Category: 博物芸術
Such a lovely place
また半蔵門線に乗り大手町で再び千代田線に乗り換え。
湯島で降りて見ることにします。
目的地の方向を確認したあと、昼飯を食べる店を探します。
11時半頃。駅周辺を一回りして上の店が美味そうだったのですが、準備が大忙しで、開店時間になっても、まだですすみませんと言われ、結局こちらへ。
天神下 麺家 一心
オープンしたばかりのお店でした。
席にメニューがありますが、食券機方式なので、席についたときにはもう注文済みです。
女将さんが接客、新しいラーメン屋さんにありがちな、妙にピリピリした雰囲気が全くありません。
つけそば太麺中盛300g無料、780円です。ミニピリ辛ちりめん丼もサービス。
前の晩、〆のラーメンを我慢した分と、朝飯がシンプルにクロワッサン二個だけだったので、ガッツリ食べさせていただきました。
そしてこの日の目的地、やっと此処へやって来たのでした。
おっ、あの有名なレコードジャケット!
ホテルカリフォルニア
ではありません。
そっくりですけどね。
時の風が吹く庭園。
東京都立、旧岩崎邸庭園です。
例によってウィキペディアによると、旧岩崎邸の敷地は、江戸時代には越後高田藩榊原家の中屋敷であった。明治時代初期に牧野弼成(旧舞鶴藩主)邸となり、1878年(明治11年)に三菱財閥初代の岩崎弥太郎が牧野弼成から邸地を購入したものである。
現存する洋館、大広間(かつての和館の一部)などは、岩崎財閥3代の岩崎久弥によって立てられ、1896年(明治29年)に竣工したものである。1923年(大正12年)の関東大震災の際には、屋敷地が避難所として地元住民に開放された。
1896年(明治29年)に竣工し、岩崎家の迎賓館として用いられた西洋館である。木造2階建、屋根はスレート葺き、外壁は下見板張りとする。お雇い外国人として来日し、独立後は三菱・岩崎家の仕事を数多く手がけたジョサイア・コンドルの設計である。
北面を正面とし、正面玄関部分は平面四角形の塔屋となっている。反対側の南面は1階、2階とも列柱のある大きなベランダを設ける。晩年の作品に比べると装飾性が強く、内外装とも全体のスタイルや装飾は英国17世紀のジャコビアン様式を基調としつつ、南面のベランダにはコンドルが得意としたコロニアル様式がよく表れている。一方、客室の天井装飾、床のタイル、暖炉などの細部にはイスラム風のデザインを施すなど様々な様式を織り交ぜている。
岩崎久弥の留学先であったペンシルベニアのカントリー・ハウスのイメージも取り込まれている。なお、東側のサンルームは後年(1910年頃)の増築である。内部は階段ホールを中心に、1階には岩崎久弥が用いた書斎、客室、大食堂などがあり、2階には内向きの客室や集会室などがある。2階の2部屋に2種類の金唐革紙(手製の高級壁紙)が使用されており、現在は復元品がはられている(復元製作主任は日本画家の後藤仁)。
和館:洋館と同時期に竣工した、書院造を基調とした和風建築である。明治期の大邸宅では、洋館と和館を並べ建て、和館を日常生活空間、洋館を公的な接客空間として使い分けることが多かった。岩崎邸においても、迎賓館としての洋館に対し、生活の場としては和館が使用された。洋館と和館は船底天井の渡り廊下で結ばれ、当時の和洋折衷の生活スタイルを伝えている。村松貞次郎によると、完存していれば和館部分のほうが、洋館部分より文化財としての価値が高かったと、解体後に気がついたと言う。
設計は大工棟梁の大河喜十郎と伝えられている。長大で良質な木材がふんだんに用いられている。釘隠しなど各所に岩崎家の家紋である三階菱の意匠が見られる。1969年(昭和44年)に「大広間」の名称で重要文化財に指定されたが、同時期に和館の大部分が取り壊された。往時は550坪に達する大邸宅であったが、現存するのは大広間、次の間、三の間の3室と、茶室(待合室)、渡り廊下、便所のみである。
ビリヤード場までありました。
撞球室:木造ゴシック様式のビリヤード室。校倉造の外観はスイスの山小屋風。洋館と同じくジョサイア・コンドルの設計である。洋館の地下室とは地下通路で結ばれている。内壁には明治期の金唐革紙がはられている。外観のみ公開。
戦後国有財産となり、2001年に都の管理になって公園として公開されたらしいのですが、長いあいだ何に使われていたのでしょうね。素晴らしい建物群です。
つい最近、坂本龍馬絡みで、テレビで紹介されるまで、全く知らなかった洋館でした。
旧岩崎邸庭園があるのは、池之端。不忍池にはすぐ降りられます。
スカイツリーも見えました。
結構な人出。さすが大都会です。
と、目に付いた一人の女性の姿。
なんと、雀に餌付けをしています。
すごいなぁ。
もう少し上野の山を歩くかなとも思ったのですが、結局二時前のやまびこで還って来ました。
今回利用した切符は、ウィークエンドパス。
長野、新潟、酒田、女川、銚子、伊豆あたりまでの範囲が週末二日間乗り放題のチケットです。
子供は8700円ですが、大人の休日倶楽部会員は6000円。
新幹線などの特急料金は含まれていませんが、結構割安でした。
湯島で降りて見ることにします。
目的地の方向を確認したあと、昼飯を食べる店を探します。
11時半頃。駅周辺を一回りして上の店が美味そうだったのですが、準備が大忙しで、開店時間になっても、まだですすみませんと言われ、結局こちらへ。
天神下 麺家 一心
オープンしたばかりのお店でした。
席にメニューがありますが、食券機方式なので、席についたときにはもう注文済みです。
女将さんが接客、新しいラーメン屋さんにありがちな、妙にピリピリした雰囲気が全くありません。
つけそば太麺中盛300g無料、780円です。ミニピリ辛ちりめん丼もサービス。
前の晩、〆のラーメンを我慢した分と、朝飯がシンプルにクロワッサン二個だけだったので、ガッツリ食べさせていただきました。
そしてこの日の目的地、やっと此処へやって来たのでした。
おっ、あの有名なレコードジャケット!
