はてなキーワード: 発酵とは
Step 1
ボウルに材料をすべて入れて混ぜ合わせる。25℃のぬるま湯260ccを加え、粉っぽさがなくなるまで手で混ぜる。
Step 2
台に取り出して5〜10分しっかりこねる。生地の表面を張らせるようにして丸めてボウルに入れる。ラップをして、2倍の大きさになるまで 25℃の温かい場所で60〜90分ほど発酵させる。
Step 3
2を台に取り出して8等分にする。生地の表面を張らせながら球状に丸める。
Step 4
オーブンペーパーを敷いた天板に3の生地を2個ずつくっつけて並べる。残りも同様に作る。5 水で濡らして固く絞った布巾をかけて、25℃の場所で30分ほど発酵させる。生地の真ん中を箸などを使って縦に押しつぶす。200℃に予熱したオーブンで20分ほど焼く。
グラスをくるくる回して、香りを嗅いで、「うーん、土っぽいですね」とか言うやつ。
でもコロナ中、家で飲む機会が増えて、なんとなくワインを飲み始めました。
最初は「外で飲めないし、家でちょっと気分を変えるか」くらいでした。
それが今では、こう思っています。
ワインは最強の食中酒です。
でも本当にすごいのは、ワインがあると料理が異様に美味しくなることです。
昔は意味が分かりませんでした。
「酸っぱいキャベツじゃん」
「なんで瓶詰めで売ってるの?」
「誰がそんなに食べるの?」
と思っていました。
ところが、ワインと一緒に食べた瞬間に全部変わりました。
うまい。
めちゃくちゃうまい。
なんだこれ。
肉が欲しくなる。
チーズが欲しくなる。
パンが欲しくなる。
気がついたら、馬鹿でかい瓶詰めの発酵キャベツを買っていました。
夜にワインを開けて、発酵キャベツを皿に出して、チーズを切って、ハムを並べる。
でも、ワインのすごいところは「いかにも合いそうなもの」だけじゃないんです。
ワインを飲みながら食べると、「これとこれ合うんじゃないか?」という遊びが始まります。
いわゆるマリアージュです。
昔はマリアージュとか言われると、少し鼻につく言葉だと思っていました。
でも今なら分かります。
本当にあります。
口の中で、食べ物とワインが合体して、単体ではなかった味になる瞬間があります。
食べ放題なんて、もう最悪です。
楽しすぎます。
そこにワインがある。
「これは赤か?」
「いや白か?」
「意外とスパークリングか?」
そして何より感動したのは、40過ぎても新しい味覚を美味しいと感じる力が自分に残っていたことです。
40を過ぎると、だんだん自分の好きなものが固定されてきます。
でも、ワインはその扉をこじ開けてきました。
軽い赤がうまい。
料理と合わせると、今までよく分かっていなかったものが急に美味しくなる。
自分の舌が、まだ変われる。
新しいものを美味しいと思える。
これはかなり嬉しかったです。
この二つだけでいいです。
ざっくり言うと、カベルネ・ソーヴィニヨンは濃くてしっかり。
肉に合う。
渋すぎない。
あと、値段もそんなにビビらなくていいです。
個人的には、1500円以上のワインを選べばだいたいうまいと思っています。
もちろん上を見たらキリがないです。
でも日常で楽しむなら、1500円〜3000円くらいでかなり幸せになれます。
分かりやすく美味しいです。
あと、モンテス。
あれもよかったです。
飲み始めの自分にはかなり衝撃でした。
大事なのは、いきなり高級ワインに行かなくていいということです。
グラスも最初は家にあるやつでいいです。
まずはスーパーで1500円以上の赤か白を買う。
チーズを買う。
ハムを買う。
ポテチを買う。
それで飲む。
それだけでいいです。
たぶん、どこかの瞬間で「あれ?」となります。
「あれ、これ一緒に食べるとうまいな」
となります。
ワインは、酒単体の趣味というより、食事を拡張するアイテムです。
40過ぎて、こんな新しい楽しみが見つかると思っていませんでした。
だから言いたいです。
難しく考えなくていいです。
カベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワールだけ覚えればいいです。
1500円以上ならだいたいうまいです。
