10位 : DF ファン・ソッコ (清水エスパルス)→ 開幕前の清水は守備が不安視されていた。「頼りになるCBがいない点」が2017年に低迷した主要因の1つだったがDFファン・ソッコの加入は非常に大きかった。復調した加入2年目のDFフレイレとCBコンビを組むケースが増えているが安定したプレーを見せてチームに貢献している。5勝6敗3分けで9位というのは前評判の低さを考えると十分な成績と言える。好不調の波が少ないのは彼の魅力と言える。
9位 : DF チョン・ウヨン (ヴィッセル神戸)→ 「ボランチの人材は豊富で、CBの人材は不足気味」という今のチーム事情から今シーズンはCBの位置で起用されている。当然、ボランチでプレーした方が生きるタイプなので勿体なく感じるところもあるが本職とは言えないCBの位置でも大きな存在感を発揮している。正確なフィードで攻撃の起点になる場面は多い。また、得意のFKの威力も健在。2節の清水戦(H)で決めた直接FKは鮮やかだった。
8位 : DF 進藤亮佑 (コンサドーレ札幌)→ 昨シーズンは8試合の出場にとどまったがペトロヴィッチ監督になって立場が一変。ここまで全試合でスタメンフル出場を続けており、14試合で3ゴール。得点力でもチームに大きく貢献している。札幌のみならず、J1全体で考えても、「最も成長した選手の1人」に挙げられる。メンタリティーの強さが魅力。ミスを恐れることなく攻撃でも守備でも果敢にチャレンジすることが出来る。こういう選手は成長しやすい。