ホテルカリフォルニア
ではありません。
そっくりですけどね。
時の風が吹く庭園。
東京都立、旧岩崎邸庭園です。
例によってウィキペディアによると、旧岩崎邸の敷地は、江戸時代には越後高田藩榊原家の中屋敷であった。明治時代初期に牧野弼成(旧舞鶴藩主)邸となり、1878年(明治11年)に三菱財閥初代の岩崎弥太郎が牧野弼成から邸地を購入したものである。
現存する洋館、大広間(かつての和館の一部)などは、岩崎財閥3代の岩崎久弥によって立てられ、1896年(明治29年)に竣工したものである。1923年(大正12年)の関東大震災の際には、屋敷地が避難所として地元住民に開放された。
1896年(明治29年)に竣工し、岩崎家の迎賓館として用いられた西洋館である。木造2階建、屋根はスレート葺き、外壁は下見板張りとする。お雇い外国人として来日し、独立後は三菱・岩崎家の仕事を数多く手がけたジョサイア・コンドルの設計である。
北面を正面とし、正面玄関部分は平面四角形の塔屋となっている。反対側の南面は1階、2階とも列柱のある大きなベランダを設ける。晩年の作品に比べると装飾性が強く、内外装とも全体のスタイルや装飾は英国17世紀のジャコビアン様式を基調としつつ、南面のベランダにはコンドルが得意としたコロニアル様式がよく表れている。一方、客室の天井装飾、床のタイル、暖炉などの細部にはイスラム風のデザインを施すなど様々な様式を織り交ぜている。
岩崎久弥の留学先であったペンシルベニアのカントリー・ハウスのイメージも取り込まれている。なお、東側のサンルームは後年(1910年頃)の増築である。内部は階段ホールを中心に、1階には岩崎久弥が用いた書斎、客室、大食堂などがあり、2階には内向きの客室や集会室などがある。2階の2部屋に2種類の金唐革紙(手製の高級壁紙)が使用されており、現在は復元品がはられている(復元製作主任は日本画家の後藤仁)。
和館:洋館と同時期に竣工した、書院造を基調とした和風建築である。明治期の大邸宅では、洋館と和館を並べ建て、和館を日常生活空間、洋館を公的な接客空間として使い分けることが多かった。岩崎邸においても、迎賓館としての洋館に対し、生活の場としては和館が使用された。洋館と和館は船底天井の渡り廊下で結ばれ、当時の和洋折衷の生活スタイルを伝えている。村松貞次郎によると、完存していれば和館部分のほうが、洋館部分より文化財としての価値が高かったと、解体後に気がついたと言う。
設計は大工棟梁の大河喜十郎と伝えられている。長大で良質な木材がふんだんに用いられている。釘隠しなど各所に岩崎家の家紋である三階菱の意匠が見られる。1969年(昭和44年)に「大広間」の名称で重要文化財に指定されたが、同時期に和館の大部分が取り壊された。往時は550坪に達する大邸宅であったが、現存するのは大広間、次の間、三の間の3室と、茶室(待合室)、渡り廊下、便所のみである。
ビリヤード場までありました。
撞球室:木造ゴシック様式のビリヤード室。校倉造の外観はスイスの山小屋風。洋館と同じくジョサイア・コンドルの設計である。洋館の地下室とは地下通路で結ばれている。内壁には明治期の金唐革紙がはられている。外観のみ公開。
戦後国有財産となり、2001年に都の管理になって公園として公開されたらしいのですが、長いあいだ何に使われていたのでしょうね。素晴らしい建物群です。
つい最近、坂本龍馬絡みで、テレビで紹介されるまで、全く知らなかった洋館でした。
旧岩崎邸庭園があるのは、池之端。不忍池にはすぐ降りられます。
スカイツリーも見えました。
結構な人出。さすが大都会です。
と、目に付いた一人の女性の姿。
なんと、雀に餌付けをしています。
すごいなぁ。
もう少し上野の山を歩くかなとも思ったのですが、結局二時前のやまびこで還って来ました。
今回利用した切符は、ウィークエンドパス。
長野、新潟、酒田、女川、銚子、伊豆あたりまでの範囲が週末二日間乗り放題のチケットです。
子供は8700円ですが、大人の休日倶楽部会員は6000円。
新幹線などの特急料金は含まれていませんが、結構割安でした。
- 関連記事
-
- 七夕 幻想灯夜 (2012/08/10)
- 修復中と、修復待ち (2012/07/22)
- 岩銀なう (2012/07/14)
- 人々が生きてきた証し (2012/06/28)
- 時移り代変じても (2012/06/20)
- 紅花の交易で (2012/03/26)
- 豪農の擬洋館 (2012/02/20)
- Such a lovely place (2011/12/03)
- ツバメの庭? (2011/12/02)
- 震災からの復活 (2011/11/29)
- ラピスラズリ (2011/11/23)
- 何段飾りだ!! (2011/03/09)
- カローラじゃないよ (2011/01/25)
- 映画村 ふたたび (2010/11/08)
- どうすかスカルプチャー (2010/08/06)