私たちは普段、理性や教養という名のオブラートでこの世界を包み込み、さも高尚な存在であるかのように振る舞っています。哲学を語り、緻密な歴史の変遷に思いを馳せ、あるいは最先端のハードウェアの処理能力や、発酵という複雑な化学反応の神秘を愛でる。しかし、奥歯の一箇所に「小さな穴」が空き、そこが心臓の鼓動と同期してズキズキと脈打ち始めた瞬間、それらすべては砂上の楼閣のごとく崩れ去ります。
虫歯の痛みというのは、実に暴力的なまでに「今、ここにある肉体」へと意識を引きずり戻す装置です。阿弥陀如来の慈悲も、遥か彼方の極楽浄土も、疼く神経の前では何のバッファにもなり得ません。
どんなに高性能な脳(CPU)を積んでいようが、歯痛という名の「割り込み処理」が最優先で実行されれば、他のタスクはすべてフリーズします。本来なら壮大なSFの舞台設定を空想したり、複雑なエンコード設定の最適解を導き出したりできるはずの思考リソースが、すべて「痛い」というたった3文字のデータ処理に占有されてしまう。
「徳を積めば救われる」といった精神論は、1ミリも機能しません。目の前の痛みを消し去ってくれるなら、悪魔に魂を売ってもいいし、全財産を投げ打ってもいいと本気で思う。この「余裕のなさ」こそが、現世が苦界(くがい)であることの何よりの証明です。
私たちは、目に見えない微生物の働きを時に「発酵」と呼び、豊かな食文化として楽しみます。しかし、それが自分の口内で、しかもエナメル質を溶かす「腐敗」として機能したとき、途端にそれらは許しがたい外敵へと変貌します。
歴史を紐解けば、麻酔も満足になかった江戸時代、人々はこの痛みにどう耐えていたのかと戦慄します。当時の記録にある「歯痛に効くまじない」や「祈祷」が、いかに切実で、そしていかに無力だったか。現代の私たちは、高性能なドリルと局所麻酔という「文明の利器」を手にしていますが、それでも治療を待つ間の絶望感だけは、数百年前の先祖と同期しているような気がしてなりません。
もしこの世に「極楽浄土」があるとすれば、それは蓮の花が咲き誇る池のほとりではなく、「歯科医院の待合室で自分の名前を呼ばれた瞬間」、あるいは「麻酔が効き始めて、あの忌々しい拍動が嘘のように消えた瞬間」にこそ現れるのではないでしょうか。
痛みが消えた瞬間の、あの天にも昇るような開放感。それこそが、私たちが現世で味わえる唯一、かつ最大の「救い」です。皮肉なことに、私たちは健康なときにはその平穏を「当たり前」として無視し、激痛に苛まれて初めて、何事もない日常がいかに完成された浄土であったかに気づかされます。
「極楽浄土なんてない」というあなたの言葉は、虚無主義ではなく、あまりにも切実なリアリズムの叫びです。
今はただ、その「現世の地獄」を鎮めるための魔法(ロキソニンか、さもなくば腕の良い歯科医)が、一刻も早くあなたに届くことを願ってやみません。
治療が終わったら、その時はまた、美味しいものを美味しく食べられる「本来の浄土」を存分に謳歌してください。
その痛み、冷やしすぎると逆に血行が悪くなって痛むこともあるので、どうかお大事に。
調味料: 味噌、豆板醤(とうばんじゃん)、シラチャーソース、ごま油(あれば)
水: 600〜800ml
白菜はざく切り、木綿豆腐は食べやすい大きさに手でちぎります(味が染みやすくなります)。
鍋にごま油(または少々の油)を引き、豚ひき肉、冷凍ねぎ、豆板醤を入れて中火で炒めます。
ひき肉の色が変わってきたら、水を加えて沸騰させます。
沸騰したら、あさり、白菜、冷凍かぼちゃ、豆腐を加えます。あさりの口が開き、かぼちゃが柔らかくなるまで煮込みます。
途中でアクが出てきたら軽く取り除いてください。
ここでシラチャーソースを加え、辛味と酸味のアクセントをつけます(お好みの辛さで調整してください)。
最後に納豆(タレごと入れてもOK)と冷凍ニラを加え、ひと煮立ちしたら完成です!
かぼちゃの役割: かぼちゃが少し煮崩れてスープに溶け出すと、味噌の塩気とシラチャーソースの辛味に「甘み」が加わり、非常に奥深い味になります。
納豆の投入タイミング: 納豆は煮込みすぎると香りが飛んでしまうため、最後に入れてサッと温める程度にするのがおすすめです。
やっほー!マジでありえない事態が発生したんだけど!あの奈良時代に女帝をメロメロにして「天皇になろうとした」っていう超ド級の野望系僧侶・道鏡(どうきょう)が、令和の日本に転生しちゃったっていうマ・ジ・な話!
