■ アジアの戦いを見据えた補強が必要名門の鹿島は1stステージは12勝2敗3分けという好成績を残して見事にステージ王者に輝いたが一転して2ndステージは6勝6敗2分けで9位と低調。1stステージを制覇したのですでにCSの出場権を確保しており、さらには「年間3位」もほぼ間違いないので、今後はCSに向けてチーム状態を上げていきたいところであるが怪我人の多さに悩まされている。ここ3か月ほどはモヤモヤする時期が続いている。
来シーズンはACLに出場できる可能性が高いので国内のリーグ戦とACLを並行して戦うことになる。近年はACLの舞台で結果を出せないケースが多いのでアジアの舞台での活躍も期待されるが、今オフのテーマを3つ挙げていくと
・積年の課題になっている左サイドバック。
・夏に退団したMFカイオの穴を埋めることができるほどの違いを出せるアタッカー。
・キーパーのGK曽ヶ端の後継者。
となる。主力選手が他のJリーグのクラブに引き抜かれることはほとんどないクラブなので主力の引き留めにエネルギーを使う必要は無くて純粋に戦力補強に力を注ぐことが出来るが、補強ポイントはかなり分かりやすい。優秀な選手を複数抱えているポジションが多いので的を絞った補強が可能である。なので鹿島の場合はオフの補強あるいは夏の補強が成功したのか?否か?をチェックするのも簡単である。