10位 : MF ラモス瑠偉 (ヴェルディ川崎など) 9票→ 黄金時代のV川崎とオフトJAPANで10番を背負った司令塔。パサー役のイメージが強いが日本リーグ時代には2度も得点王に輝いており、日本リーグ1部では通算210試合で69ゴールを記録している。Jリーグが開幕した当時、すでに36歳になっていたが日本代表の10番を背負っで「ドーハの悲劇」を経験した。クレバーさを生かしたディフェンス力も高く評価されており「万能型のMF」として高く評価されている。
・MF 中村憲剛 (川崎フロンターレ)
・MF 本間勲 (アルビレックス新潟)
・DF 岡根直哉 (SC相模原)
9位 : MF 名波浩 (ジュビロ磐田など) 11票→ 黄金時代の磐田の中心選手で天才レフティと称された。10番を背負って1998年のフランスW杯出場に貢献。ほぼ左足しか使わなかったが精度の高いパスで多くのチャンスを演出した。有名な「N- BOX」の『N』はMF名波のイニシャルから来ている。周りを使うのが抜群に上手な選手で日本代表のときはMF中田英やMF中村俊やMF山口素などと絶妙なコンビネーションを見せた。監督としても大成功できるか。
・MF 上田康太 (ジュビロ磐田)
・DF 藤春廣輝 (ガンバ大阪)
・MF 今野泰幸 (ガンバ大阪)
7位 : GK 楢崎正剛 (横浜フリューゲルスなど) 12票→ 国際Aマッチは77試合に出場。これは歴代17位となる。1学年上のGK川口(SC相模原)は終生のライバルと言えるが、2002年の日韓W杯のときはGK楢崎がゴールを守ってベスト16進出に大きく貢献した。「静の楢崎正剛、動の川口能活」と表現されることが多かったがキーパーとしてのタイプは全く異なる。爆発力や積極性が魅力のGK川口に対してGK楢崎は安定感がウリで高さの面ではライバルを大きく上回っていた。
・GK 徳重健太 (ヴィッセル神戸)
・GK 守田達弥 (アルビレックス新潟)
・MF 佐藤悠希 (長野パルセイロ)
7位 : DF 中澤佑二 (横浜Fマリノスなど) 12票→ ほぼ無名の存在からV川崎で頭角を現した日本サッカー史に残る大型CB。国際Aマッチ出場は歴代4位となる110試合。CBの選手としては最多の票数を獲得した。技術の高い選手ではないが圧倒的な高さと強さを生かしたダイナミックなプレーが魅力。人間性も高く評価されている。2010年の南アフリカW杯でCBコンビを組んだDF闘莉王とDF中澤のユニットを「日本サッカー史上最高のCBコンビ」と評する人は多い。
・DF 菅和範 (栃木SC)
・DF 田代雅也 (FC岐阜)
・MF 脇本晃成 (カターレ富山)
6位 :MF 小野伸二 (浦和レッズなど) 22票→ 「日本サッカー界の最高傑作」と言われた元・天才サッカー少年。柔らかいプレーが何よりの魅力で「柔の小野伸二、剛の中田英寿」と言われて何度も比較された。リーダーシップもあって黄金世代の顔として1999年のワールドユースでは準優勝に貢献。MF本山(北九州)とともに大会のベストイレブンに選出された。MF中田英やMF中村俊がいた関係で日本代表では中心として活躍できなかったのは残念だった。
・DF 遠藤航 (浦和レッズ)
・FW 大前元紀 (大宮アルディージャ)
・MF 水野晃樹 (サガン鳥栖)
5位 : GK 川口能活 (横浜Fマリノスなど) 30票→ 国際Aマッチ出場は歴代3位となる116試合。1996年のアトランタ五輪の初戦のブラジル戦、2004年のアジアカップの準々決勝のヨルダン戦の4連続PK阻止(※ 2つは枠外)など類まれな勝負強さが大きな魅力だった。身長は180センチ or 181センチと公式にはアナウンスされているが実際には179センチ前後と言われている。ライバルのGK楢崎と比べると安定感は無かったが爆発力が何よりの魅力だった。
・GK 秋元陽太 (湘南ベルマーレ)
・GK 杉本大地 (横浜Fマリノス)
・GK 中林洋次 (サンフレッチェ広島)
