■ 新体制になってから2連敗京都サンガは12節の栃木SC戦(A)で敗れた後、布部監督が退任。ジュロヴスキー氏が指揮を執るようになった。13節の山口戦(H)からジュロヴスキー体制になったが1対2で敗れた。5月11日(金)に正式に布部監督の退任とジュロヴスキー監督の昇格が発表されたが翌日に行われた13節の徳島戦(A)は0対1の敗戦。新体制になってからも2連敗。14節を終えた時点で2勝9敗3分けで勝ち点「9」。最下位に位置する。
5月20日(日)に行われるJ2の15節はアウェイで愛媛FCと対戦するがこちらも2勝8敗4分けで勝ち点「10」。残留争いに巻き込まれている。現状では讃岐・愛媛FC・京都の3チームが残留争いの中心になっており、次の愛媛FC vs 京都は今シーズンのJ2の残留争いの行方を大きく左右するだろう大一番となる。愛媛FCは7試合勝ちなし中で、京都は3連敗中。愛媛FCの間瀬監督にとってもクビを賭けた一戦になるだろう。
讃岐や愛媛FCは開幕前から評価は高くなかった。開幕前から「残留争いに巻き込まれる可能性が高いチームの1つ」と言われており、讃岐に至っては大半の人が降格候補の筆頭に挙げたほど評価は低かったが京都を降格候補に挙げる人はあまり多くなかった。上位候補に推す人も少なかったので「中位候補」と言えたがさすがにここまで低迷するとは殆どの人は予想できなかった。まさかの展開になっている。