないと思うんだよな

男が女から好意を寄せられるのは無条件に嬉しい事!という固定観念で決め付けている

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する①

1-01「オン・ザ・ロードジャック・ケルアック 青山南訳★★

確かこれが初めて読んだビートニック文学の一つだった。車でアメリカ大陸の各地を巡っては行き当たりばったりの旅をする話で終わりも尻切れトンボ、「なんだこりゃ」とひっくり返りながら読んだ。だが、こいつら一生そのまま放浪するんだろうなという感じがあっていい。ちなみに、これ以降も細部には触れないとはいえネタバレガンガンかましてくので嫌な人は読まないでほしい。あと、この文章は半ばが自分語りというか、酔っ払いが管を巻いているようなものだと思っていただきたい。そもそもこの感想だってほとんどが曖昧記憶と印象を頼りに書いているのであり、いたっていい加減なものだ。そもそも、僕は正規文学教育を受けていない、一介の理系アラフォーおっさん文学少年崩れに過ぎないのである

ところで、これを薦めてくれた友人は「ブローティガンを読むといい」と教えてくれた。文学サークル村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の幻想パートをもとにした小説を書いていた僕に、その元ネタの一つだと言って手渡してくれたのが「西瓜糖の日々」だった。妙な世界なんだけれども向こうは完全に常識だと思っている語りがすごく好きだし、こちらの世界存在する物事がいくつか欠落しているのもなんだかいい。

なお、厳密には池澤夏樹文学全集ではなく文庫版で読んだのだけれど、訳者が同じだったのでここに記載する。そもそも全部順番に読んだわけじゃないしね。

1-02「楽園への道」マリオバルガス=リョサ 田村さと子訳★★★

年端もいかない少女同棲したり酒を飲んでだらしない生活をしたりするゴーギャンとその祖母過激派フェミニストの二人を主役に据えたお話。この二人が現実に同じ一族から出ているのがまず面白いのだが、自分が生きたいように生きたというかそういう風にしか生きられなかった点ではよく似ている。型どおりに生きられないのよね。

このゴーギャン祖母フローラトリスタンは、作中ではどこにでも出かけては結婚制度有害さで一席をぶったり、関係ないときにも社会改革の話をしたり、貴族の子弟が幼い少女の性を慰み者にしたと突然告発したりと、かなりアグレッシブな人のようにも書かれているのだが、当時の人権状況はそれ以上にヤバかったってのは頭の中に入れて置かないといけないし、彼女キャラは作中の誇張もあるだろう。余談だけど作中で言及されるフーリエ空想的社会主義って輪廻転生や数万年後の未来史を含んでいて結構オカルトっぽいのね。

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳★★★★★

タイトルがまずかっこいい。

プラハの春ソ連侵攻前後チェコ舞台にした四角関係小説なんだけれど、いろんな人の現実に向き合う態度が批評されている。その中で全体主義に埋もれてしま人間の弱点を指摘しているのだけれども、真摯というよりもどこか軽やかというかシニカルだ。ドイツことわざにいわく、「一回やっただけではやったことにならない」。しかし、人生は一度きり。さて、それでは本当に生きることってできるのか? 屁理屈のようだが、深刻な問いだ。

時系列が入り組んでいるし、作者がちょくちょく顔を出してスターリン収容所で死んだ息子とか関係なさそうな話をするもんだからちょっとややこしいんだけれど、浮気者外科医政治の嵐で一介の窓ふき職人として暮らしているっていう設定の恋愛劇、面白そうでしょ?

ちょくちょく出てくる作者の言葉、これは政治批判というよりも、人間の弱さや神の不在に対する諦念に近い。でも、例えば美しい理念に酔って自己満足に浸る「キッチュ」な態度をはじめとして、クンデラ作品でうまく言語化されていることは多い。個人的純文学は基礎研究だと思っていて、みんな知っているけれども名づけていない(しばしば望ましくない)感情名前を与えることがその役割の一つだ(余談だが、僕は政治的にはかなり左寄りなんだが、リベラルの人が正しさ競争というか、自分がどれだけアンテナ意識が高いかを鼻にかけてしまう瞬間に気づくことがあり、そんなときにたいそう居心地が悪いし、無数の人が実際に正しいかどうか自分の中で検討せずに「価値観アップデート」していくのがプロパガンダみたいですごく怖い。まず自分価値観内面をどうするかは完全に個人問題なのに、価値観思想にまで触れてこようとするのが見知らぬ他人ベタベタした手がどこからともなく伸びてくるみたいだし、何も考えずにアップデートした人たちはバックラッシュが起きたときに結局それに流されて、下手すりゃ前よりも悪化してしまうだろう。たぶんリベラリズムが好きでもリベラリストはそうでもないんだ。閑話休題)。

作者の顔が割と見えるというか、虚構虚構であると割り切っているところがあるのがクンデラメタフィクション風の長編なのだけれど、芥川龍之介の「煙草悪魔」を読んで以来、こういう語り口がすごく好きなのだ。そういうわけで、某創作講座でメタフィクションを書いたら「言い訳しながら小説を書くな」「このままでは一生成功はおぼつかない」とボロクソに貶されたことがある。悲しい。

あとは、登場人物普通にモテるので、そういうのが気に食わない人にはあまりおめしない(というか、クンデラ小説キャラってときおり人生における性的快楽の総量を最大化しようと行動している節がある)。僕がテレビドラマを見ないのもそれが理由だ。自分よりも顔のいい男がモテているのを、労働ですり減って帰って来たあとに見る気にはなれないし、ではモテていなければどうなるかと言えば、自分不器用な振る舞いを指差して笑っていると感じるのである笑。

それはさておいてクンデラ面白かったので何冊か買ったし、再読もした。

1-04「太平洋防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちはマルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳★★/★★/★★

これは読むタイミングがあまりよくなかったなと感じている。というのも、この本を読んでから数年後に、経済的には困っていないか経済的には困っているのだけれども事態解決しようとしない自堕落貴族金持ちの話を読むのが猛烈に好きになった時期があるのだ。たぶん金に困らない奴がうだうだする話が好きになったのはプルースト失われた時を求めて」以来だ。「人間は暇になると恋愛遊戯に走るか、虚飾にまみれた儀礼を作るか、格付けや番付を作り始める」という趣旨磯田道史「殿さまの通信簿」か何かの記述を思い出す。あらすじを調べると、上の感想とはかなり懸け離れてるのだが、読んだ内容と心に残していくものは若干ずれているものだ。

