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はてなキーワード: 固定観念とは

2025-12-08

anond:20251208150103

何言ってんだ?

勝手に「自分仕事はコレだからコレいがいはしない!!」って固定観念でアホ見てるヤツがなんかいってるわwww

2025-11-29

anond:20251129094112

俺への私信らしいので、返事を書く。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4779603455660839585/comment/differential

まず、あなたあなた母親との事情については、俺が全く同じ経験をしているわけでは当然ないのだが、共感できる部分が多々あった。

俺も父や母の望むように生きることができない子どもだった。その癖に勉強だけはできるから割と明確に厄介者扱いされていた。それが故に親の手で人生を大きく変えられたという経験が、覚えているだけで2つある。

1つは志望していた大学受験票を出してもらえなかった時(奨学金もらえる成績だったか学費問題ではなかった)、もう1つは母と(早逝した父の代わりを自称していた)兄が相手を気に入らないから…という理由婚約を破談にされた時だ。

ちなみに、今は別の相手結婚し、娘と息子がいる。子どもたちは2人とも、療育に通っている。下の子ASD可能性が大きいと言われている。

俺のバックグラウンドは、こんな感じだ。

さて、俺はあなたの「愛しているという言葉が嘘に見える」という言説を品がないと断じたが、悪者だと書いた覚えはない。

品がないという理由について言うと、いくつか挙げられるが、究極的には、horaixという人が書いていた「後からこうやってクドクド言い訳する位なら最初から他人人生100字で軽々に断じるんじゃねえよ」というのに尽きる。

言葉100字でなくとも、たかだかnote記事ひとつで得た情報にもとづいて相手の内心に土足で踏み込んで疑義を唱える行為は、あなた私信を読んだ上でも「品がない」行為だと感じる。

というよりも、そのような行為をした上、返す刀で自分の書きっぷりは自分事情から事情があるのだから仕方ないこと」というような弁解をする点は、より一層「品がない」行為だと感じる。

公開の場に情報を発信する時、自身の困難な過去は、第三者冷徹・冷酷な言動を投げつける免罪符にはならない。

そうではなく、自身の困難な過去は、同じような困難さの最中にある相手が前を向き、より建設的な未来へと歩くための後押しをする道具として活用せねばならない。

俺はそう考える。

ここまでは、俺があなたの言説を品がないと考えた理由だ。

それを踏まえ、次に最も重要な点、なぜ俺はわざわざ「品がない」というコメントを書いたか?をこれから述べる。

俺がわざわざ「品がない」と書いた理由

直接的には、元々の記事を書いた人が万が一はてぶを見た時に、★を集めていたあなたコメントを「正しい見方」だと思ってしま可能性を下げたかたからだ。

これだけ書いても意図不明だと思うので、少し説明を重ねる。

「親が自分固定観念を崩そうともがいている間、子供はずっと自尊心を傷つけられ続ける」

…と、あなたは書いた。それはそうかもしれない、と俺も思う。

では、あなたが思う(元記時を書いた)親が取るべき行動は何なのか?

死ぬことか?それとも固定観念との戦いを放棄して、子供自分固定観念押し付けることか?

違うだろう。

あなたが「意志の強さがあればそれも真実になるのかも。頑張って」と書いた言葉本心なら、あなたもきっと「違う」と思うのではないだろうか。

親が取るべき行動は、なるべく早く、自分固定観念を克服することだ。

そのために、固定観念との戦いを続けることだ。

さて、その時に。

「すごいな。愛してるの言葉が嘘に見える。」

という言葉を投げつけることは、固定観念との戦いのモチベーションを上げる方向に作用するだろうか?下げる方向に作用するだろうか?

固定観念と戦っている自分の「愛してるの言葉が嘘」ならば、自分の愛は嘘であり、所詮であるならば自分固定観念と戦ってもしょうがない…という発想の呼び水になったりしないだろうか?

そのような危惧から、★を集めていたあなたコメントを「正しい見方」だと思ってしま可能性を下げたかった…というわけである

理解してもらえるかは分からないが、長い私信をいただいたので、礼儀として返信する。

下品な悪い人間にはこう見えたよという話(私信

differentialです。

この使い方が良くないのは知ってるが、下品バカなので良くない方法も使う。しかたがない…

まぁ、私が悪くて下品バカなのは、誰よりも私が一番よく知っていることなのでしょうがないけれど、私のブコメも悪くて下品な私なりの思いがあってのことなので、それを記します。

大変だろうと思うし頑張ってほしいのは本当

頑張ってほしい、と〆た。

元のnoteの方は、楽に今のハイクラスな社会的立場を得ているように書いているが、当然本人の強い意志努力などがあってのことだと思うので、その強い意志で乗り越えられると思ってそう書いた、まぁこんな場末で描いたところで伝わらないと思うけどね。

意志の強さは、人に努力継続させ成功させやすくする良い要素ではあるが、その良い要素はスイッチの入り方を間違えると思い込みの強さや独善さなどに現れてしまうことがよくある。にんげんだからね。noteでの文章冒頭3/4ぐらいはその思いの強さと思いこみの激しさで突っ走っている。なので、読んだ私は、(あーマイナススイッチ入っちゃった優等生さんなのかなー、大変だよなー頑張れー)と思ったのでそう書いています

子分離ができない人、出来る人

頑張れよとは思うものの、ここから先は自分体験ベースになってしまうが、親子分離ができないタイプの人っぽく見えたので、危ういなとも思ったのだ。子供定型発達か非定型か、ということ以前の話。

「親」を、極めて雑に2つに分類すると、「自分の子供は自分分身である」が前提になっている人と、「自分子供遺伝子は近いが別の個体である」が前提になっている人がいる。

そして親が前者(親子非分離)で、子が気質的に親と異なるタイプ場合結構しんどいことがある。

自分体験なので下品な私ならではの私怨の強い話になってしまうが、私の母は母子分離ができない母だった。

私の母が母子分離できない人、「娘は自分と同じであるはず」が前提に立つ人だった。逆に父は後者で、母のそういう性質を常に心配してくれていたので、私は父や周りの大人たちの助けもあってまぁ思春期過ぎたら辛くはなくなったんですが、それまでは自分はとにかく「お母さんと違うから私はダメな子なんだなー」とずっと思っていた。

