やっぱり親子?

　今日は父の命日。

　ちょうど10年たちました。

　いろんなことを思い出しますが、それが大事なのでしょう。
　これから仏壇の周りを少し片付けて、お線香。

親子3

　父は、頑固で偏屈でした。そして無口。

　母は内職が忙しかったせいかもしれませんが、料理に時間をかけるタイプではなかったと思います。
　父は、新しいもの嫌いで、食事は好きなものさえあれば毎日同じもので満足する人種で、たまに母がなにか珍しいものを出すと、逆に怒り出すこともありました。
　それが母に料理に対する熱意を失わせた理由かも。

　晩酌の酒は、八重寿の二級酒。電気ポットを食卓の横において自分で温度管理しながらも熱燗。ぬるくなると再加熱してました。
　毎晩三合までの決まりなのですが、そのあたりは母のチェックとの戦い。それは肝臓を心配したわけはなく、単なる経済的な理由です。
　それぞれが買ってきた大きめの徳利と小ぶりな徳利が残っています。

　酒の肴は何だったか、一生懸命思い出しているのですが、両親共に海から遠い宇都宮育ちだったせいか、焼き魚は皆無。海の幸はせいぜいアオヤギかマグロ赤身の刺身。
　あとは、はんぺんを焼いて16分割したものや、冷やしトマト＋塩、生きゅうり＋味噌、油揚げ焼きもあったかな。

　そしてこれ。

　　　　　