ぬる～くまったりと

第3話　ワンマン・アーミー

基地に辿り着いた独立第八遊撃退。
基地を預かるイズミ大佐がサモンジ中尉に指示をする。
撤退する友軍の完了を待って不退の大門を破壊する。
それまで敵軍の侵攻を許さず、死守すること。

この基地は交通の要所に存在するので、閉じれば敵の
　侵攻が遅れるからだった。

インゲルミア諸国統合体はアルジェヴォルンの映像を入手していた。
しかし全て情報部預かりで没収される。
インゲルミア内部も一枚岩ではない様子。
アルジェヴォルンの対応にエース、リヒトフォーヘンを出撃させる。
3機のトレイルクリーガーを引き連れて出撃する。

リヒトフォーヘンは撤退するアランダス連合軍を破壊しながら
　基地に急ぐ。
狙うは新型アルジェヴォルンだけ。

撤退する友軍を待つサモンジ。
出陣してまで戦力は分散させたくない。
基地内で撤退する友軍を待つ。
しかし味方を守りたいトキムネは一人飛び出す。

アルジェヴォルンが単独で飛び出したのを見て、撤退する
　インゲルミアのトレイルクリーガー。
リヒトフォーヘンが待ち受けていた、アルジェヴォルンと対戦する。
パイロットの未熟さを直ぐに見抜いて、機体を持ち帰る
　決意をする。
簡単に倒せる予定が、パワーに圧倒される。
基地周辺の崖を破壊する決断をするサモンジ。
トキムネたちの周辺にも岩盤が崩れて巨大な
　岩が落下する。

慌てて撤退するトキムネ、追いかけようとするが
　巨大岩が命中して追いかけられない。
眼前の巨大な岩を射撃で破壊してトキムネを
　助ける。
無事に基地内に撤退できたトキムネ。

崩れた岩塊の撤去には2，3週間が必要。
その間にリヒトフォーヘンと対戦したアルジェヴォルンの
　映像を入手できて調査出来る。

---次回　「帰還」---

アルジェヴォルン以外のトレイルクリーガーは生体認証の無い
　だれでも搭乗できる兵器なのでしょうね。
アルジェヴォルンとは100年程度の技術差がある様に感じます。
メカだけで稼働する兵器と半導体で認証できる
　兵器の差の様な感じです。

エースパイロットのリヒトフォーヘンは殺して機体を持ち帰る。
認証など簡単に壊せると思っているのか、知らないのか。
下手すれば脳筋ですよね。

あまりにかけ離れた戦力差は戦争にはならないのですよね。
幸いにもアルジェヴォルンは量産不可というか、
　これ以上の製造は出来ないのでしょうね。