4位 : FW 中山雅史 (ジュビロ磐田など) 36票→ 闘争心溢れるプレーでゴールを量産。1998年のフランスW杯では日本人としてW杯初ゴールを記録した。この年はJリーグで4試合連続ハットトリックを記録するなどキャリアの絶頂期だった。本人がネタにするほど技術の高い選手ではなかったが年を重ねるごとに上手になっていた。守備に回ったときも献身的で常に120%でプレーできるのは見事と言える。J3のアスルクラロ沼津で出場機会を得ることが出来るか。
・FW 佐藤寿人 (名古屋グランパス)
・DF 水本裕貴 (サンフレッチェ広島)
・GK シュミット・ダニエル (ベガルタ仙台)
・MF 土居聖真 (鹿島アントラーズ)
・FW 巻誠一郎 (ロアッソ熊本)
3位 : MF 中田英寿 (ベルマーレ平塚など) 45票→ 3度もW杯に出場しているHIDEが3位。今のJリーグの中心を担っているのは20代後半の選手となるが彼らが子供だった頃に日本代表の中心として活躍していた選手なのでこれだけの票が集まるのは納得と言える。若い頃から他の若手選手とは全く違った雰囲気を持っていた。「自分の世界を持っていた。」という点が『平塚の期待の若手』から『世界でも名前の知られる選手』に飛躍した大きな理由の1つと考えられる。
・DF 米倉恒貴 (ガンバ大阪)
・MF 高橋義希 (サガン鳥栖)
・MF 稲垣祥 (サンフレッチェ広島)
・MF 石原崇兆 (松本山雅)
・GK 前川黛也 (ヴィッセル神戸)
2位 :MF 中村俊輔 (横浜Fマリノスなど) 61票→ 38歳になった今もJ1のトッププレーヤーの1人として活躍するMF中村俊が61票を獲得して2位に輝いた。MF中村俊の名前を挙げた選手の顔ぶれを見ると技巧派のレフティが多いのが1つの特徴と言える。高校時代から名前の知られていたプレーヤーだったがプロ1年目から存在感を発揮して、以後、日本でも欧州でもずっと存在感を発揮し続けている。Jリーグ史上でも最高のファンタジスタの1人と言える。
・FW 前田遼一 (FC東京)
・MF 天野純 (横浜Fマリノス)
・GK 飯倉大樹 (横浜Fマリノス)
・DF 小川諒也 (FC東京)
・MF 端戸仁 (湘南ベルマーレ)
1位 : FW 三浦知良 (ヴェルディ川崎など) 113票→ 当然のことながら1位に輝いたのはキングKAZU。113票と圧倒的な票数を獲得した。ちなみに外国人選手を含めてもFW三浦知が最多の票数を獲得した。ブラジル仕込みのテクニックを駆使してJリーグの創生期にゴールを量産。当初はウイング系のドリブラーというイメージだったがストライカーへと進化した。とにかく勝負強い選手でビッグゲームでは無類の強さを発揮した。Jリーグの申し子と言える。
・GK 西川周作 (浦和レッズ)
・DF 駒野友一 (アビスパ福岡)
・FW 佐藤寿人 (名古屋グランパス)
・FW 播戸竜二 (大宮アルディージャ)
・GK 林彰洋 (FC東京)
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表1. 「子供の頃の憧れの選手は?」の集計結果 (エル・ゴラッソの選手名鑑より)
順位 | ポジション | 名前 | 主な所属チーム | 票数 |
1 | FW | 三浦知良 | ヴェルディ川崎 | 113 |
2 | MF | 中村俊輔 | 横浜Fマリノス | 61 |
3 | MF | 中田英寿 | ベルマーレ平塚 | 45 |
4 | FW | 中山雅史 | ジュビロ磐田 | 36 |
5 | GK | 川口能活 | 横浜Fマリノス | 30 |
6 | MF | 小野伸二 | 浦和レッズ | 22 |
7 | GK | 楢崎正剛 | 横浜フリューゲルス | 12 |
7 | DF | 中澤佑二 | 横浜Fマリノス | 12 |
9 | MF | 名波浩 | ジュビロ磐田 | 11 |
10 | MF | ラモス瑠偉 | ヴェルディ川崎 | 9 |
11 | DF | 井原正巳 | 横浜マリノス | 5 |
11 | DF | 宮本恒靖 | ガンバ大阪 | 5 |
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