清水エスパルス ・・・ A-→ 開幕前は「降格候補」に挙げる人が多かったが序盤から好調。10位でW杯の中断期間を迎えることになった。再開後は3連勝。残留争いから抜け出したがその後は3連敗。22節を終えた時点で8勝10敗3分けで勝ち点「27」。18位のG大阪との差は「6」なので油断の出来ないポジションに位置する。その一方で4位の神戸との差も「6」のみ。上位との差も大きくない。上との差も下との差もそれほど大きくない。
今夏の選手の入れ替えはあまり多くなかったが清水で出場機会に恵まれなかったMF楠神(→山形)、MF清水航(→甲府)が期限付き移籍して、中国人のDF呉少聰(→京都)も期限付き移籍となった。18才のDF呉少聰に関しては外国人枠の問題が絡んだ移籍と言える。DF呉少聰は192センチと稀なサイズを持った中国の年代別代表の大型CBなのでJ2の京都で有意義な経験を積んでもらいたいところである。
新加入選手はFWドウグラス(アランヤスポル)のみとなるが、2015年に広島で21ゴールを記録したFWドウグラスはさっそく大きな存在感を発揮している。FC東京なども獲得に乗り出したので争奪戦になっていたがとてつもなく大きな補強になった。FWクリスランとFW北川航とFW鄭大世がいるのでフォワードの駒はまずまず豊富だったがFWドウグラスの加入で厚みが増した。頼りになるストライカーを手に入れた。