1-05「巨匠とマルガリータミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳★★★

この話は基本的には悪魔が魔術・幻術で社会をひっかきまわすドタバタなのだが、冒頭の首ちょんぱがお好きならハマる。背景のイエス・キリスト実在とか彼の処刑にかかわったピラトの救済とか(を描いた劇中劇)はわからなくてもいい。勢いがすごい。ブルガーコフはこういうドタバタが多い。強烈なのは犬の心臓」で、これは犬を手術で人間にしたらガラの悪い野郎になって人間権利侵害するようになるんだが、これはどう見ても革命に乗じてやりたい放題やっているならず者風刺である。「運命の卵」は確か放射線かなんかを当てた卵からかえった動物が巨大化して街を襲う怪獣大行進である

自分悪魔の話が好きだ。ゲーテファウスト」のように際限なく願いを叶えるのも好きだし、アシモフ小悪魔アザゼル18の物語」のように、悪魔契約を忠実に守るが穴があり、うまくいか皮肉な結果になったりするのも好きだ。こういうアイロニーというか、破滅運命を避けようとして逆にドツボにハマるのは、ギリシア神話シェイクスピアマクベス」なんかでも見られ、好物だ。

昨今の情勢からロシア文学が好きだとは言いづらいのだが、自分はまちがいなくロシア文学に命を救われている。ドストエフスキーの、激重感情で身が今にもはち切れそうな人々や、自分狂気を強烈な理性で押さえつけてはいものの今にもバランスを崩してしまいそうな人々の存在が、自分のことを受け入れることのできなかった二十代の自分を救ってくれていた。世界平和が訪れたら、サンクトペテルブルク流れる白夜のネヴァ川沿いを歩いてみたい。……とここまで書いて気づいたのだが、ブルガーコフキー出身ゴーゴリと同じくウクライナ文学に分類されるじゃないか! 知識が古いままだとうかつなことが言えない。

1-06「暗夜/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳★★★/★★

残雪「暗夜」カフカが好きな僕は楽しんだ。基本的に何かが欠落したよくわからない世界で、よくわからない理由翻弄される人間の話が好きだ。これは偏見だが、共産圏映画を含めてこういう不条理作品がひたすらうまい現実が同じくらい不条理からかもしれない。それが理由で、共産主義時代東欧文学映画にハマった時期がある。当時は自分の周りのあらゆることが不条理に感じられていたのだ。とはいえカフカのところでも述べるが、これだけ人が苦しんだということは胸が痛い。当時の僕は自分の悩みと痛みのことしか考えられず、不条理ものを求めて東欧に接近していたのである

バオ・ニン「戦争の悲しみ」はよくわからなかった。これを読んだのが二十歳を迎えるかどうかの頃で、戦争で傷ついた女性がなぜ相手かまわず性交渉を行うようになるかが作品から読み取れなかった。ただ、自分文学から女性の性について学ぼうとし始めた遠因かもしれない。なんで文学から学ぶんだよというツッコミはしないでほしい。他に学ぶルートが無かった。だから偏ったサンプルばかりで、ある程度バランスの取れた、ハッピーな性生活を送っている人はどうなのかが全然からない。だって極端な人じゃないとフィクションにするのって難しいからね。

続く。

2024-10-20

ヴァンガードプレイヤーってなんか一生ヴァンガードだけやってない?

TCGプレイヤーって意外と浮気者で、メインでやってるゲーム以外にもちょくちょく手を出してるイメージがあるが、ヴァンガード民はかなりの割合ヴァンガードしかやってないように見える

プレイ感が似たようなゲームが他に無いからなのかな…

2024-06-24

anond:20240624105505

浮気者!!!レガシー規格にも対応でめちゃくちゃ丈夫で省エネでしょ!!!!!

なによりも日本で作って日本雇用守ってるじゃん!!!!!!

浮気者!!!!!

2024-06-13

anond:20240612183556

全て調べて事実確認するのを強く勧める

https://anond.hatelabo.jp/20240612183556

もう見てないかもしれないけど

増田さんお疲れ様

追記読みました

増田ブコメもあれこれ言ってるけど

ここに書き込まなくていいか

もっとしっかりスマホから持ち物から何でも調べるのを強く勧める

携帯はなんとしても絶対確保

パスは変えて消されないようにする

(実は調べてるならごめんなさい)

お金を出してでも通いたいと思った原因は私にあるだろうから

全部わたしが原因じゃんねえ。何被害者面しているんだか。

うから

夫が相手しないから妻が風俗店に行くって言ったら

反対する勝手風俗夫が大多数だよ

増田さんの文を読む限りでしかないけど

人間なんだから不調になるのは普通だよ

風俗店に行きたくなっちゃ男性普通なのと一緒

とてもつらいけど

店の場所や番号URL営業SNS会話内容 のほかに

店のサービス内容と頻度や課金額も確認して記録

本来なら家族で使うお金を店に高額注ぎ込まれてる可能性がある

家族で楽しく過ごす時間を店に使われてるし

増田の心を削ってる

サービス内容は性病危険度合いの確認もある

旦那にいつか離婚を切り出されても

増田さんが弁護士頼むなり反撃できる用にしないと

泣きを見るのは増田さん

何才か家族構成がどうなのかもわかんないが

若くても40や50でも、子がいてもいなくても

最悪の想定はした方がいい

30で子がいないなら離婚を勧める

離婚しなくても弁護士頼んで公証役場で「次やったら慰謝料いくら離婚」て書類作るのを強く勧める

それで止めないなら結婚生活というか今後の人生が辛いよ、あと何年続くの?

