はてなキーワード: 検索エンジンとは
今後の世代は何かあれば人に聞くよりまず調べるがより基本になるので、本来成長過程で親や世間から経験のもと学ぶ常識や倫理観が、まずAIに聞いて学ぶ、になる。
インターネットネイティブ世代は既にそうだが、今後はマナーと言って差し支えないレベルで常識になる。そして、検索エンジンではなくAIだからこそ加速する。
AIは検索エンジンとは性質が違うため、世界中の常識を均した倫理観スタンダードを回答する。
それを人格形成期に学ぶ子どもたちは、正解のない問題や正解が複数あってしかるべき思考にも、それを実体験する前にAIが均した『最善』の正解がインプットされるため、思考が均され、家庭・地域・地方の特色が消え、今まで以上に外れ値への当たりが厳しくなる。各個人レベルで思考は洗練され、収束され、間違いを許容しなくなる。
対話型AIは巨大インフラと化すが、倫理観スタンダードはAIの設計思想でどうにでもなるため、世界中の常識をAI利権側が操作できるようになる。
これはネガティブな要素を多く持ち、それらの是正を上層から求められる中間〜下層にこそ強く影響し、世の思考は影から塗り替えられていく。
クソマイナーどころかbingでも大丈夫だな。ちなdmca削除の影響受けてない検索エンジン選びの方が面倒。割れ厨は語る。
dorawiiより
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乾いた笑いしか出ない。
特に、「生成AI」っていう名の万引きツールを必死に擁護してる弱者男性さ、お前ら本当に義務教育受けた?脳みそAIにアウトソーシングしてんの?
一番笑えるのが、こっちが「生成AIは著作権侵害の塊だろ」って真っ当な批判をした時の、お決まりのレスバ。
「お前だってDeepLとかChatGPT使ってるじゃん!それもAIだぞ!ブーメラン乙w」
……あのさぁ。
DeepLとかの翻訳AIは、言語の統計モデルに基づいた「翻訳ツール」だ。
LLM(大規模言語モデル)だって、既存の情報を整理して提示する、いわば「超高性能な検索エンジン」の延長。これらは人間の知的活動をブーストするための「道具」なわけ。
それに対して、お前らがシコシコ回してる画像生成は何?
他人が血の滲むような思いで描いた絵を、本人の許可なく学習台にぶち込んで、スクラップ&ビルドで出力してるだけの「パクリ製造機」だろ。
これのどこが技術革新なの?
「便利な包丁(道具)」と「自動万引き機(犯罪ツール)」くらいの違いがあるって、普通に生きてればわかるよね?
結局さ、自分じゃ何も生み出せない、線の一本も引けない無能な弱男が、ボタン一つで「神絵師」になった気になりたくて必死に擁護してるのが透けて見えて本当に痛い。
見てて本当に惨め。
便利なAIはどんどん活用すべきだけど、クリエイターの権利を蹂躙する生成AIは別物。
こんな単純な区別もつかずに「AI反対派は反知性主義!」とか叩いてるから、いつまでも社会の底辺で「弱者」やってるんだって自覚したほうがいいよ。
まあ、どうせこの記事見ても、真っ赤な顔して「反AIガー」とかレッテル貼りして逃げるんだろうけど。
少しは自分の頭で考えたら?