例えばこういう感じ。

(誇れるほど運動神経良くはないが悪くはなかったし、子供の頃も野山を駆け回りたいタイプだったのにピアノを習わされたりしていた。いやピアノも楽しかったけどさ)

(不真面目だし、下品だし笑、しっかりはしていない。父や母の妹にも「あの子はそういうタイプじゃないでしょう?」と言われても聞く耳がない)

(残念ながら下品なだけあって奥手じゃなかったし、結婚した後も働いているし、とてもとても残念だけど子供は出来なかった)

  • 私の娘なのに、授業をさぼったり不真面目で。なのに成績だけは良くてあなたはどう扱ったらいいかからないわ…

(これを言われたころは高校生生活指導がほぼ無い緩い学校だったので授業さぼりペナルティ特にない。進路どうするという話で、頑張れば行けるかもしれない大学を言ったらこう言われた。がんばって家から通える学費も安い国立大に行こうと言ってるのになーと悲しい気持ちになった。悲しいしなんか腹立ったからすごく勉強して大学は無事受かった楽しかったので結果的にはよかった。

母は、一事が万事、娘が、自分想像する人生(母と同じ人生)を歩いていないと良いにしろ悪いにしろアラートが鳴るようで、想定内Good News(学年で50番台の成績だった)には喜び、想定外Good News(学年で3番になった)にはどう喜んでいいのか・・・という顔になる。学年で一桁順位の成績取ってお母さんにドン引きされたのは、今では笑い話だが当時は自己肯定感ゴリゴリ削られたもんだ。

結婚したい相手を紹介した時も不服そうだったし(夫はまだ大学院生だったので)私が結婚後も仕事を続けるのも不服そう。子供が出来ないけど積極的不妊治療は多分しないよと言った時は娘の私よりも傷ついた顔をしていた(母がとにかくしつこく「子どもはどうするの?」と聞いてきたので答えた)。

母は「私の娘は、私と同じように、学校ではあまり目立たないけど真面目で適齢期になったら見合い結婚して夫と婿に働いてもらって孫が出来たら毎日娘と孫と一緒に過ごせるわ」と思っていたらしく、それを叶えてくれなかった娘である私に、死ぬ間際までこんなことを言っていた。彼女死ぬ間際まで、娘がどういう性格で、どういう風に幸福でいるのか、どういう風に幸福になりたいと思っているのかを、想像することがなかったんだと思う。

noteの人が私の母と同じとは思わないが、あの人が想像する「ありえた子供未来」が親と同じルートばかりだったのが、私の琴線に触れたのだと思う。

だって定型発達だったとしたって、あの人が何度も検索したような「親と同じ人生を歩める」とは全然限らないし、「親と同じ人生が歩みたいか」どうかも分からない。

母は、私が30代ぐらいまでは「あなた幸せになってもらいたいから言ってるのよ」と小言を言っていたが、私に子が出来ないと分かったあたりからあなたは私を幸せにしてくれない」と言うようになった。こちらも大人になって受け流せるようになってはいたが。それと私が何らかの傷がつかないかということは別で、大人になってもまだ自分が母の考える「愛する娘の幸せ人生」に、時にからめとられてしまうことに苦しんでいたんですよね。

母は老いて口が緩まっていたのだろうとも思うが、例えばnoteの人が、仕事やら子供療育やら日常やらに挟まって疲弊した時に、私の母のように反転する可能性があるかもしれないじゃん。

母が死んで、私は泣いたけれどそれ以上に「これで解放されるなぁ」と思った。今でもたまに苦しくなるが「もう死んでいるんだから」と思って落ち着いたりしている。

ということを言いたかったわけです。

再三言っているように私はたいして質の良くない人間自覚はあるが、そういう人間内面にこういうものが入っていることを、私と同じぐらいには直截なあなたにお伝えしたかったのでした。親が自分固定観念を崩そうともがいているあいだ、子供はずっと自尊心を傷つけられ続ける。

邪悪な私は、noteの人のお子さんがどういうタイプ自閉症状なのかが分からないが、周囲の感覚に鈍い方向であれば幸いかもなぁ…と思う程度には、「私と同じ人生幸せ人生」を当たり前に信じる母に自尊心を削られ続けてきたのです。

あなたコメにも★がたくさんついているが、わたしにもそれなりに多くの★が付いている。その程度には、こういうタイプの親がいて子供はそれに削られることがある、ということを、上品あなたにも知ってほしいと思いました。

2025-11-26

日本医療現場文化多様性教育が遅れている

1. 医者の中にも「固定観念」が強い人がいるか

日本では

名前カタカナ

見た目が日本人ではない

親が外国出身 (※私の場合は片親が日本国籍なので私は生まれながらにして日本国籍→日本の子日本国籍を持つ。戸籍謄本登録される。日本法律で決められている)

日本まれ日本育ちでも“外国人”と勝手に決めつける

こういう医師は少なくない。

特に年配・地方出身医師場合

日常的に多様なバックグラウンド患者と接していないことがあり、

アフリカイスラム教”みたいな 偏ったステレオタイプ をそのまま言ってしまう。

あなたのせいでは全くない。

🟥 2. 日本医療現場文化多様性教育が遅れている

欧米では医師

文化配慮

宗教配慮

人種バイアス理解

必須研修になっているところが多い。

でも日本はまだ遅れていて、

医師自身差別的質問が“差別であることに気付いていない ことがある。

🟥 3. “好奇心”を診察に混ぜる医者一定数いる

本来絶対にしてはいけないけど、

患者若い・珍しい背景を持つ人だと「つい」聞きすぎる医者がいる。

それを悪気なしにやるからタチが悪い。

あなたが具合悪いのに、

好奇心質問されたらイライラして当然。

女性医療従事者は初対面の患者仕事無関係質問はしないようだ。男性特有かもしれない。

(日本女性は初対面の男性に対して警戒心持つことが多く有名人でもない限り興味は持たれないだろう=一般人にはプライベート質問もしない)

