残響のテロル フジ(9/25)#11終
最終回 EPISODE 11 VON
原子爆弾の爆発予告に政府は緊急に対応する。
人々は慌てて移動を始める。
人混みの中を茫然と歩くリサ、偶然にもツエルブを発見する。
スピンクスの行動を考える柴崎。
今迄、彼らは人を殺していない。
娘に原爆が爆発しても人が死なない方法を尋ねる。
成層圏で爆発させる、高高度爆発なら誰も死なない。
そのための方法と気球が想定される。
都内の定点カメラの映像を解析して気球を発見する。
人工衛星のカメラから気球の位置を特定する。
自衛隊にスクランブル発進が降される。
放射能は宇宙に拡散しますが、爆発で電磁パルスが発生する。
それにより全ての電子機器は破壊される。
EMP対策した民間航空機は存在しない。
日本には対策した航空機は米軍軍用機しか存在しない。
原子力発電所へ緊急停止を連絡する。
飛行中の全ての旅客機を着陸させろ。
病院にも通達する。
負傷してフラフラのツエルブを看病するリサ。
ナインとツエルブは施設を脱出して二人だけで生きてきた。
そんな彼らの友達となってくれて、ありがとう、リサ。
自衛隊の戦闘機は気球を発見するが、飛行限界を
迎えて追跡不能となる。
遂に爆発、閃光が発生して、全ての街の灯りが消えていく。
施設を訪れたナイン、ハイヴの墓標を立てる。
ツエルブとリサも到着する。
時間つぶしに3人で戯れる。
柴崎が到着する、彼らの目的を理解していた。
此処が見せたかった、全てを白日の下に晒したかった。
初めから捕まる気だった、逮捕する。
リサは人質だから。
米軍のヘリが到着する。
彼らの高速道路や、都内での違法行為を握りつぶす為に
ツエルブとナインの抹殺を指令されていた。
この国には原爆の代わりは多数ある。
原発に爆弾を仕掛けている、米軍を撤退させろ。
関係ないからと命令を続行を指示される。
ツエルブが射殺される。
ナインの身を自らを盾にして守る柴崎。
裁判で全てを明らかにする。
起爆装置を手渡すナイン、耳鳴りが生じて倒れる。
俺たちを覚えていてくれ。
柴崎の手で事件の詳細が公にされた。
二人の墓参りを済ませたリサが墓参りに向かう柴崎と出会う。
アイスランドの言葉でVONは希望だって。
---最終回---
自分たちの身に起こった悲劇を白日の下に晒すこと。
そのために行動していたナインとツエルブ。
そのためにも、もっと何か黙殺できない、決定的な
証拠が残されていると思ってました。
二人が亡くなると、単なる凶悪なテロリストの犯罪だったと
揉み消されそうです。
それに米軍なら、あの場の全員を射殺すると思いました。
そんな最悪な結果ばかりを思ってしまいました。
ツエルブがもっとリサと絡んで泣き叫ぶくらいのシーンは
欲しかったかな。
全てが予定調和で終わった感じでした。
来季のPsycho-passが楽しみです。
常守朱の続編でシリーズ構成が冲方丁さんですから
非情なシリーズになりそうです。