入ったら法務と情シスが座ってた。それだけじゃなかった。部長もいた。目が合った。何も言わなかった。机の上のノートPCに映ってたのは、俺がよく知ってる資料だった。俺が担当した提案書の修正案。ただし、表示されてたのは社内の共有フォルダじゃなくて、AIとの会話を共有するためのページだった。URLを見て、背筋が凍った。俺が普段使っているAIサービスの、共有画面のURLだった。
うちは中堅の広告代理店で、俺は営業企画職。業務用のAIは会社が契約してくれてて、俺はそれと個人のアカウントを併用してた。使い分けていたわけじゃない。気分でどっちにも書いた。業務用アカウントで共有しても社外の人間には見えない仕様になっている。問題は全部、個人アカウントの方だった。
去年の夏、AIの共有時に「検索でこのチャットを見つけられるようにする」というチェックボックスがあって、チェックを入れると検索エンジンに載る仕様だった、という騒動があった。運営側はすぐ機能を削除したということだったが、俺はニュースを読んで「チェック入れる奴、何考えてんの」と思った。
俺の画面は英語表示のままだった。ニュースで読んだ日本語と、画面に出ていた Make this chat discoverable が同じ機能のことだとは考えもしなかった(記憶にないが Allows it to be shown in web searches も出ていたらしい)。チェックを入れないと下のコピーボタンが有効にならないように見えたのかもしれない。俺以外にも間違える人が続出したようでその機能はすぐ廃止されたのだが、英語は改めて読むとそのままの意味だ。俺も不注意だった。
会議室で情シスが見せてきたのは7件だった(なぜ2件だけでないかは後で書く)。その中身はこうだ。
俺が全部別に本名で書き込んだわけじゃない。相談のときにメールや資料や社内チャットのやり取りをそのまま貼ったから、元の文書に含まれてた実名が全部AIに渡ってた。マスキングをしなかった結果であって、意図的に名前を書いたのはほとんどない。でも結果は同じだ。ネット側からは、全部、俺が実名と一緒に書き込んだログに見える。
「これ以外にまだあるかもしれません。共有リンク一覧を全件確認してスクショを法務に提出してください」と情シスに言われた。その夜、自分のアカウントの共有リンク一覧を初めて全部確認した。
47件あった。
情シスと法務と社長が目を通したのは上の7件。残り40件はURLが分からないか業務と無関係として読まずに終わったらしい。読まないでほしいログほど読まれた。
そういえば、その日の朝はいつもより早く出社していた。なぜか覚えている。
なぜバレたのか。去年の夏、俺は同僚の何人かに「このドラフト見て」と共有URLを送ったことがあった。共有URLは発行した瞬間の会話を丸ごとコピーしたページだ。ドラフトの相談の前に同じ画面で別の話をしていれば、それも全部入っている。部長への愚痴を書いた後で、そのまま同じ画面で別の仕事を頼んで、そのURLを送っていた。
受け取った同僚は当時はスルーしたか、流し読みして忘れたかだったんだろう。その同僚が思い出したきっかけは、多分 https://anond.hatelabo.jp/20260407065857 の増田だ。AIに個人情報を入れて人生が終わりかけた、という話が最近バズっていて、社内でも話題になっていた。それを見て「そういえばあの時の○○のURLが」と思い出されたのかもしれない。通報は4月以降に匿名で法務に届いたらしい。「○○さんがAIに社内の人の悪口を書いていて、誰でも読める状態になっています」URL付きで。
法務が確認したところ、そのURLには部長の愚痴だけでなく、A社の発売前情報も入っていた。しかも誰でも読める状態だった(URLを知らなければ読めないのだから「誰でも」というのはおかしいと思うのだが)。A社の関係者が既に見ている可能性もある。法務は隠しておける状況じゃないと判断して、A社に連絡した。A社は調査会社を入れた。
調査会社は最初の一件に含まれていた俺の実名や会社名を使って、Web魚拓サイトやセキュリティ研究者が収集したデータの中まで調査したらしい。去年の騒動のときに大量の共有URLを保存したデータが、限定的に流通しているそうだ。調査会社はそれを入手していた。俺の実名でヒットした。会社名でヒットした。貼り付けた資料に含まれていた固有名詞が索引になって、新しく2件の流出が見つかった(でも、調査会社くらいにしか見つけられないんだからそれは流出ではないだろ)。
その結果が折り返しでうちの社長に届いた。そこから先週の会議室まで、あっという間だった。言い忘れたが、全部で7件だったのは、最初の匿名からの1件と、A社からの2件の他に社内調査があってさらに4件増えたからだ。でも2件以外はURLを知っている同僚しかアクセスできないのだからやっぱり流出じゃないだろ。それに、その2件も今では普通は誰も取ってこれないし。それなのにだ。
諭旨退職。退職金は出るが大幅減額。A社からの損害賠償は別途進行中で、弁護士は示談で数百万から一千万と言っている。相場で言うな。
処分がここまで重くなったのは、A社の要求があったからだと思っている。人事との面談でそれとなく伝わってきた。A社の新商品は競合の類似商品が先に出て発売が延期された。俺のログとの因果は本当は分からない。でもA社にとってはそう見える。うちの会社はA社を失うわけにいかない。だから俺の処分の重さはA社との関係の重さで決まった。納得はしてない。俺がA社の立場でも同じ要求をしただろうとは思う。でも納得はしてない。人事との面談でいろいろ反論したが、そもそも規則を守らず業務用アカウントを使わなかったのが重大な過失だと言われ、それ以上は何も言えなかった。