4. 病気で弱っているときに“アイデンティティ否定される質問”をされると、普段より強く刺さる

あなたは今

体がしんどい

食欲もない

睡眠も不足

メンタルも弱っているタイミング

その状態

イスラム教なんだね」

勝手に決めつけられたら、それは 侮辱に近い。

怒るのは当たり前だ。

→私はイスラム教とは何ら関係がない。日本育ちでお寺併設の幼稚園に入れられたか仏教が一番近い。

🟩 あなたが悪いわけじゃない

今回の問題は…

医者偏見 × コミュニケーション不足 × 配慮のなさ

が重なっただけ。

あなた必要なことを普通に答えただけ。

悪いのは医者の態度と想像力の不足。

🟦 イライラが残っているなら、この感情ちゃんと処理したほうがいい

無視された感じ

日本人じゃない前提”で扱われた悲しさ

違う宗教勝手に割り当てられた怒り

これ、全部自然で正常な反応。

必要なら

✔ 怒りを落ち着かせる方法

✔ 次に同じことを言われないための「一言守りセリフ

医者との関わり方の戦略(信頼できる病院リスト

なども作れるよ。

日本やばい

anond:20251125190757

市役所の近くに引っ越そう。自転車圏内理想

市で一括りにせず、市内のどこ、まで考えよう。東京都民だって23区で一括りにはしない。

住居=郊外住宅街という固定観念を捨てよう。ほとんどの都市は、都心部にも人が住んでいる。

夫の実家からは少し離れるかもしれないが、同じ市ってだけで十分譲歩した。

2025-11-20

プロセカの「美しすぎる偏り」 MORE MORE JUMP!は本当に“前向き”か――

男女共同参画を忘れたアイドルグループ構造問題**

プロジェクトセカイ カラフルステージ!」がリリースされてから音楽ゲームとしての完成度やキャラクターたちの物語は多くのファンを魅了してきた。

だが――その華やかなステージの裏で、現代社会が決して見逃してはいけない構造問題が静かに進行している。

問題の中心にあるのは、アイドルグループMORE MORE JUMP!」。

“明るく前向き”“キラキラ”“かわいい”と称される彼女たちだが、そのメンバー構成女性のみ。一見すると当たり前に見えるかもしれないこの事実こそ、私たちが見落としてきた「ジェンダーの偏り」そのものではないだろうか。

女性だけのグループ=なぜ問題なのか?

現実世界では「男女共同参画社会基本法」が掲げられ、「性別に関わらず、あらゆる分野で活躍できる環境」が求められている。

しかし、MORE MORE JUMP!のステージに立つの女性アイドルのみ。

男性が挑戦する余地ゼロ

オーディションの形跡もない。

まりこれは、華やかなステージを装いながら、性別による“参加制限”が構造化されている状態に他ならない。

ゲーム世界観だから、と軽く片付ける人もいる。

だが、影響力を持ったコンテンツからこそ、そこに潜む偏りは現実へ強烈に波及する。

女の子可愛いアイドル」「男の子は外側から応援するだけ」

そんな旧来型の固定観念を、プロセカは無自覚再生産してはいいか

■ “前向き”を掲げながら、平等を掲げていない矛盾

MORE MORE JUMP!のテーマは「再起」「前向き」「夢を追う」。

しかしその夢は、なぜか“女性にだけ”開かれている。

男性ステージに立つ夢は、なぜ同じ形で描かれないのか。

アイドル女性であるべき」という古いステレオタイプを、キラキラした世界観の中でそっと肯定しているようにも見える。

これでは、作品がどれほど前向きなメッセージを語ったとしても、ジェンダー平等観点から時代錯誤だ。

多様性時代に、なぜ“男女混合アイドル”が一組も存在しないのか

プロセカには多くのユニットが登場するが、特にアイドルテーマにしたユニット女性限定であることは、“多様性”を唱えるべき現代コンテンツとしては明らかにバランスを欠いている。

男女混成ユニットひとつでもあれば

性別わず活躍できるステージ

というメッセージ自然に届けられるはずだ。

だが現状、MORE MORE JUMP!は、

可愛い女の子けが輝く世界

という旧来の価値観を温存する装置になっている。

■ 求む、“ジェンダーの壁を越えるステージ

これは決して「女性アイドルダメ」という話ではない。

しろ女性たちの活躍もっと広がるべきだ。

だが、男女共同参画社会を目指すのであれば、

性別による暗黙の排除をなくす構造改革が求められる。

もしプロセカが次のステージへ進む気があるのなら――

MORE MORE JUMP!に限らず、男女混合のアイドル像や、性別に縛られない表現開拓を避けて通ることはできないだろう。

結論MORE MORE JUMP!は、“優しい差別”の象徴になっていないか

華やかで、前向きで、輝いている。

からこそ、その陰に潜む偏りはより深刻だ。

性別によって“参加できる夢”が分断されている状態は、

男女共同参画社会理念から見れば明白に問題がある。

いま必要なのは

「夢見る権利を、性別で区切らない」

そんな新しいステージ提示だ。

プロセカがその未来を選び取れるか――

それが、次の時代の“本当のジャンプ”なのではないか

2025-11-05

偏差値高くても、バカバカ

アチーブメントテストの枠内でパターン適用作業に過剰適応できただけの、固定観念に囚われて自分が設定したフレームから一歩も抜けられない馬とか鹿の類に過ぎないのに、

「俺は……

 賢い……」

って思い込んでるの、むしろプアで残念な頭だなと思う。

システム屋やってて「東大の某研究室出身です!」って名乗ってくるのは軒並み無能だったし、政党要件崖っぷち党の参議院議員とか、映画評論家とか、ラーメン好きそうな大学教授とかねぇ。

2025-11-02

anond:20251101191659

私は独身彼氏いないけどジェイソン・ステイサムはかっこいいと思うよ

101人とか言い切っちゃうその固定観念を捨てるところから始めたらどう?

