はてなキーワード: 子宮頚がんとは
いくつかアドバイス。
まず、一つ目。
実は、健康診断で寿命が延びるというエビデンスも医療費が削減できるというエビデンスもほとんどない。
感度95%特異度95%の検査があったとする。
答えは、2%くらいでしかない。
本筋ではないので計算の説明は省略するが、心当たりも自覚症状もないのに、稀な病気を疑うのは金ドブでしかない。それで労働者寿命が伸びたり医療費削減が?出来るなら、独裁国家で健康診断は強制のはずだ。
なんで日本はしてるのかって?
結核が国民病だったからだ。死因の一位が結核とか言う、石を投げれば患者に当たるくらいありふれていたからだ。
以下レポ。
※個人のただの感想ですので、医学的な部分についてはご自身で調べていただければと思います。
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コメントありがとうございます。相談の方に関しては1人で悩んでいたので、とても励みになります。
ワクチンは未接種で、自費だと6~10万円すると聞き躊躇している状態です。(ワクチン接種で病院に行くのに何回か会社休むことになると思うのですが、処女だとバレるので子宮がんワクチンだと言いたくなく、有給には理由が必要な会社のためどんな理由で休めばいいんだっていうのもあります。くだらなくてすみません…)
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オプションで婦人科検査があると聞き、せっかくだから子宮がん検診を受けてみることにした。
痛いという噂は聞いていたが、とりあえず受けられるんだったら受けたほうがいいんじゃないか?というのと、値段が5000円と比較的安価であったこと、膣に物を入れる感覚を知ってみたかったので覚悟を決めた。
◾️診察の流れ
まず医師と対面する前に、看護師さん(女性)に問診票の確認をされる。
性経験の有無についての項目を「こちら(いいえ)で間違い無いですか?」と指差しで確認。頷くだけでOKだった。
向こうはドライに進めてくれるのでありがたい。
医師から「子宮がんの原因になるウイルスは性交渉により感染するウイルスであることから、性交渉未経験の人が発症することはほぼない」との説明を受ける。また、「未経験だとかなり強い痛みを伴う」とも。以上2点は2回くらい丁寧に説明された。
それならやめておきますと受診しない人も多くいるようで、要は処女は受けなくても問題ない雰囲気だったが、
ゼロとは言い切れないため不安なら受けるのもアリです、みたいな感じ。そりゃそうか、ゼロはないもんな。ということで「受けます」と2度目の覚悟を決める。
できるだけ小さい器具を使って痛みを少なくしますが、それでも痛いと思いますよの説明付き。
◾️診察
診察室には開脚椅子と、隣にカゴがあった。カゴに脱いだズボンと下着(下)を入れ、椅子に座ったら準備できましたと声をかける。
診察時はお腹あたりにカーテンが引かれるため、向こう側(自分の下半身)が見えることはない。
椅子が開いて強制的に開脚状態になるのは精神的に辛かった……。が、膣の痛みの方がもっとつらかった!!(当然)
手の水がきを裂かれるような痛み、と聞いたことがあるが確かにそんな感じ。グリグリした感覚と、グイグイ押し広げられる感じ。裂ける!と思った。
でももしガンになっててそれを見つけず放置したらもっとつらいことになるんだぞと言い聞かせて
頑張った。
(痛みで腰が何度か浮いてお尻をくっつけてください😠と言われてちょっと恥ずかしかった。)
息をハーと吐くと楽になります、はい、ハーと何度か言われて必死にハーハーしたがほぼ意味なし。
もし私と同じ状態で受けようとしてる人いたら、びびらせてごめんね…。これが正直な感想です。
これが気持ちよくなる日がくるのか!?信じられない、といった感じ。それとも、性的快感を伴っていたり、器具じゃなくて人体ならまた違った感触なのだろうか。
◾️診察後
終わった後は呆然。医師が検査の結果問題ないことを告げていたが、異物を入れた衝撃の方が強すぎてほとんど聞き取れてなかった気がする(バカ)
謎の達成感があり、おぉ…😮という表情になってしまった。
それを見てか、看護師さんが初めての方だと緊張なさる方も多いんですよ、よくがんばりましたねと微笑んでくれてそこでやっと力が抜けた。