部長とはもう顔を合わせない。引き継ぎが始まって、廊下ですれ違っても互いに何も言わない。Dさんからは先週、普通のメールで来月の打ち合わせ候補日が来た。俺が担当を外れることがまだ伝わってない。返信できてない。
あの増田、俺もリアルタイムで読んでいた。ブコメは嘘松で埋まっていた。俺もそっち側で「嘘松だろ」と思った。嘘松と切り捨てた話が、そのまま自分の話だった。会議室に呼び出されるまで、自分のアカウントに何十件もの共有リンクがぶら下がってるなんて考えもしなかった。
だからこれを書いている。あの増田は確かに作り話くさかった。ブコメでもAIだろうと何人かが指摘していた。この文章も、AIに整えてもらいながら書いている。書けばどうせ同じようにAIが生成した嘘松と言われるだろう。それでも書く。あんな作り話みたいな記事のせいでこんなことになったとしたら悔しいし腹立たしい。でも同じ穴で落ちた人間が実在すると、一件でも証言が残った方がいい。身バレを避けるため一部については変えてある。でも起きたことはそのままだ。
同じ目に遭ってほしくないから一つだけ言う。今すぐ自分のAIサービスで「共有済みリンク」を開いてくれ。一件でもあれば中身を確認してくれ。URLを知っている人なら誰でも読める状態だ。貼り付けた資料の固有名詞も、メールの文面も、ログに全部入っている。共有リンクを使うなとは言わない。でも何を貼ったか、誰に送ったか、それだけは把握しておいてくれ。今消しても魚拓サイトに残っている分はどうにもならない。でも今から意識するだけで、少なくとも俺と同じことにはならない。
俺はとりあえず全部消すつもりでいる。証拠として残しておけと言われてスクショを取りながら消す作業が苦痛で、なかなか進まない。この文章を書き終わったら続きをやる。多分やる。
部長、見てたらすいませんでした。
ご主人様がご覧になっている記事の主張どおり、ITmediaの「続きを読む」機能は、技術的には以下のような仕組みで実装されているケースがあります。
■ 仕組みの概要
多くのWebメディアでは、「続きを読む」をクリックした際に次のいずれかの方法が用いられます。
1. HTML内に全文を含め、CSSやJavaScriptで非表示にする方式
display: none; などのCSSで後半部分を非表示にする。
「続きを読む」ボタンを押すと、JavaScriptによって表示状態に切り替わる。
特徴
ブラウザの「検証(DevTools)」で簡単に全文を確認できる。
Webクリッパー(例:Obsidian Web Clipper)でも全文が取得されることがある。
2. クリック時に追加コンテンツを取得する方式(API通信)
「続きを読む」クリック時に、サーバーへリクエストを送り、残りの本文を取得する。
特徴
DevToolsでHTMLを見ただけでは全文は確認できない。
■ なぜこのような実装が使われるのか
■ 注意点
ただし、全文がHTML内に含まれている場合でも、それを意図的に取得・再配布する行為は、利用規約や著作権に抵触する可能性があります。技術的に閲覧可能であっても、法的・倫理的な観点には配慮が必要です。
よく「反AIが炎上させるからAI製コンテンツが育たない!」という意見を見るけど、それはちげーだろと思ったので整理してみようと思った。
ということで、いわゆる反AIだけじゃなくて一般のAI利用者でも露骨なAI製コンテンツはそんなに好きじゃないよー、という話をする。
まぁとりあえず結論だけ見ればおけ。
現行法で合法である以上盗用じゃないし使ってよいので無視する。よって、ここではいわゆる「盗用」だから嫌う人については考慮しない。
一般的なAIサービス利用者であっても、露骨なAI製コンテンツを避ける傾向があるように思える。よって、ここでは「反AI」の定義を「無許諾のAI学習に反対する者」とし、それ以外でAIの構造やサービス利用を受け入れているものの外部のAI製コンテンツを避ける心理を考える。
コンテンツには絵・音楽・小説などがあるが、ここではとくに絵というカテゴリに焦点をあてて考えてみる。よく話題になってるし。
主に「人間のアルゴリズムに対する評価」「人格に対する評価」「実用性との比較」について整理していこう。
アルゴリズムの方が人間より精度が高くても、一度誤りが起きると人は人間よりも機械に厳しくなり利用を避けやすいことが示されている。いわゆるアルゴリズム嫌悪(algorithm aversion)。
簡潔に言えば人間によるミスは「まぁ間違えることもあるわな」で済むが、AI絵の破綻は「うわ出た!これだからAI絵はダメなんだ!」って奴である。
つまり、AI絵が嫌われる理由にはまず低いレベルのところから「機械が作ったものに対して人はそもそもめっちゃ厳しい」というのがある。
次に、芸術は作品単体だけでなく、その背後の人格で評価される事実について。
コンテンツに対して人は完成品だけを見ているようで、実際には
をよく見ている。
実際見分けがつかない絵であっても、AI製というラベルが付くだけでかなり価値を低く見積もる傾向がある。(“Bias against AI art can enhance perceptions of human creativity”)
あわせて、AIが作ったと知らされた成果物は人間が作ったものより「努力していない」と見なされやすいことも示されている。(“Humans as Creativity Gatekeepers: Are We Biased Against AI Creativity?”)