場所は令和の古都・奈良。近鉄奈良駅の噴水の前で、でっかい数珠を首にかけた怪しさMAXのイケメン(中身はガチ僧侶)が、鹿にせんべいを奪われながらパニくってたわけ。
「ここはどこだ…? 称徳さまは…わしの玉座はどこにいったのだ…!?」
そこに通りかかったのが、自称・奈良観光アンバサダー(非公認)の爆裂ポジティブギャル、ゆぴぴ!
「ちょ、待って! そのコスプレ、ガチすぎん!? 顔面偏差値レベチなんですけどー! ソッコーでリール動画撮らせて!」
こうして、野望まみれの最強僧侶・道鏡と、令和のコミュ力お化けギャル・ゆぴぴの、前代未聞の「天下統一」が幕を開けたんだわ!
ゆぴぴに連れられて、道鏡は初めて令和のカルチャーを体験。スマホを見て「これは魔導書か!?」とか、エスカレーターを見て「床が動くぞ、呪いか!?」とか、いちいちリアクションがデカくてマジ受ける。
でも、道鏡が一番ブチ上がったのが、ゆぴぴと一緒に食べた「映えパフェ」だったんだよね。
「な、なんだこの山盛りの甘味は…! 美しすぎる…しかし、わしの求めている『力』が足りぬ! もっとこう、脳に直接ガツンとくる、圧倒的なインパクトが必要だ!」
そう言って道鏡が目をつけたのが、奈良の伝統工芸品ならぬ、伝統グルメの**「奈良漬け」**だったんだわ。
「これだ…! 酒粕の芳醇な香りと、ウリのシャキシャキ感。これぞ、わしがかつて手に入れようとした権力のような、深みと毒気、そして後引く旨さ! これをスイーツにブチ込めば、令和の民を洗脳…いや、魅了できるはずだ!」
ゆぴぴは一瞬「え、奈良漬けパフェ…? 臭くない? 大丈夫そ?」って引いたんだけど、道鏡の目はマジだった。かつて一国を揺るがした男の情熱が、今度は「漬物」と「生クリーム」の融合に向かっちゃったわけ!
そこから道鏡のストイックなR&D(研究開発)がスタート。
「酒粕のアルコール度数は、ギリギリ攻めるぞ! 酔わせてこそ道鏡よ!」
「中に入れるフレークは、刻んだ奈良漬けをキャラメリゼしてカリッカリにするのだ!」
「トップには金箔をこれでもかと散らせ! 仏教的な輝きを放て!」
ゆぴぴもプロデューサーとして、「見た目が地味だとバズらんから、紫の食用花とか乗せて、ミステリアスな『エロかっこいい坊主』感出そうよ!」ってアドバイス。
そうして完成したのが、伝説の「D-KYOU 奈良漬け・アセンション・パフェ」!
一口食べると、まず高級生クリームの甘さがきて、その直後に酒粕の芳醇な香りが鼻を突き抜ける! さらに、底の方に隠された「熟成5年の極上奈良漬け」の塩気と旨みが、キャラメルソースと絡み合って、脳内のドーパミンがマジでドバドバ出るレベル!
「これ、マジで飛ぶわ…! 語彙力消えるんだけど!」って、ゆぴぴも大絶賛。
「#令和の怪僧」「#奈良漬けパフェ」「#道鏡様が尊すぎる」っていうハッシュタグがトレンド入りしまくり。
「奈良でくすぶっていては天下は取れぬ! 本丸は江戸…いや、渋谷だ!」
道鏡はゆぴぴを引き連れて、渋谷のスクランブル交差点のど真ん中に、ポップアップストア「寺院・ド・パフェ」をオープン。
ライバルは、最新のAIを駆使して作られた「究極のイチゴパフェ」を売る大手スイーツチェーン。でも、道鏡は動じない。
「AIだと? そんなものに魂があるのか? わしのパフェには、千年の歴史と、わしのどす黒い野望が詰まっているのだ!」
店頭で道鏡が「南無阿弥陀仏!」って唱えながらパフェを盛り付けるパフォーマンスを始めたら、渋谷のギャルや地雷系女子たちが「マジで尊い…」「御利益ありそうw」って大行列。
イチゴパフェ派の連中が「あんなの、ただの漬物じゃん!」ってディスってきたけど、道鏡はニヤリと笑ってこう言った。
「たかが漬物、されど漬物。発酵とは熟成であり、変化である。わしもまた、令和という時代で発酵し、新たな王となるのだ!」
その瞬間、パフェを食べた客たちが一斉に「…神。マジで神。」「これ食べたら、なんか悩みとかどうでもよくなった」「不倫とか権力争いとか、そういう次元を超えた旨さ」って、トランス状態に突入!