増田さんの書きぶりじゃ旦那悪所通いは耐えられない人でしょう

慣れていいものではない

携帯パスクラ

そもそもパスクラすんな

これは本当にまじでそう、本当にそうです。500%私が悪い。

プライバシーを蹴破って、ぎゃーぎゃー喚いているキモ女という自覚はあります

うから

増田さんは悪くない

(これが形だけならいいです、ごめんなさいね)

何かあっても、どうやって確認取ったか旦那言ってはいけないし、言う必要もない

旦那悪所通いしてる事実問題なので、そんな事はどうでもいい

自分に不利なことを言わなくていい大丈夫

事実確認しとかないと、増田さんの人生かかってるかどうかもわからない」から悪いと思わなくていい




旦那の言う事を信じたい気持ちはわかるけど

旦那の言うことすることは怪しいよー

疑ったらキリ無いけどさー(って増田さんはわかってそうだけど)

仕事に行く前、必ずキスをしてくれる旦那を疑いたくはなかったから。

これはアリバイというか疑惑を持たせないための見せかけ行為の疑い

後ろめたいのか帳尻合わせなのか

スキンシップケーキ土産が増えたりする浮気者の話はあるある

「やっぱりお風呂あがりとかに恥じらいがなくなると…」

体の良い言い訳

専門店の手練手管に普通の人は勝てない

飽きたら担当者も店も変え放題

そんなの結婚して同居生活してて付き合ってられない

「その気になれない」じゃなくて

「目新しい強い刺激の快楽が欲しい」だけ

仮に増田が全く同じ行動してても

店通いを止めた旦那が1ヶ月も耐えられるかあやしいもの

こっちから誘うも

仕事で疲れている」

「今はそのタイミングではない」と断られ。

結局「仕事で疲れている」と言われ、

もう5-6年レスです

6年ほど前から行ってる疑い

専門店の手練手管に普通の人は勝てない

疲れてるんじゃなくて店で満足するようになって普通の人じゃ満足できなくなった

(数年前にメンエスって書いてあるだけで

今は何か書いてないけど多分もっと過激な店に行ってない?)

今日仕事前にお店で嬢の方に会いに行くこと

何時に外出したのか、普段は何時に仕事が始まるのか

業種職種によるし書いてないからわからないけど

仕事前に行く」って店に行く頻度も多いんじゃない?

金曜でもない平日

口座残高は大丈夫?(金持ちなら心配ないだろうけど)

最低でも週に2回は行ってそう

仕事先の同僚からお土産貰ったからお返ししたい」って言われて一緒に選んだプレゼントが、

実は同僚じゃなくてお店の女の子に渡すプレゼントだった

そのプレゼントキッチン周りの実用品で

お気に入り担当風俗店員がいるって最悪

チョコハンカチじゃなくて「台所用品」て最悪の選択

馬鹿にして喧嘩売ってると受け取るよ自分なら

旦那独身を偽ってるのか既婚者と言ってるのかわかんないけど、

既婚者なのを知ってるなら旦那担当風俗店員も

増田に悪意を持ってる」と疑う

腕枕に悪口の種のオモチャ扱い、ならいい方かもしれない

増田が誰かのストレス解消にイジメられていいわけない

もちろん単に脳ミソが足りない可能性もある

旦那下半身快楽で動いてるし

風俗店員にトンデモな人が多数いるのは同じ風俗店員に多数観測されてwebにいっぱいある

そのプレゼントがいつの話かわかんないけど

旦那貴金属や高級バッグをあげてる可能性がある

多数客から同じ物をもらって1つ残して換金する話もクリスマスあたりに転がってる

担当店員の機嫌取って追加サービスしてもらおうとする客の話は昔から転がってる

本来なら増田さんや子がもらうべき物

だいたいヨソの商売女にプレゼントやお返しなんて信じられない

何かもらったとしても営業だよ

旦那に疑いを持つようなことを言いたくなかったけど

何も悪くないのに泣くのは増田さん

浮気者言い訳や口車に乗せられないでね

人生は今が一番若い

長くなったか性病のことで続きを別に書く

2024-02-17

ボー、恐れるな 俺がついてる【ネタバレだらけ】

ボーはおそれているを見た

  

本当ははてな匿名ダイアリーに書こうと思ったのだが、初の試みすぎてどこからいけば入力ホームに飛べるのかも分からなかったので、こうして一旦自分エディタに向かって書く。ちくしょうめ。

お前たちがこれを見ているのなら、どうにかうまいこと投稿できたんだろう。

  

あのミッドサマーを作った、嫌な人間関係を描くことでお馴染みの男アリ・アスター作品だ。

彼の妙に女側の鬱憤描写に自信がありそうな感じは、まあきっと他の人が論じることだろう。

  

以下は、ボーと同じく母子関係問題のある増田がどのようにボーと旅をしたか備忘録である

もちろんネタバレたっぷりだ、各々で注意してくれ。

物語は、ボーが母親誕生日パーティドタキャンしたことから始まる。

ボーはいつも恐れていた、母親の機嫌を損ねることを。傷つけることを。

わかるぞ、ボー。

女手一つで息子を育てるというのは、どんなに大変なことか。

大人になればなるほど、それが途方もない献身の末にあったことが身に染みるようになる。

そんな彼女気持ちを裏切るのは、いつも最悪な気分になった(これは増田の話)

  

それにボーは、母親経済的援助の元にある(はっきり書かれてはいないが、増田はボーのカード母親名義のものだと推測している)

自立できればよかったのだが、母親がアレだもの

就職先とか全部潰されてきたりしたのだろう。

  

アパートで鍵を奪われたりしたのは、なんだったんだろうな。

母親誕生日パーティドタキャンを受ける前から、ボーに試練を与えるつもりだったのか。

それとも、母親の一味の中にボーに害意を持つ者が個別にいたのだろうか。

あるいは、「お前はこれで終わりだ(うろ覚え)」と語りかけてきた男は、ボー自身破滅願望だったのか?

  

ともかくここからボーの辛い旅が始まる。

家にたどり着くまでのやつは割愛しよう。

あれはほとんど昔話で言う「三回正しい行動をしたものけが生き残れる」みたいなお約束パートに見えた。

その中でも、医者の妻や森の痩せた男など、ボーに同情的な人々は少し居た。

彼らはどんな気持ちであの寸劇をやっていたのだろうか。

あの医者の家の娘、その気の毒さ。

突然やってきたボロボロ中年男性に、居場所を奪われるのは苦しかっただろう。

もしかしてあのペンキを急に飲んだのは、ボー母から内密な指令だったのかもしれない。

例えば誰も逆らいようのないボー母から「ボーと恋人関係になれ」などと命令されたなら(もちろんもし従ったところで、きっとボー母は彼女を始末しただろう。ボーにセックス禁止呪いをかけていたわけだし。つまり彼女が本気でボーを誘ってボーがそれをちゃんと断るところを見たかった。試したのだ)、あのヤケクソも理解できる。