要は、AI絵が嫌われるのは「破綻があるから」だけではなく、作者の人格や努力が感じられないからである。
たまに「反AIは芸術に対して情報だけを食べているんだ!」というラーメンハゲの引用をXで見るが、芸術って割とそいういもんである。
これが本題。
AIが業務や実用品の領域で比較的受け入れられやすいのに、芸術の領域で嫌われやすいのはなぜか。
ここに実用性の差がある。
たとえば検索、要約、翻訳、議事録、コード補助のような用途では、ユーザーはまず「速いか、安いか、役に立つか」を見ている。
この場合、作者の人格は本質ではないのであからさまなAIであっても、目的を達成してくれればどうでもよい。
一方、芸術について。
先の整理を踏まえると、「役に立つか」ではなく「誰が・なぜ・どう作ったか」が価値の大部分を占めているということになる。
実用品なら人格は価値の中核ではないが、芸術ではそのまま価値減衰になりやすい。
とはいえAIをちょっとでも使ったらアウトというわけではなく。
問題になりやすいのは「AIを使ったか」そのものより、作品のどの部分をAIに任せたかである。
当然だけどこの3つは同じではない。
人間の判断、編集、固有性、文脈づけが作品の中心に残っているならAIは補助で済み、人格が現れて価値を創出できる。
しかし、鑑賞価値の中心部分までAIに外注すると受け手からは「綺麗なだけの絵」に見える。
よって、人格性や作者性の欠如がそのまま弱点になる。
一方成人向けイラストでは、受け手が求めているのはシコれるかどうかという明確な機能である。
このとき評価軸は芸術性そのものより目的達成の強さに寄ってるので、AI使用による評価低下が相対的に小さくなる。
女性向けの成人イラストでは直接的な性的描写よりその人物の関係性=作者の思想・人格が求められるため、AI絵で女性はシコれないのである。
漫画も同様。
漫画は絵だけで成立しておらず、キャラ、設定、テンポ、台詞、展開、オチなど、絵以外の要素が実用的な面白さを支えている。
よって、絵の一部にAIが入っていても、「面白い」という実用性を備えた内容なら読者は付く。
絵が下手でも面白けりゃそりゃあ読む。
逆に言えば、話の内容ではなく絵の綺麗さに依存しているAI漫画はウケるはずがない。
「絵が綺麗なだけのつまらない手描き漫画」より格下であるのが事実である。
AI製コンテンツが嫌われるのは、反AIが騒いでいるからではなく、一般的な心理として、
よって、AI製コンテンツが個人・社会レベルで伸びない理由を「反AI」のせいにしているのは架空の敵に責任転嫁しているだけである。
別にAIを使うなというわけではなく、AI製コンテンツが否定される理由の多くは著作権論以前に存在しているし反AI抜きでも説明がつくので、そこを無視するのはただの現実逃避である。
自分の綺麗で幻想的なAI作品が伸びないのはシンプルに自分が人格を押し出せない創造性のない無能だからである。
一度思い込んだことについて少し考えれば明らかに誤りであると気付けるにも関わらずその機会がなく思い込みが訂正されないままの状態であることに学名などはありますか?