結果、道鏡の奈良漬けパフェは、全国のスイーツランキングで1位を独占。
「天皇になりたい」っていうかつての野望は、いつの間にか「全人類に奈良漬けパフェを食べさせたい」っていう平和な(?)野望に進化してたんだよね。
「称徳さま、見ておられますか…わしはついに、この国の心を掴みましたぞ。パフェという名の玉座で!」
ゆぴぴも「道鏡マジ卍! これからは世界進出っしょ!」って、海外のインフルエンサーにDM送りまくり。
こうして、かつての怪僧・道鏡は、令和の日本で「パフェ界の頂点」に君臨した。
甘さと塩辛さ、そして酒粕の深い香りが織りなすそのパフェは、人々の煩悩を浄化し、今日も渋谷の街を「発酵」させ続けてるんだって!
俺は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の元ネタは「魔法の国ザンス ルーグナ城の秘密」だと思っている。
そう考えるのは、たぶん、夕方の電車の窓から見えるマンション群の影が、ときどき昔住んでいた団地に似て見えるのと、同じくらい根拠のないことだ。
誰もそんなことは言ってないし、ネットニュースにもならない。でも、俺にとってはけっこう重大な発見なのだ。世界の見え方が、少しだけ違ってくるから。
どちらの本も、表紙だけ眺めると、まったく別の方向を向いているように見える。
「ヘイル・メアリー」は真空パックされた最新式の宇宙食みたいな顔をしている。
カロリー表示も栄養バランスも完璧で、NASA公認のお墨付きがありそうだ。
一方「ルーグナ城の秘密」は、地方の駄菓子屋のガラスケースの奥に、なぜかまだ残っている色あせたラムネみたいなものだ。
ページを開いてみると、そこではどちらも、とても奇妙な友情が育っている。
ヘイル・メアリーでは、ひとりぼっちの科学教師が、宇宙の暗闇の真ん中で、岩みたいな異星人と友だちになる。
彼らは素数を数え、音程を並べ、やがて冗談を言い合う。数学と物理が、そこでは居酒屋のカウンターみたいな役目を果たしている。
全然違う世界から迷い込んできた二人が、とりあえず同じ皿の枝豆に手を伸ばすための、小さなきっかけだ。
一方、ルーグナ城では、魔法使いの城とゾンビと幽霊の入り混じった騒ぎの中で、少年が巨大なクモと肩を並べる。
肩、といってもクモに肩があるのかどうか、僕にはよくわからない。
でも彼らは一緒に走り、一緒に危ない橋を渡る。魔法とギャグと、やや悪趣味な設定が、彼らにとっての居酒屋のカウンターになっている。
俺がこの二冊を並べて机の上に置くとき、同じことを思う。
人間は、人間同士よりも、むしろ人間じゃないものと一緒にいるときのほうが、よっぽど人間らしく見えることがある。
だから彼らの前では、「いい人であろうとする演技」はほとんど意味を持たない。
意味を持つのは、もっと単純なことだ。相手を見捨てるか、見捨てないか。逃げるか、踏みとどまるか。
ヘイル・メアリーの最後のほうで、主人公が選ぶあの面倒な決断は、そういう単純なところまで削ぎ落とされた結果だし、ルーグナ城で少年がクモのために動くときも、やはりそこまで話が削ぎ落とされている気がする。
それは、料理を出されたときに「これって何キロカロリーあるの?」といきなり聞いてしまうようなものだ。
だいたいのことはそうやって数値化できるだろうが、テーブルの上の楽しい空気はどこかへ逃げていく。
でもときどき俺は、あえてそういう雑な言葉を手に取ってみたくなる。
「ヘイル・メアリー」のページをめくりながら、ロッキーが工具をいじったり、奇妙な金属音で笑ったりする場面に出会うと、その背後から、ひょいとジャンパーの足が見える気がするからだ。
それはたぶん、俺の脳内だけに投影された、個人的な二重露光だ。
けれど一度そうとらえてしまうと、本の風景は別の顔を見せ始める。
創作というものは、遠く離れた本棚同士が、たまにこっそり電話をかけ合うみたいなところがある。
ある作家が若いころに読んだ文庫本が、時間をかけて頭の中で発酵して、ずっとあとになって別のかたちで現れる。