ティーンエイジャーがそんなことを強いられれば、死にたくなったって仕方がない。

追記最初の推測は上の通りだが、よく考えて「ボーを本当の息子として扱え」が命令だったのかも)

  

個人的な推測をさらに進めるなら、ボーの母は彼を裁くに足る証拠を集めたかったのだろう。だから彼が罪を犯すチャンスをたくさん与えた。

そういえばボーの居住地区の治安が終わってるのも、母の采配なのだろう。

から離れた罰が、非常に明瞭に存在している。

彼女はボーが自分を愛していないことを、確認たかったのかもしれない。

    

ペン自殺きっかけに、ボーは次のステージへと追い立てられる。

ここでの話はよく分からん割愛しよう。

舞台の筋を書いたのは母親だろうから、母の愛(鎖)を断ち切ったところで幸せにはなれないという話だったのだろうか。

結構序盤からボーの妄想劇場っぽかったから、あれは単に彼の内心の探索だった説の方が強そうだが。

そういうお母さんの話(舞台)を途中から流すようなところが、母をイライラさせていた可能性はある。でもあのお母さんイライラ範囲デカいからな…。

    

その後、また追い立てられて舞台は最終決戦の葬儀場(家)へ。

セレモニーが終わってみんな帰った後っぽかったのは、フェイクだったからだろう。元々死んでない葬式なうえ、目的はボーのリアクションを確かめることだ。

弔問客がいっぱいいたってノイズになるばかり。

  

クルーズ出会ったあの子(たぶんボー母がセックスに至る前に追い出した)が、葬式に現れる。

彼女はボーと可及的速やかにベッドインするし、死んだ母親アクセサリーとかもいじくり回す。

正直、これが母親殺害意思を固めたんじゃないかと少し思う。

絶対このタイプの女、ボー母は嫌いだもんな。明らかに遺産目当てだし。

あのおっかない母親が死んだ今、ボー一人を籠絡するのは楽勝だと思って現れたのだろう。

でもこういう金目当て女に易々とハマるのは、ボー母の責任だ思う。

お前がボーに恋愛セックス)を禁じて、免疫を得るチャンスを与えなかったから……

そしてボーは母親に言外にしかし固く禁じられていた射精を、彼女の中で果たした。

ボーが母親に決定的な不信感を覚えた瞬間だと思う。

それはそのまま同時に、母親がボーを殺す理由だったのだろう。

  

口論の末、ボーは屋根裏で「本当の父」と対面させられる。

察するにボーの父親普通に浮気者だったのだろう。

あの外観を与えたのはボー母であるし、自分の中で射精した瞬間死んだみたいなエピソードもそれっぽい。

ボーを宿したあの瞬間までで夫の物語を止めて仕舞えば、美しい話で終われる。

隙を見せたお前が悪いので自分語りをするが、私も過去浮気をされたことがあり、ボー母のこの気持ちはよくわかる。

ある一瞬以降の「あいつ」を死んだことにしてしまえれば、どんなによかっただろうか。

ここに関しては、ボー母は自分のやりたいようになったことだろうから、少し羨ましくもある。

アリ・アスター監督は女のこう言う感傷部分への理解が異様に深い。

私も無限の金があったなら、昔の男のことは好きなだけボロボロにした上に殺したと思う。

ボー母の不幸は、それができてしまう力があったことだ。

なんでもできるが故に、諦められない。

彼女にとってどうしようもできないのは、人の心だ。

父親の心も、ボーの心も彼女は全く思い通りにできなかったのだろう。

  

一度、彼女の側に立ってみてボーを見る。

多分父親に似ていたのだろう。

今度こそ自分一心に愛する男に育てようと心を砕いたのに、ボーは何度でも「私」を裏切る。

友達と一緒に自分を貶め、自分以外の若く美しい女と寝ようとする。

自分に愛しているという口で、カウンセラーには不満や憎しみを言い募る(聞いてる母が悪いのだが)。

愛しても愛しても(少なくともそのように認識していても)、男は決して満足のいく愛を返してくれはしない。

可愛さ余って憎さ100倍ということわざが向こうにもあるのかは分からないが、そんな心境だったろう。

  

父と息子を混同するの、やめた方がいいよ。

  

ともかくそんな感じの母は、ボーに向かって死刑を宣告する。

「私」をとうとう完全に裏切った「あなた」なら、安心して殺せるから

  

正直言って母の父への憎しみはわかるものの、「子供」としての増田はボーと共にある。

経済的援助を受けていたやましさ。

日記帳を覗かれていたおぞましさ。

母を拒否した時の、たとえようもない罪悪感。

他にも色々あるが、ボーにシンパシーを受けるのはこの辺の過去があるからだ。

私の母は経済的援助についてはもちろん恩を感じるべきだというし、

日記帳に関しては母の愛だったのだから、私が許すべきだと主張する。

そして彼女の様々な誘いを拒否すると、哀れっぽく嘆いて見せるのだった。

これは、このタイプの母を持つ人間しかからない強制力だろう。

ボーよ、私はお前の気持ち結構わかるぞ。

特にお前が母親に「自分あなたの死を悲しんでた、超泣いたし」みたいな言い訳してるとこすごい分かったぞ。

自分でも嘘なことはわかってるんだけど、悲しめない自分に罪悪感もすごいしそれが母にバレた日にはすごいことになるから、とりあえず口先だけで母親想いをやるんだよな。

  

昔は金と罪悪感のコンボで割とコントロールされていたものの、最近すっかり距離を取るようになった。

物理的に距離を開けたのもあるし、一念発起して母に直接様々なわだかまりを伝えたからもある。

まあ全然分かってはもらえなかったのだが、幸いにして私の母には100人の狂った部下はいないし、経済的自立も今のところ果たせている。

このままボートには乗らず、本物の葬式しか近づかないつもりだ。

  

ボーよ、お前には全然選択しなかったと思うけど、こういうオチもあったよ。

次のお母さんは異常金持ち女性じゃないといいな。

  

映画自体は徹底的にバッドエンドだったし、スタッフロール中にも転覆したボートを延々映し続けて終わる最悪さだったが、その後のことは私が勝手想像してもいいだろう。

  

