■ 半年後に迫った次回のアジアカップ日本代表にとって「W杯の次に大事な大会」と言えるアジアカップの次回大会は年明け早々の2015年1月9日に開幕する。開催地はオーストラリアで、前回大会で優勝している日本と、準優勝でかつ開催地のオーストラリアと、3位になった韓国の3チームはアジアカップ予選が免除されており、その他のチームは予選を行って、勝ち抜いたチームだけが本大会に進むことができる。2013年2月から2014年3月にかけて予選が行われた結果、本大会に出場する16カ国が出揃った。
すでにグループリーグの組み合わせ抽選会も行われており、以下のような組み合わせとなった。
A組: オーストラリア、韓国、オマーン、クウェート、
B組: ウズベキスタン、サウジアラビア、中国、北朝鮮、
C組: イラン、UAE、カタール、バーレーン、
D組: 日本、ヨルダン、イラク、パレスチナ、
D組に入った日本代表は初戦がパレスチナ戦で、2戦目がイラク戦で、3戦目がヨルダン戦となる。D組については、簡単なグループとは言えないが、難しいグループということもないだろう。2014年3月時点のFIFAランクでポットが決められて、韓国がポット2に回ったので、韓国と同じ組になる可能性があったが、開催国のオーストラリアが韓国と同組になった。敢えて言うと、W杯出場国が2つ入ったA組が「死のグループ」と言えるだろう。韓国は難しいグループに入っていると言える。
前回の2011年のアジアカップの時と同様でW杯に出場した国は準備期間がほとんどない。アジアカップをいつ開催すべきなのか?というのは非常に難しい話になってくるが、W杯イヤーの翌年の1月というのは、考えられる中で最悪のタイミングであり、この日程というのは「問題あり。」と言わざる得ないが、日程が決まっている以上はどうすることもできないので、日本としては約半年後に迫ったアジアカップに向けて早急に準備を始める必要があるのは言うまでもないだろう。
とにかく、早い段階で代表監督を決める必要がある。ザッケローニ監督のときは監督選びが難航したため、アジアカップ前に新体制で戦うことが出来たのは、10月のアルゼンチン戦(H)と韓国戦(A)の2試合だけだった。9月のパラグアイ戦(H)とグアテマラ戦(H)は原博実氏が監督代行を務めたが、アジアカップの準備のために組まれた4試合のうちの2試合をザッケローニ体制で戦えなかったことは大きなマイナスだったと言わざる得ない。同じ失敗を繰り返すのは許されない。
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◆ まとめ #839 代表監督になったつもりで新生・日本代表を選んでみた。 (前編) (2014/7/27)
→ 次回のアジアカップは2015年1月9日にオーストラリアで開幕します。なので、準備期間は半年もありませんが、次期日本代表監督はアジアカップのことを頭に置いてチームを作る必要があります。「もし、自分が日本代表監督だったらば、どんな23人を召集するのか?」を考えて、23人のメンバーをピックアップしました。#839が前編で、#840が後編です。
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