本人はもう、ラベルなんて読めない。けれど発酵食品の匂いだけは、どこかに残っている。
宇宙船の中の孤独や、魔法の国の城壁の風の音の中にも、その匂いがかすかに混じっている。
だから僕は、「きっとどこかで、この二冊は同じ樽に入っていたんだ」と勝手に想像する。
証拠なんていらない。冷蔵庫の奥から同じ匂いがしたら、だいたい同じ棚に置いてあったんだろうと信じてしまうのと同じように。
読者としてできるのは、その匂いに名前をつけてみることだけだ。
「これは元ネタだ」と言うとき、俺は本当は、「これはとてもよく似た夢の、別バージョンだ」と言い換えているのかもしれない。
宇宙船の小さなベッドの上で見た夢と、魔法の国の石畳の上で見た夢。
その二つが、ページの裏側でそっと手をつなぎ合っている。
ふと気づくと、周りの人間がみんな同じ装備をしている。
RPGの村人Aかよ、と思っていたが、どうやら40歳というレベルに到達すると、運営から「スターターキット」が強制配布される仕様らしい。
俺たちの血に抗えない、業(カルマ)の深すぎるラインナップを見てくれ。
1. スノーピークのチタンマグ: なぜか家でもこれでコーヒーを飲み出す。
2. ハリオのV60と手挽きミル: 「豆の挽き具合」という正解のない迷宮への入場券。
3. OnかHOKAのランニングシューズ: 膝を守るという名目で、アスファルトを叩き始める。
4. 山田工業所の中華鍋: 「育てる」という言葉に弱すぎる。空焚きして煙を出すのが快感。
5. サウナハットとMOKUタオル: 100度で焼かれ、水風呂で締まる「整い」の依存症。
6. パタゴニアのトレントシェル: 街中なのに、いつでもエベレストに行ける格好をしがち。
7. S&Bではなく「GABAN」のスパイス: クミン、コリアンダー、ターメリック。キッチンがインドの香りに染まる。
8. 燻製器(コンパクト): ベランダでチーズをいぶし、近隣トラブルの瀬戸際を攻める。
9. Garminのスマートウォッチ: 自分の心拍数と睡眠スコアを常に監視しないと落ち着かない。
10. スノーピークの焚き火台: 結局、火を見つめて黙るのが一番コスパがいい。
1. ルルレモンのレギンス: 履くだけで「意識」が上がり、そのままスーパーにも行く。
2. 野田琺瑯の容器(中身は麹): 塩麹、醤油麹、甘酒。冷蔵庫が「菌」に占拠される。
3. Aesop(イソップ)のハンドバーム: あの独特のハーブの香りが、自分を守る結界になる。
4. fog linen workのエプロン: 「丁寧な暮らし」への強い意志表示。
5. バーミキュラかル・クルーゼの重い鍋: 重さは、愛情と比例すると信じている。
6. 刺し子、または金継ぎセット: 壊れたものや無機質な布を修復することで、自分を癒やす。
7. スパイス白湯(またはハーブティー): 飲み物から「毒素」という概念を排除し始める。
8. バルミューダのトースター: パンを焼く5分間に、全神経を集中させる。
9. リファ(ReFa)のローラー: 物理的に顔の肉を「戻そう」とする執念。
10. 北欧暮らしの道具店のカレンダー: 視界に入る情報から「生活感」を削ぎ落とす。
結局のところ、俺たちは「思い通りにならない人生」に疲れているんだと思う。
部下は動かないし、上司は話を聞かない。子供は反抗期で、親は老いていく。
そんな中で、「豆を20グラム量って挽けば、必ずこの味になる」「走れば必ずカロリーが消費される」「麹を混ぜれば必ず発酵する」という、1対1の因果関係だけが、唯一の救いなんだ。
自己完結できて、自分の行動次第で結果が100%コントロールできる世界。
……さて。
目の前に3つの箱があるじゃろ。
「山(アウトドア)」か。
「食(こだわり料理)」か。
どれを選んでも、もう戻れんぞ。
息子が自分のことを「器」だと言い出したのは,高校二年の六月であった。
「父さん,まだ知らないんだよ。この世界,表側しか見えてない」
夕食の席で,白飯を口に運ぶでもなく,優斗は妙に低い声でそう言った。妻が怪訝そうに眉を寄せ,私は思わず吹き出した。