ボーはあの後、きっとボートの中にあった空気で助かって、うまいこと脱出できた。

観客席のみんながはけた後、最後に残った私のところにボロボロで泳ぎついて、私は「よく頑張ったなあ」ってボーの手を掴んで引き上げる。

そのあとは小汚いボーを連れてその辺でホットドッグとか買って齧って、公園で「いやお母さんやばいね」みたいな話をして、話も尽きたし寒いから私は普通に家に帰る。

ボーはお母さんの手から逃げることはできないだろうけど、まあなんとかトボト暮らしてお母さんが死んだら、遺産とかもらって急に派手な暮らししたらいいよ。頑張ってお母さんより長生きしな。

人より苦しい時間は多かったかもだけど、もしかすると本当にもしかすると、その苦労に見合った価値のある時間がいつかくるかもしれない。

そういうのって、生き残ってみなきゃわかんないから。

  

ボー、恐れるな。

もついてるし、意外と似たような境遇のやついっぱいいるからさ。

な、しぶとく行こう。

2023-09-25

最近オタクファッションに手間かけすぎてる

オタクファッション大原則を破りすぎ

オタクファッション大原

ひとつ 私服ユニクロしまむらデパート等で買える一着5000円以下の安物のみを着るべし

ひとつ 床屋1000円カット系列を使い髪型指定せずに「2ヶ月分ぐらいで」等で指定するべし

ひとつ お洒落は足元から。というわけで靴流通センター等で買える1万円以下の靴を買うべし

ひとつ 風呂毎日入れ。ワキガは薬塗れ。足臭いやつは薬塗れ。汗が臭いやつは運動しろ消臭スプレー持ち歩いて臭いときは使え。

ひとつ 全ての布類を半年に一度オキシ漬けしろ。枕カバーシーツも毎月一度でいいから洗え。

以上を守らぬもの趣味の道極めるため人生を最小限に済ませるため、社会に最低限の適応のみをしコスパ最低ラインで逃げ切る」の意思を捨て、「パンピー社会に媚び売りウェイウェイリア充の仲間入りワンチャン狙い」のクソダサ浮気者也。オタク道極めたるに値せず。ただしキャラと同じ服を買う、髪型を似せる場合のみこれらを許す。

時代により多少形は変わっているだろうがみんな聞いたことあるよな?

なんか最近破ってるやつ多くね?

2023-03-08

覚書。

(女性向け)異世界恋愛の書き方

主人公女性

②年齢は十代後半、あるいは転生した幼児精神年齢はオトナ

知能指数高め、我慢強く優しいが芯の強さがある

処女、淑女

貴族の令嬢としてのふるまいをちゃんとしてる

家事全般できる(やらないは可)

領地経営経理関係もできる

⑧へたな男性貴族より有能で自立している(※不遇ゆえ発揮できない)

⑨5ゆえ、両親や婚約者にむやみに逆らうことはない

基本的に美しい(現代もの少女漫画系譜とは異なる)

⑪良くも悪くも家族を大切にし強く影響を受ける

冒険に出る場合は『やむなく、それでしか生きるすべがないので』の理由あり

恋愛要素は『物語上の、読者にとっての目的』ではあるが、『主人公目的』は全く別のものである。そしてそれは主人公自身趣味嗜好や欲ではない。実家の立て直し、生存国民のため等

愛情の強さは、男→→女(主人公)。主人公受け身

舞台は豪華に。王侯貴族魔法学園等。

⑯「映え」を常に意識する。キャラの美貌や衣装はもちろん、背景の建物食べ物など小物も。ドラマチックな展開を描くとき「待てよ初キスは自宅普段着より王宮バルコニーのほうが絵になるな」と思いとどまる。

男性はとにかく主人公のために動く、喋る、生きる、呼吸する。すべて主人公のため。

相手男性ステータスナンボ盛ってもよい。端正顔立ち→視線を合わせるだけで失神しそうなほど絶世の美貌、男爵✕→伯爵以上、身長170センチ✕→185センチフィジカル騎士並みの腕前』✕→騎士団を1人で圧倒する。非現実的OK盛る

⑲悪役の当て馬ライバル女を醜くしない。貧乏一般庶民のブサ男・デブスにするのではなく普通に貴族イケメン美人にしておくべし。主人公へのいやがらせ言動性格不貞無能教養といった中身で貶す。(主人公もまたそれらを評価される)

⑳男は主人公の心身ともに愛する。どっちも褒める。

㉑男が主人公の外見を褒めるあるいは注視するとき、「おっさんセクハラ視点」にならないよう要注意。NG「むっちりと健康的な肉付きに艶のある足、思わず抱きしめたくなる細い腰」OK「小柄だがすらりと細長い手足、銀糸のような髪に知的眼差し

㉒男の「ハイソ階級金持ち、しごでき、強い」などのスペックについてはそのままそう書くだけでOK、実際に仕事をしているところやバトルシーンを入れなくてもいい。読者はそれで信じる。

そのぶん「主人公を愛している」ことを実証するイベント台詞を何万回でも描写する。でないと信じられない。

㉓男女ともに浮気は一切しない。ヒーロー過去女性経験があってもいいが物語が開始してからは他の女と触れ合わない。元カノ当て馬女に優しくしない。

浮気を誤解した主人公は「浮気者!」と怒らない。裏切られたと憤るのではなく「私より彼女のほうが魅力的だもの仕方ない」と自責思考で退く。

……ざっと思いつくものを書いたけど

なんつうか、親に姉妹差別されてイケメンとどこで出会い何があってざまあして~みたいなストーリー的なテンプレートって実は存在してなくて、こういう「世界観」のほうが共通しているように思う。(もちろん100%例外作品なしなんてことはないよ!!)