診察室で待っている間、20分くらいは膣の入り口と子宮のあたりが痛かった。弱めの生理痛みたいな感じ。でもそれも時間が経つにつれ治った。
未経験だと稀に出血するという事例を知っていたのであらかじめ下着にナプキンをつけておいたが、1日経っても出血はなし。
(また、診察室のカゴの中に新品のナプキンが用意されていた。)
◾️総評
別に受けなくても問題なかったが、「もしかしたらガンの可能性も」の「もしかしたら」が解消されたのは嬉しかったし、何よりこんな感覚なのか!というのが味わえたのでよかった。
ただ次受診するなら性交渉を経験した後かなあ。未経験のままだったら今後は受けないかも。
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30を目前として、やはり性経験はあったほうがいいのかなあと悩むことがある。
一応、高校生や大学生の頃に男性と寝る経験はあったが、どうしても膣に物を挿入するのが怖くて、どの時もギリギリで拒んでしまった。
直接的な生々しい話で申し訳ないが、いつも手か口で終わらす…というような感じ。
(口内感染でも発症することがあるというのが今回一応検診を受けた理由でもある)
〇〇歳で処女はやばいよって書かれた漫画のバナー広告を見た時、読ませるための過激な煽りだとわかっていても、
やっぱやばいのかなあ、あの時入れておけばよかったかな、と後悔してしまった。
こういう気持ちってどうしたらいいんだろうな〜
追記です
今日1日だけで意外と多くの反応があってびびってる。
1人2人くらいに馬鹿だな可哀想だなと言われるのがオチだと思ってたんですが。
少なからず子ども欲しいという話してたけど、いつも将来的にはねみたいな答えだった。どうもそのときはそこまで深く考えてなくて、私が真剣に欲しいというので真剣に考えたら生活が変わるし子供との接し方もわからないし怖いということらしい。
そりゃそうだねと言うしかない。
・別れた方がいい
多分別れないし、やはり別れたくない。真剣に子どもは拒否されたけど、不倫やDVのような不信感を抱くはなかった。怖いっていうのがとても伝わってきたし、怖いと言われた側って別れようってならないんだなと思った。
ちなみに旦那さんはバツイチでも既に子持ちでもなく初婚。なんかむしろ私が暴走して別れられる側になりそう。
はっきりとは聞いてないけど、旦那さん的には幸せで穏やかな生活なら、結婚しようがしまいが子どもがいようがいまいが関係ないのかもしれない。結婚のときも同棲のままは嫌だとこっちから切り出し結婚した。職場は独身の人が多いらしいし、親戚付き合いも少ないし結婚してない人はおかしいみたいな偏見にも触れたことなさそう。私は肉親やら昔からの友人がそういう偏見を普通に口出す人たちなので、私はそんな偏見持たないと内心思ってたけど、結婚しないと普通じゃないって思った時点で同類だったな。
書いてて思ったけど偏見も持たない素直に今の幸せを維持したい旦那さんが正解な気がしてきた。
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私(31)はこれから先既婚子ありの人生だと思っていたのだけど、どうも旦那さん(40代)が子供を欲しがらないのと自分の子宮頸がんの検査結果(軽度異形成)のおかげで子供を諦める、諦めざるをえない気がしてきた。
まさかそんな旦那さんがそんなに欲しがってなかったとは思わなかったとか、子宮頚がんワクチン打ってなかったからとか、色々後悔してる。
けど今から別れてさっさと子作りしてくれるような相手を探して結婚するとかは考えてはみたが、ますます後悔しそうだったのでやめた。
旦那さんは家事もしてくれるし優しいし趣味も合う。子供欲しがらない時点で優しくねえだろという感じだが、どうも子供ができるのが単純に怖いということらしい。たしかに私と喧嘩もしなければ、お互い働いてるので生活も余裕があるしある程度自由で居心地がいい。その生活自体が一変することが怖いということなんだろう。
それでも、私は旦那さんの優しさにつけ込んで泣き落としで子宮頚がんになる可能性もあるし年齢的にと迫ってみたけど、お互いに精神的に不安定になってしまって関係に溝ができそうになったので私が一旦諦めるという宣言をして話は終わった。
