■ フランスが20年ぶりの優勝ロシアW杯の決勝戦は20年ぶりの優勝を目指すフランスと初優勝を目指すクロアチアの対戦になった。両チームがW杯の舞台で激突するのは1998年のフランスW杯以来。この時は準決勝で対戦したが右SBのDFテュラムが2ゴールを挙げて開催国のフランスが2対1で逆転勝利。決勝進出を果たしている。当時、世界最高のDFと言われていたDFテュラムは自身のミスで許した失点を帳消しにする活躍だった。
久々の対戦となったが前半18分にFKからオウンゴールでフランスが先制に成功する。前半28分にクロアチアもFKから最後はMFペリシッチが左足で決めて1対1の同点に追いついたが後半34分にエリア内でMFペリシッチがハンド。最初はゴールキックと判定されたがVARシステムによって「ハンド→PK」の判定に変更になった。MFグリーズマンが決めてフランスが2対1と勝ち越しに成功してハーフタイムに突入した。
後半の序盤はどちらかというとクロアチアが押し込んだが後半14分にMFポグバの強烈なシュートが決まってフランスが大きな追加点を奪うと後半20分には19才のMFエムバペが決めて決定的な4点目を奪った。後半24分にGKロリスのミスからFWマンジュキッチが決めてクロアチアが1点を返したが反撃はここまで。4対2で勝利したフランスが20年ぶりで2度目の世界一に輝いた。クロアチアは準優勝に終わった。