「何だそれ。漫画の見すぎか」
優斗は私を真っ直ぐ見た。以前のような,どこか頼りない子どもの目ではなかった。本人としてはたぶん,鋭く,深く,すべてを見通しているつもりなのだろう。だが父親の目から見れば,ただ肩に力の入った,気恥ずかしい年頃の少年でしかない。
「笑ってられるのも今のうちだよ」
「昨日も来た。黒い竜だ」
「竜」
私は箸を置いて,とうとう声を立てて笑った。
黒い竜。向こう側。干渉。
優斗は昔から空想好きではあった。子どものころは勇者ごっこに本気で泣き,大きくなってからは黒い服ばかり着るようになった。最近では銀色のアクセサリーまでつけ,「この紋章には意味がある」とか,「左目はまだ開けないほうがいい」とか,そんなことを言う。机の上には分厚いノートがあり,覗いてみると,そこにはびっしりと,円陣だの翼だの竜だの,禍々しい意匠が描き込まれていた。余白には,
《黒焔竜ヴァル=ゼルクは再臨の時を待つ》
などと書かれている。
私はそれを見て,「これはひどい」と笑った。
妻も困ったように笑った。
そのころから,優斗は自分の右腕をやたらと庇うようになった。真夏でも黒いパーカーを脱がず,暑くないのかと訊けば,
と真顔で言う。
「何の封印だ」
「黒竜の核」
「父さんみたいに鈍い人には見えないんだよ。脈打ってるのが」
そう言って袖の上から右腕を押さえる仕草が,ひどく芝居がかっていて,私はうんざりした。友達の影響か,動画でも見すぎたのだろうと思った。思春期の男子というものは,ときどき妙な方向へ全力疾走する。中学,高校の二,三年など,羞恥心と万能感と孤独が奇妙に発酵する時期だ。親としては適当に流して,ほとぼりが冷めるのを待つのが最適解に思えた。
私は,まさにその「適当に流す」を選んだ。
しかし,優斗の言動はだんだん冗談では済まない調子を帯び始めた。
「学校の連中,もう気づいてる」
「何に」
「器が誰かってことに」
「またそれか」
「咳払いしてるだろ。あれ,合図なんだよ。監視役が混じってる」
私は新聞をたたみ,「くだらん」とだけ言った。
優斗は唇を噛みしめた。
「くだらなくない」
「設定じゃない」
「じゃあ何だ」
「本物だよ」
その「本物だよ」という言い方が,何とも言えず癪に障った。
子どものくせに,親の知らない深刻な世界を自分だけが知っている,という顔をしていたからだ。
まもなく,息子は学校へ行かなくなった。
部屋に閉じこもり,夜中にぶつぶつ呟く。
壁には紙が貼られた。
意味のわからない記号,矢印,円環,蛇のような文字列。中央には赤いペンで,大きくこう書いてある。
《龍脈接続点》
その下に,
《三人いる。いや四人》
と続く。
さすがに私は苛立った。
痛い。あまりにも痛い。
ここまで来ると,もう可愛いものではなく,腹立たしいだけであった。
「静かにして」
「何」
「今,喋ってる」
「誰が」
「竜が」
私はため息をついた。
「お前な,そういうの,いつまでやるつもりだ」
「やってるんじゃない」
「じゃあ何だよ」
「聞こえてるんだよ!」
その怒鳴り声は,私が予想していた芝居がかった調子ではなかった。
もっと切迫していた。
だが私は,その切迫すら演技だと思い込んだ。
「はいはい,黒竜ね,封印ね,世界の裏側ね。そういうのは中学生までにしとけ」
「違う」
「何が違う」
「ほんとに来るんだよ。夜になると,耳のすぐ後ろで,起きろって言うんだよ」
「だったらイヤホンでもしとけ」
「父さん!」
優斗の顔が,その瞬間,ぐしゃりと歪んだ。怒っているのか,怯えているのか,私にはわからなかった。今になって思えば,その両方だったのだろう。理解されない怒りと,本当に何かに追い立てられている恐怖と。
けれど当時の私は,それをただの癇癪としか見なかった。
ある夜,妻が私の寝室に来て言った。
「やっぱり,少しおかしいと思う」
「厨二病が長引いてるだけだろ」
「そんな感じじゃないの」
「じゃあ何だよ」
「……本気で怯えてる」