一旦諦めるとは言ったものの、旦那さんと離婚する将来と同じように子供がいない人生もなんとなく考えつかなかった。
今までの人生、進学も就職も居住地もそんなに深く考えずになんとかなるだろうと選択してきて、まあ大体なんとかなった経験から、私は人生において何かあっても割と臨機応変にできるタイプなんだろうなと自惚れていたけど、全くそうじゃなかった
そもそもどこにも進学できないとか就職できないとか住めないとか、そんな無い状態にはならないだろうみたいなのが無意識にあったから軽く考えていられただけだった
子どもがどういう子であれきっとどうにかなるだろうみたいな気持ちにはなっていたのだけど、そもそもその気持ち自体が子どもを産める前提でいたのが否定されて、どうしたらいいのかわからなくなった。
28才ぐらいのとき処女だったが、問答無用で子宮頚がん検診された。
不正出血(月経時以外の出血)で婦人科に受診したのだが、内診のついでに検診された。
婦人科の内診は股が自動的にカパッと開脚させられる椅子に座って、カーテンの向こうにいる先生が処置する。
クスコという器具(なかなか凶悪な外見をしているのでぜひググってほしい)を膣にぶっ刺すのだが、最初通常サイズのものを刺されたようで「痛っ!!」と言ったら「子どもでも大丈夫なやつに変えるからねー」と一番細いものに変えてくれた。問診票には性行為の経験無しとしっかり書いていたのに…。
子宮頚がん検診は、子宮口の先の子宮の入口部分(子宮頸部)の組織をこすりとるだけ(まあまあチクッとする)なので、元増田のいう子宮破裂の恐れというのは誇張表現だと思うが、確かに人によっては心理的に抵抗感のある検査なので、ほぼ感染の可能性がない処女がわざわざ受ける必要はないと思う。
多くの自治体がそうだと思うが、うちの自治体では子宮頸がん検診は2年に一回は無料で受けられるため、それ以来婦人科に通院するついでに該当年は子宮頸がん検診をされている。途中で結婚したが夫も他に性交渉の経験がないので、夫を信じる限り今後も感染の可能性はないと思っているが、まぁちょっとチクっとするくらいいいかという感じである。
ただ経験がなかったとしても、婦人科の内診は早めに経験しておいたほうがよいと思っている。割と生理の不調を持っている女性は多いと思うが、
内診を受けたことがあると婦人科受診のハードルが下がる。妊婦ばっかりで行きにくいと思う人もいるかもしれないが、産科のない婦人科に行けばいいし、割と老若問わず来ている。
ちなみに自分は不正出血は特に問題なしと言われたが、カンジタ膣炎と言われて治療することになったが、婦人科を受診しなかったら軟膏で誤魔化していたかもしれないので、受診してよかったと思う。(カンジタは常在菌なので性病ではない)
花粉症なので3ヶ月に1回ほど定期通院してる。
先月末にコロナを発症し近所の耳鼻咽喉科に行った話や、コロナの鼻や喉の症状は一昨日くらいにようやく治ってきた話をした。
「蓄膿症になってないか診てみますね」と言われ、鼻の穴に何度もスプレーをして(あれってなに?麻酔?)、細長い器具を鼻の穴から喉の奥まで挿入。
アアアアアアア………、あああああああー痛い🥹🥹🥹
大人だが涙目になった。痛いってことはスプレーは麻酔ではなかったのか。
器具を入れた状態のままで「スンスンと鼻で匂いを嗅いでみてください」と指示されたが、痛みによるショックで指示に従うまで30秒くらいかかってしまった。
コロナとかインフルの検査をするときに鼻から突っ込む検査器具と同じ系統の痛みですわ。
子宮頚がん検査、子宮体がん検索もそうだけど、体内の臓器に細長い器具を挿入する検査が自分は死ぬほど苦手だと分かったよ。
さすが処女だよ。もう永久に処女でいいや。挿入は痛いってインプットされちゃったから。
ちなみに胃カメラや大腸がん検診はまだ受けたことないけど、たぶん同じように辛いんだろうね。
ちなみに蓄膿症にはなってなかったみたいで一安心だった。その後、二時間くらいは鼻から喉にかけて器具を挿入された痛みと違和感が残ってた。
何が言いたいかと言うと、私はチキンで痛みに弱い。挿入は痛くて怖い。なるべく挿入されたくない。
大学病院から帰ってきたらグッタリ疲れ切ってしまった。ご褒美に吉野家の親子丼をテイクアウトして帰ってきた。
