M3~ソノ黒キ鋼~ TokyoMX(9/29)#24終
最終回 第二十四話 原罪、カコミライ
イマシメを吸収して大きくなる躯。
一つになれば憎しみも消える?
アージェントとギュールズとの通信が途絶える。
ツグミから話を聞く須崎、ミナシの考えを知る。
もう一人きりは嫌、寂しいのは嫌、嫌。
もう私には躯を止められない。
誰も君を責められない、君の10年が罪なんかじゃない。
ツグミを抱きしめる須崎、須崎の思いを知って安心するツグミ。
アカシに戻って来いと叫ぶガルグイユメンバー。
アージェントから降りてミナシを探すアカシ。
幼い頃の映像が蘇る、精神浸蝕なのか?
怖くて逃げだしたあの時のアカシたち。
どうしてツグミを連れて逃げ出さなかったのか。
此処はアカシの罪の記憶の世界。
ミナシがアカシを屍鋼化して仲間にしようとする。
一つになっても救われない。
僕の大事な人が苦しんでいる、もう終わりにしよう。
アカシはこんなことを望んでいない、ササメがアカシを手伝う。
ミナシが求める結末をササメも望んではいない。
ミナシを止めよう、アカシ君、私に乗って。
私はどうなっても良いからミナシを助けよう。
異常な共振のアカシとササメ。
ガルグイユも外から躯を攻撃して内部に入る。
躯が泣いている、抱えきれない憎しみが溢れだしている。
私の所為だ、ツグミは罪を償わないといけない。
ギュールズを咥えこんで強制的に屍鋼化しようとするミナシ。
躯が溶けはじめる、ミナシが排出される。
こんなのおかしいよ。
ミナシに手を差し延ばすアカシ、何度でも手を繋げば良い。
ごめんなさい、無明石がツグミの手に戻る。
慰霊碑が建立されていた。
屍鋼化のメカニズムの詳細は明らかではないが
他人の記憶があれば元に戻せると治療法を開発したカサネ。
闇は闇として生まれたのではない、光が失われた時に
生まれたのだ。
心の闇も同じ。
でも光は在った、此処に。
---最終回---
最後はまた分かり辛い演出になりました。
ミナシの考えた救済、姉のミメイが求めたと思った
皆が一つに繋がった世界。
それは違う、個人の自我、個体は必要。
ラスボスのミナシに呼応した躯が憎しみを抱えきれずに
自己崩壊を始めた。
ミナシも救出して無事に無明石を手に入れて解析できました。
それで治療法も見つかり、他人の記憶で本人が元に戻る。
自身の存在は他人の認識によって形成される、様なエンドでした。
それで各自を無事なメンバーの記憶で治療していたのです。
でもヘイトの相手が縫いぐるみの熊だったような・・・。
この作品は前半は詰まらなかったです。
監督のインタビューでは放送が早まって全てを構成し終えるまでに
放送となって、描きながら構築していったそうですね。
それゆえか前半は展開も遅かったですね。
出来れば16話程度にまとめれば面白い作品になったのかもしれない。
後半は面白かったですね。
ササメの私に乗ってはエロい台詞でした。