https://twitter.com/tobiranoizumi/status/1631751564116516864

2022-11-27

俺の名前増田太郎弱者男性族の末裔

名前増田太郎

弱者男性族の末裔

口癖は「女の人生イージーモード」「弱者男性に女をあてがえ」

強者に媚びて生きることしか知らない。

口汚く、常に下品言葉遣いをする。

女性とのコミュニケーションをとれず、 会話ができない。

また、自意識過剰自分語りが多い。

性格

卑屈・傲慢ナルシスト三拍子そろった自己中男。

自分モテる勘違いしており、他人を見下す傾向がある。

また、自分容姿地位に自信があり、 それを自慢することも多い。

だが、実際は全くの無能であり、 何の能力もない。

【生い立ち】

父親母親長男次男、三男、長女

の6人家族長男。幼少期より母親から虐待を受けるも、 父親が庇うため、暴力を振るわれることはなかった。

しかし、母親不倫蒸発したため、 父親収入のみで生活することになる。

そのため父親仕事に追われることになり、 長男への教育ほとんど放棄した状態となる。

小学校高学年の頃、同級生からいじめを受け不登校となり、 引きこもりになる。

高校受験に失敗し、通信制高校入学するもの中退

その後、アルバイト転々としながらニート生活を送る。

20歳の頃、風俗店童貞を捨てるも、 本番行為には至らない。

21歳の時にパチンコ屋で出会った20歳女性交際を始め、22歳で結婚に至るも、すぐに離婚

以降、交際経験なし。

現在派遣社員として働いている。

趣味ギャンブルパチンコパチスロ

【特技】パチンコスロット知識豊富なこと

【好き】セックス、酒、タバコ風俗嬢

【嫌い】弱者男性浮気者、嘘つき、ブス、デブ貧乏、 女々しい男、弱い男、甘えた男、ヘタレ無能負け犬低学歴高身長イケメン金持ちハイスペ、リア充パリピ、チャラい奴ら

一人称】俺

二人称】お前、お前ら

台詞サンプル】

「俺は弱者男性だ!だからお前らが養ってくれ!」

「この世に平等なんてねぇんだよバーカ」

「なんで俺だけこんな目に遭わなきゃいけないんだ……?」

童貞だけど風俗卒業したぞ?文句あんのか?」

「あぁん!?なんだテメェ!喧嘩売ってんのか!?

「金寄越せオラァ!!」

「おいおいそんな怒るなって、冗談だよ冗談

2022-10-09

マウス実験で出てきたオスのヒエラルキー面白い

ユニバース25の話

 

A トップ支配

B その次がトップ取り巻きであり、好戦的な層

C ひたすらメス漁りをする浮気者

D ストーカー執拗にメスを追い回す

E 引きこもり、他のマウスに会わないように心がける

 

Aは置いとくとして、BになれなかったマウスがC、D、Eに落ちるわけだが

非常に現代社会に似ていておもしろ

Aは資産家でBはサラリーマンだろう、Dは犯罪者、Cは道楽

自分はどこだろうか、どこに行きたいだろうかと考えると面白い

個人的には意外とBじゃなくてCになりたいと感じている、もちろんAが理想だが

 

なおC,Dは子を産むが育てなくて、Eはそもそも子を産まないらしい

歌舞伎町界隈に行くとC、Dの家庭の子がたくさんいて独特な社会形成している

他国なんかはこの層がもっと厚いイメージだ、日本はかなり少なくてBが非常に厚い

実はEも少ないと思う、いやBが同時にEになりつつあるという状況かもしれないけど

2022-07-31

複数の女を同時に口説きながら風俗に入りまくったらモテ始めた

モテているというよりたくさん鉄砲を撃つといくつか中るだけと一見して見えるが

それ以外にも心の余裕ができるという部分も寄与しているように思う

そして恋人依存しないために私はヘルスデリバリーしてもらい続けるし

他の女とのデートはやめない

浮気者の屑になってみればわかるが浮気者の屑はモテるぞ

2022-07-21

野党の連中も野党支持者の連中もこれまでから何一つ学んでない

自民党統一教会とズブズブなんですよ!ひどい政党なんですよ!

 

そりゃ事実だけど、結局「お前の政党投票する理由」がない限りは無意味なんだよ

自民党支持率が下がっても、お前らの政党支持率が相変わらずゴミのままじゃ無意味なんだよ

 

お前が振り向かせたい彼女がいるとして、その女が別の男を好きだとして

「あの男はゴミ、悪いやつ、本当にクソ、浮気者インキンタムシ」

って連呼したとして、仮にその女が別の男と付き合わなくてもお前とも絶対に付き合わないよ

 

ずっと言われ続けてるのにやることと言ったら「ジミンガージミンガー」一辺倒

あのさぁ、その戦略は勝てない戦略だってなんでわかんないわけ?

過去からぶってことがなんでできないの?

 

日本の政治が腐った一端を担ってるのは間違いなくお前らの無能さなんだから

お前らがちゃん反省しろ

いつまで自民以外で勝てそうな候補投票し続ければいいんだよ

いい加減なんとかしろ

2022-06-04

anond:20220604024533

anond:20220604010453

たとえばこの増田

このアホみたいな結論の長文を書くために費やした時間経験マンガにするだけでもずっと面白いものができあがる

===増田劇場===

恋愛はまずは経験値だ!」

そう思い立ち身近のブスやババアを狙い定めるが、ブスは壁が厚いわスキがないわコミュ力も低くて会話も弾まんわでどうにもならない

それならとババアを探してみるが周りにいるババア普通にいい奥さんやってたり、独り身でも芯の強いしっかり者で性根腐ってる増田じゃとても相手にされない

結局劣等感が強くて男に飢えてるのにありつけないブスやババアなんて一人もいないことに気づきSNSで誰にでも優しく接してそうなババアにかまってもらってつかの間の安らぎを得るにいたる

 

どうしてうまくいかないんだろう…

4畳半の部屋で途方に暮れる増田

思い出すのは好きだった娘にストーカー扱いされたかつての思い出

かわいかった…

こんな俺に笑顔をふりまいてくれた…

増田クン♡」クンづけで呼んでくれた

彼氏がいる様子はないし、なぜか俺の近くにいることが多い

きっと俺のことが好きなんだムフフフフ

彼女から告白してくれないかな…いやいや、男の俺がそんなことでどうする

ここは俺が男を見せなくては!

 

そして告白しかし撃沈

しかも断られたんだかなんだかよくわからんはぐらかし方をされた

はじめての恋に悩み、友人たちの恋バナにひたすら耳を傾ける

「真面目な男の方がモテる」「一人の女だけを大切にしなきゃ。それを女は望んでる」そんな話が耳に入ってくる

なるほど、彼女は俺が浮気者かも、ヤリステされるかもと信用できないんだな

増田は誤解を解くべく彼女に一途(笑)に向き合い、そして立派なストーカーへと成長していく

結局最後彼女の男からの「困ってるからやめてやってくんない?」の一言によりようやく目を覚ます増田だった

 

そして増田は変わった

まず自分ブサイクだという自覚を持った

そして自分と同じブサイクを見つけては彼女を作る方法を観察したのだ

結論から言うと、ブサイクは8割彼女はいない

しかし1割のブサイクには彼女がいた

そしてそのブサイクはチャラくてヤリチンクズだった

一体なぜこんなブサイクヤリチンクズ彼女がいるんだ…?