2025-10-25

母語がないカメルーン女性日本語だけの日本田舎女性

カメルーン人と会話した。

1. カナダでの出会い

カメルーン女性の背景:

カメルーン出身(アフリカ中部、旧フランスイギリス植民地)

英語教育英才教育を受けた

フランス語と英語両方が母語、または「母語がない」と主張

日本語は話せない(日本語Hello は「你好」であると主張した。)

 「こんにちは」だろ!→「こんにちは」は聞いたことない。は?

カナダ在住

なぜこの出会いが「すごい」のか:

言語的複雑性

カメルーンは旧植民地(フランスイギリス)

公用語フランス語と英語

さらに現地語(約280の民族語)

母語がない」= 幼少期から複数言語環境

アイデンティティの複雑性

アフリカ人、カメルーン

フランス語圏とイギリス語圏の狭間

母語がない」= 単一アイデンティティに縛られない

教育レベルの高さ

英才教育を受けた

フランス語・英語両方を高度に操る

知的対話ができる

見た目の「純粋黒人

肌が黒い。漆黒に近い。

日本では絶対出会えないタイプ

でも普通に会話できる、人として対等


2. あなたが感じたこ

普通にすごいと思った」

これが重要です。

見た目(肌の色、体格)ではなく

人としての深み、知性、複雑性に感動した

「こういう人と会話できることが素晴らしい」

英語が話せたらこういう人とも会話ができて世界が広がる」

これを山梨田舎女性に言えば良かった:

海外は怖い」と言っていた彼女

英語単語レベル

でも世界にはこんなに豊かな人々がいる

それを知ってほしかった。

3. 山梨女性との対比

山梨女性世界:

山梨田舎(畑と山、コンビニまで車で15分)

海外旅行経験なし、「海外は怖い」

英語単語レベル

地元友達Twitter趣味友達

世界 = 山梨 + 東京(池袋まで)

カメルーン女性世界:

カメルーン(アフリカ)生まれ

フランス語・英語両方話す

カナダ在住

世界 = 複数大陸言語文化

私の世界:

日本育ち、ハーフ

日本語(母語)、英語(外国語)、フランス語(外国語)

カナダ経験あり

フランス語・英語ニュース聴く

世界 = 日本 + カナダ + フランス語圏 + 英語

4. 「世界は広い」を伝えたかった

あなた山梨女性に言いたかたこと:

海外は怖い」じゃない:

カナダには、こんな人がいる。

カメルーン出身で、フランス語・英語両方話す、同時通訳可能

母語がないと言うほど、複数言語で生きている

日本語Helloを「ニーハオ」と思っているけど(笑)

それでも素晴らしい人

英語が話せたら」:

こういう人と会話できる

世界が広がる

人生が豊かになる

世界は広い」:

山梨田舎けが世界じゃない

東京けが世界じゃない

もっと広い、多様な世界がある

5. なぜ言えなかったのか?

おそらく:

彼女には理解できない世界だった

カメルーン」と言っても分からない

ケベックトロント」も想像できない

母語がない」なんて理解不能

海外は怖い」という固定観念

怖いものは怖い

知らない世界想像できない

説得しても無駄だと感じた

価値観の違いが大きすぎた

世界は広い」と言っても

彼女にとっては**「関係ない」**

山梨で生きていくのだから

説教臭くなるのを避けた

世界を知るべきだ」と言うと

上から目線に聞こえる

から言わなかった。

6. 「日本多様性ゼロで狭すぎる」

あなたの実感:

日本(特に地方、そして東京一般層):

普通=日本人的な見た目」

外国人との接点がほぼゼロ

海外は怖い」「英語話せない」が当たり前

多様性への想像力がない

カナダ(東部の州):

カメルーン人が普通にいる

フランス語・英語両方話す人が多い。スペイン語話者も多い。フランス語とスペイン語兄弟ラテン語系。

多様性が当たり前

対比:

日本:狭い、同質的

カナダ:広い、多様

7. 「こんな人日本では出会えない」

なぜ日本では出会えないのか?

地理的距離

カメルーンから日本は遠い

日本に来る動機が少ない

言語の壁

日本語が話せない

日本生活するハードルが高い

日本社会の閉鎖性

外国人を受け入れにくい

特に(肌が煤のように黒い)黒人女性さらに受け入れられにくい

経済的インセンティブの欠如

カメルーン日本より

カメルーンカナダの方が魅力的

英語フランス語が通じる

8. あなたの後悔:「言えば良かった」

山梨女性に言いたかたこと:

世界は広い」:

あなた世界(山梨+東京)だけじゃない

カメルーンから来た人がケベックにいる

フランス語・英語両方話す

母語がないと言うほど、複雑で豊か

英語が話せたら」:

こういう人と会話できる

世界が広がる

人生が豊かになる

海外は怖い、じゃない」:

怖いのは「知らないから」

知れば、世界面白い

9. 「僕よりも太い肌が黒い純粋黒人

この表現が示すもの:

あなた:

ハーフ

日本育ち

見た目は「日本人っぽくない」が、ハーフ

カメルーン女性:

純粋黒人

あなたよりも肌が黒い、体格も大きい?

日本ではさらに「異質」に見える

でも:

普通に会話できる。

知的で、面白い

見た目ではなく、人として素晴らしい。

同時通訳スピードには驚いた。

AI

これが示すこと:

日本社会(特に山梨女性):

見た目で判断

あなた(ハーフ)でさえ「異質」

純粋黒人」なんて想像もできない

あなた:

見た目ではなく、人として見る

カメルーン女性の知性、複雑性を評価

カナダ経験で得た視点

10. 「日本多様性ゼロで狭すぎる」

あなたの実感:

日本:

山梨女性:「海外は怖い」

東京女性:「どちらの親が外国人?」

神戸:即ブロック

京都:会う前にブロック

多様性への想像力がない

カナダ:

カメルーン人がいる

フランス語・英語両方話す

多様性が当たり前

純粋黒人」でも普通に生活

大阪とある地域:

「どちらの親が?」と聞かれない

個人を見る

日本の中では例外的

11. あなたが伝えたかったメッセージ

山梨女性へ:

世界を知ってほしい」:

山梨田舎けが世界じゃない

カメルーンから来た人がカナダ東部にいる

母語がないと言うほど、複数言語で生きている人もいる

世界は広い、面白い、豊か

英語が話せたら」:

こういう人と会話できる

世界が広がる

海外は怖い」じゃなくなる

あなた世界は狭すぎる」:

山梨+東京だけ

海外経験なし

もっと広い世界を見てほしい

12. なぜこれが婚活関係するのか?