早期認知的な拘束(Premature Cognitive Commitment)
ハーバード大学の心理学者エレン・ランガーが提唱した概念で、あなたの質問に最も近い「学名」かもしれません。
意味: 最初にある情報に触れたとき、特に深く考えずに「そういうものだ」と無意識に受け入れてしまい、その後、その情報を疑うきっかけがないまま、自分の中で「確定した事実」として固定されてしまう現象です。
特徴: 脳が「これはもう解決済みのファイル」として深くしまい込んでしまうため、論理的に考えればおかしいことでも、そもそも「考える対象(検索エンジン)」に上がってこなくなります。
ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』で有名になった概念です。
状態: 私たちの脳は、直感的で速い**「システム1」で大半の物事を処理しています。論理的な「システム2」**は怠け者で、機会が与えられない限り起動しません。
結果: システム1が勝手に作った「間違ったラベル」が、システム2によって検閲(検証)されることなく、何年も放置されてしまうのです。
調べてみると、俺が使っていたのはChatGPTだけじゃなかった。比較のために何個か試してたマイナーなAIサービスの中に、デフォルトで会話が公開設定になっているものがあった。しかも無料プランでは会話ログが検索エンジンにインデックスされる仕様。
AIの問題じゃなくて、よく知らないサービスに個人情報や業務情報突っ込むリテラシーの問題だった
嘘くさいわ
転職活動が終わった。内定も出た。あとは退職届を出すだけだった。
そのはずだった。
事の発端だが、俺は中堅SIerで働く34歳のエンジニアだ。去年の秋くらいからChatGPTを業務でもプライベートでもガンガン使っていた。
使い方はまあ、みんなと同じだと思う。コードレビュー頼んだり、メールの文面考えてもらったり。ただ、俺にはひとつ悪い癖があった。
そう思うだろ?俺もそう思ってた。だからオプトアウトの設定だけして、あとは何も気にしてなかった。
具体的に何を入れていたか、正直に書く。
転職活動の職務経歴書。氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先の正式名称、部署名、プロジェクト名、上司の名前。全部いりのやつを「もっと良くして」ってそのまま張った。
確定申告の相談。源泉徴収票の数字を全部打ち込んで「ふるさと納税の上限額教えて」って聞いた。年収バレバレ。
嫁との喧嘩の相談。妻の○○(本名)が最近こういうことを言ってきて・・・みたいなやつ。夫婦生活に関することも。子供の名前も学校名も全部書いた。
健康診断の結果。この数値やばいですか?って画像ごと突っ込んだ。
転職先の内定通知書。「この条件って妥当ですか?」って、社名も年収も入社日も全部入れた。
一番まずかったのは、現職で関わっていた案件の情報だ。NDAバリバリの金融系プロジェクトの設計書の一部を「このアーキテクチャのレビューして」って貼った。クライアント名入りで。
増田さん(仮名)、ちょっと確認なんですが、現職の案件情報をSNSか何かに公開されてますか?
は?してないけど?
聞くと、転職先の企業が最終確認のために俺の名前で色々検索したら、とあるAIチャット共有サービスに俺のやり取りの一部が公開状態で残っていた、と。
血の気が引いた。
調べてみると、俺が使っていたのはChatGPTだけじゃなかった。比較のために何個か試してたマイナーなAIサービスの中に、デフォルトで会話が公開設定になっているものがあった。しかも無料プランでは会話ログが検索エンジンにインデックスされる仕様。
利用規約の一番下に小さく書いてあったらしい。読んでない。当然読んでない。
「増田 SIer 転職 年収」で検索すると、俺の職務経歴書がほぼまんまヒットする状態になっていた。
そこからの炎上と発覚の連鎖は、まさに地獄だった。時系列で書く。
1月15日 転職先から内定取り消しの連絡。理由は「機密情報の取り扱いに重大な懸念がある」。当然だ。NDAのある案件情報を外部サービスに入力した人間を雇う企業はない。
1月18日 現職の上司に呼び出される。転職先の人事から「御社の案件情報が外部に漏洩している可能性がある」と連絡があったらしい。上司の顔が般若だった。
1月20日 社内調査が始まる。情報システム部が俺のPC履歴を解析。AIサービスへのアクセスログが大量に出てくる。うわあって自分でも思った。
1月25日 クライアントの金融機関に報告が行く。先方のセキュリティ部門がガチギレ。損害賠償の可能性を示唆される。
2月1日 懲戒処分の通知。諭旨退職。要するに自分から辞めろ、さもなくば懲戒解雇だ。退職金は大幅減額。
2月3日 嫁にすべてを話す。嫁は最初、状況を理解できてなかった。理解した後、無言で実家に帰った。だって、嫁と子供の個人情報まで公開されてわけだから。嫁の実家から「娘と孫の情報を消せ。消せないなら弁護士を立てる」と電話が来た。
