ACCA13区監察課 TokyoMX(3/28)#12終
最終回 第12話 鳥の行方
ファルケ国王は娘やシュヴァーンを甘やかし過ぎたと反省していた。
此度の騒動はクヴァルム枢機院長が取り仕切っていた。
シュヴァーン王子の護衛も15名と必要最低限だった。
ACCA100周年記念式典当日、リーリウム長官は最後の決意を尋ねる。
ジーンは自身の王族の血筋の紹介を最後に求める。
シュヴァーン王子に王位継承権を譲ることを迫るのは5長官で行って欲しい。
記念式典の席上でジーンが5長官に続き末席に並んでいた。
シュヴァーン王子の挨拶にACCA警備隊が周囲を取り囲む。
数少ない護衛も取り囲まれ動きを封じられる。
クーデターを知らないのはシュヴァーン王子サイドだけ。
リーリウム長官がシュヴァーン王子の元に歩み寄る。
モーヴ本部長が割って入り、このようにクーデターが起きれば
お命がいくつあっても足りません。
ACCAは有事の際に必要となります。
自身の命とACCA存続を暗に交換条件にする。
ACCAには末永くこの国を守ってもらいたい。
全ては寸劇だと幕を引くモーヴ本部長。
この状況を知らされていなかったのはフラワウ区の者だけだった。
モーヴ本部長がリーリウム家の内情を調べてコロレー区で
話し合ったのだった。
フラワウ区中央議員から言質を取っていた。
信じられるのはリーリウム家の者だけか。
リーリウム家はドーワー王国から脱退するよ。
5長官は古くからの慣習で必要ない、長にはモーヴが適任だ。
グロッシュラー長官は最後の役目ならと式典に列席したのだった。
マギーとは顔見知りのロッタ。
シュヴァーン王子の忠告で2人を護衛していたのですとマギーは
王子を立てる。
今度、2人で城に来れば良い、お祖父様が喜ばれるから。
式典後にACCAは新体制を発表する。
5長官は廃止されるがモーヴ本部長たっての願いで
グロッシュラー長官だけは相談役として残る。
他の長官には区長になるものもいた。
フラワウ区は独立して国となったがプラネッタ区で地下資源が
発見されてエネルギー問題は解消された。
ロッタがバードンの食パンを手土産に王宮を訪れる。
シュヴァーン王子と第1王女に届ける。
命を狙われたが母の姉だから。
レイルからマギーに食パンが届ける、食パン仲間の絆は深い。
ニーノはオウル課長に報告する、任務から解放される。
全てはクヴァルム枢機院長の差し金だった。
リーリウム家の本音を炙り出すための策略だったらしい。
オウル課長はジーンの移動願いを全て破棄していた。
髪を金髪に染めていた。
ジーンは列車事故でのグロッシュラー区長の対応に
感動してACCAに入った。
そんな彼を敬愛しているモーヴ本部長、ジーンは
失恋していることが初めから分かっていた。
ニーノは今もジーンと同じく友達として接していた。
---最終回---
やはり主役は少佐が演じるモーヴ本部長でしたね。
彼女が鍵だとは思ってましたが、ジーンに王族の血縁だと
告げた時に全てを見抜いていたのでした。
一方でクーデターの絵を描いたのはクヴァルム枢機院長。
リーリウム家の策略を暴くためで、彼が何某か関与しているのは
予感してましたが、そこまでとは思わなかった。
ジーンも国王になる気などサラサラなかったのでした。
ここは想像どうりですよね。
ジーンはモーヴ本部長を本気で好きだったのですね。
夕食に招待されて喜んでましたが、失恋なのでした。
そして気になるアーベストはオウル課長でした。
良いところでロッタを助けたりと有能でしたからね。
そして彼がジーンの移動願いを破棄していたのでした。
自分の手元で見守っていたいからでしょう。
マンションの管理人もオウル課長なのですね、ニーノが報告する相手が
オウルとグロッシュラーの2人でミスリードされたのでした。
ジーンとロッタの王族の血縁の秘密も守られたのでした。
終わってみれば全てが見事に明かされて描かれました。
素晴らしい作品でした。
最終回の唯一の欠点はOP曲が流れなかったことです。
あの曲は素晴らしいですから。