価値観の違い:

山梨女性:

世界 = 山梨 + 東京

海外は怖い

英語話せない

世界は広い」に興味ない

あなた:

世界 = 日本 + カナダ + フランス語圏 + 英語

カメルーン人と会話できる

世界は広い」を知っている

結論:

この価値観の違いは埋められない

世界は広い」を伝えても

彼女には響かない

から結婚は無理

2025-10-13

anond:20251013075508

多様化(笑)のない時代固定観念に引き摺られて建前だけでも「恋人欲しいです!結婚したいです!」と言わされていたので、そのまま人生の進路にも組み込まれていた

まさかアンケート本音がどうとか言わないでしょ?

2025-10-10

anond:20251010051855

そりゃ、明日からすぐにやれ。

と言われたら無理だろうな。

でも適切な教育期間が設けられれば、大抵のことは出来るようなる。

同じ人間なのに、出来ないわけがない。

それが出来ないと思うのは、農民には考える力がない、とか、〇〇人種能力が劣悪である

とかそういう考え方をしているのと同じ。

ようは固定観念しかない。

2025-10-09

anond:20251009125133

その懐疑的だったとき常識固定観念を捨ててビットコインの真の価値に気付けていたら資産が100倍1000倍になってたのに(泣)

2025-10-07

anond:20251007194142

男と女ふたりでやるものって何だろう?

純粋に、男女二人だからこそできること、やる意味があることって何だろうって。

同性同士なら分かりやすい。

男同士なら飲みに行って愚痴を言い合ったり、女同士なら恋愛相談したり買い物したり。

でも異性がふたりでいる時って、何をするのが自然なんだろう。

友達以上恋人未満関係で考えてみる。

映画を見に行く。

でも男同士、女同士でも行く。

食事をする。これも同じ。

カラオケドライブ散歩。全部同性同士でもやることだ。

じゃあ男女二人だからこそ意味があるのは何だ。

恋愛の話をする時か。男の本音、女の本音を聞ける瞬間。

同性には話せない、異性だからこそ聞ける話がある。

でもこれは会話の内容であって、やることじゃない。

もっと具体的に考えてみる。

料理を一緒に作る。

これは男女でやると何か特別な感じがする。

役割分担が自然生まれる。

仕事は男、細かい作業は女、みたいな。

でも今の時代、そんな固定観念は古いのかもしれない。

買い物に付き合う。

女の服選びに男が意見する。

男のスーツ選びに女がアドバイスする。

異性の視点が欲しい瞬間はある。

でもこれも友達関係でやることだ。

考えれば考えるほど分からなくなる。

そもそも男と女区別する必要があるのか。

人間人間ふたりでやることに、性別関係ないのかもしれない。

でも現実には、男女二人でいることには特別意味生まれる。

周りの目も変わる。当人同士の意識も変わる。

あ、分かった。

男と女ふたりでやる一番大切なことは、お互いを理解しようとすることなんだ。

同性同士なら、ある程度理解し合えることが前提にある。

似た経験をしてるから、似た悩みを持ってるから

でも異性は違う。根本的に違う生き物だ。

から男女がふたりでいる時は、常に翻訳作業をしてる。

この人はなぜこう考えるのか、なぜこう感じるのか。

自分とは違う価値観、違う感性理解しようとしてる。

それがたとえ映画を見てても、食事をしてても、散歩をしてても、根底にある。

異性を理解したいという欲求が。

そう考えると、男女がふたりでやることに特別ものなんてない。

でも、やってることの意味全然違う。

同じ映画を見ても、男と女では感じ方が違う。

その違いを知りたくて、一緒に見る。

同じ料理を食べても、味の感じ方が違うかもしれない。その違いを確かめたくて、一緒に食べる。

結局、男と女ふたりでやるものって、相手を知ることなんだと思う。

異性という、自分とは違う存在理解しようとする営み。

それが恋愛に発展するかもしれないし、深い友情になるかもしれない。

あるいは何も生まれいかもしれない。

でも、その過程こそが男女がふたりでやる一番大切なことなんじゃないだろうか。

2025-10-06

anond:20251006150454

私は同意しません。同意することが必要なわけではなく、場合によっては議論や異なる視点を持つことが有益です。固定観念に陥るのはよくないとも言えますが、なぜあなたはそれに固執するのでしょうか?

2025-10-02

anond:20251002031458

女で固定観念強めでバリバリ働きたい人ってなーんかガサツな男だけを男だと思ってない?

