黄昏乙女Xアムネジア チバテレ(6/24)#12終
十二ノ怪 最終話 黄昏乙女
大変です、旧校舎が立ち入り禁止になったんです。
部室も荒れてポルターガイストが暴れたみたいに
なってます。
心配は要らないよ。
正体を知っているからですね。
それは夕子さんなんですね。
降霊術をするのも良いですが専用の日誌を使った
方が良いですよ。
日誌を書く時に目がいっちゃって。
塩で清めて学校に入る貞一と霧絵。
夕子の遺体は葬儀した、地下の祠は移転して祀り直す。
浅葱さんが作った楓坂の夕子の墓は庚家の墓に移した。
地下道は埋めて部室は元通り物置。
これで一件落着だ。
貞一君デートしよう。
学校から出られないんですよね?
それって普段の部活とは違うのですか?
胸を触ると恥ずかしくて頬を張る夕子。
一体化して感覚が変わった様子。
予定がいっぱいで忙しい。
カフェテラスで出し巻き卵の詰め合わせを作って来た夕子。
はい、アーン。
余ほど悔いが残っていたんですね。
貞一に食べさせられて涙が流れる程に嬉しい夕子。
今度は逆にアーンされる夕子。
もう一つと卵焼きを掴むと落としてしまう。
もう動けないとスケジュール変更の夕子。
鈴が落ちる、駄目。
今までありがとう、そしてさようなら。
貞一君、別れましょう。
何を言い出すのですか?
もう駄目みたいなの。
もう消えちゃうの。
今まで存在出来たのは、するべきことが有ったから。
もうこの世に思い残すことが無い。
60年の辛い日々も貞一君が癒してくれた。
そんなの嫌です。
何か方法はないのですか?
私以外に幽霊を見たことある?
そんな気がしてたの、いずれ訪れるって。
嫌だ、ぼくは別れたくありません。
最後なのよ、誰も呼ばないで。
全て試したのよ。
僕は最後の最後まで一緒に居ます。
消える所を見られたくないの。
僕には権利があります、夕子さんを愛しているから。
最初に出会った場所に行く。
もう一人の夕子も貞一君が好きだったの。
現状を打破するために鈴を鳴らしたの。
浅ちゃんの孫だとは知らなかった。
声がかすれ始める。
筆談をする夕子。
やっぱり私のこと忘れて。
安心させて。
キスをする。
歴史的価値が有るので旧校舎は取り壊されずに
保存されるそうですよ。
また怪異調査部が続けられますね。
霧絵さんも来てくださいね。
真 怪異調査部
開けたら呪う。
あーあ、開けちゃった。
ただいま貞一君。
成仏できなかったみたいなの。
最後のあれ、キスが良くて心残りで。
責任取ってね、貞一君。
---最終回---
やはり、影夕子の恨みが無くなったところで
成仏となりました。
それが分かっていたので最後の思い出にとデートを
求める夕子。
遂に消えそうなので別れましょう。
見られたくないと乙女の夕子さん。
でも最後の最後まで一緒に居たいと貞一と
思い出を語ります。
そして最後にキス。
そのキスが良くて未練が生まれました。
心残りで成仏できなくなって帰って来ました。
と言うことで元通りになりました。
予想通りの綺麗な終わり方で良かったですね。
恐らくこうなるだろうとは思いながらも途中の
別れのシーンは切なかったですね。
泣ける演出です。
この作品の秀逸な所は感情と記憶を
切り離せてもう一人の自分に転送できることでした。
それゆえに無邪気で明るい夕子さん。
でも嫉妬も羞恥も無くて、ある意味
残念な存在でした。
それが感情を取り戻して、嫉妬や羞恥を示す
夕子さんは皆の良く知る女性の反応でした。
2期が見たい作品ですが、その場合はどんなネタが
有るのだろうか?
今回は夕子さんの謎が全てだったので、
怪異調査部としての活動になるのかな?
夕子さんの体育祭に参加とかも見たいですね。