絶園のテンペスト TBS(3/29)#24終
第二十四幕 それぞれの物語
公式サイトから
1人『御柱』と対峙する羽村、その真の姿を現した『御柱』はあまりにも
強大で羽村は苦戦を強いられる。
護衛艦隊を守ろうとする葉風たち鎖部一族も護衛艦の迎撃に遭い、
一度は重傷を負ってしまう。
「何かが起ころうとしている、その中心」で全てを見守る吉野と真広、
二人の脳裏を過ぎるのはある日の愛花だった――。
左門と夏村は戦艦を守るために仕掛けを付ける。
調査船が一隻、避難が遅れていた。
吉野は左腕を撃たれたが無事だった。
葉風もミサイルを躱し損ねて被弾するが無事。
始まりの樹は羽村を攻撃し始める。
何かが足りない、決定的な何かが。
こんなとき愛花ちゃんならなんて言うのかな?
富士の絶園の樹が反応する、自衛隊を守り、剣に変形した
絶園の樹を転送する。
羽村の下に絶園の剣が届く。
天の叢雲のような剣を得て、全てを理解した羽村。
剣で始まりの樹を破壊する。
世界中の始まりの樹が消失する。
その後には蝶が舞う。
これで魔法は無くなるだろう。
夢みたいな力に頼らず現実に立ち向かおう。
一か月後の世界は、犯罪が増えたらしい。
しかし元の世界に戻っただけの様子。
早川は真広を後継者に育てるらしい。
魔法を失った鎖部一族を登用する早川。
魔法の使えない葉風はただの女性。
しかし、料理も出来なければ一般常識も無い。
それでも屋敷を抜け出して一人吉野の下へ向かう。
部屋を掃除する羽村にゆっちゃんからメールが届く。
ゆっちゃんに手紙を送ったらしい。
私も春を探そうかなと山本、逃げる左門と夏村。
無視される潤一郎。
世界を助けるために大学受験から始めると真広。
愛花からのメモリを調べると映像が入っていた。
真広と吉野への感謝を述べるメッセージだった。
二人で愛花の墓参り。
お前の人生は誰かのシナリオをなぞっただけだ。
何十年かかろうが俺は俺の決めた結末を描いてやる。
彼氏は言葉にしなくても通じると話す吉野。
愛花の許可があるからと吉野を殴る。
実は黒死病の現場でメアド交換した女性と会う真弘。
お前も葉風をどうにかしてやれよ。
名シーンが流れる中のクレジットロール。
葉風が一人でやって来た。
駆けつける吉野。
---最終回---
始まりの樹を倒そうとすると逆に攻撃される羽村。
絶園の樹が天の叢雲のような形状の剣になって届きます。
それから全てを理解して始まりの樹を消滅させます。
と言うことで全てが無事に終了しました。
何事も無かったような世界、元どおりです。
魔法を失ってただの一人の女性になった葉風、
吉野の下に一人向かいます。
当初は魔法、始まりの樹、絶園の樹、黒死病とどんな
作品かワクワクしてました。
しかし、文明を破壊する兵器で正しいと思われた葉風ではなく
絶園の樹が正しいのでした。
シェークスピアを取り込んでストーリーを構成していました。
結果的には予想を裏切ることが主眼だったストーリーの
ように感じました。
終わってみると、なんだか釈然としないイメージです。
吉野と真広の成長ストーリーだったのでしょうか?
個人的には謎が解けるまでを楽しむ作品でした。
絶園の剣を送ったのは誰でしょうか?
鎖部一族?
判断の難しい作品でした。