■ アルゼンチンに完勝したクロアチア初戦でナイジェリアに2対0で勝利したクロアチアは続く2戦目でアルゼンチンに3対0で大勝。早々に決勝T進出が決定した。レアル・マドリーのMFモドリッチ、バルセロナのMFラキティッチ、ユベントスのFWマンジュキッチなどたくさんのタレントを抱えているスター軍団は集大成のW杯になるだろう今大会で大きなインパクトを残している。D組で本命視されていたのはアルゼンチンだったがクロアチアが主役となった。
欧州予選ではいずれもアウェイでアイスランドとトルコに敗れるなど6勝2敗2分け。ストレートでW杯の出場権は確保できずに2位でプレーオフに回った。波の激しいチームなので前評判はそこまで高くなかったが勢いに乗り始めている。2試合連続ゴール中と輝きを放っているMFモドリッチが代表格なので「モドリッチ世代」と言われているが1998年のフランスW杯の3位という成績を上回ることができるだろうか。
3戦目でクロアチアと対戦するアイスランドはW杯初出場となる。ユーロ2016でベスト8に入るなど旋風を巻き起こしたので初出場ながらアイスランドに対する期待度は高かったが初戦でMFメッシ率いるアルゼンチンと1対1のドロー。十分な結果を得た。大型選手が多くて攻撃はシンプル。戦う姿勢を前面に押し出してプレーする姿が全世界の共感を呼んだ。アルゼンチンが躓いたので決勝Tへの道筋が見えてきた。