変態王子と笑わない猫 TokyoMX(6/29)#12終
第12話 変態王子と記憶の外
ツカサが倒れて往診に来てもらった。
何も知らず母親失格と言ったことを後悔する月子。
2年前の洪水で娘と暮らした家に拘って体に菌が
入ってしまって隊長が不良らしい。
娘と別れて寂しそうなツカサを笑顔にしたい幼い陽人。
女性を泣かせてはいけないと話す陽人。
イタリアに帰る準備のつくしと月子。
ホテルに駆けつける16歳の陽人、母親に逢って欲しい。
月子は母親に逢いたくて即座に行動。
娘に何も出来なかったと涙するツカサ。
つくしも母親と暮らしたかったが既に4年も離れて暮らしている。
ツカサが毎日縫った洋服に着替える二人。
母親は病気で目覚めない、もっと母と暮らしたい、思い出が欲しい。
つくしは嫌いだがツカサが好きだからと6歳の陽人が
君の願いは叶えてあげる。
この家には猫神が居る、引き寄せる猫神と引き渡す猫神。
引き寄せる猫神は斜め上に願いを叶える。
僕の思い出を上げると話すと猫神が叶える。
6歳陽人の思い出は必要な人に引き渡された。
つくしと月子を抱きしめるツカサ、陽人も一緒に。
大きくなったら皆でイタリアに行けるように猫神様にお願いしよう。
これが原因で陽人の記憶が消えるのはおかしいと月子が
キャンセルを願う。
つくしさんの思い出を失くすことは出来ないと陽人がキャンセルする。
過去に思い出を直接探しに来たのは陽人の願いだったのだ。
陽人は猫神と取引して思い出を忘れてしまうのだった。
それでお面を被った月子との約束も忘れていたのだった。
ごめん。
家に帰るとつくしが母親が着ていたネズミの着ぐるみパジャマを
着て待っていた。
母親の思い出を探した結果らしい。
我々は4人で家族なのだ、祖父母には何度でも説明しよう。
それでも気持ちの折り合いがつかない月子。
つくしを想って思い出を引き渡した陽人。
でも、そのおかげで月子との約束が忘れ去られていた。
私が居なくなったら先輩に忘れ去られるのは嫌です。
僕も嫌だよ、思い出にはしたくない。
一番大切な君の側に居るよ。
言葉だけでなく行動でも示さないといけないですよ。
暗黙に陽人に行動を求める月子。
キスを求める月子に応える陽人。
小豆梓、エミ、つくし、月子、副部長と遊園地デート。
小豆梓は嬉しそうな様子。
実は夢で陽人とキスをしたらしい。
それを聞いてショックな月子。
二人きりで観覧車に乗った月子と陽人。
最後まで先輩は変態さんですね。
---最終回---
幼い陽人がオトコマエでツカサのために思い出を引き渡したのでした。
それで母親と娘たちは一緒に暮せたのでした。
でもよく考えると鋼鉄さんの記憶力の無さが一番問題だった
のではないだろうか。
何気に鋼鉄さんは良いキャラポジションですよね。
幼い陽人がツカサを大事に思っている理由がちょっと弱いですが
良い話でまとめましたね。
終わってみれば猫神に振り回される人々でしたよね。
エミのエピソードが説明不足なようにも思えますが、
それでも月子と小豆梓で見せ切った感じです。
最後がSP EDで月子のダンスが見られなかったのは残念でした。
当初は建前を失った陽人と表情を失った月子の
ドタバタギャグアニメかと思ったらストーリーが有ってビックリでした。
最近では珍しい帽子の似合う月子が可愛かったですね。
腕に噛みつく姿も可愛かったですね。