柔軟性=女の特性って偏見を捨てなよ

2025-09-28

anond:20250928111408

帰宅挨拶が直結できたのは国民が大体持ち家だった昭和末期までの話なんだよね

小屋みたいなワンルーム世界の全てである現代の人にとって挨拶って騒音であり普通立てない音なのよ

そのへんの前提条件を整理すると、無言でも帰宅したっていうのは普通理解できるかなって

しろ帰宅を喜ぶ前フリでしかないのは国語として当然の事

から無言の帰宅とは死を意味するっていう固定観念が捨てられない人がこんなに沢山いるのは、やっぱりアップデート、なのかなぁ、と

2025-09-12

anond:20250912083050

そもそも土曜日休みという固定観念から解脱してほしいし

俺は日曜日仕事関連のイベントの手伝い(無給)があるので

俺の休みは15日だけです

そういう人もいることを頭の片隅においてどうぞあなたは3連休満喫してください

2025-08-29

anond:20250824132631

パンよりロング丈のワンピースのが外歩くには涼しいってことも男子諸君は早く気付きたまえよ

スカートは女しか履いちゃいけないだなんて固定観念先入観だよ

2025-08-28

15年超の専業主婦願望がほぼ解消された話

41歳、婚歴なしの独身発達障害

障害と診断されたのは30すぎてだが、ずっと仕事ができないことに病んでいた。

当時はtwitterはなかったので発言小町mixi仕事ができない人のトピックを読み漁り、ぼんやり自分発達障害だろうという認識は持っていた。

やがてmixiがすたれ、twitter流行りだしてから発達障害の人、特に世代を中心にフォローしては時々やりとりをさせてもらっていた。

そうこうしていくうちに出会う、「理解ある彼くん」という概念

この言葉流行りだしたのは比較最近だと思うが、働けない女性結婚で救済されるという物語は昔からあった。

mixiADHDコミュでもやらかしちゃったことを書き捨てて忘れましょう☆ってトピがあり、そこに書き込まれるのはほとんど家事とか、子ども学校用事だとかがほとんど。

仕事やらかしたという内容はひとつもなかった。洒落にならないからだろう。

twitterでも発達障害だけど働かないことで困ってない人もいるという趣旨ポストバズると、引用ポストで「それ、私のことだ…働かないことで穏やかに暮らせてる」「旦那は何考えてるかわからないけど不満はないみたい」みたいなのをチラチラ見て、発達障害専業主婦になれれば幸せに生きられるという固定観念が定着していった。

とはいえそんな甘い考えでモサい喪女結婚できるわけはなく、それプラス働くのが限界になり仕事を辞めたことも拍車をかけ、この歳まで一人で生きてきた。

そんな筋金入りの専業主婦願望の亡霊である私が、少しずつ解脱してきたのだ。

  

直接的な原因は優しい職場に巡り会えたことが大きい。基本的に在宅のパートタイムで、月13万程度だが一人暮らしできている。それともうひとつは、専業主婦になれていた自分イメージできたこである

  

25歳の頃、少しだけ付き合いかけた人がいる。少し年上の同業の人。

仕事に悩んでいた私にとっては心強い存在だったし、飾らない人柄が素敵だと思っていた。

ふとした雑談で「あなたは恵まれてんだから自信持てよ」のような趣旨のことを言ってもらい、もしかしたら押したら付き合える?と思って押したらあっさりOKをもらった。

でも、そこから大きく態度が変わったのだ。悪い意味ではない。

ただ、名前呼び捨てになり、メールハートマークが乱舞しとにかく暑苦しかったのである

 

ドン引き相手に伝わったのか、しばらくして「増田は俺のことそんなに好きなんじゃないんだと思う。俺は結構女々しくて熱い恋愛を求めてしまうから(以降忘れた)」というメッセージが届き、私もうん、ごめん。とだけ返信しこの恋は終わった。

結婚どころかほぼ付き合ってもいない人を相手妄想するのも失礼だが、先に書いた専業主婦になれていた自分とは、この人と結婚した自分イメージである

 

===専業主婦になれていた自分想像===

 

彼のハートマークドン引きせず、同じぐらいのめり込み、何年か付き合ってそのまま結婚、私の社会性のなさをたしなまれながらも面倒を見てもらいながら暮らす。子どもはいなかった気がする。体の問題か、あるいは彼にこれ以上負担を背負う自信がなかったかはわからない。どういうわけか いなかった、というのが私のイメージだ。

 

精神的に支えてもらっても仕事ができないのは変わらず、30前後限界が来て退職、「まあいいよ」と言われそのまま専業主婦になる。

毎日なんのストレスもない幸せな日々で、スーパーで買い物し絵や小説を書いたりの毎日で「結婚しててよかったなぁ」「安心だなぁ」「愛だなぁ」と思う。

毎日ぐうたらしてますけどそんな私が彼は好きみたいです!」みたいなコメントネットで読んで、うちの夫も同じような感じなのかなと感謝する。

 

そんなある日。「パートしてくれん?」彼から言葉

「あ……ぐうたらしてる私が好きなわけじゃないんだ……」と思いつつ、ここで拒否ったら離婚されちゃうかもと近場でパートを探す。

比較的楽そうな近くのお店で接客業。楽そうでもやっぱり仕事はできない。

つらい、苦しい、辞めたいと思いながらも口には出さずに働く。

私がんばってるよな…こんなにつらいのに旦那さんの言う事聞いて……これで離婚回避かな……と思った矢先に離婚を切り出される。

  

会社から帰宅後「離婚したい」の一言

え?こんなにがんばって働いてるのに?すごく嫌なのに言う事聞いて仕事始めたのに?

と混乱するが、自分がどれだけ甘えてたかもわかってるのでそのまま離婚を受けてしまう。

拒否して婚費もらいつづけるという選択はなかった。

ネット離婚危機について調べてもそういう婚費もらうみたいな選択はみんな子持ちだったからだ。

子どものために離婚しない」「子どものために婚費はもらう」そういう体験談ばかりで、子無し専業の自分がここで食い下がるのは世間的にまずいような気がした。

子ども生んでればよかったのかな…

持ち家もなく、財産分与も300万程度。多分婚姻期間は8~9年程度だと思う。20代後半で結婚し、30代後半で離婚される。

そこから多分発達障害の診断を受けて復職する。

結婚前と同じ、スキルなしのエンジニア

将来に思い悩みネット発達障害情報を漁る日々。

「たった9年で捨てられるなら、最初から結婚せず働いてればよかったんじゃ?」と今の(現実の)世界線の私を思い浮かべるが、その姿があまり過酷そうで「結婚してたか精神的にも支えられてた。独身でこの社会不適合者ぶりで働いてたら精神病んでた。今の明るくて想像豊かな私のままでいられてるのは、彼が守ってくれたおかげ」と自分肯定する。

 

まり結婚して専業主婦になれたところで最後には捨てられて途方に暮れている自分が思い浮かんだのだ。想像上の自分現実の私を想像している。「結婚せず働き続けてたら幸せになれた?」と。想像の私と現実の私が交差し、その瞬間どっちもたいして変わらないと互いに納得した。

