ゼロから始める魔法の書 TokyoMX(6/26)#12終
最終回 第12話 ゼロから始める魔法の書
アルバスとの契約を解除した十三番。
ソーレナは疫病の広まった村人を助けるのは不可能だと
見捨てると思った。
だがそうはせずに火刑に処されたのには意味がある。
アルバスを逃がすための時間稼ぎ以上の意味があるはず。
時間がないので、残り4つの魔法陣を手分けして描く。
描き終わったら中心地へ集合する。
先に戻った十三番に襲いかかるホルデム。
しかし命を奪うまでは出来ない。
魔女は長命だから、この先も後悔し続けろ。
ゼロと傭兵も戻ってウェニアス王国全土の魔法無効化の
準備を始める。
その間は傭兵とホルデムが守れ。
ゼロの魔術師団が集まり、十三番が居るので魔獣に襲わせる。
魔術の発動にはアルバスも必要。
漸く泣き終えたアルバスが到着、儀式が始まる。
十三番は許さないが、魔法を無効化するには十三番の力が必要だから
今は協力する。
魔術の発動には贄が必要、傭兵の肉体を借りたい。
命は我輩が保証しよう。
悪魔を贄に降霊させて契約を執り行う。
3日間眠った傭兵が目を覚ます。
ゼロの書は取り戻したが当初の約束、人間に戻すのが難しくなった。
悪魔を肉体に降ろしたので獣との繋がりが強化された。
ゼロも膨大な魔力を放出したので充電が必要。
アルバスは国家魔術師団長となって十三番を火刑する。
人と魔術師が共存できる世界を構築する。
正しく魔法を学ぶための学校を開設した。
人と魔術師は細かな取り決めを行った。
十三番の火刑が実行されるが、本人は実際に殺されても良い。
これからも魔法の監視者として助力を求めたいので殺さない。
十三番は傭兵に忠告する、
ゼロがこの世界を憎めばこの世界は終わる。
世界各地に伝わった魔法を正さないといけない。
旅には護衛の任務を傭兵に任せたい。
アルバスは二人を見送るが自身も旅に出たい。
十三番は兄、だから同朋だ。
---最終回---
王国全土の魔法を無効化する。
遂に実行となりましたが、この流れでは魔術師団にも非があるように思える。
正直、自分たちの特権意識を持つものが多く見える。
王国の兵士たちは反乱者は許さない。
そんな物騒な世界観でしたね。
最後は全てが収まる所に収まった感じです。
最後の十三番の忠告が全てだったのでしょう。
ゼロに美しく綺麗な世界だけを見せたかった。
ゼロを外に出すには現実を見せてはいけない。
余りにも汚い世界だから。
それで浄化するためにも魔女を一掃する。
その辺りの考えが分かったようで分からない。
ゼロの書で魔法を学ばせる意味が分からない。
それまでも魔女は存在したが、尊敬される状況ではなかった。
どちらかと言うと恐れられていた存在。
でも逸れ魔女は居なかった。
悪しき魔女は国家魔術師が一掃したから大丈夫となるのだろうか。
ゼロが魔女だと知れ渡れば恐れられるだけだと思う。
悪しき魔女と善き魔女の勢力で戦って勝つストーリーが
望ましいと思うけれど・・・。
十三番が一人だけで良き魔女となれたようにも思えない、世界感だった。
十三番の方法は説明不足に思う。
アルバスは最後にドレス姿で登場するかと思ったが
今まで通りで少年にしか見えないのが残念だった。
王国全土が魔法陣で魔法無効化になるシーンは手抜きだった。
もっと土地があって山や河や町が描かれるべき。
3人で旅をするエピソードは良かったので、世直し旅道中の
今後は面白くなるかもしれない。