増田は思い出した

「真面目がモテる」とほざいてたのはイケメンばかりだったことを

人前で恥ずかしげもなく女の話ができるのはイケメンばかりだったのだ

n=1の経験よりピュアピュアで一途に恋する男からヤリチンへ生まれ変わることを誓う増田

しかし小心者ゆえにヤリチン非難する世間の風潮が気になった

「女遊びやヤリ捨てを推奨する風潮に変わるべき!」

そう自分に言い聞かせ、すきあらば手頃そうなブスに声をかけていく

ほとんどは玉砕したが、やがて小さな恋を見つけて…?(続く)

2022-03-25

最近読んだBLと非BLとがんばって読んだ耽美

海辺エトランゼ』(紀伊カンナ

あらすじ

 小説家志望の駿は、沖縄離島で親戚のおばさんの営む宿に間借りして住み三年になる。彼は、毎日独りで海を見つめている男子高校生が気になって仕方がない。男子高校生の実央(みお)は孤児で、いまはよその家に世話になっているというが、その家には帰りたくなくて海を眺めて時間を潰しているらしい。

 駿は実央に一目で惹かれてしまったのだが、実央は駿が自分憐れみの目でみないところに惹かれていた。

 だが、実央は本島の施設に移り、そのままほぼ音信が途絶えてしまった。ところが三年後、大人になった実央は駿のもとに帰ってきたのだった。

増田感想

 以前、続編の『春風のエトランゼ』を前提がよくわからないままなんのこっちゃと思いつつ読んだけど、こういう話だったのか。なるほどねー。

 『春風の―』を読んだ時にも思ったが実央が攻めで駿が受けなのが意外だ。でも、商業BLでは年下攻めというのは案外多いらしい。攻めが未成年場合はとくに。

 絵が隅々まで綺麗でいいけど、絵に誤魔化されている感があるというか、素敵なシーンばかり見せられている感があるというか。ゲイの苦悩葛藤がなんか取って着けたように見えて仕方がない……。実央の「ノンケだけど駿のこと好きになっちゃったから大丈夫!」っていう能天気さが、ファンタスティック過ぎて私は着いていけないのかもしれない。

 それに、北海道出身という設定の駿が家の為にゴリゴリに古風な祝言上げるところだったとか、元婚約者桜子さんの大正浪漫昭和レトロ中間的なお嬢様ぶりなところとかなー。北海道ってそんな旧態依然としたお土地柄なの? そうとは聞いたこと全くないのだが。結婚式は会費制くらいのことしか知らんけれども(そのさばさばした印象がつよいのか)。

 個人的にはあまりハマれないなこれ。絵は綺麗でかわいいけど。(だがむしろ作者は百合の方が描きたいのでは? というくらいに脇役がめたくそ百合百合していた。メインのBLが霞むくらいに。そこもハマれない原因のひとつかもしれない)

 今ならシーモアで丸々0円で読めるよ!


『鳩の栖』(長野まゆみ

概要

 短編集。男子中学生たちを主人公にした、耽美レトロ物語。ちなみに、『紺碧』と『紺一点』は単行本『紺極まる』に続いている。

増田感想

 長野まゆみ先生持ちネタが詰まっている。水琴窟とかバードベルとか義兄に恋しちゃう義弟とか。同じネタを使って毎度似ているようで違う話を作り出すのすごい。ストーリーの内容がどうとかいうよりも、物語バリエーション文章構成の素晴しさに感動してしまった。

『栗樹ーーカスタネア』の冒頭に、

瓜はめば子等思ほゆ栗はめば況して偲はゆ

と、山上憶良長歌の出だし部分が引用されているのを見て、『左近の桜』の『瓜喰めば』の章を思い出したので、再読してみた。↓

左近の桜』(長野まゆみ)の第5章『瓜喰めば』とついでに第4章『骨箱』を再読。

左近の桜』のあらすじ。

 主人公の桜蔵(さくら)は、男と男の忍び逢う宿〈左近〉の長男高校2年生。彼はゴシックな体質を持っている。というのは、彼はこの世ならざる者を拾い、交わることで相手成仏させてしまうようなのだ。そんな彼のことを、父の柾(まさき)や〈左近〉の常連客の浜尾は〈女〉と呼んでからかう。桜蔵は年上の女ともだちがいて男には一切興味がないので、〈女〉呼ばわりは不本意だと憤るのだった。

 これは桜蔵がこの世ならざる者達に引かれ、此岸彼岸の境目を彷徨う、妖しくで耽美短編連作集。

『瓜喰めば』のあらすじ。

 夏休み、父の柾に連れられて弟の千菊(ちあき)と共に池畔の別荘地にやって来た桜蔵。父との夏休み満喫する千菊。一方、桜蔵は柾に雇われ高額のバイト代目当てに雑用をこなす

 柾と千菊が出かけている間、バンガロー掃除に勤しむ桜蔵。彼の前に不器用西瓜を売り歩く男が現れて……。

増田感想

瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ 

いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ

銀も金も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも

 山上憶良長歌とその返歌だ。

 章のタイトルにこの歌を冠した通りに、柾が息子を可愛がる話なのだが、ただし柾がかまう相手は実子の千菊ばかりだ。柾の実子ではない桜蔵は柾から息子を息子とも思わぬような扱いをされているが、桜蔵も柾とは血縁関係のないことをわきまえ雑用アルバイトに徹している。……という、そのわきまえっぷりが地の文に長々~と書かれているんだけど、これだけわきまえてますから! とばかりに書かれると、負け惜しみに読めるw 桜蔵が実際に弟にやきもちを焼いて当たったり父に文句を言うような場面は、シリーズ中に一度も出てこないのだが。

 桜蔵にとっては柾は単なる父親というよりは父性あるいは大人の男という概念が具現化したような存在であって、血の繋りがない事なんて大した問題ではないらしい。だが、血の繋りがないだけに、父性への憧れがなんかこう、恋心めいているように見える。

 この章でもまた、桜蔵はこの世ならざる者に魂を抜かれて危うく死にかけたが、彼は窮地を柾によって救われたのか、桜蔵の欲求がそんな幻覚を見せただけのかは曖昧だ。

「(死人に)喰われたくなかったら、蛙のふりでもしてろ」

 と桜蔵に言う柾。これは、

人来たら蛙となれよ冷やし瓜

 という、小林一茶俳句から引用。これを私は、さすが風流なことを言いますなぁ、くらいにしかずっと思っていなかったのだが、今回再読して思った。瓜にそんな事を言い聞かせるのって何故? →自分が食いたいからに決まってるじゃん。

誰かが来たら蛙のふりでもしてろ。あとで私が食ってやるからさ(^_-)

 え、そういう!? そういう意味だったのかぁーーー!?!?