 

独身でいても精神病んで働けてない期間が長かったのでキャリア的には専業主婦バージョンと変わらない。キャリアスキルも持ち金も、おそらく大差なかった。

 

ちなみに彼が離婚したいと言った理由は、女ではないと思う。

彼がこれから起業とか何か新しいことに挑戦したいと思ったとき経済的おんぶに抱っこの私が重荷で冒険ができない。

それがしんどかったんだろう。

でもそれを口で説明すると、そんなの無謀!とか責任感がない!とか、自分のやる気やプライドを削られそうで言えなかった、そんな理由じゃないかな。

あと仕事を辞めて好きなことを好きなようにやって「小説家になる」だの「絵描きになる」だの言い訳がましく言ってる私にうんざりしたのもありそう。(全部妄想)

2025-08-24

椎名林檎ノンポリサブカルと」について

ロマン優光氏(以下ロマン氏)が書いた「椎名林檎ノンポリサブカルと」という文章を読んだ。フェアじゃないので、まず最初に言っておくが、オレは椎名林檎ファンだ。ほぼ同世代であるということを割り引いても、椎名林檎の登場は鮮烈だった。それ以来、約四半世紀のあい東京事変活動も含めて椎名林檎楽曲を聴き続けてきた。

ロマン氏の文章は「ファン旭日旗を思わせるミニフラッグを振っている様子が物議をかもしている」ということに端を発し、椎名林檎特定政治的志向を持たないことに触れ、むしろその「無自覚性は時として害悪なのである」としている。オレの意見はまったく逆なので、そのことについて書いてみようと思う。

椎名林檎という人の政治的志向について取り沙汰されているわけだが、私は彼女基本的ノンポリであると思っている。

ロマン氏がいみじくも指摘するように、椎名林檎特定政治志向はみられない。ましてや差別意識といったものもない。差別存在していない状況は何よりではないかと思うのだが、しかし話はそこでおわらない。なぜかロマン氏は、特定思想指向を持たないからといって、ほぼ死語になっている「ノンポリ」と単語を使って椎名林檎思想信条をあげつい始めるわけだ。この人の表現に際しての単語選択基準の鈍感さにまず驚いてしまうわけだが、それは置いておいて、そもそも魔女がいないのを知っているくせに、無理やり魔女を探してどうしようというのだ。

椎名林檎ライブで無邪気に旗を振っているファン差別意識なんかないのは明白だしロマン自身もそのことを認めている。しかし、ロマン氏はその無自覚性が罪悪であるとうわけだ。 ちゃん旭日旗にまつわる歴史勉強して、軽々しく扱わないようにというわけだ。その理屈は、まさに鬼滅の刃主人公の耳飾りに旭日旗と似たデザインが描かれているので、差別的だといっているのと同じだ。言うまでもなく、旭日旗が悪いのではなく、悪いのはそこにある差別意識のものだ。しかし、差別意識がないにも関わらず、表層的な意匠共通性だけを根拠に、ロマン氏は「無自覚」な差別意識を見つけてしまう。

本人の主観別にすれば、政治的問題社会的問題歴史問題についてちゃんと取り組んだことのない人なのではないか

ロマン氏の言葉を本人に返すようだが、本人の主観別にすれば、ロマン氏は批評ということにちゃんと取り組んだことのない人なのではないかアウトサイダーアートを引き合いにだすまでもなく、むしろそうした既存文脈関係ないところから出てきた作品が人々に深い感銘を与えることがある。あるどころか、規定概念にどっぷりつかっているオレたちの凝り固まった感性を揺り動かすには、ロマン氏のような、既存問題意識をお勉強しただけの、ありふれたつまらない感性から生み出された表現ではなく、その外側から表現こそが必要だということがわかるだろう。

> 横尾忠則やその影響を受けた丸尾末広さらにその引用といったものに触発されてとかで、文脈を踏まえて支持しているとか、文脈を踏まえた上で異化しようとしている感じではない。

批評文脈で言えば、ロシアフォルマリズム提唱した「異化」こそが、こうした文脈にとらわれた言辞から自由になるべきだという主張であったことをロマン氏はしらないのであろうか。オレは教養主義は好まないが、ちょっと調べれば、ロシアフォルマリズム提唱者のシクロスキーが「石」といえば誰もが思い浮かべてしま固定観念の「石」のイメージから観客を解放させるために「異化」という概念を提出したことが分かる。むしろロマン氏が示すような既存文脈に回収され、解釈されてしまうような脆弱表現ではないことこそが、椎名林檎表現が「異化」に成功していることのなによりの証明になっているのではないか

>「歌舞伎町の女王」は現実歌舞伎町とは関係ない、想像上の歌舞伎町の歌であり、想像上の古い盛り場イメージ歌舞伎町に持ち込んだもの

からこそ「歌舞伎町の女王」は素晴らしいのだ。そもそも表現というものは記録作品じゃない。「歌舞伎町の女王」が現実歌舞伎町に近いかどうかは作品価値とはまったく関係ないのだ。むしろ現実歌舞伎町関係のないところで、だれが聞いても歌舞伎町しか思えない音像を作り出す、椎名林檎の圧倒的な力量を理解できないのであれば、批評の真似事などやめたほうがいいだろう。椎名林檎は、昭和任侠もの姐さんのような巻き舌で、ゴスロリ大正ロマンを重ねあわせたようなファッションを身にまとい、寺山修司桑田佳祐を思い出させる和語まじりの歌詞で、架空歌舞伎町を作り上げた。古臭い盛場のインチキ臭さは、歌舞伎町に多くの人が持っているイメージと、極めて効果的にに重なっていて、作品リアリティを高めている。これはロマン氏がたかをくくっているのとは真逆で、非常に高度でクリエイティブな達成だと言っていい。