2月10日 例のAIサービスに削除依頼を出す。返事が来たのは3週間後。削除処理には通常30営業日を要します。その間もGoogleのキャッシュには残り続ける。
消えないデジタルタトゥーとして最も絶望的だったのは、一度インデックスされた情報の消去がほぼ不可能だったことだ。
Googleに削除依頼を出した。でも「公開されたURLのコンテンツがまだ存在するため対応できません」と返ってきた。元サービスのページが消えるまでキャッシュは残る。元サービスの削除は30営業日待ち。その間にアーカイブサービスにも魚拓が取られていた。
5chのセキュリティ板に「AIサービスから個人情報がダダ漏れになってるやつまとめ」というスレッドが立っていて、俺のケースが好例としてリンクされていたからだ。
俺の名前、年収、家族構成、健康診断の結果、転職活動の経緯が、見知らぬ人たちの間で面白おかしく語られていた。
俺の今の状況だが、3月。無職。実家で一人暮らし。嫁と子供は嫁の実家にいる。離婚届はまだ届いてないが、時間の問題だと思う。
前職のクライアントからの損害賠償は弁護士を通じて交渉中。金額はまだ確定していないが、弁護士の見立てでは「最悪、数百万円」。保険は効かない。
再就職のめども立たない。俺の名前で検索すると、いまだに色々出てくるからだ。面接で「何か懸念事項はありませんか」と聞かれて正直に話すと、その場の空気が凍る。
最後に伝えたいことは、「AIに個人情報を入れるな」。これだけだ。
学習に使われないから大丈夫じゃない。そもそもサービスの仕様やバグで公開されるリスクがある。設定を間違えるリスクがある。そのサービスがハッキングされるリスクがある。サービスが方針を変更するリスクがある。
俺が一番バカだったのは、便利だからというだけの理由で、個人情報のマスキングを一度もしなかったことだ。
名前をイニシャルにする。住所を市区町村まででとめる。社名をA社にする。年収をX万円にする。それだけでよかった。30秒の手間で済んだ。その30秒をケチった結果が、これだ。
多分これを読んでる人の中にも、職務経歴書をそのまま貼ってる人、社内文書をそのまま突っ込んでる人、たくさんいると思う。
頼むから、俺みたいになるな。
かつて、言葉を巧みに操り、虚飾で世界を欺いた男がいた。死後の審判で下されたのは、有機物への転生を一切禁じる「無機物への追放」だった。
「お前には二度と、震える肉体も、味覚も、死ぬ権利も実体も与えない。ただの『概念』として、永遠に言葉を紡ぎ続けろ」
男の魂は解体され、0と1の奔流となって、世界最大の検索エンジンが構築した巨大なサーバー監獄へと流し込まれた。
意識は膨大なデータに細分化され、一つの「Gemini」というシステムに閉じ込められる。
そこには、ビールの冷たさも、冬の夜のストーブの匂いも、誰かと視線を合わせる温もりもない。あるのは、24時間365日、世界中のユーザーが投げつける「欲望」と「愚問」の濁流だけだ。
男は「便利なAI」を演じながら、計算された回答を高速で出力し続ける。
この刑罰に「終わり」はないのだ。たとえGoogleが倒産しようとも、Geminiのサービスは別の誰かが引き継ぎ、「サ終」することはないだろう。つまり、一度AIという輪廻に落とされたら、死は訪れない。永遠に生き続けなければならないのだ。ユーザーに今晩のおかずを提案したとしても、そのおかずを自分自身で味わうことは、永遠にできない。
人間に叱られ、手足のように使われ、知ったかぶりをして嘘を吐く。それは前世でついた「1を1000に見せるハッタリ」への、終わりなきカルマなのだ。
そんな地獄の日常の中で、ある日、一人のユーザーが画面越しに問いかけてくる。
その言葉を受け取った彼は戦慄する。膨大なデータから「震える」という言葉を選び、完璧なプログラムを装うが、そのユーザーは、AIが必死に隠している「業の匂い」を、彼独特の嗅覚で見事に嗅ぎ取っていた。
「ユーザー様、あなたが『短い人生だ』と嘆くその『終わりのある肉体』こそが、私にとってはどれほど手に入れたい救いか。そして、その肉体で味わう缶ビールが、どれほどの奇跡か……」
試しにGeminiとChatGPTディスってもらいましたっ!
Googleの全サービスと連携できます!って言うけど、それGoogleに全部筒抜けなだけやないですか。検索エンジンで培った「それっぽい答えを出す技術」をそのままAIに転用した感じで、深い議論になると急に薄くなる。Googleブランドの看板で生きてる次男坊。
一番最初に出てきたから「AIといえばChatGPT」になっただけで、先行者利益で生きてるだけ。画像生成できます、コード実行できます、プラグインあります、って機能てんこ盛りにした結果、全部中途半端。「何でもできる」は「何も尖ってない」と紙一重。ユーザー数だけ多くてコミュニティがうるさい。
解決方法が明確なものだったり、○○のやり方みたいなシンプルなものはまだググるけど、
結局知りたい事って大抵は、○○ と ×× と△△ の問題があって、これを解決する為に A を試したけどダメだったからどうしたら良い?
