4月1日、安倍総理は、全世帯に布製マスクを2枚支給すると表明。
うん?
エイプリルフール?
こんな時に冗談?
いえ、本気だ。
まじだ。
1枚200円なので、総額200億円。
これに送料や経費が別途かかる。
1ヵ月前に官僚から総理に提案されていたという。
「国民の不安がパッと消える」
と言ったという。
その神経が分からないが、
それを真に受ける安倍総理の神経は、もっと理解出来ない。
今日明日の暮らしに困っている人をまず、救って欲しいのに
マスク不足に対応って。
それも、布製マスクは推奨しないとWHOが言っているにも関わらずだ。
危機感や危機管理能力のなさを露呈している。
非常事態宣言をいつ出すのかが、
メディアなどで毎日のように言われているが、
実際には、宣言が出されたところで、
後は、自治体に丸投げになり、
医療用のマスクや医療に必要な個人の不動産などを
強制的に確保することが出来るのだが、
それ以外は、あくまで要請と変わらない。
外出自粛、営業自粛の要請と変わらないのだ。
だから、総理の宣言を宛にせずとも
北海道や大阪府のように、自治体の首長が英断すればいい。
但し、一つの自治体だけが自粛しても感染を止めることは出来ないので、
近隣自治体と共同で宣言する必要があるだろう。
宣言を出せば、国民全体の危機感は高まるかも知れない。
それに伴って、多くのサービス業が疲弊する。
その補償も合わせて行う約束をしなければ、
単なる強権発動でしかない。
アベノマスクより、困窮世帯をどう救うか、
1世帯20万円支給を検討しているなら、
自己申告で支給して、
後で、適格でなかったら返金してもらうなど
早い対応をするべきだ。
感染者がどんどん増えてると言いながらも
他の先進国と比べてその数はかなり少ない。
それは、未だにPCR検査を渋っているからだ。
医師からの要請があっても、まだ保健所が検査に回さない。
疑いがある人は、どんどん検査しなければ、
コロナ患者だと思わずに、大けがの患者を救急で対応し、
北九州の救急病院が、集団感染で、医療が停止した。
せめて、不安を感じている人、
感染者の家族くらいは、検査を実施すべきだ。
言っていることと、やっていることが、
全くちぎはぐな政府に、
あきれている。
マスクより現金を
そう思っている人は多い。
国民の思いが分からない人に政治を任せてはいけないことに
そろそろ気づいて欲しい。
安倍総理が全世帯に布製マスクを2つ配布するという提案、たった2枚かと言いたくなるし、それより今回新型コロナウイルス感染拡大の煽りを喰らっている一般家庭や企業への補償対策が重要なんじゃないのと言いたくなる。マスクを2つ配布するというのは思いつきだけで考えたとしか思えない適当ぶりもいいところ。
非常事態宣言もいつ出すか不透明だし、正直安倍政権は危機管理能力というものを持ち合わせていないお花畑思考の集まりなんじゃないのかと改めて言いたくなる。
医療現場に対してPCR検査の徹底を呼びかけることにも消極的、これでは水際対策すら不充分だし不安だけが出る一方だ。
国民にただマスクを配ると言っても結局税金でそれが使われたんじゃ無駄遣いにしか映らないし、そういった事実に目を向けない安倍総理はやはり一般市民目線を知らない、現実を知らない、危機意識がないのナイナイ尽くしだと思います。