氷菓 チバテレ(9/16)#22終
第22話 遠回りする雛
公式サイトから
えるに「生き雛祭り」の「傘持ち」役を頼まれた奉太郎。
祭りの会場に行ってみると…、そこは戦場さながらの様子。
男衆の気迫に圧倒される奉太郎。
4月1日11時5分、千反田から電話で明後日、傘を持ってくれませんか?
雛祭りが開催される、今は4月だが旧暦合わせ。
生き雛祭りで毎年雛は千反田の役、雛に傘を掛ける役。
係りの人が勤められなくなって衣装に奉太郎がピッタリ。
社務所は大騒ぎで居場所のない奉太郎。
長久橋の工事を知らない。
奉太郎の工事中の説明で確認する。
担当者は業者に電話して了承されたと話す。
既に工事が始まっていたのでコース変更しかない。
少し先の冬至橋を経由すれば良いと提案されるが
皆が気まずい雰囲気になる。
千反田に呼び出され説明する奉太郎。
分かりました、先鋒の宮司には私から連絡します。
氏子総代には父から連絡すると戻って伝えて下さい。
生き雛祭りが開始、入須先輩はお雛役。
これは良くない、何としても来るべきじゃなかった。
でも櫻の下を歩く千反田を正面から見たい奉太郎。
里志と摩耶花も見学に来ていた。
似合ってなかったよ、台無しだったわよ。
バレンタインはありがとうと摩耶花。
穢れを落としている千反田と入須。
長久橋の件は解けたか尋ねる入須。
着替えた千反田が奉太郎の下を訪れる。
今日は我慢していました。
私気になります。
工務店に電話をしたのは事実のようだ。
何かに書いて見せ合うのはどうでしょうか?
二人が手に書いたのは茶髪の青年で同じだった。
唯一、コース変更前提で考えて行動ていたし、この日の
ためにわざわざ帰省してきた。
毎年開催される祭りなのに。
狂い咲の桜ですか。
唯一あのコースだけが満開の桜の下を生き雛が通る。
色んな人の面子を潰しても平気な人を
考えたら彼だけでしたと千反田の推理。
大阪の学校で写真家になるための勉強をしています。
宮司に連絡すると言ったのは、昔、北と南に村が
分かれて土地や水の争いも行われていました。
それで南に連絡できるのが私だったのです。
祭りの間、少し南の領域に入らせてもらうと事前に
一報した。
2年生で実施される文理選択で千反田は理系を選んだ。
奉太郎は文系。
千反田家の娘として将来、この町に戻って来る方法を考えました。
どんなコースを選んでも最後は此処に戻ってくる。
商品価値のある作物を開発するか、経営戦略を
考えて生産を強化するかです。
私には会社経営は向いていません。
なので前者を選びました。
此処は水と土地のだけの町、美しくも豊かでもありません。
でも折木さんに見せたかったのです。
ところで、(諦めた経営的戦略眼は俺が治めるというのは
どうだろうか?)
ところで?
あの時の里志も、こんな気持ちだったのだろうか?
千反田に見とれて意識する奉太郎でした。
---最終回---
千反田の事を強く意識し始めた奉太郎でした。
千反田も満更でもない様子。
でも彼女は既に将来を見据えています。
奉太郎は何も考えていないでしょうね。
でも可愛い千反田を見たいが見ると危ない、
好きになりそうと自分を抑える奉太郎。
もう既に手遅れなのですが・・・
この町を見せたかった千反田、でも本当は自分を
見せたかったのでしょうね。
自身を千反田家を村の慣わしを。
と言うことで氷菓、最終回でした。
この作品は色々とフラストレーションの溜まる作品でした。
それを補うと言わんばかりの京都アニメーションの
作画、動画テクニック。
無駄に力の入った作画が凄かったです。
出来れば、クドリャフカ編と氷菓編を入れ換えた方が
良かったと思います。
推理物として見ると全ての可能性を潰さないので
あれがおかしい、此処が変だと思ってしまいます。
推理なんておまけで青春は甘酸っぱいと言いたいのだと
すると氷菓編での始まりは良くないですね。
個人的には凄い力の入った作画とキャラ萌の作品でした。
他社がアニメ化すると、駄作になりそうに思えます。