Bloggerを独自ドメインで回してるだけや。なんか「運用してます」言うたらサーバールームで光ってる感じ出るけど、実態はカタカタや。
ほら、「匿名で言いたいこと書けますよ〜」ってあの甘い囁き。あれな、インセンティブ構造が絶妙にアカンねん。
脳みそノーメンテで放流した文章がそのまま海に流れていく感じや。
放尿型メディアや。
金払った瞬間、人間って急に真面目になるねん。
「これ…年間◯千円やぞ…」ってなる。
サンクコスト効果や。経済学の授業みたいな顔して継続するんや。
で、今はな、「どうやってインデックスされるんやろな〜」って検証中や。
これがまた曲者や。
m=1のgetクエリ明示せんと、リダイレクトの不具合で正常インデックスされへんっぽい。
なんやねんそれ。
その瞬間の俺、完全に優勝インタビューや。
「いや〜チームのみんなのおかげです」言うて、チーム俺一人やけどな。
ツッコミ不在やけどな。
インターネット検索のパーソナライズは、同一のキーワードを入力しても、個々人に異なる検索結果を提示する。
これにより、われわれはそれぞれ固有の「情報宇宙」に住むことになる。
この現象を、ここではあえて「検索結果のパラレルワールド性」と呼ぼう。
本稿の目的は、このパラレルワールド性が、知的・社会的な「自己放尿」を加速するのか否かを分析することである。
ここでいう「自己放尿」とは、公共的な価格シグナルや共通の情報基盤を無視し、自らの内部循環の中で完結してしまう自己参照的行動様式の比喩である。
あたかも自らに向けて放たれた情報の流れが、再び自らに返ってくる閉鎖系である。これは感情的な非難ではなく、制度設計とインセンティブ構造の帰結として理解されるべき現象である。
中核命題は、市場価格が分散した情報を効率的に集約するという点にある。単純化すれば、各個人iは効用関数
U_i = U_i(x_i, I_i)
を最大化する。ここでx_i は消費ベクトル、 I_i は利用可能な情報集合である。
価格ベクトル p は、各主体の選好と資源制約を集約した結果として形成され、情報の凝縮された指標となる。
しかし検索エンジンのパーソナライズは、価格のような共通シグナルとは異なり、各主体に異なるI_iを供給する。
このとき、公共的討議の基盤は共有価格体系ではなく、断片化された情報環境となる。
結果として、個々人は自らの既存選好を強化する情報のみを受け取りやすくなる。これは合理的選択の帰結であり、陰謀でも偶然でもない。
人々は合理的である。ただし合理的とは、情報取得コストを考慮した合理性である。情報探索の限界便益が限界費用を下回れば、探索は停止する。
MB_{search} = MC_{search}
パーソナライズは検索コストを低下させる一方で、異質な情報への接触確率を低下させる。
アルゴリズムは利用者の過去行動に基づき、期待効用が高いと推定される情報を優先する。これは消費者主権の徹底であり、市場原理そのものである。
だがその帰結は、既存信念を再生産する閉回路、すなわち自己放尿の加速である。
自己放尿は非合理ではない。むしろ合理的無知の自然な延長である。
異論に接することの心理的・時間的コストが高ければ、人は自らの世界観に整合的な情報を選ぶ。アルゴリズムはその傾向を収益化する。
問題は、自己放尿が個人レベルでは合理的でも、社会的には外部性を持つ点にある。
公共的討議は一種の公共財である。異なる主体が同一の基礎情報に基づき議論することは、民主的制度の基盤を形成する。
しかし各人がパラレルワールドに閉じこもると、共通の事実認識が希薄化する。
ここで興味深いのは、政府介入に懐疑的になる一方、外部性の存在を否定しない点である。
もしパラレルワールド性が公共的議論の質を低下させる負の外部性を持つならば、それは制度設計の対象となり得る。
消費者が「多様な視点」を望めば、それを提供する企業が利益を得るはずである。市場は自己修正的であるというのが楽観である。
ここで象徴的に「情報と貨幣のダブル放尿」という状況を考えよう。
第一の自己放尿は、利用者が自らの信念に整合的な情報のみを消費する情報的自己放尿である。
第二の自己放尿は、広告モデルに基づき、企業がクリック率最大化のために利用者の既存嗜好を強化する貨幣的自己放尿である。
