■ 過渡期に入っている松本山雅松本山雅は38節を終えた時点で18勝13敗7分けで勝ち点「61」。7位とプレーオフ圏外に位置するが6位の徳島と同じ勝ち点を獲得している。5位の東京Vは勝ち点「63」、8位の大分は勝ち点「60」、9位の横浜FCは勝ち点「58」、10位の千葉は勝ち点「56」。「東京V・徳島・松本山雅・大分・横浜FC・千葉の6チームで残り2つのPO枠を争っている。」と言える。現時点では最終節までもつれる可能性は高い。
松本山雅の1試合平均の勝ち点は「1.61」。悪い成績ではないが3位だった2016年は24勝6敗12分けで勝ち点「84」。1試合平均の勝ち点はちょうど「2.00」だったので昨シーズンと比べると成績は落ちている。27節は名古屋に2対5で大敗。37節も千葉に1対5で敗れるなど「らしくない試合」も目立つ。反町監督は就任6年目となるがチームとして過渡期に入っており、マンネリ化しつつあるのは気になるところである。
残り4試合でプレーオフ出場を決めて下剋上でJ1復帰を果たしたいが道のりは険しい。昨シーズンのプレーオフの準決勝で岡山に敗れた後も「反町監督の去就」が注目されたがかなりの長期政権になっているので今シーズンもJ1昇格を逃すようだと「そろそろ監督を変えて新しい体制でシーズンに挑むべき。」という声が大半になるだろう。反町監督にとっては松本山雅での「集大成のシーズン」になっている。