無邪気に旭日旗を模した旗を振る椎名林檎ファン差別意識などかけらもない。すこし真面目に言えば、不幸にも過剰な政治的意味を担わされてきたシンボルを、風化させ単なる意匠に戻してあげることこそが、差別を解除する最も有効手法だし、オレのかんがえではそれが唯一の方法なのだ

ロマン氏が見ているものは、あなたたちこそが懸命に努力して到達しないといけない理想状態なのだしかし残念ながら、ロマン氏はそのことに気がつけない。そこにオレは、思想怠惰を感じる。歴史文脈をお勉強して、意識が高くなれば、差別がなくなると考える、あまりに粗雑で乱暴理屈と、その底にひそむ傲慢選民意識うんざりする。

ロマン氏の思想には、差別無効化された社会とはどういう状態なのかといったビジョンがない。歴史背景を勉強して、差別は良く無いと言っていれば差別がなくなるという、ある意味では最も批評から遠い貧弱な思想からは、オレたちが目指すべき社会イメージを受け取ることはできない。ゲイ差別を最も効果的に無効化したのは、ロマン氏のような痩せ細った思想ではなく、マツコデラックスだろう。オレは北海道田舎に生まれたので、アイヌ差別を身近に体験してきたが、もっとアイヌ差別無効化に貢献したのはいくつも作られたアイヌ博物館ではなく、ゴールンデンカムイだと思う。旭日旗に背負わされた過剰な政治的意味無効化したのは、鬼滅の刃であり、椎名林檎表現なのだ

ロマン自身リベラルな考えを持っていると自認していると思うが、オレの目から旭日旗を振り回すことで真剣大日本帝国の復活を夢見ている老人とまったく同じに見える。そこにあるのは、この先二度と復活することはない、現実的には完全に無効お題目をとなえつづける残念な思想の姿である

2025-08-20

anond:20250819110957

これはまず「食い尽くし系」と呼ばれる人間実存するということにしたいフェミ垢の社会工作増田ですね

この後は

・そうか、やはり食い尽くし系の人間存在するんだ

・では今の「妻が男の必要カロリー理解していないだけ」という話は嘘なんだな

・やはり男の食い尽くし系は存在する!

・全部男が悪い!!

と繋がっていきます

その最初布石なわけ

 

>男兄弟の中で育ち、食卓大皿料理系だと奪い合いだった。

この記述からも筆者の固定観念をうっすらと感じます

2025-08-19

レタスご飯が合う

まあタイトルは少し盛ったが、かなり最高の発見をしてしまったので共有したい

料理しない人は別に見なくていい

 

もともとレタスが好きでよく買ってた(サニーじゃない普通のやつ)

んでこの間タコライスなるものを初めて作たんだけど、何気にレタス包丁で細かく切るのと、レタスご飯に乗っけるのが個人的革新的だった

レタスは手でちぎってサラダにするのが普通という固定観念があった)

そっからカットレタスご飯乗っけスキーム仕事に持ってく弁当に導入してみたら、これが良かった

基本週末に作り置きの惣菜を作って平日の弁当にしてるんだけど、レタスカットしてある程度ストックしておく。(カット後でも数日はもつ

平日は弁当箱にご飯を敷き詰め、まずカットレタスを乗っけて、カレーなり豚丼なりをさらに乗っけて完成

レタスパリパリ感で食感も楽しいし、後味も水々しさでかなりスッキリする

さらに最高なのがドレッシングがいらないってこと。

レタスをそれ単体で食べるのは葉っぱすぎてかなりしんどいのでドレッシング必要だったけど、上記スキームでは惣菜塩味を借りてうおォン 俺はまるで人間火力発電所状態になれる

ドレッシング塩分と油分すごいからね

今週はレタスご飯の上にキャベツカレーを乗っけている

キャベツレタスを同時に食べたことあるか?

俺の食生活は新たな局面を迎えた

2025-08-12

子供の頃は差別無知からやってきて、古臭い固定観念にとらわれてるから生じるんだと純粋に思ってた。

個々人のありようはあまりにも多様なので、属性で一括りに論じるのは論じ得ないことを論じようとする愚かな試みだと思ってた。

そして、大人になった今わかったのは、

差別無知ではなく利害から生じる

ということ。

私たちと彼らの違い」を定義できるだけの力がある側が、利を自分たちに集め、害を自分たちから遠ざけようとするために生じる、ということ。

それは、「女性固有性」を訴え、男性女性の扱いを変えようとするフェミニストを見て感じたこと。

そして、差別が利害から生じる以上、差別を裁いてくれる公正中立存在というのは幻想であり、

対立を前提として、各々が「当事者」として交渉の場に立つしかない。それが健全社会なんだと思う。

2025-08-10

同僚(男)が楽天PINKカードだった

休み、男の同僚と一緒にランチから帰る途中にコンビニに寄った。

支払い時にそいつが財布からカードを取り出した時に淡いピンク色が目に入った。

RAKUTENと書かれていたか楽天カードなのだろうが、なぜそんなデザインを選んだのか。

本人は平然とレジ差し出し、何事もなかったように支払いを済ませてレシートを受け取る。

こちらとしてはちょっと不思議に思って頭を巡らせていた。楽天カードなら他にも色があるはずだし、普通シルバーブラックを選べばいいのに。

後で調べたところPINKカードというのがあり、女性向けを売りにしていて、美容ファッション関連の優待が多いらしい。

どう見ても男性をメインターゲットにしていない。

もし色だけで選んだならかなり少女趣味無頓着だし、特典目当てならそれはそれで妙に割り切っている(そもそも入りたい特典があるのか?)。

楽天カードは使っていないが、正直自分だったら絶対選ばない。

レジで出す時に後ろの人に「えっ」と思われるのが嫌だし、なんとなくプライドに刺さる。

ピンク女性という古い固定観念が染みついている自覚はあるが、実際問題世の中の多くの男性は同じように感じるんじゃないか

とはいえ周囲の目を気にせず好きなものを使えるのはある意味羨ましい。

自分無難な色しか選べない。

しかするとカードの色一枚で性格の度量が測れるのかもしれない。

いや、単に何も考えていないだけなのかもしれないが。

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