■ 佐賀新聞が胸スポンサーに・・・。2008年から鳥栖の胸スポンサーだったDHCは報道されていたとおりで1月31日(金)をもって撤退となった。ちょうど1年前の1月末には同じように大手スポンサーだったCygamesとのスポンサー契約が終了している。「2社を合わせると10億円前後のスポンサー料だった。」とも言われており、鳥栖にとっては大打撃である。胸スポンサーが見つからなかった影響もあって今シーズンのユニフォームの発表も遅れていた。
非常事態だったが2月3日(月)に「佐賀新聞が暫定的に胸部分を飾ることになった。」と公式サイトで発表した。胸の部分に「佐賀新聞」の名前が入った新ユニフォームが発表されたので一安心したサポーターは少なくないと思うが佐賀新聞はもともと「袖の部分」に名前が入っていた。「胸と袖の2か所」に佐賀新聞の名前が入ることになったが傾斜産業と言われる地方の新聞社である。体力のある企業とは言えない。
佐賀新聞の発行数は2019年4月の時点では12万6,376部になる。売り上げは2016年3月の数字では46億9,100万円になる。公式サイトの文面から判断すると「新たに佐賀新聞がお金を出して胸スポンサーになったのではなくてスポンサー料はそのままで胸にも名前を出すようになった」 or 「若干の額を上乗せして胸にも名前を出すようになった」と考えられる。「クラブを佐賀新聞を助けた。」という見方はできない。
竹原社長の「そして、ユニフォームの胸部分のオフィシャルスポンサーとして当面の間、株式会社佐賀新聞社様がスポンサーとなって頂ける事になりました。こちらはシーズンを通しての正式な胸スポンサー決定の調整を継続中の現在、暫定的ではありますが株式会社佐賀新聞社様が胸部分を飾って頂けます事をご報告いたします。」というコメントを見る限りでは厳しい状況であることに変わりはないと推測できる。
■ 佐賀県小城市の会社その一方で鎖骨部分のスポンサーに竹下製菓が決まったのは良かったと言える。竹下製菓は佐賀県小城市の会社になるが看板商品は「ブラックモンブラン」になる。九州の人にはお馴染みのアイスになるが「バニラアイスをチョコレートで覆ってその外側にクッキークランチをまぶしたアイスバー」である。最近は九州地区以外にも進出しており、「ブラックモンブラン」の知名度は高まりつつあるようだ。
竹下製菓の竹下真由社長は「弊社の商品を通じてクラブへの支援に繋がるクラウドファンディング型の仕組みで参画させて頂くことにしました。」とコメントしているので「普通のスポンサー契約とは違うのでは?」と思われるが鎖骨のスポンサーがずっとなかった鳥栖にとっては大きな前進と言える。ここ1・2年の鳥栖はゴタゴタ劇が続いているが竹下製菓とのスポンサー契約は久々の明るいニュースと言える。
「ブラックモンブラン」に関しては名前しか知らなかったが「最近はドン・キホーテにも売っている。」という情報を得た。あまり期待せずに近くのドン・キホーテに行ってみたがアイスコーナーにはなかった。「この店のアイスコーナーはあまり広くないので仕方がない・・・。」と諦めて他のアイスを買ってレジに向かったがレジの近くに別枠でアイスコーナーがあった。その中に「ブラックモンブラン」もあった。
3つ購入したがかなりラッキーだった。「ブラックモンブラン」という名前なので「黒のパッケージ」だと勝手に決めつけていたが青系のパッケージになる。「モンブラン」という名前が付けられているがwikipediaを見ると「アルプスの最高峰モンブランのようにアイスクリームの最高峰を目指すという意味が込められている」という。黄色いケーキのモンブランとは全く無関係である。(※ 名前の由来は同じ。)
■ 近くのドン・キホーテに売っていた。早速、家に帰って「ブラックモンブラン」を食べてみた。写真も撮ってみたが見た感じは「チョコバリ」に似ている。チョコバリは林一二株式会社の商品になる。こちらは全国区なのでほとんどの人は知っていると思うが「バニラアイスを砕いたピーナッツと小麦粉のクランチをまぶしたチョコレートでコーティングしたスティックタイプのアイスクリーム。分類上はラクトアイスに該当する。」とwikipediaに書かれている。
「あまり体に良くない。」とは思いつつ、1日にいくつもアイスは食べてしまうほどの無類のアイス好きなので「ブラックモンブラン」をゲットしたときはテンションが上がったが噂どおり。人気があるのは良く分かる。チョコバリも好きなアイスの1つになるが「バニラの部分はブラックモンブランの方が上かな!?」と思った。2つのアイスは値段的にはあまり変わらないが「ブラックモンブラン」の方が高級感はある。
常に入りきらないほどのアイスが冷凍庫に入っているが「冷凍庫に保管しておくべきアイスが1つ増えた。」のは良かった。Jリーグは多くの企業に支えられて発展してきたが、正直、「Jリーグのクラブをサポートして会社にメリットがあるのかな…。」と思うところはある。「あまりメリットがなかった。」と離れていく企業も少なくないとは思うがこういう騒動が起こると改めて企業に支えられていることを痛感する。
2008/06/01 松本育夫(サガン鳥栖GM)のサッカー人生
2013/01/29 思い出のストライカー新居辰基
2019/09/14 【育成年代】 サガン鳥栖の希望の星 U-15日本代表カルテット(楢原慶輝・鬼木健太・福井太智・浦十藏)
クラブ別の人気エントリー・ベスト10 (サガン鳥栖編)
01位 2008/06/01 松本育夫(サガン鳥栖GM)のサッカー人生
02位 2007/07/22 【鳥栖×徳島】 鳥栖での夜に感じたこと (生観戦記 #13)
03位 2009/12/22 前サガン鳥栖監督 岸野靖之の乱
04位 2013/01/29 思い出のストライカー新居辰基
05位 2019/09/14 【育成年代】 サガン鳥栖の希望の星 U-15日本代表カルテット(楢原慶輝・鬼木健太・福井太智・浦十藏)
06位 2013/01/31 鳥栖サポーターにとっての豊田陽平とは?
07位 2018/07/02 【移籍話】 さすがにかっこ悪いよ。FWフェルナンド・トーレスさん。
08位 2013/04/09 鳥栖スタジアム(ベアスタ)で気になったところ
09位 2015/09/19 「サガン鳥栖は雨の降っている試合には弱い。」というのは本当なのか?
10位 2016/07/10 帰らないサポーター(サガン鳥栖×FC東京) ~水沼宏太 サポーターへ涙の挨拶~
00位 2020/02/02 クラブ別エントリー(サガン鳥栖)
- 関連記事
-