フォワード→ 内山JAPANのときは183センチのFW小川航(磐田)が絶対的なストライカーとして君臨した。年代別代表の得点源となって国際試合でゴールを量産したが去年5月のU-20W杯の本大会で大怪我をして長期離脱。復帰してからも磐田で十分な出場機会が得られていない。高卒3年目になるが伸び悩み気味である。今年5月に行われたトゥーロン国際大会のときも存在感を発揮できずに微妙な立ち位置になっている。
FW小川航が有望なストライカーであることは間違いないがJリーグの舞台で結果を残さないと五輪代表に生き残ることはできない。その間に台頭してきたのがFW上田(法政大)になる。トゥーロン国際大会のポルトガル戦で2ゴールを挙げると、アジア大会でも3ゴールを記録。森保JAPANのフォワードの中では誰よりも結果を残してきた。アジア大会ではスーパーサブ的な起用法になったが勝負強さを発揮した。
180センチなのでCFとしてサイズに恵まれているわけではないが跳躍力があって空中戦に強い。さらにはスピードがあって得点感覚も鋭いので万能型のフォワードであり、万能型のストライカーである。評価は急上昇中と言える。高校時代は目立つ選手ではなかったが大学に進学して五輪代表に召集されて一気に開花した。法政大の2年生になるが早い段階でのプロ入りも十分にあり得る状況になってきた。