■ いよいよ3月12日(土)に開幕2022年のJ3リーグがいよいよ3月12日(土)に開幕する。J2から4チームがJ3に降格して今年は過去最多の18チームによるリーグ戦になる。昇格枠は「2.0」なので激しい昇格争いになることが予想されるがオフの話題はFC岐阜と松本山雅の2チームに集中した。「J3関係の話題はほぼこの2チームが独占した。」と言える。他には昇格1年目のいわきFCにも少し注目が集まったがそれ以外のチームの存在感は希薄だった。
「大型補強を敢行したFC岐阜がどんな戦いを見せるのか?」と「名波体制が続投となった松本山雅がどんな戦いを見せるのか?」は注目ポイントになる。FC岐阜はFW田中順(神戸)やDF宇賀神(浦和)といった元・代表を獲得。MF菊池大(栃木SC)やMF石津(福岡)も獲得してDFヘニキ(山口)やMF庄司(京都)を再獲得した。ビッグネームをたくさん獲得したFC岐阜が目論見どおりにJ2に昇格できるか?は大注目である。
サッカーファン51名のFC岐阜の平均予想順位は3.16位。1番手評価になる。「2022年のJ3の本命」と言えるが2番手評価のSC相模原は4.35位、3番手評価の富山が4.43位なので「SC相模原や富山との差はそこまで大きくない。」と言える。本命であることは間違いないが大本命というわけではない。FC岐阜を2位以内と予想したのは22名。43.1%なので「昇格は確実」と言えるほどの飛び抜けた高評価ではない。
不安要素は平均年齢の高さである。スタメン11人の平均年齢は30歳を大きく超えてくると思われる。32歳前後になる可能性もあるが近年のJリーグでここまで平均年齢が高いチームは存在しない。2021年の熊本や岩手を例に出すまでもなく、ここ数年のJ3は若手主体のチームが好成績を残している。ベテラン軍団が昇格を勝ち取った例は少ない。元気いっぱいの若手に振り回される試合が多くなることも考えられる。