1月1日、能登半島を中心に大地震に見舞われた。
2024年元旦
これから、楽しい夕食の時間を迎えるはずのところに大きな地震。
更に津波が沿岸部を襲った。
あれから2週間以上も経つのに、いまだに有感地震が、1000回以上も続いている。
断水、停電、寒波。
とても日常を取り戻せる状況ではない。
集団での2次避難や中学生だけの疎開も始まった。
大学受験や高校受験という人生の大事な時を迎えている子供たちもいる。
体育館などの避難所では、思うように勉強も出来ないだろう。
受験生以外も、学校が避難所なので、授業の再開が難しいという。
自宅の多くが倒壊し、道路もライフラインも復旧にほど遠い。
半島という事情もあり、道路事情は元々それほど良くない。
更に高齢者も多く、今後の目途も立たない状況だ。
ある意味、あの東日本大震災以上かも知れない。
日本は地震大国だということを正月早々思い知らされることになった。
かつて行ったことのある和倉温泉。
日本一のおもてない旅館として有名な加賀屋も
甚大な被害を受け、再開の見通しもつかないという。
地震当日は、宿泊客を高台に避難させ、布団を大量に避難所に運び、
翌日からは、食材を使って炊き出しをしていたという。
2泊させてもらった時も、評判以上のおもてなしに大満足で
また行きたいと思っていた。
何とか、これから出来る支援を続けていきたい。
翌2日には、羽田空港での航空機事故。
あんな大事故にも関わらず、旅客機の乗員、乗客に死者が出なかったという。
炎に包まれる中で、CAさんたちの冷静な判断で全員逃げ出せた。
機長は、最後まで乗客が残っていないか確認して、最後に降りたそうだ。
乗客の命を第一にとった素晴らしい行動だ。
このニュースに的外れな意見をSNSに載せる芸能人に呆れる。
ペットを貨物扱いにして死なせたと。
客室に入れさせるべきだと。
本当にペットのことを思うなら、飛行機に乗せて旅行などしないだろう。
客室に乗せられても、いざ脱出となればペットを抱いては無理だし、
犬猫が嫌いな人もいる。
ペットにとっても、飛行機はストレスだろう。
そんな的外れなことを言うとはお目出たいことだ。
政治の世界では、年末から世間を騒がせている自民党の裏金問題。
死んでまだその名を残す安倍元総理。
安倍派の政治資金パ^ティーのキャッシュバック問題で
現役の国会議員が逮捕された。
検察のやる気に期待したが、色々名前が挙がった議員たちは、
どうやら立件されないかも知れないとなると
大山鳴動しただけか。
岸田総理は、政治刷新本部なるものを立ち上げたが、
当事者を含んで、自分たちに縛りをかけることなど出来るわけもなく、
やってる感を出したいだけか。
どうにもやっていることが、チグハグだ。
一旦派閥は解消すると言えたら、立派なものだが、それはなさそうだ。
今年は辰年だ。
昇り龍のごとく、飛躍の年とはなりそうにもない。
せめて被災者の皆さんに一日も早く、平穏な日々が戻りますように
これ以上、災害が起きませんように
四国八十八か所の巡礼は、今年は逆打ちの年だ。
新年から始めている。
世界中に平穏な日々が訪れますようにと願かけながら
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
さて今年はいきなり能登半島の地震という大ごとから始まり、続けて羽田空港での旅客機と海上保安庁の飛行機が衝突する事故、さらに自民党の政治資金パーティーと裏金の問題。さらにさらに松本人志性加害疑惑で活動自粛。と言う慌ただしいニュースが立て続けに起こったけど、これが今年大きく政治や社会などが揺らぐ年となるのかと懸念もしたくなります。
能登半島地震被災者にはホント気の毒としか思えないし、お見舞い申し上げますとしか言えません。それと私に出来ることは募金することぐらいでしょうか・・・。
羽田空港での衝突事故ではペットの扱いが問題視されているけど、コレって日本が未だに動物愛護に対する意識の低さも露呈したのではないでしょうかね。
それと政治資金パーティーと裏金の問題、自民党安倍派の幹部を立件しないという情けない姿勢に加え、自民党内でも派閥をどうするかで揉めるなど、正直組織として機能していない上に当事者意識も問題解決能力もないもんだから、まるで日大や宝塚歌劇団と同じです。安倍派の幹部を立件しないことについては、特権階級に甘い権威主義的な価値観でいつの時代だとも憂いたくなります。