私は寝返りを打った。会社で疲れていた。朝から晩まで数字と報告に追われ,家に帰れば今度は息子の黒竜騒ぎである。正直に言えば,私はもう,関わりたくなかった。
「そのうち治る」
「でも」
妻は何も言わなかった。
鏡の前で,何かに取り憑かれたように鋏を動かし,「媒介になるから」と言った。机の引き出しには塩が盛られ,窓は黒い布で覆われた。スマホは浴槽に沈められていた。
「位置を取られる」
「誰に」
「向こうに」
「その“向こう”って何なんだよ」
「ずっと前から,こっちを見てるやつらだよ」
もう限界だった。
私は声を荒げた。
「いいかげん目を覚ませ! そんな恥ずかしい妄想に家族を巻き込むな!」
優斗はしばらく黙っていた。
それから,妙に静かな声で言った。
「妄想じゃない」
「妄想だ」
「昨日,母さんの後ろにも立ってた」
「ふざけるな」
「首に手をかけようとしてた」
「やめろ!」
私は思わず頬を打った。
乾いた音がした。
「……ほらね」
「何が」
「父さんも,もう操られてる」
その一言で,私は完全に怒り狂った。
いよいよ手がつけられないと思った。
頭の中では,この年頃にありがちな反抗期と厨二病が,悪質にこじれただけだと,まだ信じていた。
だが,その夜だった。
リビングで物の割れる音がした。飛び起きて駆けつけると,床にはガラス片が散り,優斗が何もない空間に向かって叫んでいた。
「出ていけ! 母さんに触るな!」
「優斗!」
「見えてるだろ! 黒い翼が! そこにいるだろ!」
両手で耳を塞ぎ,首を振り,誰かを追い払うように空中を殴りつけている。
その顔は,昼間まで私が「痛い演技」だと思っていたそれとは,まるで違っていた。
必死だった。
本当に,何かと戦っていた。
いや,正確には,彼にだけ見え,彼にだけ聞こえる何かに,圧倒されかけていた。
妻はソファの隅で震えていた。
私はそのとき初めて,自分の背中に冷たいものが走るのを感じた。
これは,ごっこではない。
「統合失調症が疑われます。幻聴や被害妄想に,妄想的な意味づけが混ざっています」
「竜が見える,とかも……?」
私は,何も言えなかった。
竜。封印。器。向こう側。
私が笑っていたすべてが,息子の病の表面だったのである。
奇妙な装飾がついていたせいで,私はその下にある苦痛を見ようとしなかった。
「もっと早く受診していれば,苦痛を減らせた可能性はあります」
医師は責める口調ではなかった。
私は,自分が息子の異変を「黒竜ごっこ」と呼んで片づけた日々を,一日ずつ思い出した。ノートを笑ったこと。右腕の仕草を真似して茶化したこと。耳の後ろで声がすると言った夜に,「イヤホンでもしとけ」と答えたこと。
どれも小さなことだ。
人は大罪より,日々の瑣末な冷酷さにおいて,いっそう正確に他人を傷つける。
数週間後,面会に行くと,優斗は病室の窓際に座っていた。
薬が効き始めたのか,以前のような剣呑さは薄れていた。
けれど,その分だけ,ひどく疲れた顔をしていた。
「この前よりは,少し静か」
「何が」
私は椅子に座った。
白い病室は妙に明るく,その明るさがかえって痛かった。
「竜は?」
と,私はおそるおそる訊いた。
「まだいる。でも前より遠い」
「そうか」
「……父さん,あれ,本当に聞こえてたんだよ」
私はうなずいた。
「うん」
「中二病のふりしてたんじゃない」
「うん」
「ほんとに,世界の裏に何かあると思ってた」
私はそこで,初めて,自分の中の何かが崩れるのを感じた。
世界の裏に何かあるなど,本当はないのかもしれない。あるいは,病というかたちでしか存在しないのかもしれない。だが少なくとも,息子にとってその恐怖は本物だった。そして私は,本物の恐怖を,年頃の痛々しいポーズとして笑ったのだ。
「すまなかった」
そう言うと,優斗は小さく笑った。
以前のような,世界を睨む笑いではなく,ただ疲れた人間のかすかな表情だった。
「父さん,黒竜って言ったの,変だったよね」
「……ああ」
「でも,ほんとに,そうとしか言えなかったんだよ」
私は,泣きそうになった。
息子にとっては,それが黒竜だったのだ。
それを笑うのは簡単だ。
