せとうちみかん 日出ずる児島港①
2024/1/17 本四備讃線 児島~上の町
522M 115系岡山車D-27編成/5031M 285系7両〈サンライズ瀬戸〉
NikonZ9 Z70-200/2.8S(ハーフNDフィルター使用)
ノスタルジー入場配給の翌朝は、児島港をバックに本四備讃線を走行する115系を狙っていました。
どっからどう見てもラ〇ホな格安ホテルを5時過ぎに発ち、"四国への入り口"児島駅方面へ向かいます。
日の出前に駐車場に到着し、スマホの明かりのみで石階段を上がっていきます。体に血の巡りを感じた頃に目的地である朝日観音堂に到着しました。
児島の町並みを一望できる竜王山頂上の方が高度が稼げて俯瞰撮影に適していますが、今回は日の出前のマジックアワーを形にするのが目的のためなるべく横がちである中継点を選択しました。
管理者のご老人に新年のご挨拶がてら飴ちゃんをいただきました。コロコロと口で転がしながら体が暖かい内にセッティングを進めます。
実はこのカットが本命ではありません。いわばマジックアワーとしては旬を少し過ぎたついでの一枚です。
こちらは児島を出発して直ぐの一枚で、同行した地元の知り合いが流し撮りの達人ということもあって"味変"で私も挑戦してみました。
遠景で1/4sec.が決まったことも嬉しいのですが、連写中にファインダー内の隅で対向車両が見えました。
「裏被りか~」と口に出そうとしたら特徴的な窓割で撮影しながら理解してしまいました。
あまりにも偶然の産物。知っていてこの場に居たら緊張と寒さで指先が震えて成功していなかったかもしれませんね。
狙ってできることでないことと、通うにしても条件が厳しいためとてもとても幸運だったと思います。
しかし現金なので背後のお賽銭箱には通過後に寄らせていただきました(^^;
やる気はあれど1枚に収めるには中々に実現しづらい条件でしたが、ゆくゆくは何かしらサンライズと絡めたいと内に秘めていました。
しかしながら、まさか『瀬戸』の方で達成するとは考えてもいなかったです。