幼女戦記 TokyoMX(3/31)#12終
最終回 第12話 勝利の使い方
参謀本部を訪れてゼートゥーア准将に面会を求めるターニャ。
ルーデルドルフも不在でビアホールで勝利の美酒に酔いしれているらしい。
失望して帰るターニャを呼び止めるレルゲン。
前線の兵士が勝利の美酒に酔いしれるのは理解できるが
上級将校まで酔いしれるのはタダの怠惰だと苦言を呈する。
参謀本部は何故、勝利を活用しないのでしょうか?
レルゲンは怒ってターニャの行動を諌める。
どうして戦争を続けようとする。
近代国家は合理的に戦争を終結するべきだと告げる。
それは不完全な合理性です。
人間の愚かさを理解していない。
復讐の連鎖を身をもって経験したターニャ。
人は時に合理性をも捨てて感情を優先する。
憎悪の火は全て刈り取らねばならない。
共和国が南方大陸で行動を開始した。
ド・ルーゴ将軍が自由共和国の名で暫定政府を設立、
帝国への徹底抗戦を宣言した。
協商連合の残党や連合王国も集まりだした。
本土での講和会議も白紙撤回となる日も近い。
ゼートゥーアとルーでルドルフは苦虫を潰した表情だった。
自分たちが浮かれすぎた甘さを痛感していた。
南方に派兵するしか無い。
しかし我が国は陸軍国家だぞ。
少数精鋭の部隊を派遣するしかない、あの部隊を。
帝国は優秀な軍事力を持っていたので領土を拡大できた。
そのことが周囲の国に与える恐怖を知らなかった。
そして誰しもが願う平和を守るため、その言葉が戦争を拡大していった。
合衆国にメアリー・スーが兵士になろうと志願する。
神のご加護があらんことを。
存在Xが彼女に宿る。
帝国は2個師団しか派兵できなかった。
この数は共和国の護衛隊だけで対応できる数。
大丈夫です、隊長は幼女の皮をかぶった化物ですから。
現地に到着した第203航空魔導大隊。
神の仕事を我々が取って代わってやろう。
諸君、戦争の時間だ。
---最終回---
本土決戦では勝利して美酒に酔いしれる帝国軍。
参謀本部まで酔いしれていた。
そしてターニャの忠告通り、共和国が逃げ延びて徹底抗戦を宣言しました。
彼らに賛同する物が多く集まり、先行きが不安な状況。
ここで参謀本部が頼るのはターニャ率いる第203航空魔導大隊でした。
原作どおり、メアリーが存在Xの力を得ましたね。
でも1クールでは遅すぎるのですよね。
なのでオリジナルでアンソンも存在Xの力を得て一騎打ちとなりました。
ターニャにしてみれば存在Xの行動や言動は神とは思えない。
嫌がらせする不条理な力を持った存在でしかない。
誰が考えを改めてやるものかと思うのは当たり前でしょう。
奴等は神ではない、神に勝った自分たちこそ神だと
自分たちに暗示をかけるターニャでした。
今度は南方での戦いですが、圧倒的に不利な状況で終わりました。
この先を見たいかと言われると微妙ですよね。
どう見ても負けるしかない状況ですから。
この作品は作画もよくて動画も良い、ドッグファイトは見応え充分で
面白かった。
設定も良かった、優秀な民間企業サラリーマンでプレゼンが得意なので
優秀な指揮官にも成れると言うところも良い。
前世が地方公務員なら、後方で雑用勤務か1兵士として
前線に送られて終わったのでしょうか。
中の人も適役でしたね。
彼女は沢城二世ですね。