だが,その奇妙な比喩の奥に,本人にしかわからぬ恐怖があるかもしれないと想像することだけが,どうしてあんなにも難しいのだろう。
そこに書かれているものを今の彼がどこまで信じているのか,私にはわからない。たぶん彼自身にも,わからない部分があるのだろう。
ただ,先日,台所で水を飲みながら,彼がぽつりと言った。
「今日,竜の声,しなかった」
私は振り向いた。
彼は少し照れくさそうにしていた。
「そうか」
「うん」
「よかった」
それだけしか言えなかった。
けれど今は,それでいいのだと思う。
納豆と大腸がんの関連については、興味深い統計や研究結果が存在します。直接的に「納豆を食べない=大腸がんになる」と断定するデータは少ないものの、「納豆(大豆食品)をよく食べる人は、そうでない人と比べて死亡リスクが低い」、あるいは「大腸がんの発生リスクが低下する傾向がある」という研究結果は報告されています。
具体的には以下の通りです。
国立がん研究センターなどが実施した多目的コホート研究(JPHC Study)によると、以下のような結果が出ています。
納豆を多く食べる人ほど、総死亡リスクが低下する:1日約50g(1パック程度)の納豆を食べるグループは、ほとんど食べないグループに比べて、死亡リスクが低いという結果が報告されています。
大腸がんへの直接的な影響:納豆を含む大豆製品の摂取量が多いグループは、大腸がんの発生リスクを低減する可能性がある(特に女性において)という研究結果があります。
豊富な食物繊維:腸内の善玉菌を増やし、発がん物質を体外に排出する働きがあるため、大腸がん予防に重要です。
大豆イソフラボン:大豆製品に含まれるイソフラボンは、ホルモン関連のがんだけでなく、腸内環境を整える効果が期待されています。
発酵菌:納豆菌(Bacillus subtilis natto)は、腸内で悪玉菌の繁殖を抑える働きがあります。
3. 注意点
納豆だけで予防はできない:大腸がんは、欧米化した食生活(赤肉・加工肉の過剰摂取)や、運動不足、喫煙、飲酒など、複合的な要因で増えます。納豆だけを食べていれば良いわけではありません。
薬の相互作用:ワーファリン(抗凝固薬)を服用している人は、ビタミンKを含む納豆の摂取を避ける必要があります。
治療中の場合:抗がん剤治療中で白血球が減少している期間は、発酵食品(納豆を含む)を控えるよう指導されることがあります。
統計的には、納豆を日常的に食べる習慣を持つ人は、そうでない人に比べて健康的な傾向があり、大腸がんを含む死亡リスクが低い傾向にあります。しかし、大腸がんの予防には「納豆を食べる」ことに加え、加工肉を減らし、野菜を食べるなどの食習慣全体のバランスが重要です。
どちらが「美味しい」かは、目指す味の方向性や、漬け方のスタイルによって好みが分かれるところです。
それぞれの味の特徴と、使い勝手の違いをまとめました。
| 特徴 | 無印良品「発酵ぬかどこ」 | コミローナ「ぬかチューブ」 |
|---|---|---|
| 味の傾向 | 酸味とコクが強め。本格的な「蔵出し」感があり、しっかりとした発酵の香りが楽しめます。 | フルーティーでマイルド。リンゴ酢やワインエキスが入っており、酸味がカド立たず食べやすい味です。 |
| 塩味 | 比較的しっかり。 | やや控えめで、野菜の甘みを引き立てる設計。 |
| テクスチャ | 固形(袋に野菜を埋める)。 | ペースト状(野菜に塗ってラップで巻く)。 |
「ザ・ぬか漬け」という本格的な味を求めている。
毎日、あるいは数日おきに何かを漬けておきたい。
酸味が効いた、古漬けに近い味わいが好き。
「あと一品」欲しい時だけ、少量(きゅうり半分など)をさっと作りたい。
どちらの商品も、標準的な時間より少し長めに漬けるか、野菜の水気をしっかり拭き取ってから漬けると、味がぼやけず美味しく仕上がります。
無印の方は、数回漬けて味が薄くなってきたら、お好みで「タケヤ味噌」などの赤味噌を隠し味に少し混ぜると、コクが復活して深みが増すのでおすすめです。