WHITE ALBUM2 TokyoMX(12/28)#13終
第13話 最終回 届かない恋
冬馬を部屋に招き入れた春希。
抱きしめてキスをする。
雪菜からの通話は無視。
そのままセックスをする二人。
翌朝、春希の制服のボタンを二つとも奪って帰る冬馬。
初めてなので?歩くのも辛そうな冬馬。
心配で部屋を訪れた雪菜。
もう心配なんてしなくて良いよ。
かずさは2時のフライトだから見送りに行こうよ。
行かない、雪菜に大事な話がある。
此処では聞かない、私も忙しいから。
大事な友達を見送りに行かないといけないから、その電車の
中なら聞くよ、そこでないと聞かない。
大雪でフライトが欠航して、かずさが行くのを辞めないかな。
どうして責めないんだよ。
雪菜に嘘ついてずっと前から好きだったんだ。
知ってたよ、私、後から割り込んだの。
だから一番悪いのは私。
かずさと春希君に謝らないといけない。
どうしてもあなたと恋人になりたかったわけじゃない。
3人で一緒に居たかったから。
かずさには春希君しか居ないのは知っていた。
あの時なら春希君は私を受け入れてくれる。
勝てると分かっていたから。
春希君は勝手に苦しんで潰れただけなんだから。
私には悲しむなんて許されない。
私は、春希君を好きだけど、かずさ程真剣じゃなかったよ。
私はどうすれば良かったの?
屋上で春希君と出会わなければ良かったのかな。
そんなの嫌だ。
あなたを好きにならなかった未来なんて嫌だから。
そこだけは譲れなかった。
空港に辿り着くがフライト便名は知らない雪菜。
きっと見つけてしまう、帰るよ。
あいつはきっと、もう見つけてる。
バカヤロー、何で来たんだよ。
バカヤロー、どうして見つけるんだよ。
冬馬と叫んで抱きしめてキスをする。
だめだ、雪菜が見ている、ごめん、ごめん雪菜。
私はかずさ程真剣じゃなかった・・・そんな訳ないじゃない。
大粒の涙を流す雪菜。
初めて好きな人が出来て、友達が出来た。
でも、どうしてこうなったんだろう。
嬉しい事が重なったのに。
屋上で冬馬を見送ったまま動かない春希。
あなたの心が凍えない様に、側に居させて。
ううん、私の心が凍えない様に。
ライブの「届かない恋」の映像と曲でEDロール。
---最終回---
綺麗に〆た最終回でした。
前回で終わっても良かったのですが、雪菜への釈明と
雪菜の精一杯の強がり、春希への気づかいでした。
3人で一緒に居たかった、二人が恋人になると一人になる。
それもあって、冬馬の気持ちを知っていても先に告白した。
でも、それは春希への気遣いで、優しさでもありました。
冬馬のルートですから、雪菜が春希を好きになった部分も
曖昧で弱く描いていた気がします。
それでも好きなので、一緒に居る間に好きな気持ちが
膨らむこともあるでしょうね。
そんな雪菜の切ない気持ちも描いてました。
今回の冬馬はお役御免で、サービス要員に見えますね
最後は文化祭で描かなかった春希作詞のオリジナル曲、
雪菜が嫌な顔をした曲でした。
全般的に動かない絵で、ゲームを見ているのかと思う作品でした。
カット数を減らして作画の歪みを抑えたのかもしれないですね。
一度?冬馬の顔に違和感を覚えた程度で済みました。
その分、台詞で見せる感じがアニメとも思えなかったですね。
それが製作者たちの思惑なのでしょうから、そう思えば
それも特徴なのかもしれません。
それでも一度は動かして欲しかったですね、せめてライブは
動かせるところを見せて欲しかったです。
後から冬馬ルートで裏ではこんなことがあったと言う解答編の
ような構成は面白かったですね。
冬馬と雪菜の切ない思いが良く伝わる作品でした。
2007年に意味があるのかと思ったら無かったのは深読みし過ぎでした。