これが(少なくとも自分の味覚では)ツユダクで鶏肉もふんわり柔らかくてかなり美味しくって、少しメンタル回復した。
そのあとは気づいたら昼寝してた。
ここ最近は悪夢ばかり観てたのだけど、このとき見た夢は楽しい夢だった。
ずっと夢の中にいたかった。
2週間前、突然膣から血が出た。生理予定日はまだ先だしこれが不正出血かと思って色々調べると、ホルモン異常、ピルの副作用に加えて子宮頚がんの症状と出てくる。
最後にがん検診をしたのは1年半前。ピルは長いこと飲んでるけど不正出血なんて今までなかった。まさかそんなことないよね…と血の気が引いた。
子宮頚がんの原因は性行為で感染するHPVウイルスで、それを予防するワクチンがあるが私は受けていなかった。
色々話を聞くも結果を待つしかないと言われ、子宮頚がんになった人のブログや医師監修のサイトを見まくる日々が始まる。1年半で急激に進行することはほぼないと言われたけど、何事も例外はある。
そういえばセックスするときに微量の出血があることもあった。これも子宮頚がんの症状らしい。
検査結果が出るまでの1週間は睡眠不足で仕事も手につかなくてしょぼくれてた。
結果、がんの兆候はなし。
じゃあ何だったのか?というと分からず、ホルモン異常でしょう。とのこと。えー…
HPVワクチン、私が学生のころはまひなどの重大な副作用が出る恐れが高いという報道があり、親も私も怖がって受けなかった。
私はこの何も起きない町の周囲よりは少しばかり裕福な米農家で生まれ育った。
父親は県立高校で教鞭を執りながら祖父とともに清酒用の米を作り、休日には手繰川や印旛沼沿をぶらぶらしながら空気銃で鴨を撃つのどかな人間であった。
酒々井町立酒々井中学校に在学中、私は坊主頭を拒否し横分けを貫いていた。そんな私に対してある1人の教員は事あるごとに拳骨を浴びせてきたが、それほど大事にはならなかった。それほど酒々井はのどかな町であったのだ。
千葉県立佐倉高等学校に在学中、私はよく手繰川まで自転車を走らせ鰻を釣った。これを庭で焼き、甲子正宗とともに一杯やるのが最高なのである。
当時、千葉県立成東高等学校に在学していた私の彼女は私がヘベレケになる様子を見ながら「高校生でお酒飲んで煙草なんか吸ってるとがんになって死んじゃうからね!」とよく叱った。
彼女とは大学卒業頃に疎遠になった。日本女子大学に進み栄養士となって病院で働いていた。私が一橋大学商学部を卒業し、さらに神戸大学医学部医学科に進み、そこを卒業する頃に他の男と結婚した。
「がんになって死んじゃうからね!」と言っていた彼女は子供を産んですぐに子宮頚がんに襲われた。
私は彼女を救おうとしたが、その頃既に私は酒々井で「気狂い」の烙印を押されており彼女が入院しているのが千葉県立東金病院であるということを聞き出すのも一苦労であった。ようやくたどり着くもストックホルム貴族達の息の根のかかった千葉県警に拘束され、私がプロポフォールで意識を奪われている間に彼女は亥鼻の医局員共にステロイドを過剰投与され殺された。
一橋大学商学部在学中、私は友人や教授などお世話になった人に何かと酒を振る舞うことが多かった。
酒々井町で生まれ育ち、酒々井町立酒々井中学校に通っていた私は3年の頃から父と晩酌し始めた。千葉県立佐倉高等学校に通う頃には手繰川で釣った鰻を庭で焼き甲子正宗を飲むような人間になっていた。
酒々井中学校から千葉県立成東高等学校に進学した私の彼女は酒と煙草をとても嫌い事あるごとに「ガンになっちゃうよ!」と怒ったものだった。
そんな彼女は私と別れ、私が神戸大学医学部医学科を卒業する頃に他の男と結婚した。そして子供を産んですぐに子宮頚がんにより亡くなった。
当時、既に私は神戸大学の医局を追放されていた。千葉県立東金病院に駆けつけた私をストックホルムの息の根がかかった千葉県警は拘束し、千葉大学医局から差し向けられた医師達はプロポフォールの投与を命じた。
私が目を覚ました頃に彼女は亡くなっていた。恐らく怖気ついた亥鼻の医局員たちがステロイドを過剰投与したのだろう。
彼女の夫は自分の愛する妻がストックホルム貴族達によって殺されたことも知らず、直接手を下した亥鼻の医局員たちに頭を下げていた。
私はあれほど怒りに震えた日はない。
嫌なこと思い出させんなよ。性格悪いな。アイヌ人か?琉球土人か?大陸土人か?