 激しく萌え散らかした。(だが、送られた当の桜蔵がそういう意味で受け取りときめいたかキモがったか、あるいは意味わからんと首を傾げたかは謎のまま、物語は終わってしまった)

 後に、何章だったかで柾は選ぶ権利は〈男〉ではなく〈女〉にある(柾ほどの男でも〈女〉から選ばれなかったこともある)と言う場面が確かあった。選ぶ権利は〈女〉である桜蔵にあるからといって、俳句なぞ送ってアッピールしたろというのが柾の魂胆なのか、単に桜蔵をからかっただけなのかは不明だが、個人的には前者に賭けたい。

次はついでに読んだ第4章『骨箱』。

『骨箱』あらすじ。

 第3章にて謎の男の手により背中一面に蝶を転写されてしまった桜蔵だが、いまだに蝶を消すことが出来ないでいる。学期末となり秋の修学旅行費用を支払わなくてはならないので、桜蔵は背中の診察もかねて柾の診療所を訪れる。旅費を出すことを二つ返事で了承した柾が桜蔵に手渡したのは、現金ではなく〈骨箱〉という銘の徳利と手書き地図。柾は桜蔵に、〈骨箱〉を質屋〈八疋〉に売って金を工面しろと命じる。桜蔵は地図を頼りに〈八疋〉を探すが、たどり着いたのは「望月」と表札のある民家で……。

増田感想、というより反省

 この章に登場するチャラ男幽霊は桜生(さくらお)じゃないか。桜生かもしれないと思ってはいたが、かもしれないじゃなくて明らかに桜生だった。なんでそんな事も読み取れなかったの過去の私……。

 桜生とは、桜蔵の戸籍上の伯父であり、過去に柾と付き合っていた人でもある。『左近の桜』の続編『咲くや、この花 左近の桜』で初めて名前が登場する(その時は高校生時代容姿で桜蔵の目の前に現れる)。柾がちょっとひねくれた男を好んで愛人にしがちだということが他の章で書かれていたが、桜生もまたちょっと、いやかなり癖のある人物だ。後に、桜生に男を寝とられた〈女〉(生物学的には男性)が、桜生への報復として柾を寝とり返すというエピソードがあったりするくらい。

 桜生のもとへ桜蔵は柾から預かった「桜生の形見の品」を持って訪ねて行くことになったので、桜蔵は柾の差金で桜生と出会わされたと読んでもいいのだろうか。

 なんの為に桜生に会わなければならないのか? 単に修学旅行費を稼ぐためばかりじゃなくて、桜蔵の背中に転写された蝶を消してもらうためだろう。

 桜蔵が桜生のもとを訪ねたとき望月家の界隈では水神祭が催されていた。また、望月家の庭には水神井戸がある。『左近の桜』シリーズに登場する〈男〉と〈女〉が水神に関する何かだというのは『その花の名を知らず 左近の桜』で書かれていたので、水神祭の日に桜生が現れるのは偶々ではなさそう。

 ということに気づかず読み流していた私の読解力やばすぎ。もっと落ち着いて丁寧に本を読もう、と反省。これまでの人生で読んで来たその他の本も大いに誤読してたり理解してなかったりしそうだから、あとで再読してみようと思った。

 桜蔵は桜生と出会言葉を交わしてそれ以上のこともするが、桜生のほんとうの相手である柾は桜生を見ることも出来ないらしいというのが、切なくていい。

長野まゆみ偏愛耽美作品集』より『狐』(泉鏡花

概要

 浮気者若旦那とその新妻の両方を狐が美女美少年に化けてだます話。


増田感想

 泉鏡花文章って私にとっては古文範疇なのだが、古文というほどに現代語とかけ離れてはいないせいで現代語訳がないので、調べながら読むのが難しい。だからとても苦手。それで、『長野まゆみ偏愛耽美作品集』のページをめくる手は『狐』のとこで数週間止まっていたのだが、せっかく買ったものを積んでおくのもなんだから、頑張って読んださ。七ページしかなくてよかった。『海神別荘』みたいにくっそ長かったら辛かったから短くてよかった。

 ちなみに、『海神別荘』を辛い辛いおめきながら読んだのは、『シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)のなかで語られるおとぎ話元ネタがそれだったから。あーなるほどと思った。

 『狐』に話を戻すけど、耽美からすごいというよりはオチ面白い話だった。




その他に『僕らの地球の歩き方』(ソライモネ)も読んだけど、これはあとで気が向いたら感想を書こう。Kindleプライム0円で読めるよ!

2021-11-06

今日好きな人デートする夢を見てたんだけど

気づいたら好きな人じゃなくて推しに変わってた

この浮気者

2021-10-01

anond:20211001191702

増田が、厨二病、何者病、そして知的コンプ(知的ものに対する憧れ)が強いだけだぞ

 

例えば知の巨人アインシュタイン

女児を産せ学業を諦めさせたのにその妻の姉妹不倫結婚>また更に女遊び

おまんこしたい以外の何を考えているというのか?

そしてそこに言葉必要か?あった方が便利だな程度では?

 

キング牧師も派手な浮気者 ( [courrier.jp ] キング牧師の不倫を追うあまりFBIは自らも非倫理的行為に走る)だったりするし、

マジであった方が便利それ以上でも以下でもないぞ

2021-09-20

anond:20210920112337

誰と比べて大きいって言ってんの?この浮気者

2021-01-09

anond:20210109013826

向こうにも「○○さんを彼氏にするのは無理(笑)だって変態だし浮気するし」って言われてたか

その変態浮気者をバイブ代わりにならしたかったんじゃね

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