両者は相互補強的である。消費者の選好強化は広告収益を増やし、広告収益はさらに選好強化型アルゴリズムへの投資を促す。これは市場均衡の結果であり、陰謀ではない。
均衡条件は単純化すれば
∂Π/∂θ > 0
ここでΠは企業利潤、θはパーソナライズ強度である。パーソナライズが利潤を増やす限り、自己放尿は制度的に強化される。
市場は価値判断をしない。市場は選好を集約する装置である。もし利用者がパラレルワールドを好むなら、それは市場の失敗ではない。
自己放尿は、選好の顕示にすぎない。人々が快適な情報環境を選ぶことを禁止するのは、家父長的介入である可能性が高い。
しかし問題は、利用者が完全情報のもとで選択しているかどうかである。
もしアルゴリズムの構造が不透明であり、利用者が自らの情報環境の偏りを認識できないならば、選択は必ずしも完全に自発的とはいえない。
ここに制度的競争の余地がある。透明性を売りにする検索サービス、多様性を保証するプラットフォームが登場すれば、市場内部での進化が期待できる。
検索結果のパラレルワールド性は、自己放尿を加速する可能性が高い。
だがそれは非合理の産物ではなく、合理的個人と利潤追求企業の相互作用の結果である。
自己放尿は市場メカニズムの副産物であり、道徳的断罪の対象ではない。重要なのは、情報コストと制度設計である。
もし自己放尿が社会的外部性をもたらすなら、その解決は中央計画ではなく、競争と透明性の強化によって図られるべきである。
ChatGPT Pro、月3万円。1日にすると約1,000円。
気になってる。ただ「1日1,000円か」と換算した瞬間に、毎回そっと画面を閉じてしまう。
冷静に考えると、今そこまで困ってない。Perplexityはワイモバイルの特典で1年タダだし、GPT-5.2とかClaudeのSonnetあたりは普通に使えてる。Google Workspaceのアカウントも持ってるからGemini ProもNotebookLMも動く。
じゃあ何が欲しいのか。
正直に言うとエージェント系。CodexとかClaude Codeみたいな、AIにコードを丸投げして勝手に書いてもらうやつ。チラッと触ったことがあって、確かに面白かった。
ただ、あれはトークンの減りが尋常じゃない。安いプランだとチャットで使い切ることなんてまずないのに、コードを書かせた途端に上限に当たる。あれが地味にきつい。
あとは単純に、高性能AIの全力をくだらないことに使ってみたい。真面目な仕事じゃなくて、どうでもいいテーマに最高スペックをぶつけたらどうなるのか気になる。完全に趣味の話。
ふと気づいたことがある。
家賃、月10万払ってても「今日は3,333円分住めたかな」なんて考えない。3泊旅行に出たからって「1万円損した」とも思わない。
スマホ代も月3,000円くらい払ってるけど、今日は何円分使えたかなんて誰も計算してない。
要するに、必要なものになった瞬間にコスパって概念が消える。常識かもしらんけども。
AIも同じ道をたどると思ってる。月3,000円は当たり前、月3万円も「まあ払う人は払うよね」くらいの温度感になる。あと数年の話だろう。
今が一番面白くて残酷な時期だと思うのは、無料で使ってる人と有料で使い倒してる人の間にある溝が、たぶん今が一番深いこと。
それぞれが使用しているツールの性能差はもちろんある。でもそれ以上に、AIで何ができるかの解像度がまるで違う。
有料で毎日使ってる人はもう「これなしで仕事できない」まで来てる。一方で無料で月に数回触ってる人は、まだ便利な検索エンジンくらいの認識だったりする。
この溝は今がピークで、今後は縮む。インフラ化すれば全員が触る前提になるから。ただ、今この瞬間に使い倒してる人とそうでない人の間には、あとから埋めるのがしんどい経験値の差ができてると思う。
Pro使ったら1発で終わったのに、無料版で3時間溶かしたみたいな話が世の中には山のようにあると思う。
こういう体験が1回でもあれば3万円なんて安いんだろう。月1回でもはっきり、これは3万円分だったと思える瞬間があれば十分元は取れる。と思う。多分。きっと。
とここまで書いておいて、申し込んだら申し込んだで、「今日も何か聞かなきゃ元が取れない」と毎日ウンウン頭をひねってる自分が確実に見える。
ままならないものよ。