アビスパ福岡→ イタリア人のペッキア監督を招聘した福岡は開幕戦はアウェイでFC琉球と対戦して1対3で敗れた。たくさんチャンスを作ったが昇格組のFC琉球を相手に不覚を取った。2節はホーム開幕戦だったが長崎を相手にスコアレスドロー。1敗1分けとやや出遅れた。ホームのレベルファイブスタジアムが改修工事を行っているため5月末までは使用不可。当分の間、博多の森陸上競技場でのホーム戦が続いていく。
球技専用のスタジアムであるレベルファイブスタジアムの威圧感は福岡のアドバンテージになっていたがトラック付きの陸上競技場である博多の森陸上競技場になるとサポーターの声は届きにくくなる。2月・3月・4月・5月のホーム戦7試合ならびにラグビーのW杯期間中の2試合が博多の森陸上競技場でのホーム戦になるが「博多の森陸上競技場でのホーム戦9試合をどう乗り切るのか?」がポイントになる。
新監督が就任してサッカーは大きく変わったが敗れたFC琉球戦(A)の内容は良かった。決定機でシュートを決められずに不覚を取ったが内容的には悪くなかった。対して勝ち点「1」を獲得した2節の長崎戦(H)の内容は低調だった。全く別のチームかと思うほど長崎戦(H)は低調だったがパスを繋いでたくさんの選手がゴール前に殺到するアグレッシブなサッカーを目指しているのは間違いないと思われる。
青森山田高出身のDF三國ケネディエブスは開幕スタメンをゲット。開幕のFC琉球戦(A)ではプロの厳しさを味わったが192センチの高さは魅力。CBとしての経験値は乏しいが大きな可能性を秘めている。ペッキア監督は若手を積極的に抜擢しそうな監督なのでFW木戸、MF前川、MF喜田陽、DF石原広などは飛躍のシーズンになる可能性がある。まだ結果は出ていないがチームはいい方向に進んでいるように見える。
→ 2018/11/02 【U-19日本代表】 セルジオ越後さんがDF三國ケネディエブス(青森山田高)を酷評した件について