もう特定されて全然構わないから懐古するけど、高校の時ダンス部の女に「私の方が背高い!」とか言われて背比べさせられて「弟にしてあげる」とか言われて笑われたことあった。あの時は怒りのあまり親父が母親捨てる前に母親にあげたらしいロシア製のイースターエッグ粉々にした。その後妹に丸文字で偽のラブレター作らせて、そいつの名前で女の卓球部の先輩のロッカーに入れてレズ疑惑を流行らせて鬱憤を晴らした。
なんか過去に受けた色々な不当な扱いを思い出して本当に不快な土日になった。最近はsun値正常だったのに。全ては高身長の旦那と高身長の息子を称賛して低身長の男をバカにするツイートをしたあの主婦のせいだ。全世界の子持ち女は子宮頚がんになって死ぬべき。
コロナ禍で、入院に付き添うのも制限されるという話なので、乳がんの女性には頑張れと伝えて、破水したと連絡を受けた女性にも頑張れと伝えて、私はどちらにも付き添わなかった。
惜しい
私はクズだ。
片方は予定日より早く破水して入院。もう片方は子宮頸がんの手術を明日に控えて入院。
そして私は、そのどちらの場にも居合わせず、今夜、一人自分の部屋から両方とチャットしている。
妻は不倫相手の存在を知らず、不倫相手にはそもそも既婚者であることを伝えていない。
もう一度言おう。私はクズだ。普段は善良な所帯をもつ夫の皮を被ったクソ男だ。
妻とは知り合って8年になる。とある趣味の世界で知り合いになり、人並みのデートを重ねて、お互いを信頼しあえる関係になり結婚。理想の夫婦とまでは言わないが、それなりの苦楽を共にしてきた絆があると自負している。
不倫相手とは付き合って10年。元々夜の店で知り合いになり意気投合。やがて普通に会うようになって、お互いモテないわー、そろそろ結婚しないとやばいわーと愚痴をこぼしながら他愛もない会話を肴に酒を飲んで身体を重ねる関係を定期的にグダグダと続けている。
自分を曝け出せるのは不倫相手の方で、心からの戦友と呼べるのは妻の方だ。
どちらに対しても偽りなく愛情のようなものはあるし、どちらに対しても墓場まで持って行こうと決めた隠している自分がいる。
一人の女性から妊娠の報告を受けたのは、去年の冬だ。相手の誕生日祝いとして外食していた時に聞き、驚きはしたが心の底から嬉しかった。
もう一人の女性から子宮頚がんの報告を受けたのは、今年の春先だ。なんでもない日の居酒屋で、健康診断で異常が見つかったから今度精密検査を受けてくると聞いた。これも驚いたが、なんとなく嫌な予感がした。結局初期ではあるものの、やや進行していたことがわかり、手術で切除することになった。
その後半年ほど、私は二人ともにできる限りのケアをした。妻には日々寄り添って少しでも楽に暮らせるよう生活を支え、不倫相手にはこの先に待ち受けるであろう未来について調べ適切なアドバイスをし、少しでも心が安らぐよう相談相手を続けてきた。
がんになった女性の方は、実はかなり若い頃に免疫系の大病を患った経験があり、手術そのものに身体が耐えられない可能性があるらしい。明日の手術も、もしかすると、という覚悟をもって私も本人も臨んでいる。
出産を迎えた女性の方は、母子共に健康でなんの心配もない。やや高齢出産なことが気になるくらいか。男の子か女の子か検査でもよくわからないので、両方の性別でも通じる名前を考えてよ、と言われている。
コロナ禍で、入院に付き添うのも制限されるという話なので、乳がんの女性には頑張れと伝えて、破水したと連絡を受けた女性にも頑張れと伝えて、私はどちらにも付き添わなかった。
いや、コロナ禍で、というのは言い訳で、正直どちらの場にも居合わせる気にはなれなかった。どちらにも心から幸せで無事であって欲しいと願っていて、同時にそのどちらの運命に関わることからも逃げ出したい自分がいて、最後の最後に寄り添える自信がなかった。仕事が忙しいと言い訳をして、きっと寄り添って欲しかっただろう二人の大事な場面から逃げた。
どちらの女性も体調は今は落ち着いているらしく、夜は暇なのだろう。いつもよりも頻度が高くメッセージが来る。どちらにも私は真剣に返していて、今夜は頭がフル回転だ。二人の女性とそれぞれ別々に歩んできた日々を思い返しては、胸がいっぱいだ。
ようやく二人とも眠りにつき、メッセージの嵐が収まったので、私自身が抱えきれないこの思いをここに吐き出させてもらう。ま、長年だらしないことをしてきたクズ男の自業自得な話だ。
さて、私はここまで、がんを患った女と、出産を迎える女の、どちらが妻で、どちらが不倫相手かは敢えて明確にせずに 書いてきた。
察しの良い人にはバレてるかもしれないが、きっと明日以降、この話には進展があり、追記を書く予定なので、その時に答え合わせをしようと思う。